本記事は私が実際にNFT取引を700件以上行った実体験をもとに記事にしています。
株式投資の対象企業を探すのではなく、どんな日本企業がNFT関連に関わっているのか?を記事にしています。
本記事では5ジャンルに分けて解説していきますので気になるジャンルをぜひチェックしてみてください。
NFTとは?簡単に解説
前提としてNFTとは何かを解説しておきましょう。
NFTを簡単に説明すると、デジタルデータにトレーサビリティが紐づいたものと解釈してください。
トレーサビリティーとは、製品や商品の生産・加工・販売などすべての過程を追跡できること。
このトレーサビリティがデジタルアイテムに紐づいた=それがNFTです。
NFT技術が生まれたことで、今までのデジタル世界に2点大きな変革をもたらしました。
以下では、NFTが生み出した2つの変革について解説していきます。
保有する価値
NFT技術はデジタルデータに保有する価値をもたらしました。
今までのデジタルデータはネット上に公開したら最後、コピーや改ざんされてしまい、原本や作者の特定が不可能。
しかし誕生から流通のすべてを記録している改ざんできないNFT技術は、それらの課題を全てクリアにしました。
本物・オリジナルの1点が担保されたNFTは、保有価値を生み出したことから値段がつき売買されるように。
現在のNFT業界では、PFPというSNSアイコンに使われるようなNFTアート作品の売買が盛んに行われています。
作者に売上が入る
NFT売買は、原作者に売上の一部が入る仕組みが構築されています。
NFTはいつ誰が誰にいくらで売ったのかの売買記録もされているから。
その記録を活用し、NFTではクリエイターフィー(ロイヤリティとも言います)を設定すると、原作者(または運営者)に売上の一部が入ってくる仕組みが構築されています。
今までは初期販売でしか収益ポイントがなかったデジタルアイテムですが、NFTは売買されるごとにクリエイターフィーが原作者へと還元され続けます。
NFT技術により、原作者が継続的な収益を得られるため活発な活動や支援ができるようになりました。
日本企業を5カテゴリー別で紹介
ここから、日本企業が行なっているNFT事業を5つのカテゴリーに分類して紹介していきます。
どんな日本のスタートアップ企業がNFTに関わっているのかを見ていきましょう。
以下で見ていきましょう
仮想通貨・取引所・ウォレット事業
ここでは仮想通貨・取引所・ウォレット関連を開発している日本企業を紹介していきます。
スタートアップから大手の日本企業まで様々な分野から参入していますよ。
LINE
メッセージ通信アプリのLINEは、独自マーケットプレイス「LINE BlockChain」を活用したLINE NFTを展開しています。
キャラクターやアニメ、エンタメ・スポーツ、ゲームにアーティストなど、100種類以上のNFTの販売。
直近では「資産性ミリオンアーサー」という無料NFTゲームがユーザー1.89万人と爆発的ヒット。
資金ゼロから始められる上、ゲーム内で入手したシールを売ることでマネタイズできます。
私も現金化できました
メルカリ
フリマアプリの代表的存在である「メルカリ」も、NFTと仮想通貨事業に着手しています。
NFT事業は「パ・リーグ Exciting Moments β」を始動。
仮想通貨事業は「メルコイン」を開始しています。
- 「メルカリ」においては、売上金のビットコインでの受取り機能
- 「メルペイ」においても決済・送金機能に留まらず、与信、暗号資産・資産運用の機能
上記を一つのウォレットで提供していくとしており、今後の発展が期待されています。
楽天
2022年2月25日、楽天は「楽天NFT」をリリースしています。
楽天NFTの特徴として以下の3つが挙げられます。
- 仮想通貨ではなくクレジットカード(日本円)でNFTを購入できる
- 楽天IDを利用して購入できるのでメタマスクも不要
- 数々のブランド・IPとのコラボNFTを出品している
また購入額1%の楽天ポイントが貯まるので、貯めたポイントを1ポイント1円として利用することで値引き購入可能です。
SBI
SBIは「nanakusa」という国産NFTマーケットプレイスを買収しています。
2022年3月に「SBINFT Market」というNFTマーケットプレイスを開始。
同マーケットはNFTの発行・販売・二次流通機能を備えた国内最大級のNFT販売サイトとして運営しています。
購入は、仮想通貨支払いに加え、クレジットカード(日本円)決済も可能です。
英語と日本語に加え、中国語と韓国語にも対応。
購入者は、SBINET内で二次流通も可能で、ロイヤリティも入る仕組みが実装されています。
HashPort
HashPortは、後述するハッシュパレットやハッシュバンクを子会社に抱える日本企業。
グループ全体でWeb3時代のトークンエコノミーの実現を目指しています。
事業としては以下の3つがあります。
- ブロックチェーン「Palette(パレット)」の開発および運営
- 「パレットトークン(PLT)」の発行
- NFTマーケットプレイス「PLT Place」
コインチェック
仮想通貨取引所:コインチェックが運営する国内初のNFTマーケットプレイスです。
同社で口座開設していれば、誰でもNFT売買が無料で可能。
同社が取り扱いしている10種類以上の仮想通貨で決済可能なのが特徴です。
同サイト内で購入する場合、ガス代不要な点がメリットです。
Adam by GMO
仮想通貨取引所:GMOコインのグループが運営するNFT販売サイト、Adam by GMOです。
イーサリアム取引に必須のウォレットがなくても、同社の会員登録があれば取引可能な点が最大の特徴。
口座振り込みやクレジットカードでの支払い、または日本円で買えるほか、イーサリアムによる決済も選択できます。
また、二次流通によるロイヤリティーが設定できるのも特徴です。
HEXA
HEXAは、日本円だけでNFTの発行や売買ができる日本初のNFT販売サイト。
ウォレットや仮想通貨やガス代不要で、クレジット決済でNFTが購入できます。
入札・購入者は、Twitterアカウントのリンクを入札者ページや保有者ページに表示することがスムーズにできるのが特徴。
同サイトは、HEXAメタバースという仮想空間とも連携。
購入したNFTを飾ったり、NFT保有者限定で入れるコミュニティ機能もついているのが最大の特徴です。
NFT発行も無料ででき、Polygonチェーンで出品も可能です。
Tofu NFT
複数のチェーンに対応しているNFT販売所、Tofu NFT。
元々は海外に向けて展開していた日本企業が手掛けるプラットフォーム。
現在では逆輸入する形で日本にてサービスが開始されました。
NFTを使ったゲームと、PFPを中心としたコレクタブルジャンル特化し、音楽や写真NFTは販売していません。
また、オリジナルのNFT発行・発売機能はなく、他のNFT販売サイトで入手したものを販売するサイトとなっています。
運営企業が日本ということもあり、日本語対応もばっちりです。
IPビジネス・コミュニティ
ここからは「IPビジネス」やNFTを中心としたコミュニティ運営を展開している日本企業を紹介します。
Web3時代における日本発のIPも数多くありますよ。
Bucket
株式会社バケットは国内最大となる「CryptoNinja Partners(以下CNP)」を運営しています。
CNPは、22,222体からなるキャラクターのNFT。
国内最多の取引売買に加え、流通額が13,000ETH(約34億円)を超えmurakami flowersに次ぐ国内2位の売上高を誇ります。
また、NFTの分野だけに収まらず、ソフトバンクやCCCとの基本合意やふるさと納税に活用されるなど多方面展中。
アプリゲームリリースやメタバース東京ドームとのコラボなども行われているなど各方面で日本のNFT市場をリードしています。
CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にて情報をまとめていますので参考にしてみてください。
株式会社スパイスボックス
大手広告代理店の博報堂が出資している株式会社スパイスボックスはNFTプロジェクト「¥u-Gi-¥n/遊戯苑」を運営しています。
デジタル経済規模が現実経済規模を凌駕した2056年を描いたNFT。
遊戯苑のNFTはAPESというマスクを装着しているのが大きな特徴です。
東映アニメーション
東映アニメーションはDenDekaDenというNFTを2023年1月にローンチしています。
「ブロックチェーン技術をまとったハイテクな雰囲気」に「日本古来の伝統」を組み合わせた世界観のNFT。
7人のキャラクターから構成されており、キャラクターごとにTwitterアカウントが存在しています。
NFTやTwitterアカウントを育てることで、キャラクターが精霊から神へと進化していくとしています。
合同会社NFTオーケストラ
合同会社NFTオーケストラは、NFTマーケティングオーケストラ(以下NMO)を運営しています。
@kon氏が代表を務めるdiscordの保有者のみ参加できる限定チャンネルが最大の特徴。
限定チャンネル参加者はNFTプロジェクトのファウンダーやマーケター、エンジニアなどさまざま。
直近ではNFTに関するカンファレンスに力を入れています。
ここでしか聞けないファウンダーの裏話や事業展開に対するアドバイスや相談も非常に勉強になります。
Soudan NFT
SoudanNFTは日本NFTシーンの萌芽期から活動し続けているNFTコミュニティを運営しています。
「NFTに関する悩みを”Soudan(相談)”し、互いに助け合い、世界に挑戦していく」ことをコンセプトに掲げ様々な企業とのコラボを展開しています。
また自らもNFTをリリースしておりLove Addicted Girls(通称:LAG)、Astar Prince(通称:アスプリ)も展開。
NFTに関する各種問い合わせや協業のリクエストなどもTwitterのDMで受け付けています。
合同会社アビスギルド
合同会社アビスギルドは、「あなたの“なりたい”になれる」がコンセプトのNFTプロジェクト「CNP Jobs(以下、CNPJ)」を展開。
世界ランク5位に達した時もあるCNPJは、先述CNPの二次創作NFTプロジェクト。
CNPのキャラクターを「職業」に就かせたコレクション。
現実世界の職業とキャラクターを掛け合わせることで、アイコンにしながら自己表現できる作品となっています。
株式会社むらかみかいぞく
株式会社むらかみかいぞくは、「Live Like A Cat(以下、LLAC)」を運営しています。
「猫のように生きる」をコンセプトに生き方のアップデートを掲げるNFTプロジェクト。
「フリーランスの学校」を母体とし、LLACを中心としたコミュニティが形成されています。
オリジナルグッズが展開されているほか、NFTアートイベントも開催される模様です。
株式会社アフロ&コー
株式会社アフロ&コーは、NFTプロジェクト「BŌSŌ TOKYO -暴走東京-」を運営しています。
若者の自立心の芽生えと新しい自由な世界に突っ走る勢いにインスピレーションを受け、様々な制約から開放されたWEB3の世界で、自由を求めメタバースを駆け抜ける様を表現したNFTとなっています。
2022年8月にNFTをリリースした後もメタバース時代のアイデンティティを定義すべく活動しています。
株式会社アリヲリ(MEGAMI)
株式会社アリヲリは、NFTプロジェクト「MEGAMI」を展開しています。
メインクリエイターは、「ポケモン」シリーズや『ポケモンカードゲーム』の公式イラストレーターさいとうなおき氏。
描かれたのは可愛らしい「女神」の雰囲気ある女の子たちです。
NFTは成功事例がほとんどないダッチオークション形式での販売方法をとるなど物議もありました。
株式会社BeyondConcept(METAANI)
株式会社BeyondConceptは、NFTプロジェクト「METAANI」を展開しています。
Metaaniは、「イヌ」「ネコ」「シカ」「コアラ」「ウサギ」5種類の動物をモチーフにしているNFT。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」や「キズナアイ」といった世界的アーティストともコラボしたことで注目を集めました。
ゲーム・音楽・トレカ
ここでは「ゲーム・音楽・トレカ」ジャンルのNFTを手掛ける日本企業をまとめています。
KONAMI
国内大手ゲーム会社であるKONAMIは、2022年1月に人気ゲーム「悪魔城ドラキュラ」のNFTを発売しました。
愛されているゲームシーン等を用いたアートNFTを作成し、ファンに末永く残す取り組みとして開始。
悪魔城のピクセルアートは、約2万6000ドル(時価約300万円)で落札されるなど大きな反響がありました。
SQUARE ENIX
ドラクエやFFなど数多くのゲームを手掛ける「スクウェア・エニックス」
先述のNFTゲーム「資産性ミリオンアーサー」はスクエニ開発です。
そのほかに本格的にNFTを活用したゲーム「SYMBIOGENESIS」も正式ローンチを控えており、目が離せないところ。
株式会社プレイシンク
株式会社プレイシンクは、NFTスマホゲーム「トレサカ Jリーグ」を展開しています。
正式ローンチは2023年2月15日。
LINE ブロックチェーンを活用し、明治安田生命J1リーグおよびJ2リーグ所属の全40クラブ1,000名以上の選手が実名実写で登場するなど本腰の入れようです。
「1日5分で本格サッカークラブ経営を楽しめて稼げる」を目標に、現在では2023年度版の選手も実名実写で登場したゲームが楽しめます。
Sound desert
株式会社ゐきかたは、音楽NFTプラットフォーム「Sound desert」を展開しています。
NTTドコモの社内ビジネスコンテストで金賞を獲得後、ドコモの新規事業創出プログラムとして音楽×NFTの提供価値を探っています。
ローンチ直後は限定アクセス権保有者のみ参加できましたが、現在では誰でもアクセスしてお気に入りのアーティスト作品NFTを購入できます。
購入後はプレイリストに加えて再生できるほか、購入後の楽曲NFTは二次流通が可能です。
リアル/メタバース展開
ここではリアルとメタバース(仮想空間)展開を進めている日本企業を紹介します。
特にメタバース事業は海外を含めまだ実用段階に至っていないためスタートアップが多く存在しています。
株式会社あるやうむ
株式会社あるやうむは地域創生をテーマに、主にふるさと納税の返礼品にNFTを活用し、事業展開を進めています。
ふるさと納税の返礼品であるNFTは、NFTでありながら日本円決済が可能な上、1年間の保有ロック期間後は二次流通も可能。
現地へ訪れるとNFT保有者が特典を受けられるなどのメリットも用意されています。
現在ではふるさとCNPと旅するあおぱんだが活用されています。
Rium
Riumは株式会社トランスリミットが手掛ける国産メタバース事業です。
トランスリミットはスマホゲーム開発実績ある企業で、現在ではメタバース事業を中軸に展開しています。
国内の人気NFTプロジェクトとコラボしているのが特徴。
現在ではCNP・NTP・LAG・NSMを中心にメタバース開発を進めています。
THE FIVE
株式会社THE FIVEは、Web3・メタバース事業に関するサポートを請け負う会社です。
NFT事業としてメタバース空間で使える「Airbits」3D Voxelパイロットがあります。
NFTブロックチェーン新サービス開発
ここではNFTブロックチェーンを活用した新サービスを開発している国内企業を紹介します。
Gaudiy
株式会社Gaudiyは、NFTなどブロックチェーン技術を活用したコミュニティ「Gaudiy」サービスを運営しているスタートアップ企業です。
「Gaudiy」はブロックチェーン技術を活用することで、今までにないビジネスモデルの開発やエンタメ体験の提供に取り組んでいます。
バンダイナムコ・ソニー・ミュージックエンタテインメント、集英社、アニプレックスといった、「漫画」「ゲーム」「音楽」「アニメ」といった各ジャンルを代表するような企業が「Gaudiy」を導入しています。
Kyuzan
株式会社Kyuzanは、オリジナルのNFTショップを容易に制作できるNFTベース「Mint」を開発・提供しています。
「Mint」はOpenSeaのような大きなプラットフォームが用意するフォーマットではなく、クリエイターのイメージにより合わせたNFTショップが制作可能です。
株式会社Kyuzanは「Mint」以外に、NFTゲーム「EGGRYPTO(エグリプト)」を運用するなどNFT業界へ参入していくようです。
フィナンシェ
FiNANCiE(フィナンシェ)は、トークン発行型のクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を運営・展開しています。
フィナンシェはそのほかにも、
- 「SUPER SAPIENSS」のNFT事業
- IEO(Initial Exchange Offering:トークンによる資金調達)支援事業
など幅広くNFT関連事業を手掛けています。
FiNANCiEを活用してNFTやトークンを発行・販売してサポーターやファンから出資を募り、コミュニティを形成するのはまさにWeb3型クラファンです。
SUPER SAPIENSSは長編映画での活動を進めています。
Hashpalette
Hashpalette(ハッシュパレット)は、先述したHashportの100%日本の子会社。
- ブロックチェーン「Palette(パレット)」の開発および運営
- NFTマーケットプレイス「PLT Place」の運営
をしており、PLT PlaceではNFTゲームが販売されています。
NFT発行している代表的な海外企業
日本国内のNFT企業をここまで紹介してきました。
海外ではどんな企業がNFT発行しているのでしょうか。
代表的な海外企業のNFTに関する動きをまとめました。
Louis Vuitton
ラグジュアリーブランドのルイヴィトンはNFTゲーム「LOUIS THE GAME」を2021年にリリースしています。
ゲームをクリアすることで、ゲーム内に登場する30種類に及ぶNFTアートの抽選券がもらえるという仕組み。
30種類のうち10作品は、NFT業界に衝撃を与えたBEEPLEが制作したもの。
世界的ブランドもNFT業界に参入しています。
NIKE
デジタルファッション企業としてローンチしたRTFKT(アーティファクト)。
NIKEが2021年12月にRTFKTを買収し、一気にNFT業界に参入してきました。
アーティファクトは、「RTFKT x Nike Air Force 1」やデジタルと現実を融合した初のスマートスニーカー「Cryptokicks iRL」のリリースなど現在でも活発に活動しています。
コカ・コーラ
コカコーラはFIFAワールドカップカタール2022を記念したNFT「Pieces of Magic」のリリースしています。
「ザ フレンドシップ・ボックス」というNFTで、開封するとメタバース上で使えるジャケットが当たるほか
- 「コカ・コーラ」のボトルを開栓した時の音
- 氷に「コカ・コーラ」の注がれる音
- 炭酸のシュワシュワという音
など「コカ・コーラ」を味わうような体験ができる仕掛けが施されていました。
スタバ
スターバックスはブロックチェーンやNFTの技術を活用してWeb3体験を提供する新サービスを展開しています。
2023年3月10日に、スタバのロゴにも使用されている人魚シンボル「サイレン」をモチーフにしたNFTコレクションを発売。
2,000個限定のNFTコレクションである『The Siren Collection』は、販売開始から18分余りで完売。
1点100ドルで発売されましたが、二次流通が活発に発生し現在では400ドルを超える金額で流通しています。
マクドナルド
米マクドナルド社は限定人気メニュー「マックリブ」の登場40周年を記念したNFTをTwitter上のキャンペーン施策で10名に配布しました。
マックリブは、マクドナルドの期間限定メニューの一つ。
日本でも期間限定商品として2001年から登場しています。
今では当たり前のように開催されているフォローとリツィートするTwitter上での施策。
2021年では先鋭的なマーケティング施策でした。
Axie Infinity
Axie Infinityは、「アクシー」と呼ばれる仮想のキャラクターを育成し、戦わせるブロックチェーンを活用したNFTゲーム。
開発・運営はフィリピン企業。
ゲーム内で育てたキャラクターや道具がNFT化されており、自由に売買が可能です。
さらにプレイヤーはゲーム内でもトークンが獲得でき、得られたトークンはゲーム内で消費や取引して現金化も可能。
リリースは2018年ですが、コロナ禍で仕事を失ったフィリピンで大流行。
現在はトークンやキャラクターの価格が1/10以下に落ちてしまい下火になっています。
Play to earn(遊んで稼ぐ)の世界的モデルとなったブロックチェーンゲームです。
日本企業もNFT参入している
Web3と呼ばれる世界にも、数多くの日本企業が参入しています。
NFT業界はまだIPジャンルのPFP(Profile Picture)に対する投資的な意味合いが色濃く反映されているだけ。
NFTは革新的な技術だけに、今後大きな可能性を秘めています。
大きな変革期に入る今のうちに体験してみてはいかがでしょうか?