本記事は筆者である私が700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。
スキルゼロ・未経験からでもOpenSeaにてNFT取引ができるように分かりやすく解説していきます。
実際に取引してきた経験をもとにまとめていますので、同じように手順を踏んでいけば取引は簡単にできますよ。
記事前半部分ではOpenSeaのメリットデメリットを、後半ではOpenSeaの買い方や売り方、注意点を解説していきますのでじっくり読み進めてみてください。
目次
OpenSeaとはどんなところ?
OpenSeaとはNFTを売買する世界初のNFTマーケットプレイス(取引所)のこと。
オープンシー(OpenSea)以外にもNFTが売買できる場所はありますが取引量やユーザー数が世界トップクラス。
NFT売買だけでなく、自分でオリジナルNFT作品を作って販売することも可能なNFTプラットフォームです。
OpenSeaでNFTを売買するメリット6選
NFTを売買するメリットは、以下の6点。
- NFTの取引数・売上高が世界最大級
- OpenSeaが日本語に対応している
- 誰でも少額負担でNFTを作成して販売可能
- 幅広いブロックチェーンへ対応している
- ソート機能などの使い勝手がいい
- 売らずに交換できるDeal機能追加
それぞれメリットを詳しく解説していきます
NFTの取引数・売上高が世界最大級
OpenSeaは世界で最初のNFTマーケットプレイスとして誕生しましたが、現在でも世界有数の取引量と金額・ユーザー数を抱えています。
OpenSeaは常に世界最大級のNFT取引量があるNFTマーケットプレイスとして様々なNFTが毎日取引されています。
NFTもイチから作成できそのまま販売までできるマーケットプレイスとしては世界トップで参加しやすいのもメリットです。
2023年10月3日からCreate機能実装によりオリジナルNFT作成には少しだけ費用がかかるようになってしまいましたが今なお優れた取引量とユーザー数を抱えている取引所ですよ。
OpenSeaが日本語に対応している
OpenSeaは、サイト設計が日本語に対応しています。
他の海外マーケットプレイスは日本語に対応しているサイトが少なく、翻訳しながら使うハメに。
翻訳ソフトを介して使うことで、誤訳により意味が変わったり正確な日本語にならないなど何かと不便。
しかしOpenSeaは日本語にサイト全体が対応しているので、誤訳などの心配なしで使えるのがメリットです。
誰でも少額負担でNFTを作成して販売できる
OpenSeaはオリジナルNFTを少額負担で誰でも発行・出品・販売できます。
NFTマーケットプレイスによっては、認定クリエイターや提携企業でないとNFTが発行できない場所も。
個人で認定クリエイターになるにはハードルが非常に高く、素人ではまず不可能。
しかしOpenSeaならいつでも誰でも少額負担でオリジナルNFTを作成して販売が可能です。
OpenSeaのCreate機能から5ステップでNFTを作る方法にて詳しく解説していますので参考にどうぞ。
幅広いブロックチェーンへ対応している
OpenSeaはさまざまなブロックチェーンに対応しているため、幅広い銘柄からNFTを選ぶことが可能です。
主要であるイーサリアムの以外にも、ポリゴン・BNB・Solanaなど8種類のチェーンに対応しています。
実際に使わなくてもチェーン対応していることでOpenSea利用ユーザーが増えることによる売買チャンスも増加。
複数のブロックチェーンから選択できるので予算やニーズ、戦略によってブロックチェーンを使い分けることが可能です。
ソート機能などの使い勝手がいい
OpenSeaは、他のプラットフォームに比べて使いやすい機能が盛りだくさん。
コレクション自体の検索はもちろん、価格別・アイテム別・キャラクター別などの各種ソート機能も充実。
購入履歴もしっかりチェックできるので条件検索で欲しいNFTを絞りやすいですよ。
NFTを売らずに交換できるDeal機能がある
OpenSeaは他のNFTマーケットプレイスにはない、NFTを交換できるDeal機能を追加しました。
このDeal機能を使うことでNFTを売ることなく欲しいNFTと直接交換できるメリットがあります。
反面いくつか条件があることや、日本の税制面における不透明な部分もあるのでしっかりチェックしてからやってみましょう。
Deal機能は新たにNFT売買することなく、OpenSeaを介して直接トレードできる今までにない仕組みのため今後に期待です。
OpenSeaのNFTトレード機能「DEAL」5つの注意点にて詳しく解説しています。
OpenSeaでNFTを売買する4つのデメリット
NFTを売買するデメリットとして以下の4項目があります。
事前に注意点を知っておけばOpenSeaのデメリットを回避できます。
4つのデメリットを詳しく解説します
法定通貨・クレカ決済ができない
OpenSeaでのNFT取引は、仮想通貨のみの決済が必要です。
そのためNFTを売買するにはイーサ(ETH)を中心とした仮想通貨が必須。
日本円・ドルなどの法定通貨や、クレジットカードによるNFT売買はできません。
主要の海外NFTマーケットプレイスでは、法定通貨やクレカ決済はできないのでOpenSeaだけのデメリットではありません。
デジタルアイテムを売買するには、デジタル通貨(仮想通貨)が必要なんですね
表示エラーが頻発しやすい時がある
OpenSeaは表示エラーによるサイト読み込みエラーが発生しやすいのがデメリットです。
膨大なNFTや取引を管理しているOpenSeaの処理問題に起因する可能性もあります。
マーケットプレイス側で発生しているトラブルのため、個人でいくら頑張っても解決しない問題、
再度アクセスし直すなどの手間が発生する点がデメリットとして挙げられます。
偽物コレクションが紛れ込んでいる
OpenSeaでは偽物コレクションが展開されていることがあり、誤って購入してしまう可能性があります。
表面上の画像を使うことで、偽物コレクションは誰でも作れてしまいます。
OpenSeaは誰でも気軽にNFTを発行できる反面、逆手に取った詐欺NFTが誕生しやすい一面も。
調べずに勢いよく飛びつくと、実は偽物だったという危険な目に遭うこともあるのが注意点として挙げられます。
ちなみに本物と偽物を見破るには、コピーができない実数値(売上高やオーナー数・発行枚数など)をチェックしましょう。
ウォレットの中身に注意
OpenSeaで取引していると、購入した覚えのない見知らぬNFTが届いている場合があります。
ウォレットアドレスがわかればいつ誰でもNFTや仮想通貨を送れてしまうため、詐欺NFTが頻繁に送られてきます。
自宅にDMやチラシなどが送られてくるのと同じですね
これらの詐欺NFTは操作するだけでNFTや仮想通貨が盗まれてしまう危険で悪質なものも。
OpenSea上では特に「Hidden」という中に入っていることが多いので、身に覚えのないNFTは決して触れずに無視し続けてください。
オファー(購入希望)が入っていても絶対に触らないでくださいね。
NFT取引の始め方【購入準備をしよう】
NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
国内屈指の会員数をサポートする体制と初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がウリです。
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。
NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
OpenSeaでNFTの買い方手順
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
【Step1】OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
【Step4】イーサ(ETH)を支払い、購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
NFT売買に使われるETHの種類を把握しよう
NFT売買に使われるETH(イーサ)と呼ばれる仮想通貨、実は3種類あります。
え?そんなに必要なの?
安心してください、大丈夫です!
1つのETH(イーサ)があれば9割のNFT取引は問題なく売買できます!
まずは必要な仮想通貨は何かを把握しておきましょう。
必要な仮想通貨その1:黒ETH(クロイーサ)
仮想通貨に色がついているの?
メインで使う仮想通貨「ETH」が「黒イーサ」と呼ばれるものです。
仮想通貨取引所で購入するのが、この「黒イーサ」で、NFT売買の9割はこの通貨です。
NFT売買の9割近くは黒ETH(クロイーサ)で間に合います
入手方法は上記の通り、仮想通貨取引所から日本円で購入し、メタマスクに送金して使えるようになります。
必要な仮想通貨その2:赤ETH(WETH:ラップドイーサ)
赤イーサは別名「WETH:ラップドイーサ」価値は黒イーサと同価格として使えます。
用途としてはオークションやオファーへの入札・購入で必要となる専用通貨です。
オークションやオファーで必要なWETHの入手方法は2種類!にて詳しく解説しています。
必要な仮想通貨その3:紫イーサ(ポリゴンイーサ)
紫イーサは、ポリゴンチェーン上にあるイーサで、黒イーサや赤イーサとまた異なる紫イーサ:ポリゴンイーサと呼ばれる仮想通貨です。
価値は黒イーサと同等ですがまず使いません。
理由は紫イーサ(ポリゴンイーサ)で出品されているNFTがほぼないから。
こんなのもあるよー的な知識として覚えておきましょう。
ポリゴンはさらに2種類!
一般的にポリゴンと呼ばれているのは上記のポリゴンイーサとは異なり、MATIC(マティック)を指します。
イーサリアムと同様の性質があり、ガス代がイーサリアムチェーンより大幅に安いというメリットを備えたチェーンです。
一方で操作が途中で止まってしまう(詰まり)が頻繁に起こるなどの不安定さが課題。
個人売買で使われているケースや記念品の配布、参加賞などで使われるケースが多いチェーンです。
ポリゴン/マティック問題1枚で全て解決!最短入手方法・用語も解説で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
赤ETHの交換・入手手順
イーサの種類が理解できたところで黒イーサから赤イーサ(WETH:ラップドイーサ)への交換手順をまとめています。
繰り返しになりますが、赤イーサ(WETH:ラップドイーサ)はオークションへの入札時とオファーでの購入時に必要。
それ以外は使わないため、そもそも使わないケースが多い仮想通貨です。
両替のたびにガス代という手数料がかかるので、必要となったタイミングで必要な分だけ行いましょう。
黒イーサ→赤イーサ(WETH:ラップドイーサ)に変更する
黒イーサから赤イーサ(WETH:ラップドイーサ)に両替する手順はこちら。
- メタマスクを起動する
- スワップをクリック
- WETHトークンを選択する
- 両替したい金額を入力
- ガス代見積もり
- ガス代を支払い赤ETHへ
メタマスク内で行う手順を解説します
メタマスクのロックを解除し、「スワップ」をクリックしましょう。
次にトークンを選択しましょう。
ここでは黒ETH→WETH(赤ETH)にしたいのでスワップ(両替)先からWETHを選択しましょう。
両替する金額を入力しましょう。メタマスク内にある残高で両替可能です。
両替金額を入力すると、両替後の価格を表示します。
黒ETHと赤ETH(WETH)は同価値のため、変動しません。
両替にかかるガス代は黒ETHで別途支払います。
スワップを押すと両替をしてくれます。
2,3分で両替され、メタマスクに自動反映されるので待ちましょう。
OpenSeaでNFTの買い方は3つの方法がある
OpenSeaで必要な3つの仮想通貨の種類について解説してきましたが、ここからは実際にNFTを買う手段について解説していきます。
NFTをOpenSeaで購入する方法は主に3パターンあります。
購入方法によって必要な仮想通貨が異なります
固定価格購入(Buy Now)
固定価格購入(Add Cart)は、通常の購入できるNFTです。
ほぼ発売されている9割のNFTが黒ETHで通常購入できます。
一部のNFTのみ紫イーサ(ポリゴンチェーン)が必要な場合も。
どこで見分けるの?
各NFTの個別ページに表示されています。
左上に「黒イーサ」マークがあり、価格にもETHと表示されています=黒イーサが必要
対して左上に「ポリゴンマーク」があり、価格はETHと表示されています。=紫イーサが必要
成約のタイミングはカゴに入れたタイミングでなくお会計時の早い順番のため注意が必要です。
発売直後などNFTの流動性が高いタイミングは、購入タイミングも重なることも。
万が一同時で買えなかった場合、ガス代だけ失う形となってしまうため注意が必要です。
オークション購入(Auction)
オークション購入は売り手が競売にかけ特定時間内で購入したい参加者が値段をつけていく形式。
最も高く入札した人が購入できる形式です。
必要なものは、赤イーサ(WETH:ラップドイーサ) でオークション期間は販売者が任意で設定できます。
競売のため入札があれば入札額が上がっていきますが、なければ通常販売よりも安く終わることも。
終了時刻の10分を切ったタイミングで入札あると10分自動延長される
1ETH未満の落札金額は出品者が最終決定権を持つ
1ETH以上の場合は自動で売買成立されます。
オファー購入(Offer)
オファー購入は固定価格のように値段がついていないNFTに対して、購入希望者が売ってほしい金額を提示する購入方法。
必要なものは、赤イーサ(WETH:ラップドイーサ)で、承諾する側がガス代を支払って渡す形になります。
オファーは大きく2種類。
逆にデメリットとなる部分もあります。
うまく使い分けると、安く購入できるかもしれませんよ。
オファー購入その1:アイテムオファー
アイテムオファーは、特定のアイテムに対してオファーを出す購入方法。
ピンポイントでこれがこの金額で欲しい!とオファーをかけることで、リストしていない(販売価格をつけていない)状態のものにも交渉できるのが特徴。
オファー側が価格をつけるので、交渉次第では安く変える可能性も。
ただしメッセージのやり取りはできないため交渉の余地はなく、オファー金額や誰からのオファーなのかで全てが判断されます。
オファー購入その2:コレクションオファー
コレクションオファーは、NFTコレクション全体に対してオファーを出す購入方法です。
コレクションに対してのオファーとなるため、キャラクターなどの指定はできません。
また誰かが売ってもいいとならないと買えないという不安定さも。
コレクションオファー期間は30分〜1ヶ月で、期限が切れると自動的にキャンセルとなります。
OpenSeaにNFTを出品する
OpenSeaにNFTを出品する方法は主に2種類あります。
OpenSeaでは自前コンテンツをNFTにして出品するのに少額手数料がかかるように変わってしまいました。
OpenSeaのCreate機能から5ステップでNFTを作る方法にて詳しく解説していますので参考にどうぞ。
完全無料で誰でもNFTを作れるサイトはRaribleのみ。
【完全無料】RaribleでNFT作成して販売する方法3ステップにて完全無料で作成する方法をまとめていますので是非。
購入したNFTを出品する(転売する)方法を下記で解説していきます。
購入したNFTを出品(転売)する
購入したNFTを出品(転売)する場合、3ステップで出品できます。
- 「Sell」を押す
- 販売金額を設定する
- 販売期間を設定する
転売は購入した時のチェーンでしか販売できません。(イーサリアム→ポリゴンや逆などはできない)
出品方法を決める
購入したNFTを出品する方法は、主に3種類あります。
それぞれメリット・デメリットがあります
固定価格販売:通常リスト
固定価格販売:いわゆるリストで最もポピュラーな販売方法です。
NFT所有者が自由に販売金額と期間を設定して販売中にできます。
設定した金額は値下げはリストしたまま可能ですが、値上げはリストを一旦ガス代払ってキャンセルする必要があります。
購入につながった場合は、自動でNFTと仮想通貨の移動が処理されます。
オークション販売
オークション販売は、購入希望者の競りによって金額が決まる販売方法です。
オークション期間とスタート金額を設定してスタートし、入札・落札には赤イーサ(WETH:ラップドイーサ)が必要です。
人気があれば、競りによって落札金額が高騰する可能性も。
一方で注目が集まらないと価格が上がらない、または入札なしで終わる可能性もあるので集客できないなら避けたほうがいい販売方法です。
プライベートセール
プライベートセールは、特定のウォレットアドレスの方にしか販売しない方式です。
リスト(価格をつけて固定価格販売)時に、特定のウォレットアドレスを入力することでそのウォレットアドレス以外の販売を制限する方法です。
特定の人のみに販売する場合のみこのセール方法は使われます。
OpenSeaのNFT売買手数料一覧
OpenSeaでNFTを売ったり買ったりする場合の手数料は、どのタイミングで発生するかご存知ですか?
発生する手数料は以下の4カ所です。
正しく手数料を理解していないとその売買、赤字かもしれませんよ・・・?
NFT売買時のガス代
NFTの売買時には必ずガス代と呼ばれる手数料が発生します。
具体的には
NFTを固定価格で購入する時
NFTをオークションで手放す(売る)側が引き渡す時
24時間365日ガス代は変動し、混雑すると高騰します。
ガスナウというサイトでガス代がわかるので参考にしてみてください。
数値が高くなり赤色が濃くなるほど高いとなります。
初回コレクション出品(リスティング)時
OpenSeaで初めてコレクションを出品する場合に手数料がわずかに発生します。(1,000円前後)
既存の流通しているNFTコレクションを出品する初回のみ発生し、同一コレクションの2回目以降出品時には発生しません。
AというNFTコレクションで発生した場合、Bという別のコレクションをリストすると発生します。
いわゆるOpenSeaの利用料ですね
アイテム売却時に
OpenSea上で、NFTを売却した際に手数料として2.5%発生します。
売却手数料はNFT購入者ではなく売却者から徴収されます。
NFT売却益からOpenSeaが自動で処理するので何かを直接支払うことはありません。
👉2023年5月から、手数料が0.5%となる「OpenSeaPro」をリリースしています。
売却時に設定されているロイヤリティ
NFTコレクションには、それぞれロイヤリティが設定されています。
ロイヤリティは二次流通時(転売時)にコレクション運営者に売却益の一部を渡すシステム。
OpenSeaの場合0〜10%までの手数料が設定でき、NFTコレクションごとに設定が異なります。
NFT売却時に発生する手数料で、OpenSea側で自動計算されます。
例えば、CNPというコレクションは、ロイヤリティが10%に設定されています。
OpenSeaでNFTの買い方に関する質問
OpenSeaでNFTの買い方に関するよくある質問をまとめました。
- OpenSeaは日本語に対応してる?
- 日本円で買える?
- NFTが売れたら納税するの?
- 安くNFTを入手するタイミングとは?
- 日本のNFTプロジェクトの情報を知りたい
- NFTって稼げるの?
- ジェネラティブってなに?
- PFPって何の略?
- NFTは買ってどうするの?
- Mint(ミント)ってなんですか?
- NFTは今から始めても遅くない?
- NFTは一部の人だけじゃないの?
- 市況が悪いって聞いたけど今やる意味ある?
疑問点を先に解決しておきましょう。
OpenSeaは日本語に対応していますか?
OpenSeaは日本語対応しており、すぐに英語から日本語に変更できます。
画面右上に表示されているアイコンマークにカーソルを合わせると展開される中に「Language」があります。
クリック後、日本語を選択するとサイト表記が日本語になりますよ。
OpenSeaで日本円は使えますか?
結論を先に言うと、使えません。
日本円を含めて法定通貨は全て使えず、仮想通貨での売買となります。
OpenSeaに限らず海外マーケットプレイスは法定通貨が使えません。
仮想通貨ETHを購入し、メタマスクで取引が基本です。
NFTが売れたら納税必要?
はい、必要です。
NFT売買は課税対象のため、利益が出た場合課税対象となります。
年間20万円までの雑所得として組み込めますが、超えた場合は納税義務が発生します。
税金計算は24時間365日価格変動が起こる仮想通貨とNFT、ガス代計算など非常に複雑。
NFT売買を繰り返し行う際はしっかりと意識しておきましょう。
必ず税理士など専門家の指示を仰いでくださいね
安くNFTを入手するタイミングとは?
NFTを安く購入できるタイミングは、ズバリNFTが発売されるタイミング。
特に日本のNFTプロジェクトは「格安」でのスタートが多く、人気によって価格が上昇していきます。
そのため、できるだけ発売直後が最も安い価格でNFTを購入できるチャンス。
ただし、すべてのNFTプロジェクトが価格上昇していくわけでもないので注意が必要です。
さらに「AL:Allow List」を持っていると・・・?
日本のNFTプロジェクトの情報を知りたい
日本NFT情報局がおすすめです。
など多数のメリットがあります。
日本のNFT情報を1箇所で効率よく収集する方法【Nパス】にて詳しく記載していますので合わせてご覧ください。
NFTって稼げるの?
結論を言うと、ちゃんとした知識があれば儲かります。
2022年度のようなNFTアートの勢いはおさまりましたが、NFT転売でもNFT出品でも稼げます。
NFTアートで稼ぐ出品・転売全9戦略|これから始める失敗回避方法にてまとめていますので参考にしてみてください。
ジェネラティブってなに?
ジェネラティブとはプログラムによって複数のパーツから自動生成されたNFTのことです。
服装・武器・背景や表情など各数種類バラバラのパーツを、プログラムでランダムにパーツを組み合わせて1つの画像を大量に生成する仕組み。
1点として同じ画像が誕生せず、かつ一度に大量の画像を発行できることから多くのNFTプロジェクトで用いられています。
基本的にはプログラムを組む必要があるためひとりでやるのは難しいのが現状です。
PFPって何の略?
PFPはProfile Picture(プロフィールピクチャー)の略。
海外セレブを中心にNFTをアイコンとして使い、広まっていった文化のひとつ。
X(旧Twitte)rやInstagramといった各種SNSのアイコンとして利用できるNFTを指す用語です。
現在でもNFT売買高の上位はPFP型の取引が主流となっています。
NFTは買ってどうするの?
NFTは使い道がないし、買ってどうするのかわかりませんよね。
NFTを買ったことがない人からすると理解が難しいでしょう。
現状NFTには大きく分けて4つの使い道があります。
日本の人気NFTを4ジャンルに分けてランキング形式で紹介にて具体的な作品とともに紹介していますので参考にしてみてください。
Mint(ミント)ってなんですか?
Mint(ミント)は鋳造と直訳され、NFTを新たに製作することを指します。
OpenSeaを使えば、誰でも少額でオリジナルNFTをミント可能。
「ミントする」は、NFTプロジェクトの発売において「購入することでNFTを製作する」という意味になります。
NFTは今から始めても遅くない?
結論を言うと、今から参入するのは遅いどころか先頭集団の仲間入りです。
日本でNFT取引している人口は推定で17,000人前後と言われています。
まだまだ日本人口の1%前後しか触れている人がいないので先頭集団に入れますよ。
NFTは一部の人だけじゃないの?
NFTは一部の人たちだけで盛り上がっているものではありません。
実は「仮想通貨・NFTのデジタル領域」のWeb3は自民党政策として盛り込まれています。
個人や企業レベルの話ではなく、国策として仮想通貨やNFTのデジタル領域を進めていくとのこと。
時代に取り残されないように今のうちから経験しておきましょう。
市況が悪いって聞いたけど今やる意味ある?
結論を先に言うと今すぐはじめて慣れておきましょう!
なぜなら、世界的イベントでNFTが使われるから。
世界的イベントで使われれば一気にトレンドが転換し拡大していきます。
すでに取引していれば市場規模拡大の大波に乗れる大チャンスですよ!
NFTは今から始めても遅くない【むしろ早い】
本記事の要点をまとめます。
NFTは国策に組み込まれていて世界的イベントで使われる最新技術です。
技術はガラケーからスマホへと一気にモデルチェンジしたように、気がついた時には既存技術に取って代わっています。
NFT技術も一気にモデルチェンジを起こす可能性があります。
今のうちに触れておき、くるべき時代の波に飲み込まれないようにしておきましょう。