本記事は筆者である私が未経験・ゼロスキルから700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。
ポリゴンNFTってなに?
イーサリアムとどう違うの?
そもそもポリゴンはどう買うの?
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
本記事ではポリゴンNFTの買い方やそもそもポリゴンの入手方法などがわかる内容になっています。
実際に700件以上のNFT売買を通じて体験してきた内容に加え、各所の最新情報をもとに記事作成しています。
記事前半ではポリゴンとイーサリアムの違いについて、後半ではポリゴンNFTの買い方を解説するのでじっくり読み進めてみてください。
イーサリアムとPolygon(ポリゴン)の違い
ポリゴンはイーサリアムが抱える問題を解決するために作られたレイヤー2(セカンドレイヤー)です。
セカンドレイヤーとはメインチェーンに並走する形のプロックチェーンを指し、ポリゴンはイーサリアムチェーンと相互運用性を持って設計されています。
ポリゴンチェーンは相互運用性を持つことから、異なるブロックチェーン間でトークンやデータを移動できるのが特徴。
イーサリアムの課題については以下で解説していきます。
そもそもポリゴンチェーンが作られた背景
イーサリアムチェーンの抱える問題はおおきく二点あります。
上記の問題を解決するためにポリゴンチェーンは存在しています。
取引スピードの速度低下問題
イーサリアムチェーンが混雑することで取引スピードが低下する課題があります。
簡単に言うとイーサリアムのブロック生成時間は約13秒となっており、情報を詰め込むだけ詰め込んで承認していくからです。
イーサリアムは情報だけでなくスマートコントラクトのプログラムも書き込まれているため、情報量が増えた結果として取引スピードの低下につながってしまいます。
イーサリアムが使われれば使われるだけ深刻になるため、ネットワークの処理速度やブロック生成速度を早めるなど根本的な改善・対策が求められています。
ガス代(手数料)高騰問題
イーサリアムチェーンの取引が混雑することはガス代の高騰問題にも直結しています。
ガス代(手数料)は金額を積んだものが優先されるいわゆる『ファストパス』となり、ガス代を低く抑えているものはずっと承認されず後回しとなっていくから。
そのため少しでも早く取引を成立させるために競う形でガス代が跳ね上がっていき、一回処理するために1万円近いガス代がかかることも。
ガス代が高騰してしまう問題は常に発生しており、イーサリアムチェーンの課題となっています。
ポリゴンが買える仮想通貨取引所は?
とはいえポリゴンはあくまでイーサリアムやビットコインのようにどこでも購入はできません。
国内で取引できるのはコインチェックとBitTrade、BITPOINTの現状3社のみ。
ビットフライヤーやbitbankの「ポリゴン」はNFT取引に一切使えません。
購入する際は同じ名前なので間違えないようにしましょう。
Polygon(ポリゴン)のメリット
一方ポリゴンチェーンのメリットは主に以下の二つが挙げられます。
それぞれのメリットを解説していきます。
ガス代が激安
ポリゴンはガス代がイーサリアムに比べて安いことが特徴のひとつです。
ポリゴンチェーンはいわば「快速列車」のため、各駅に発着するコストを軽減しているから。
停車駅を減らすことにより、イーサリアムに比べて手数料(ガス代)の軽減が図れます。
ポリゴンは発着コストが軽減されることで、結果としてガス代が安いのが特徴です。
高速処理が可能
ポリゴンはイーサリアムに比べて高速処理が可能になっています。
なぜならイーサリアムが約13秒に対してポリゴンは約2秒でブロックが生成されていくから。
ブロックがいち早く生成後出荷されていけば、次々と舞い込んでくる情報処理やプログラムをこなしていけます。
ポリゴンチェーンは毎秒約2秒というわずかなブロック生成時間の速さから、高速にて情報処理やプログラムをこなしていけます。
Polygon(ポリゴン)のデメリット
ポリゴンチェーンのデメリットは以下の通り。
それぞれデメリットを解説していきます。
イーサリアムの補助チェーンである
ポリゴンチェーンはあくまでイーサリアムの問題を解決するために作られたセカンドレイヤーです。
そのためかメインとなる使われ方はほぼされず、スポットライトを集めるには至っていません。
実際に会員証や記録用、ゲームNFTとして使われるケースが多くNFTアートとしての売買はごく稀。
手数料が安いことで頻繁に使われるのではなく、安価版としての使われ方であり高額ポリゴンチェーンNFTの売買はほとんどありません。
利用者が少ない
ポリゴンチェーンは利用者が少ないこともデメリットのひとつです。
上記で解説したように会員証や記録用として使われることが多く、売買目的で使われるケースが少ないため。
利用者が少なく価格も安いことからポリゴンチェーンで高額NFTになるケースもほぼなく、高額NFTはイーサリアムチェーンにて展開されています。
ポリゴンチェーンは利用者がイーサリアムチェーンの約半分の利用者となっている点や単価が安いことから高額NFTが出てくる環境にないのがデメリットです。
採用率が低い
イーサリアムがメインの取引であり、ポリゴンチェーンを活用する企業やアプリが少ないのもデメリットのひとつです。
チェーンの活用事例が増えれば開発者も増えて、よりチェーン全体が堅牢になり利用者も増えていきます。
しかしポリゴンチェーンは採用率がイーサリアムに比べて低く、活用事例が少ないのが現状。
スタバのNFTはポリゴン(MATIC)で発売されています
チェーンの採用率が低いことが上記の利用者が増えないひとつの要因にもつながっています。
詰まりやすい
ポリゴンチェーンは実際取引してみると、よくガス詰まりを起こすのがデメリットとして挙げられます。
快速列車のようにスムーズな処理が特徴なのに、いざ取引してみるとイーサリアムチェーンに比べて圧倒的にガス詰まりを起こしてしまいます。
ガス詰まりとは処理の詰まりのことを指し、時間が解消する場合や追加でガス代支払いをして解消させる必要があり非常に面倒。
ガス詰まりを起こすと解消されない限り別の処理ができないため、頻繁に詰まってしまうポリゴンチェーンのデメリットとして挙げられます。
オークション販売ができない
ポリゴンチェーンのNFT販売では、オークション販売ができないのもデメリットです。
イーサリアムチェーンではオークション販売できるのに対し、ポリゴンチェーンではオークション販売できません。
そのため競り合って高額で落札されることはなく、設定金額で売っていくほかありません。
ポリゴンチェーンNFTにてオークション販売ができない点は、盛り上がりを作るNFT販売においてはマイナスでしかありません。
Polygon(ポリゴン)NFTを買う準備
ポリゴンチェーンのNFTを買うために事前に2つの設定をメタマスクにしておきましょう。
それぞれ解説していきます。
Polygonネットワークを追加
最初にメタマスクにポリゴンチェーンを表示対応させます。
メタマスクを起動しロックを解除して左上にあるアイコンをクリックします。
「ネットワークを選択」となる欄から「ネットワークを追加」をクリックしましょう。
「ネットワークを追加」をクリックすると別ページが開くので、「ネットワークを手動で追加」をクリックします。
上から順番に空欄を埋めていき、最後に保存を押して終了です。
- ネットワーク名:Polygon Mainnet
- 新しいRPC URL:https://polygon-mainnet.infura.io
- チェーンID:137
- 通貨記号:MATIC
- ブロックエクスプローラーのURL(オプション):https://polygonscan.com/
上記をコピーして活用してください
トークン(MATIC)表示を追加
上記の対応でメタマスクにポリゴンチェーンが表示できるように設定されました。
続いて通貨記号:MATICを表示させる手続きをしましょう。
coinmarketcapのポリゴンページにアクセスしてください。
上記リンクが直接ポリゴンページになっています
続いて画面左側にあるメタマスクマークをクリックすると、メタマスクが起動するので「トークンを追加」をするだけです。
これでポリゴンチェーンの表示とトークン(MATIC)の表示が完了です!
ポリゴンNFTアート取引のはじめかた
ポリゴンNFT購入の始め方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を達成した国内最大手の取引所。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
ポリゴンチェーンのMATICを使えばイーサリアムにてかかる費用の1/100以下でNFT作成ができるため試しに作ってみるにはとても重宝します。
国内屈指の会員数をサポートする体制と初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がおすすめです。
\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/
ビットトレード
BitTradeはこんな人におすすめ:シンプルに仮想通貨取引も試してみたい方
BitTradeはネットの口座開設で進めると最短5分で口座開設手続きが終了する気軽さが特徴。
業界最安となる2円から仮想通貨取引ができる上、シンプルで使いやすいアプリもリリースされています。
NFT取引で使うETHやポリゴン(MATIC)以外の仮想通貨取引もしてみたい方におすすめ。
過去ハッキング被害もない万全のセキュリティも安心材料ですね!
BITPOINT
BITPOINTはこんな人におすすめ:NFTゲームをやってみたい方
BITPOINT最大の特徴はWeb3ゲーム(NFTゲーム)系の仮想通貨(トークン)を幅広く取り扱っている点です。
有名インフルエンサーが手掛けるWeb3ゲーム「PROJECT XENO」や「キャプテン翼RIVALS」、「jobtribes」などで使う仮想通貨(トークン)を売買できます。
BITPOINTのみがNFTゲームのトークンを扱っているため、Web3ゲームを遊んでみたい方は絶対に開設しておきましょう!
ポリゴン(MATIC)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ポリゴン(MATIC)を購入しましょう。
送金手数料やガス代も考慮して多めに確保しておくのがおすすめですよ。
メタマスクの導入と設定
仮想通貨ポリゴン(MATIC)を入手したら、個人管理のウォレット:メタマスクを導入します。
仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスクに収められます。
Google Chromeの拡張機能から無料で導入できます。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスク導入後はネットワークとMATICの対応させましょう。
ポリゴン(MATIC)を送金する
国内取引所にて購入したポリゴン(MATIC)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のポリゴン(MATIC)送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にポリゴン(MATIC)を送金
ウォレットアドレスが間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
OpenSeaでポリゴンNFTの買い方解説
オープンシーでポリゴンNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
【Step1】OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにPolygon(ポリゴン/MATIC)が入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
【Step4】ポリゴン(MATIC)を支払い購入する
欲しいNFTを見つけたらカーソルをアイテム状に運ぶと表示される「Buy now」を押して購入に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされ支払い後すぐにNFTが届きます
購入したNFTはOpenSea上のウォレットから確認できますよ!
ポリゴン(Polygon)NFT購入時の注意点4つ
ポリゴンNFTの買い方にて注意する箇所は以下の4つ。
事前にチェックしておいて間違えないようにしておきましょう。
メタマスクを対応させておく
メタマスク側の対応を必ずしましょう。
メタマスク側の対応していないと表示されないばかりか取引もできません。
焦らずにチェーンの対応→トークンの追加をやりましょう。
古い情報に惑わされない
少し前までポリゴン(MATIC)は国内取引所で購入できなかったため、入手手段が限られていました。
しかし2023年12月現在コインチェックとビットトレード、BITPOINTであればポリゴン(MATIC)を直接購入できます。
古い情報にはOpenSeaやメタマスクで「スワップして」とありますが、直接購入してしまえばOK。
ポリゴン「MATIC」はコインチェックやビットトレード、BITPOINTから直接購入して送金しましょう。
繰り返しになりますがビットフライヤーやbitbankのMATICはNFT取引に一切使えないのでご注意を!
OpenSeaには混同して出ている
OpenSeaではポリゴンの「MATIC」とイーサリアムチェーンの「ポリゴン」が同一の「ポリゴンチェーン」としてまとまっています。
そのためポリゴンチェーンで絞ってもポリゴンETHおよびポリゴンMATICがヒットするため非常に厄介。
実際にOpenSea上のコレクションを「ポリゴンチェーン」で絞ると、以下のように混同して表示されます。
それぞれ支払いトークンが異なれば購入できないので注意が必要です。
メインコレクションには不向き
上記で解説してきた通り、ポリゴン(MATIC)でのNFT販売は収益のメインにはなりづらいのが現状です。
なぜなら取引人口が少ない上に価格もイーサリアムの1/100以下で流通・売買されているから。
収益化を目指すステップ・練習として、ポリゴン(MATIC)のNFT販売は向いています。
ポリゴンチェーンのNFT販売を収益のメインコレクションとしないようにしておきましょう。
NFT取引の注意点
NFTを買う時は4つの注意点に気をつけてください。
それぞれ解説していきます
ガス代を見て購入やNFT移動する
NFTを購入や移動する場合にはガス代という手数料が必ず発生します。
このガス代は24時間365日変動していて、混雑するタイミングは高額なガス代を請求されることも。
常時変動するガス代は「ガスナウ」からリアルタイムで推移を見ることが可能で赤い色が濃くなる(数値が高くなる)ほど高騰しています。
無駄な出費を避けるため高騰しているタイミングは操作を極力避ける癖をつけておきましょう。
ガス代が発生するタイミング事例
ガス代を節約すべくメタマスクの操作から低速にすると処理が詰まる原因になります。
変にいじらず、ガスナウで高騰するタイミングを避けて処理しましょう。
より詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
フィッシング詐欺に気をつけよう
NFT取引や仮想通貨取引を始めると、高確率でフィッシング詐欺に遭遇します。
メタマスクを検索すると偽サイトが上位表示され誤ってインストール
OpenSeaに装った偽サイトにメタマスクを接続させる
discordやSNSで見知らぬ人からのDMやメンションが来る
X(旧Twitter)のタイムラインに限定割引やフリーミント情報が流れてくる
有名インフルエンサーになりすます偽物アカウント
詐欺師はあらゆる手段で偽サイトへ誘導してきます。
すぐアクセスする前に、信頼できる仲間にやコミュニティへ相談するなどしましょう。
OpenSeaの偽物に気をつける
OpenSeaには偽物のコレクションが展開されている場合が多くみられます。
表面上の文章や画像はいくらでもコピーできてしまうから偽物が乱立します。
売れ筋のコレクションであるほど、偽物コレクションがコピーされOpenSea上に展開されてしまいます。
見破る方法
owners数やtotal volumeなど偽造できない実績を見比べる
公式discordから直接リンクでOpenSeaへアクセスする
公式X(旧Twitter)から直接OpenSea上のコレクションへアクセスする
もちろんX(旧Twitter)上にも偽物のアカウントが出回っているので、本物かどうかきちんと見極めてアクセスしましょう。
見知らぬNFTには触らない
OpenSea上でメタマスクを接続すると、購入記憶がないNFTがウォレットに届いていることもあります。
住所(ここではウォレットアドレス)がわかれば一方的に送ることが可能なため、詐欺NFTが届くことがあります。
自宅に届くDMやメールと同じですね
スパム(詐欺)NFTはOpenSea上の「collected」や「Hidden」に突然送られてきます。
これらのスパムNFTは下手に触るとウォレットの中身が仮想通貨を含めすべて盗まれる危険性も!
見知らぬNFTは放置しておき、オファーや売買金額が付いていても絶対に触れないようにしてください。
ポリゴンNFTの購入に関するよくある質問
最後にポリゴンNFTの買い方についてよくある質問をまとめました。
- ポリゴンETHの入手方法は?
- ETHからpolygonにブリッジするには?
- OpenSeaの手数料はいくら?
- ポリゴン仮想通貨はどこで買えますか?
- NFTを売れるようにするにはどうすればいいですか?
- NFTポリゴンとは何ですか?
- OpenSeaで出品するとガス代は発生しますか?
- OpenSeaで売る時ガス代はいくらですか?
- NFTのガス代は平均していくらですか?
事前に疑問点を解決しておきましょう。
ポリゴンETHの入手方法は?
ポリゴンETHの入手方法は大きく2つ。
ただしポリゴンETHはNFT購入以外の場面で使わないため、日本円にも換金できません。
是が非でも欲しい!という作品でない限り、あえてブリッジして入手する必要はありませんよ。
スワップするたびに手数料もかかるため使わないと割り切ったほうがいいですよ
ポリゴンETHを入手する方法【メタマスク編】
メタマスクのロックを解除して表示されている「ブリッジ」をクリックします。
クリック後別タブで画面表示されるので、左側に交換元のチェーンと仮想通貨を、右側に交換したいチェーン/仮想通貨を入力していきます。
ここでは通常のイーサリアム/ETHを0.05ETH出し、交換したいネットワークで「ポリゴン」トークンを「WETH」選択しています。
交換元に金額を入力すると、ガス代も含めた手数料が自動計算され、下段にある「Confirm」をクリックすると両替(ブリッジ)がスタートします。
約3分程度で両替(ブリッジ)され、メタマスク内に反映されます
ETHからpolygonにブリッジするには?
通常のETHからPolygon(MATIC)にブリッジするには無料で登録なしで使えるBungeeがおすすめです。
20MATICまでならETHからBungeeでブリッジしてポリゴン(MATIC)が入手可能。
20MATIC以上必要な場合はコインチェックやビットトレード、BITPOINTから直接購入がおすすめ。
ポリゴン/マティック問題1枚で全て解決!最短入手方法・用語も解説に使い方などをまとめていますので参考にしてみてください!
OpenSeaの手数料はいくら?
OpenSeaで発生する手数料は以下のとおり。
NFT売却時にはOpenSea手数料は2.5%売り上げから自動徴収されます。
ガス代はタイミングによって増減しており一律ではありません。
ポリゴン仮想通貨はどこで買えますか?
結論を先に言うと国内ではコインチェックかビットトレード、BITPOINTです。
海外の取引所は日本在住者が使えない場所も多く、かつ口座入金も仮想通貨となるため何かと不便。
一方コインチェックかビットトレード、BITPOINTであれば日本円入金してそのままポリゴン(MATIC)が購入できます。
ビットフライヤーやbitbankの「ポリゴン」はNFT取引に一切関係ないトークンなので間違えないでくださいね!
NFTを売れるようにするにはどうすればいいですか?
NFTを売れるようにするには以下の対策が挙げられます。
市場調査を徹底的に行う
コレクションコンセプトはまとめる
格安にて販売開始する
流行を取り入れる
コミュニティ・ファンを形成する
制作過程を公開する
無料プレゼント企画を開催する
NFTアートが売れないを突破する8つのヒント【NFT初心者OK】にてまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
NFTポリゴンとは何ですか?
NFTポリゴンとは、ポリゴンチェーンで作られたNFTのこと。
NFTとして作成できる代表的なチェーンは以下の通り。
ソラーナは主にNFTゲームで使われており国内では入手できないので、他の3つのチェーンがメインです。
中でもポリゴンは上記で解説したメリットがあるので試しに使ってみたい初心者の方や記念品・記録用として作成するのに向いています。
OpenSeaで出品するとガス代は発生しますか?
はい、かかります。
保有している既存NFTコレクションを初めてリスト(値段をつけて出品)する時にガス代が発生します。
同一コレクションの場合は2回目以降の出品時、ガス代は発生しません。
またOpenSeaのCreate機能にて独自NFTを作成してリスト(値段をつけて出品)する時にもガス代は発生します。
OpenSeaで売る時ガス代はいくらですか?
結論を先に言うと、わかりません。
ガス代は定額ではなく、24時間365日ブロックチェーンの混み具合によって変動しているからです。
目安として0.003ETH前後(約800円前後)かかります。
もちろんETH/円の価格やガス代は常に変動しているので、余裕を持たせておく必要がありますよ。
NFTのガス代は平均していくらですか?
NFTのガス代は上記で解説した通り、常に変動しているため一概にいくらと言えないのが現状です。
ただ2022年度と2023年度では徐々に改善されてきています。
2022年度と2023年度の同時期のガス代を比較してみました。
もちろん一つの目安であり絶対ではありませんが、ガス代が払えないとNFT取引できないため余裕を持たせておく必要があります。
ポリゴンNFTは種類を間違えなければ便利
本記事の要点をまとめます。
- ポリゴンチェーンはイーサリアムの弱点を補うために作られたレイヤー2のチェーン。
- ポリゴンの特徴はガス代が安く承認(トランザクション)が早いという特徴を持つ。
- 一方あくまでメインネットであるイーサリアムの補助のため高額NFT売買では使われない。
- ポリゴンNFT=MATICであり、ポリゴンETHではない。
- MATICは国内ではコインチェックかビットトレード、BITPOINTにて購入でき、そのほかの取引所「MATIC」はNFT取引に一切使えない。
- ポリゴンはNFT作成にかかるガス代などの費用が安いため、初心者のお試し販売や記念品、証明書としての使い方に最適。
イーサリアムチェーンでNFT発行すると数千〜1万近い金額がかかるものの、ポリゴン(MATIC)で作成すると数十円で発行できるため挑戦しやすいのがメリット。
NFT発行でもポリゴン(MATIC)は使い勝手がいいのでNFT購入と合わせてポリゴンNFTを作ってみてはいかがでしょう?