日本のNFTって何がある?
人気のNFTランキングを知りたい
おすすめのNFTを知りたい
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
本記事ではNFT売買で悩む「何買えばいいのかわからない」問題を解決する内容となっています。
実際に700件以上のNFT売買を通じ体得した経験に加え、各所のデータをもとに本記事を執筆しました。
本記事の前半ではNFTの基本的なこうぞう・知識について、後半ではジャンル別NFTランキングをまとめていますのでぜひじっくり読み進めてみてください!
NFTの基礎知識を理解しよう
NFTは簡単に説明すると、デジタルデータにトレーサビリティが紐づいたもの。
トレーサビリティーとは、製品や商品の生産・加工・販売などの過程を追跡できることを言います。
このトレーサビリティがデジタルアイテムにも紐づいたのがNFTです。
NFT技術が生まれたことで、今までのデジタル世界に2点大きな変革を起こしました。
以下では、NFTが生み出した2つの変革について解説していきます。
保有する価値
NFT技術はデジタルデータに保有する価値をもたらしました。
今までのデジタルデータは、ネット上に公開したら最後、コピーや改ざんされてしまい、原本や作者の特定が不可能。
しかし、誕生から流通すべてを記録している改ざんできないNFT技術は、それらの課題を全てクリアにしました。
本物・オリジナルの1点が担保されたNFTは、保有価値を生み出したことから値段がつき売買されるように。
今NFT業界では、PFPというSNSアイコンに使われるようなNFTアート作品の売買が盛んに行われています。
作者に売上が入る
NFT売買は、原作者に売上の一部が入る仕組みが構築されています。
いつ誰が誰にいくらで売ったのかの売買記録もNFTはしています。
その記録を活用し、NFTではクリエイターフィー(ロイヤリティとも言います)を設定することで、原作者(または運営者)に売上の一部が入ってくる仕組みが構築されています。
今までは初期販売でしか収益ポイントがなかったデジタルアイテムですが、NFTは売買されるごとにクリエイターフィーが原作者へと還元され続けます。
NFT技術により、原作者が継続的な収益を得られるため活発な活動や支援ができるようになりました。
【超基本】NFTの二次流通・ロイヤリティの仕組みを10分で解説!にて詳しく解説していますので参考にしてみてください。
NFT取引のはじめかた
NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が不慣れな方
コインチェックは520万DLを突破し、仮想通貨アプリダウンロード数No1を4年連続達成した国内最大手の取引所です。
同社が提供しているガスや電気を契約すると、支払い金額に応じたビットコインがもらえるお得なサービスも展開しています。
更にbitbanやbitFlyerで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える数少ない取引所でもあります。
国内屈指の会員数をサポートする体制に加えて初心者でも迷わず仮想通貨を買えるシンプル設計は、取引に不安な方にピッタリの取引所ですよ!
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bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:NFTゲームも仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引できるのが最大の特徴。
仮想通貨トレーダーの中にも愛用者の多い取引板形式にて取引できるため、相場の需要と供給のバランスが見やすいと好評です。
60種に及ぶテクニカル分析がスマホアプリ/パソコンにてできるため、価格変動が激しい仮想通貨取引でもしっかり分析して臨めます。
国内取引所ではビットバンクのみ日本初のゲーム特化となるブロックチェーン「oasys」トークンを扱っているため、NFTゲームを視野に入れている方には必須の取引所ですね!
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかくロスを減らしたい人
GMOコインはとにかくロスを減らして取引したい人に向いています。
なぜならNFT取引に使われるETHだけでなく、すべての銘柄の送金(出金)手数料が無料だから。
そのため取引に必要な分だけ用意して都度送金しても、手数料で目減りせずすべて取引に利用できます。
24時間いつでも最速10分で取引開始できる素早い対応に加え、500円ワンコインから気軽に積立投資できるのも魅力的な取引所ですね!
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスクで管理します。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は3ステップです。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
日本の人気NFTをOpenSeaで買う方法
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
【Step1】OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
【Step4】イーサ(ETH)を支払い、購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
日本人NFTアート作品の高額ランキング
日本人クリエイターによるNFTアート作品で有名な高額作品を3点紹介します。
代表的なNFTばかりなので知識としてみておきましょう。
4,000万円以上稼いだ小学生
日本の12歳の少年が、夏休みの宿題をNFTにして販売したところ、約4,000万円売り上げる衝撃的な出来事が発生。
「Zombie Zoo Keeper」と名づけたNFTデジタルアートコレクションを12歳になる日本の小学生がリリース。
直後の1週間くらいは全く売れなかったそうです。
ですが海外のインフルエンサーが購入してツイートしたことから一気に着火し、爆発的な売り上げを達成。
結果125ETHの総取引量を達成。
日本橋三越伊勢丹本店で個展を開いたり、ピコ太郎氏とコラボして「Zombie Zooの歌」も発表するなど、さまざまな記録を打ち立てました。
約1,300万円で1本の処女作が落札
元YouTuberで現在はVRアーティストとして活動しているせきぐちあいみ氏。
販売したNFT動画「Alternate dimension 幻想絢爛」が69.697ETH(当時レート換算で約1,300万)で落札されました。
同氏は2016年からVRアーティストとして、国内外での活動を進めて認知獲得。
彼女の処女作・そして限定数1という希少性やNFT元年と呼ばれるバブル絶頂期の2021年にリリースなど多数の幸運もありました。
約600万円でひとつのイラストが落札
「ポケモン」シリーズや『ポケモンカードゲーム』の公式イラストレーターさいとうなおき氏。
出品したNFTアート作品が13.69 ETH(約600万円)で落札されました。
自身の活動の幅を広げる以外に、イラストのテクニックなどの普及など多方面に活躍している同氏。
同氏はNFTアート作品の売買益による収入源の増加によって、以下の状況から脱却できる可能性があると考えNFTアート作品を出品。
- クリエイターが不当な条件で契約にサインをせざるを得ない状況
- 低賃金での過酷な労働
NFTアート作品販売を通じてクリエイターに直接売り上げが入ることに加え、転売されるごとに売り上げの一部がクリエイターに入ってくる「ロイヤリティー」をうまく活用した例となりました。
NFTは買ってどうする?問題
NFTの使い方はひとつだけではなく、さまざまな使い方ができるアイテムです。
その中でも、代表的なNFTの活用方法を4つに分けて紹介します。
複合的な使い方ができるNFTがほとんどで、何か明確な線引きがあるものではありません。
便宜上ここでは4つに分類して解説していきますね。
パスポート・チケット型
特定のNFTを所有することで、パスポート・チケット的な役割を果たすNFTのことを定義しています。
専用のコミュニティ(discord)に入れたり、チャンネルが閲覧可能になる特典が代表的なもの。
リアルイベントでのチケット・パスポート的な使われ方もあります。
また、講義やイベントに参加した証明書として付与される場合も。
転売して実利を得るタイプではなく、保有することで効果が得られる種類ですね。
アイコン型
アイコン型は、各種SNSのアイコンとして用いられるNFTをここではアイコン型と定義しています。
PFP(Profile Picture)としての使われ方が代表例。
NFTコミュニティで使われるdiscordというチャットでのアイコンや、TwitterやFacebookアイコンに活用されます。
2022年度を中心に日本のNFT市場が大きく盛り上がったのもこのアイコン型。
現在でも主流のNFTのひとつです。
機能型
パスポート・チケット型と異なる「機能」を保有するNFTのことをここでは機能型NFTと定義します。
具体的には、メタバース(仮想)空間で使える3D作品と連動していたりするもの。
保有していることで、専用のアバターと呼ばれるメタバース空間で使えるキャラクターが所有できたりグッズが使えるなどの特典がGETできます。
基本的に機能はNFTと紐づいているので、転売して保有者でなくなれば使えなくなります。
コミュニティ型
特定NFTを中心としたコミュニティが構築されているNFTを、ここではコミュニティ型と定義します。
該当NFTは、高額で流通しているケースが多く、保有すること自体がステータスやブランドに近い存在です。
シンボル的な存在はもちろん、同じ目的や思想が色濃く反映されることも。
そのため、熱烈なファンや近しい思想によるコミュニティ形成がされているケースが多くあります。
日本人のNFTパスポート作品ランキング
ここからは、筆者の独断による各タイプ別のNFTランキングです。
まずはNFTがパスポートやチケット型となっているタイプを紹介していきます。
【第1位】NFT Marketing Orchestra(NMO)
パスポート型NFTの代表がNFT Marketing Orchestra・略称NMO。
@kon氏が代表を務めるdiscordの保有者のみ参加できる限定チャンネルが最大の特徴。
限定チャンネル参加者はNFTプロジェクトのファウンダーやマーケター、エンジニアなどさまざま。
直近ではNFTに関するカンファレンスに力を入れています。
ここでしか聞けないファウンダーの裏話や事業展開に対するアドバイスや相談も非常に勉強になります。
NMOのNFTを持っていなくてもdiscordは解放されているのでぜひ参加してみてください。
【第2位】TOL Pass
TOL Passは投資系インフルエンサー「投資OL社長ちゃん」氏が発行したパスポート的NFT。
作画は人気NFTクリエイターyun氏。
初回は 選ばれた5000人方のみがフリーミント(無料)でGETでき、一時2ETHを超える価格で売買されていました。
TOL Passを保有者のみ、限定discordに参加可能。
第二回目のフリーミントを計画していましたが、税務面で断念。
ただ、何らかの形で継続して配布し、新規のNFTオーナーを増やしていくようです。
【第3位】Education passport
YouTube公演家である鴨頭さんが初めてNFT業界参入した際に発行された作品。
作者はAIアーティストで活躍されている窪田さん。
こちらのEducation passportを保有者のみ、専用discordにアクセスできます。
2023年12月に「Challenge Like A Baby」というNFTコレクションをローンチ予定。
保有者には何らかの特典がある可能性も・・・?
【第4位】CHIMNEY TOWN DAO「SHINZO」
キングコング西野氏が間接的に運営しているチムニータウンDAOによるNFTコレクション。
映画「えんとつ町のプペル」で出てくるプペルの心臓をモチーフにしたNFTアート作品。
1点0.01ETHでチムニータウンDAOの入り口から購入可能。
所有者のみ、チムニータウンDAOに参加できるチケット型NFTとなっています。
AIアートが無料でできるチャンネルもあります。
【第5位】Halloween Poupelle
総取引高:297ETH
アイテム数:10,000点
公式Twitter:なし
このHalloween PoupelleはSHINZO同様キングコング西野氏が間接的に運営しているチムニータウンDAOから発売されました。
2022年の10月、ハロウィンに合わせて10,000点発売。
リリース時は1人1点しか購入できませんでした。
その甲斐あってか5,900人を超えるホルダーに分散している(執筆時)のが特徴です。
【第6位】HardAnimalGenerative(HAG)
総取引高:165ETH
アイテム数:4,444点
公式Twitter:レイザーラモンHG
お笑い芸人であるレイザーラモンHG氏が展開する初のNFTコレクションHARD ANIMAL GENERATIVE(HAG)。
保有者のみがdiscordに参加できる仕組みとなっています。
第二弾を企画しているとの話もありましたが、その後目立った動きは確認できず。
第二弾が行われる場合は、ノンホルダーよりもホルダーが優先される場合が多いので今のうちが狙いかも。
日本人のNFTアイコン型作品ランキング
ここでは、SNSアイコンに使える日本のNFTをランキング形式でまとめました。
ランキング方式は総売上高順です。
【第1位】Shinsei Galverse
Shinsei Galverseはギャル×昭和テイストのアニメを上手く融合したNFTコレクション。
まだ日本初のNFTジェネラティブコレクションがほとんどない状況もあって、世界から注目を集めました。
現在ではアニメ化を目指して活動しているそうです。
【第2位】Neo Tokyo Punks NFT(NTP)
NTPは「メタバースが広がった2050年の東京」をモチーフに描かれたNFTコレクションです。
コレクション数が少なめなこともあり、発売当時から一定水準で価格が安定していました。
NTPの姉妹コレクションとなる「Roar」がローンチするのでそちらの動向も見ておきたいですね。
【第3位】CNP Jobs(CNPJ)
CNP(CryptoNinja Partners)のキャラクターを「職業」に就かせたコレクション。
現実世界の職業とキャラクターを掛け合わせることで、アイコンにしながら自己表現できる作品となっています。
転職イベントもあり、職業だけでなくキャラクターも全て変わる「超転職」も実施されました。
自分の職業や夢の職業をチョイスして自己表現できるのが魅力です。
【第4位】ShikibuWorld(SKB)
独特のキャラクター「しきぶちゃん」は、カルビーのお菓子「じゃがりこ」のパッケージに使われたこともあるキャラクター。
実際にリアル商品とコラボ展開している作品が、NFTの世界に飛び込んできた日本初?の事例。
根強いファンも多くいるNFTコレクションとなっています。
【第5位】WAFUKU GEN
WAFUKU GENは、和服×女の子のジェネラティブNFT。
可愛らしい女の子のデザインながら、男女ともにファンがいるコレクション。
特徴的なのが音楽付きNFTであること。
音楽自体は短いものの、4パターンある音楽は様々な想像を広げてくれます。
また衣替えで画像の変更イベントも行われているので飽きることもないコレクションです。
【第6位】Love Addicted Girls
可愛いが正義を貫く女の子がモデルとなったジェネラティブNFT。
先述のPixel Herosと同様、日本のNFT市場で非常に早い時期にコレクション展開したプロジェクト。
現在ではAster Princeというイケメン男性モデルジェネラティブも展開しています。
【第7位】KURENAI
KURENAIは、NSMの姉妹コレクション。
系統がガラッと変わり、独特の世界観を演出しています。
保有特典として次のコレクションAL対象となっているので今のうちに狙っておくのもアリかと思います。
【第8位】CryptoNinja World
CryptoNinja World(CNW)は、KOUSEI氏が運営するSTARTコミュニティ発となるCryptoNinjaを使ったジェネラティブNFT。
KOUSEIさんはフィリピンで複数事業を展開している経営者。
START チケットを購入・消費することでアイテムや背景など変更していくRevolution機能を搭載しています。
長期保有による独自ポイントが加算され、貯まったポイントで何かができるようになっていきます。
【第9位】Neo Samurai Monkeys(NSM)
かっこいい猿の絵柄が特徴のNeo Samurai Monkeys(NSM)コレクション。
同じコミュニティから
Big Hat Monkeys
Samurai Monkeys
もリリースされており、NSMは第三弾のコレクション。
NSM保有数に合わせてトークンがもらえ、もらったトークンを消費することでNSM Fusionという別コレクションがFree Mint可能に。
SNSアイコンにもなるNFTを、持っておくだけで別コレクションが入手できるのも面白い仕掛けです。
【第10位】VeryLong CNP(VLCNP)
VLCNPは、CNP(CryptoNinja Partners)をベリーロングにした作品。
見た目も可愛いキャラクターが多いのですが、嫌われ者のあの黒い物体(虫?)も・・・
VLCNPを1点以上保有していると、カジュアル育成ゲームが遊べ、得られたタネでキャラクターが変身するイベントも行われました。
過去にはフロア(最安)価格が0.8ETHまで高騰していた時期もあるコレクションです。
【第11位】Kamiyo
Kamiyoは、日本神話をアニメモチーフにデザインしたコレクション。
日本の伝統を世界に届ける活動を行っている古事記プロジェクトが運営しています。
NFTを保有していなくても、Kamiyoキャラクターを使ったファンアートを自由に販売できるのもセールスポイントとなっています。
【第12位】Pixel Heroes X
日本初のジェネラティブNFTコレクション「Pixel Heroes X」。
その名の通り、ピクセル=ドット絵で描かれたどこか懐かしいゲームのような作品。
ピクチェンという画像を交換するイベントも実施されました。
【第13位】Panlo by START PH
Panloは、上記のSTARTコミュニティから生まれたオリジナルキャラクター。
CNW同様に、独自ポイントが貯まるシステムとRevolution機能も採用しています。
両方のコレクションには、今後メタバース空間で使える3Dモデルも付与されるユーティリティも魅力です。
【第14位】SPACE CROCOS
クリプトン教授が手掛けるワニを題材にしたNFTコレクション。
クリプトン教授は本業がアパレル系ということもあり洋服や帽子などグッズも販売、ほとんどのアイテムが完売する盛況ぶり。
EPISODE2としてコントラクト移行が完了し、発行数を増やす企画を行いました。
日本人のNFT機能型作品ランキング
NFTはデジタルアイテムのため、実メリットが求められる傾向にあります。
外国にはなく日本人ならではの特徴みたいです
各プロジェクトが用意している機能をランキング形式でまとめてみました。
【第1位】日本NFT情報局
日本NFT情報局は、日本発のNFTプロジェクトの情報をまとめて発信しているコミュニティになります。
専用パスを所有していれば限定チャンネルを閲覧でき、日本NFTに関する情報をここ1箇所で取得できるのが最大の特徴。
様々なコミュニティサイドに出入りして情報を深追いしなくても、同サイトのチャンネルで効率よく情報をGETできます。
発売日情報はもちろん、ALタスクや締切日情報などもあるのであちこち情報収集しなくて済むのでめちゃくちゃ重宝します。
日本のNFT情報を1箇所で効率よく収集する方法【Nパス】にて詳しく解説しています。
【第2位】MMP(MadMemberPass)
MMP(Mad Member Pass)は、むなかた氏(通称:総理)が発行するパスポート型NFT。
このNFTを購入すると以下の処理などができるとのこと。
- スナップショットとれるくん
- NFT売買みれるくん
- ウォレット接続くんマイページ
- NFTホルダー限定投票ツール
「NFT売買みれるくん」は、確定申告で使える面倒なNFT取引で発生する税計算をまとめてくれる超優れもの。
わたしは2022年度分のNFT取引はこのツールを活用し、無事申告できました。
また、オーナー限定のサーバー、ウェビナーの割引なども付くとのことで持っておいて損しないNFTです。
【第3位】XANA:GENESIS
XANA GENESISは、XANAが発売したNFTコレクション。
XANAは「みんなで作る・みんなのためのメタバース」を合言葉にメタバースを事業の柱としているプロジェクト。
このGENESISはAIが活用されており、ホルダー特典としてAIチャットができるようになります。
今後このGENESISがXANAのメタバース上で住み、メタバース上でコミュニケーションできるようになるといった構想があるようで要注目です。
【第4位】MOSQUITO FAMILY
MOSQUITO FAMILYは、神奈川弁護士会所属の北川弁護士によるNFTプロジェクト。
世界初?となる数が減っていくジェネラティブとなっています。
また、50枚以上のホルダーは、北川弁護士に法律相談が可能になるというユーティリティ付き。
数が減っていけば購入点数も減ってしまい価格上昇する可能性もありますね。
【第5位】TMAs(TheMafiaAnimalsSoldiers)
TMAsは、TMAファミリーの子分的存在のジェネラティブNFT。
TMAという動物を擬人化・マフィア化し構成員として組織化されたNFTです。
NFTをステーキング(預け入れ)することで絵柄変更できるなどのギミックも。
クリエイターはCryptoNinja作者であるRii2氏です。
【第6位】Metabatch
Metabatchは、Ninja DAOから生まれたメタバライブチームによるジェネラティブNFT。
メタバライブとは、メタバース空間でのライブイベントのこと。
実際に10回以上のメタバライブが行われており、仮想空間ならではの演出が魅力のイベントです。
ホルダーになると、アーカイブ放送が視聴できたり、メタバースで使えるアバターが無料で貰える特典があります。
【第7位】CNPP(CNP Philippienes)
CNPPは、CNPを使いフィリピンを応援する二次創作コレクション。
目標はゲームギルドを運営し、現地雇用と貧困問題解決を図ること。
直近は運営メンバーで現地フィリピンでリアル豆まきを実施。
ホルダーはセブ島での割引特典が受けられるほか、英会話教室の無料体験もできるように調整中です。
【第8位】XANA:PENPENZ
PENPENZは、先述のXANAによるペンギンモチーフのジェネラティブNFT。
CryptoNinjaとコラボし、忍者観をうまく組み込み、3D風にアレンジしています。
今後、XANAのメタバース上で実際のペットとして組み込む前提らしく、現状は2Dですが3D化できるように作り込んでいるとのこと。
またGENESISで得たAIの知見を元に話す機能(もしくは鳴き声)も実装される可能性もあり、将来性抜群のNFTです。
【第9位】IGO CNP
IGO CNPは、CNPを使った二次創作プロジェクト。
IGO=囲碁のプロ棋士が囲碁の世界を広げるために始めたプロジェクト。
ホルダーは、プロ棋士による囲碁指導が受けられるという特典があります。
【第10位】LLAC(Live Like A Cat)
LLACは、「猫のように生きる」をコンセプトに生き方のアップデートを掲げるプロジェクト。
フリーランスの学校を運営するしゅうへい氏がプロジェクトも運営しています。
ホルダー特典として
が実装済み。
また、運営保有として未発売のストックをどう販売していくかも注目されています。
【第11位】CNC(CryptoNinja Children)
CNCは、CryptoNinjaの幼少期を描いたGif動画のジェネラティブNFT。
このNFTコレクションの売り上げは全額寺子屋というメタバースフリースクール運営費に充てられます。
メタバースフリースクールはメタバース(仮想空間)で授業が行われています。
【第12位】CHIMNEY TOWN GIFT
キングコング西野さんが手がけるチムニータウンDAOから、応援・支援型となるNFTがこちら。
購入金額は絵本を届けるために使われ、購入(寄付)の証としてメダルNFTが付与される仕組み。
メダルNFTを保有していている特典は特にありません。
ただ、ブロックチェーンに履歴が刻まれていることとメダルを保有していることで「ドヤ」れるのが最大の魅力です。
【第13位】marimo
インフルエンサーけんすう氏が手掛けるNFTコレクション。
国内NFTがPFPブームとなっている中、さっそうと話題をかっさらっていった「marimo」
SNSアイコンにするNFTとは違い、「水やり」という育てる遊び要素を加えました。
NFTの可能性を広げた遊びは特筆すべき機能でしょう。
日本人のNFTコミュニティ型作品ランキング
ここでは、コミュニティー型NFT作品を独断でランキングにして紹介します。
CNP(CryptoNinja Partners)
CNPはCryptoNinjaの二次創作となるNFTコレクション。
CryptoNinjaの供にするパートナーとして22,222体のNFTコレクションが展開されています。
NFTコレクションとして、海外コレクター向けのMurakami Flowersを除き売上高・売買数も国内トップ。
※2023年4月30日にコントラクト移行し、売上高等リセットされています。
CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にて情報をまとめていますので参考にしてみてください。
CryptoNinja
CryptoNinjaは、「Web3時代のIPを作る」を目標に忍者をモチーフとしたNFTコレクション。
創始者はイケハヤ氏、作画はRii2氏が担当して独自の世界観を作りながら生み出されています。
IPビジネスとしては今までの固定概念にない、「二次創作」を全面的に認めており、商業利用も可能。
コレクション自体は全て1点もので、発売時期は未定。
EXILEの関口メンディー氏もホルダーのひとりです。
CryptoNinjaを中心としたコミュニティ「Ninja DAO」は日本最大級のdiscordコミュニティで派生プロジェクトもたくさんあります。
もちろん見るだけでOKなので、気軽に参加してみて気になるプロジェクトを追いかけてみてはいかがでしょうか。
APP(Aopanda Party)
APPは、TikTokで65万人のフォロワーを誇るパンダのあーちゃんおーちゃんを使ったNFT。
クリエイターのAo氏を中心に、「毎日がパーティー」を旗印とした初心者でも温かく迎えてくれるコミュニティが形成されています。
すでにUFOキャッチャーのぬいぐるみとしてグッズ展開されているなど知名度も。
アニメ化を目指して展開しているようなので将来にも期待したいですね。
CNP Rookies(CNPR)
CNPRは、CNPを使った二次創作作品。
NFT初心者に寄り添うべく、立ち上がったプロジェクト。
初めてNFTを買う人に対してとことん寄り添ってコミュニティ全体でサポートしてくれます。
回数に分けて販売をしており、初期購入するためには試験をパスしなければ買えません。
しかし、その過程や経験、同期となった仲間はどこのコミュニティより強い結びつきが生まれているコミュニティですよ。
NEOSTACKEY
NEOSTACKEYは、STARTが手がける最初のコレクションNFT。
STARTが手がけるコレクションは
NESTACKEY
CryptoNinja WORLD
Panlo
の3つで、それぞれが3D化してメタバースで使えるようになります。
discordでは、毎日のように「rumble」というイベントが行われており賑わいを見せています。
アニメ放送を進めているとのことで期待大のコレクションです。
TMA(TheMafiaAnimals)
TMAは、先述のRii2氏が手がける動物を擬人・マフィア化した独自の世界観を持つコレクション。
こちらも1点ものの作品で、ホルダーは「幹部」として専用チャンネルを持ちながら活動できます。
CryptoNinjaも手がけるRii2氏さんの作品クオリティの高さはさすがとしか言えません。
TMA・TMAsのdiscordはTMAsのゲーム性を中心に盛り上がっていますよ。
日本人によるNFTアート作品購入時の注意点
NFTアート作品購入時に注意すべきポイントを4つ紹介します。
それぞれ解説していきます。
仮想通貨の購入方法に気をつける
仮想通貨で気をつけることは購入方法。
「販売所」と「取引所」での購入方法が用意されていますが、「販売所」での購入は手数料が高いためおすすめしません。
「取引所」でETH(イーサ)を少しでも安いタイミングで調達しておくことで、最終的な利益も残りやすくなります。
合わせてメタマスクへ送金手数料が無料のGMOコインを活用することで、無駄な手数料軽減できますよ。
偽物に気をつける
NFT購入時は、公式discordなど信頼できる販売リンクからアクセスしましょう。
なぜなら、OpenSeaなど販売サイトによっては偽物コレクションが展開されているからです。
パッとみただけでは、どちらのコレクションが本物かわかりません。
見分け方は、画像や文章ではなく、売上高やオーナー数といった数値。
売上高やホルダーの数といった数値は偽造できないので判断材料の一つとしてチェックする癖をつけておきましょう。
その方法以外に、公式サイトなどの信頼できる販売リンクから直接アクセスすることで、偽物コレクションに出くわすことなく購入できますよ。
盗難に気をつける
デジタル世界で怖いのが、詐欺や盗難リスク。
目に見えないところで、気がついたら無くなっていたということになりかねません。
特に多いのが
など手口も巧妙化しています。
常に気をつけておく癖を忘れずに。
手数料(ガス代)を意識する
NFT売買に必須となるガス代と呼ばれる手数料は、ネットワークの混雑状況により価格変動します。
高騰するタイミングでは、ガス代が数千円〜1万円かかった!なんてことも・・・。
混雑状況によるので、基本的に使用頻度が低くなる深夜帯や早朝などは安い傾向にあります。
いざ買おうとしても手持ちが不足して足りなかったとならないように気をつけましょう。
ガスナウというサイトがガス代チェックに向いてますよ。
日本のNFTアートについてよくあるQ&A
よくある質問をここでまとめてみました。
困ったことは先にチェックしておきましょう
NFTは投資?儲かる?
きちんと理解しておけば、儲かると思います。
会社の新規株式上場と同様、NFTプロジェクトの目的や理念を理解して将来性を加味した上で投資しましょう。
NFT=投資として短期間で見てトレードすると、ガス代など手数料もかかるため稼ぎにくいのが現状。
半年など短期間でこまめに投資するよりも、1年以上長期で構えて儲けをじっくり育てていきましょう。
NFTはスキルや専門知識ないと難しい?
結論を先に言えば、難しくありません。
オリジナルNFT発行から販売までRaribleを使えば誰でも無料で発行できます。
【完全無料】RaribleでNFT作成して販売する方法3ステップにまとめていますので参考にしてみてください。
日本のNFTはどうやって探す?
既に発売された日本NFTコレクションを探す場合、NFTMarketCapが最もおすすめ。
売上高もコレクションもまとまっているので探しやすいです。
OpenSeaのリンクもあるので、ワンクリックで販売ページまで直通なのも非常に便利です。
これから発売される日本のNFTコレクションは日本NFT情報局が最もおすすめ。
国内プロジェクトの発売時期・発売金額・数量などすべてがここ一箇所で見れるので便利です。
日本のNFT情報を1箇所で効率よく収集する方法【Nパス】を参照してみてください。
日本のNFTアート作品は買いやすい
日本人が手がけるNFTアート作品は、海外NFTに比べてとてもおすすめです。
仮想通貨相場に左右される
海外NFT市場がブームひと段落
というマイナス要因がありますが、日本NFT市場はこれから。
など、日本のNFT市場は本格的成長・普及期はまだまだこれから。
市場が落ち着いている今が狙い目です。
あの時買っておけば・・・と後悔しても時は戻りません。
今のうちに検討してみてはいかがでしょうか。