NFTの写真はどんなメリットがあるの?
NFTの写真はどこで売れるの?
写真をNFT化するにはいくら必要?
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
この記事では写真NFTのメリットや、実際に売れた写真NFTの事例をもとに売るコツなどがわかる内容になっています。
700件以上のNFT取引の体験に加え、2023年10月に仕様変更されたOpenSeaによるNFT作成機能を踏まえて解説していきます。
記事前半では写真NFTを作る上でのメリットデメリットについて、後半では準備方法や売れるコツを解説するのでじっくり読み進めてみてください。
撮影した写真はNFT販売できる
自分で撮影した写真はNFTとして販売が可能です。
そもそもNFTは、NFT技術に加えブロックチェーンという技術によって成り立っています。
つまりNFTは偽造できない本物証明書がデジタルデータに紐づいた技術のため、デジタルデータの写真もNFT化して販売できます。
『知識ゼロから学ぶ|NFTアートが生んだ4つの革命的な仕組みを解説』に詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
NFT写真は売れるの?
結論を先に言うと、写真をNFT化して売ることはできますがそのままでは販売できません。
どういうこと?
NFTにできる容量や形式が定まっているため、規格に合わせないとNFT化できないからです。
例えばiphoneで通常撮影した画像は「.HEIC」という形式のため、対応する形式に変更しないとNFT化できません。
NFT作成できるマーケットプレイスで代表的なOpenSeaでは以下のフォーマットでないとNFT化できません。
JPG・PNG・SVG・MP4かつ50MBまで(ERC-1155の場合)
画像サイズ:1000×1000(px)→オーバーサイズは縦横比率そのまま自動縮小されます
そのため、スマホやデジカメの写真は容量が大きすぎるため、そのままではNFT化できないので加工する必要があります。
画像を加工できるオンラインサイト
基本的にパソコンに標準搭載されているソフトやアプリで画像圧縮や加工ができるので十分対応できます。
オンラインでできるサイトもいくつか紹介しますね。
すべてオンラインで画像を圧縮や形式変換でき、登録も不要ですぐ使えますよ。
写真をNFT化して販売するメリット
写真をNFT化して販売するメリットは以下の5つ挙げられます。
従来の写真では難しかった問題も写真NFT販売であれば問題解決できますよ!
劣化や破損の心配が不要
写真NFTであれば、劣化や破損に心配が不要です。
デジタルデータでブロックチェーンに保存されていることから、劣化や紛失・破損の心配が不要。
一方従来の写真であれば劣化や破損、紛失の可能性が常にあるため管理コストがかかります。
写真をNFT化してしまえば破損や劣化・紛失といった心配がなくなるメリットがあります。
資産価値を伴うアイテムになる可能性
NFTは生産数が限られていることから限定性が必然的に発生していくアイテムです。
そのため販売者の人気や知名度上昇により欲しい人・ニーズが増えることから既存アイテムの価値も連動して上がる性質を持ちます。
先述のとおり人気や知名度、さらには流行に乗ると1枚の写真から生まれた写真NFTが数百万で売買されることも。
もちろんすべての写真NFTが必ず資産価値(価格)が上がるものではありませんが、NFTの写真であれば誰にでも可能性ある話です。
世界中の人に向けて販売可能
写真NFTはインターネット環境下にあればいつでも誰でも取引が可能です。
なぜならNFTは世界共通となる仮想通貨で売買され、商品のやり取りもデジタル上で完結するから。
従来のリアル作品は国境や時差、為替に配送といった障害があり世界中に販売するのは困難でした。
写真NFTであれば従来の商品ではハードルが高く困難だった世界中への販売が可能です。
転売でも利益が見込める
写真NFTであれば、NFTの写真が転売されたタイミングでも自分へ収益が入ってきます。
この転売時でも作者に収益が入る仕組みは「ロイヤリティ」と呼ばれ、転売されるごとに作者である自分に利益が入ってきます。
従来のリアルグッズでは作者からの一時販売時のみの収益だけで収益チャンスは1度きり。
しかし写真NFTであれば収益チャンスが無数に増えるメリットがあります。
開始コストが安い
NFT写真販売はリアルの写真と比べて販売コストが安く済むメリットがあります。
リアル写真を売るには個展を開催するなど場所を借りて集客する必要があります。
一方写真のNFTであればNFTプラットフォームに出品さえしてしまえば24時間世界中の人に向けて写真販売が可能。
制作コストや場所代、ランニングコストに集客を考えればNFTの写真販売は非常に安価で開始できるメリットがあります。
NFT写真販売のデメリット
一方でNFTの写真販売にはメリットだけでなくデメリットもあります。
事前にしっかりとデメリットも理解しておきましょう。
価格や価値が変動する
写真NFT販売のデメリットとして価格や価値が不安定な点が挙げられます。
なぜならNFTの写真取引に使われる仮想通貨が24時間365日変動しているから。
販売時だけでなく、仮想通貨と日本円との両替タイミングでも同様に変動リスクがあります。
NFTの写真販売は仮想通貨を介すことで、価格や価値が変動してしまうリスクがあります。
税計算が非常に複雑
NFTの写真販売では税計算が非常に複雑な面もデメリットとして数えられます。
日本円から仮想通貨へ
仮想通貨からNFT購入時(仮想通貨売却)
NFTを売却して仮想通貨取得時
仮想通貨から日本円へ
上記のようにNFT売買では最低でも4回の取引が発生しており、それぞれのタイミングで日本円/仮想通貨の為替を含めた損益計算しなければなりません。
仮想通貨だけでなくNFT取引が増えれば増えるほと税計算が複雑になるため、会計ソフトなどうまく活用しないとまずパンクします。
さらに年間20万円を超える利益が出た場合は雑所得扱いでの納税義務も発生するとあり、税計算の複雑さはNFT取引のデメリットとして挙げられます。
市場規模がまだまだ小さい
NFT取引人口がまだまだ少ないのがデメリットとして挙げられます。
日本のNFT取引人口は推定1.7万人前後と見られており、非常に小さな市場規模です。
さらにNFTアートの分野で言えばたった1ヶ月で1.7万人分を超える総数のNFTアートがリリースされているなど飽和状態。
市場規模が飽和状態で新規参入者が増えて市場が大きくなっていかないと、販売は難しい状況です。
初めてNFTを作成・販売するまでの事前準備
世界最大規模のNFTマーケットプレイス『OpenSea』にてNFT写真を初めて作って販売するまでには以下の5工程が必要です。
それぞれ順番に見ていきましょう。
国内仮想通貨取引所の開設
最初に必要な手順として、国内仮想通貨取引所の開設です。
OpenSeaにてNFTを作成して販売するにはガス代と呼ばれる手数料が必須なため、準備が必要です。
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
その中でもおすすめなのがコインチェック・GMOコイン・bitbankの3社。
それぞれの特徴を解説していきます
Coincheck
コインチェックは520万DLを突破し、暗号資産アプリダウンロード数No1を4年連続達成した国内屈指の取引所です。
同社が提供している電気やガス契約すると、利用料金に応じたビットコインがもらえるお得なサービスも展開しています。
更にBitFlyerやbitbankで取り扱いのない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える大手取引所はコインチェックだけ。
OpenSeaで使えるのはポリゴンチェーンのMATICです
国内屈指の会員数をサポートする体制に加え、暗号資産を誰でも迷わず買えるシンプルな設計は取引が不安な方でも安心して取引できるのでおすすめです!
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GMOコイン
GMOコインはコストカットして取引したい人におすすめの取引所です。
なぜならNFT取引に使われるETHだけでなく、銘柄問わず暗号資産の送金(出金)手数料が無料だから。
そのため必要な分だけ買い足してその都度送金/出金しても、手数料で目減りすることなく購入分まるまる取引に利用できます。
24時間いつでも最速10分で取引開始できる迅速な対応や、500円から定額積立できる手軽さも魅力的な取引所ですね!
bitbank
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引できるのが最大の特徴です、
取引板形式での取引できるとあって、仮想通貨トレーダーでも取引しやすいと評判の良い取引所。
60種類に及ぶテクニカル分析がパソコン/スマホアプリにてできるため、急激な価格変動が起こりやすい暗号資産取引でもしっかり分析できるのが魅力。
国内取引所ではビットバンクのみ日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンを取り扱っているため、NFTゲームを検討している人は必須の取引所ですね!
仮想通貨の入手
仮想通貨取引所の口座開設が済んだら仮想通貨を入手しましょう。
先述したとおり作成するNFTの種類によって準備する仮想通貨の種類が変わります。
なおOpenSeaでNFT作成に使うポリゴンチェーンの通貨MATICはコインチェックのみが直接購入できます。
ビットフライヤーやbitbankで販売しているポリゴンはイーサリアムチェーンのため、NFT作成に一切使えませんのでご注意ください。
いくら分の仮想通貨を用意したらいいの?
結論を先に言うと分かりません。
というのは作成したいNFTの種類・発行数およびガス代と呼ばれる手数料に仮想通貨のレートが24時間変動しているからです。
とはいえ、目安を知らないと買えませんよね。
国内取引所からメタマスクへ送金する手数料は除いています。
ギリギリの金額だとガス代(手数料)の支払いが拒否されて作成できない場合もあるので余裕を持って購入しておきましょう。
メタマスクの導入
仮想通貨を準備したらメタマスクを導入しましょう。
メタマスクとは個人用のお財布で、NFTや仮想通貨を個人保管するものとして必須です。
注意点は2つ。
シークレットリカバリーフレーズは自分だけのマスターキー。絶対誰にも口外しない!
Google検索で「メタマスク」と検索して上位表示される「スポンサー」は100%偽物
メタマスクの導入はこちらからどうぞ。
不安なかたはNFT取引に必須のウォレットMetaMask導入方法まとめを見ながら進めてみてください。
メタマスク導入後、仮想通貨取引所で準備した仮想通貨(イーサリアムかMATIC)を送金しましょう。
送金までの手順は以下のとおり。
- メタマスクのウォレットアドレスをコピーする
- 仮想通貨取引所の出金先にコピーしたアドレスを登録する
- 登録完了後、送金する
送金方法が不安な方はコインチェックアプリからメタマスクに仮想通貨を送金する方法も参考にしてみてください。
NFT化する写真の準備
NFTとして販売する写真を準備しておきましょう。
OpenSeaでNFTとして販売できるものはJPG・PNG・SVG・MP4で50MBまでとなっています。
これら以外の拡張子や大きさはNFT化できません。
また容量も表示に関わるため、できるだけ圧縮するなどして軽量化しておきましょう。
OpenSeaに接続する
上記の準備が整ったらいよいよNFTプラットフォームであるOpenSeaに接続しましょう。
OpenSeaにアクセスしましょう。
パソコン画面にて操作解説しています
公式サイトはhttps://opensea.io/です。詐欺サイトにご注意を。
接続したら画面右上に表示されている「ログイン(Login)」をクリックしましょう。
続いて接続するウォレットを選択しましょう。
事前にメタマスク(MetaMask)が導入できているので選択しましょう。
メタマスクを選択すると自動でメタマスクが起動します。
起動したメタマスクの最上段には接続先が表示されているので「opensea.io」に接続されているかチェックしましょう。
間違いないことをチェックした後、次へをクリックしてください。
メタマスクの2ページ目の表示に変わります。
同様にチェックしたのち、右下にある「接続」を押しましょう。
最後に署名のリクエストを求められます。
OpenSeaのサービス規約にのっとってね〜という内容が記載されています。
またこの署名ではガス代(手数料)はかかりませんよ〜ともあります。
開始するためにも「署名」をクリックしてください。
最初接続した時には表示されていなかった、ウォレットの保有金額やアイコンが表示されればメタマスクの接続完了です!
OpenSeaに登録は必要ないの?
結論を先に言うと必要ありません。
一般的に利用開始時に必要となるメールアドレスや住所、氏名といった個人情報は一切不要でメタマスクの接続・署名が個人情報の代わりとなっています。
メールアドレスを入力することで、OpenSeaからのメールが届くだけなので利用するだけなら登録不要。
もちろん年会費などの費用はかからないので安心してください。
初めてNFTを作成・販売するまでの手順
OpenSeaで写真をNFT化して販売するまでの流れは以下の3ステップです。
- 作品のコレクションページを作成する
- デジタルデータをNFT化する
- 作成したNFT写真を販売設定する
写真からNFTを作る方法は非常に長くなってしまうので最新版NFT写真の作り方始め方3ステップ解説書|OpenSea編にてまとめています。
実際の画像を使いNFTを作っていく工程を解説していますので参考にしてみてください。
実際に売れたNFT写真は?
ここでは実際に売れた写真NFTの作品を見ていきましょう。
- 毎日の自撮り写真が大金を生み出す?
- 足元を写した写真NFT
- 10年前の撮影した写真コレクション
- 世界の夜景を上空から
- ランチ×自撮り写真NFT
- 日本の絶景と洒落が効いた風景
- 日本の風景をプロが切り取ったコレクション
それぞれどんな写真NFTアートが売れているのか?分析してみましょう。
毎日の自撮り写真が大金を生み出す?
コレクション名 | Ghozali Everyday |
作品数 | 993枚 |
販売プラットフォーム | OpenSea |
販売チェーン | ポリゴン |
総売上 | 約6,500万円 |
作品コンセプト | 大学生時代の自撮り |
フォロワー数 | X;5.5万人 Instagram:17.6万人 |
インドネシアの学生ゴザリ氏は毎日パソコンの前で自分を撮影していた写真をNFTにして販売しました。
すると約6,500万円の売り上げを稼ぎ出すコレクションが誕生!
「ミーム」と呼ばれるいわゆるシャレ・ジョーク作品としてこの作品が火付け役となり、他にも似た作品がブームになるほどの盛況ぶりでした。
流行は一時で過ぎ去るものの、ひとたび流行になると爆発的に売れることもある代表的な事例です。
足元を写した写真NFT
コレクション名 | Where My Vans Go |
作品数 | 127枚 |
販売プラットフォーム | OpenSea |
販売チェーン | イーサリアム |
総売上 | 約7億円 |
作品コンセプト | 恐怖を乗り越える人生の旅 |
フォロワー数 | X:13.2万人 instagram:15.6万人 |
Drift氏は約3年にわたってアメリカ全土にある橋や超高層ビルの上から足元を撮影した写真NFTを発売。
普段見ることのできない景色が映し出されており約7億円を売り上げています。
写真に写っている靴は全てスニーカーブランド『Vans』で、あたかも自分が撮影したかのように見える構図が秀逸。
非日常ながらも自分がそこにいるかのような写真の構図が見事ですよね。
10年前の撮影した写真コレクション
コレクション名 | DRIVE // BY DAVE KRUGMAN |
作品数 | 111枚 |
販売プラットフォーム | OpenSea |
販売チェーン | イーサリアム |
総売上 | 約2,800万円 |
作品コンセプト | 10年にわたるストリート写真の集大成 |
フォロワー数 | X:5.1万人 instagram:31.6万人 |
写真家Dave氏は111台の車写真をNFTにしたコレクション「DRIVE // BY DAVE KRUGMAN」を発売しています。
作品数は111枚で売上高は約2,800万。
写真からも読み取れますが、車の写真は過去10年間に撮影したもの。
昔撮影した写真でもNFTという新たな価値を吹き込むことで、販売へとつながったコレクションとして参考になります。
世界の夜景を上空から
コレクション名 | City at dusk. Aerial photograph |
作品数 | 15枚 |
販売プラットフォーム | OpenSea |
販売チェーン | イーサリアム |
総売上 | 約20万円 |
作品コンセプト | 物事を別の視点から見る |
フォロワー数 | X:1,071人 Instagram:7,957人 |
航空写真家であるMichael Hitoshi氏は、ヘリコプターから見た景色を販売しています。
国内だけでなく、アメリカニューヨークやロサンゼルスなどの街並みも販売。
上空約1,500メートルから見た景色は日常見ている景色と異なる風景ばかり。
普段とは違う視点から物事をとらえることが人生の発展に繋がるというコンセプトを表現しています。
ランチ×自撮り写真NFT
コレクション名 | Itadakimasu Man |
作品数 | 1,076枚 |
販売プラットフォーム | OpenSea |
販売チェーン | ポリゴン |
総売上 | 約300万円 |
作品コンセプト | 昼食を食べている自分の姿 |
フォロワー数 | X:2,548人 |
ランチの自撮り写真をNFT化して約300万円を売り上げた日本人もいます。
作者いただきますマン氏は、約2年に渡りチャンネル登録者数120人YouTuberとしても活動していました。
先述のインドネシアの学生ゴザリ氏のNFTが爆発的に売れている事態に目を付け、自身がYouTubeに投稿していたランチの自撮り写真をNFT化して販売。
ゴザリ氏の発売からわずか2日後にNFT写真として発売してミームブームに乗っかることに成功した事例です。
日本の絶景と洒落が効いた風景
コレクション名 | Iconic Japan |
作品数 | 39枚 |
販売プラットフォーム | OpenSea |
販売チェーン | イーサリアム |
総売上 | 約200万円 |
作品コンセプト | 美しい日本の春夏秋冬 |
フォロワー数 | X:14.9万人 instagram:16.4万人 |
日本写真家hisa氏による、日本ならではの美しい春夏秋冬を切り取ったコレクション。
美しく神秘的なものから見慣れた風景、一風変わった風景に遊び心あるものまで様々な写真が展開されています。
作品数は39点、総売り上げは約200万。
日本の美しい春夏秋冬を切り取った作品は日本人のみならず、海外のコレクターも多いコレクションとして参考になります。
日本風景をプロが切り取ったコレクション
コレクション名 | rkrkrk Collection:RK(Foundation) |
作品数 | 15枚:35枚 |
販売プラットフォーム | OpenSea及びFoundation |
販売チェーン | イーサリアム |
総売上 | 約800万円:約4,270万円 |
作品コンセプト | アジアの日常 |
Xフォロワー数 | X:1.2万人 instagram:76.9万人 |
東京をベースに活動している人気実力写真家のRK氏は、自らの写真をNFT化して販売しています。
RK氏はSNS総フォロワー約77万人のインフルエンサーでもあり、ナオミ・キャンベルやKAWS、村上隆、TYGAといった著名人とのコラボ経験も過去にあります。
インスタはこちら
コレクションの総取引額は、OpenSeaのみで37ETH(当時レート約800万)を超え、Foundationではなんと170ETH(約4,270万)を超えています。
代表作である「Everyday Life in Taiwan」は1点ものの写真NFTながら、15ETH(当時レート約500万円)で落札されるなど高い独自性と人気を誇っています。
NFT写真売買におすすめの取引所
NFTが売買できる取引所(マーケットプレイスともいいます)は国内外無数に存在します。
その中でもNFT写真売買におすすめなマーケットプレイスは以下の3箇所です。
以下でそれぞれ解説していきますね。
OpenSea(オープンシー)
販売サイト名 | OpenSea |
販売コンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・コミュニティー会員権・ドメインアドレスなど |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査なし・無料(要ガス代) |
手数料 | 販売手数料:2.5% ロイヤリティは運営者設定(0〜10%) |
決済手段 | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
対応ウォレット | メタマスク・SafePal・imTokenなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン・クレイトン・テゾス |
日本語対応 | あり |
ロイヤリティ | NFT売却者の任意による(2024年3月〜) |
OpenSea(オープンシー)は取引量・ユーザー数が世界トップクラスのNFTマーケットプレイスです。
2022年〜2023年度は圧倒的な取引量とユーザー数を誇っていましたが、現在は悪手とも呼ばれる改変が重なり翳りが見えている取引所。
自分の写真をNFTとして作成して販売するにはガス代と呼ばれる手数料が発生します。
ただし今後はロイヤリティの強制徴収をやめてNFT売却者の任意に変更すると発表しており、多くのNFTプロジェクトの離反が相次いでいるため厳しい未来が待っていると思われます。
今後どうなる?OpenSea
上記の通り現在OpenSeaではロイヤリティはNFT売却者の任意になったため、国内外の主要NFTプロジェクトはOpenSeaを離れてロイヤリティ保護をうたうMagicEdenに次々と移行しています。
そのためMagicEdenの利用者が増えてきており、一時的にOpenSeaやBlurといった各取引所を抜いて世界トップにたったことも。
主要NFTプロジェクトがMagicEdenに移行していることから、今後OpenSeaはNFTトレーダー向けプラットフォームとなっていきそうです。
他のプラットフォームのほうが手数料安いため、どうなっていくかは分かりません・・・
OpenSeaならではの魅力
一方でOpenSeaならではの魅力/強みもあります。
- オークション販売ができる(ERC-721のみ)
- 審査や申請不要でNFTが出品できる
2024年4月3日にOpenSeaは再度方針転換しており、ロイヤリティを強制徴収できるコントラクトを実装しています。
これにより、OpenSeaにてこの日以降にNFT作成したものであれば、売買手数料となる「ロイヤリティ」の強制徴収が可能です。
Rarible(ラリブル)
販売サイト名 | Rarible |
販売コンテンツ | デジタルアート・音楽・動画・ドメインアドレス・メタバース上の土地など |
オリジナルNFT発行・出品 | 審査なし・無料 |
手数料 | 販売/購入手数料:1% ロイヤリティ:10%(初期設定)クレカ決済:3% |
決済手段 | イーサリアム・クレジットカード(日本不可) |
対応ウォレット | メタマスク・Formatic、WalletConnect、CoinbaseWallet、MyEtherWallet、Torusなど |
対応ネットワーク | イーサリアム・ポリゴン・テゾス・IMX(イミュータブル X) |
日本語対応 | 一部対応 |
ロイヤリティ | NFT運営者のロイヤリティ保護を打ち出している |
Rarible(ラリブル)はOpenSeaの後発となるNFTマーケットプレイスです。
OpenSeaとの規模の差は大きいものの、ロイヤリティを確保する声明を打ち出すなどクリエイター保護の観点を持つNFTマーケットプレイスとして支持されています。
なおRaribleであれば誰でも完全無料でNFT作成できるのも特徴のひとつです。
Rarible7つの特徴|NFTの購入・転売・作成や出品方法解説にて詳しく解説していますので参考にしてみてください。
Foundation(ファンデーション)
販売サイト名 | Foundation |
販売コンテンツ | デジタルアート |
オリジナルNFT発行・出品 | 無料 |
手数料 | 販売手数料:一次15% 二次流通:5% |
決済手段 | イーサリアム |
対応ウォレット | メタマスクなど |
対応ネットワーク | イーサリアム |
日本語対応 | 非対応 |
Foundation(ファンデーション)はOpenSeaやRarible同様オリジナルNFTが作成できるマーケットプレイスです。
サービス開始からしばらくの間NFT作成・出品を招待制に制限していた名残りや、洗練されたサイトデザインから出品されているNFT写真も洗練されたものばかり。
OpenSeaが大衆店であれば、Foundationはちょっと高めの高級店のような印象を受けることもあり、1点の取引金額も高めのものが多くあります。
一方で上記の2サイトに比較して手数料が非常に割高かつイーサリアムチェーンのみのため、初心者にはちょっと手が出しにくいと感じられます。
Foundationの2つの特徴とメリット・デメリットを紹介にて詳しく解説しています。
NFTにできる画像サイズについて
OpenSeaで大きなサイズ(1000px以上)をNFT化すると、最大1000pxまで自動的に縮小されて表示されます。
サイズを引き継いで圧縮されるため縦横の比率は変更されません。
ただし画像容量オーバーはそもそもNFT化できないので注意してください。
また表示速度にも影響を及ぼすため、できるだけ要領の軽量化をおすすめします。
NFT写真を作成するのにいくらかかる?
OpenSeaで写真をNFT化する時に発生するガス代(手数料)は以下のタイミングです。
合わせてNFTの写真を作成時にかかったコストはチェーンにより大きく異なります。
この時は1ETH=約28万円だったので、NFTを作成するために合計で約3,180円ガス代がかかっています。
ちなみに以前MATICで作成した時は合計で約4円(1MATIC=約95円)でした。
もちろん24時間365日ガス代は変動しているため、同じ金額でできることはありません。
ゆとりを持ってメタマスクに送金しておき、試しにポリゴンチェーン(MATIC)で写真作成を試してみるのをお勧めします。
NFT写真を売るコツ6選
写真NFTを売るコツは以下の6点あります。
ひとつひとつできることを実行して販売へと繋げていきましょう。
作品コンセプトは一つに絞る
継続的な作品販売を狙っていくなら、写真のテーマやコンセプトは1つに絞りましょう。
テーマやコンセプトがバラバラだと何を売りたいのか?どんな写真が出てくるのか?興味を惹きつけられず購入に繋がりにくくなります。
先述した足元を写した構図や昔の車など統一感が大事です。
ひとつのコレクションに対し、写真のテーマやコンセプトを絞って展開していきましょう。
低価格で販売する
初期のNFTは低価格で販売しましょう。
なぜならNFT界隈ではまだ何の実績も持っていない無名の新人だから。
写真NFTの販売を重ねていくことが何より重要で販売金額は人気知名度をつけてからいくらでも回収できます。
さらにNFTであればロイヤリティ収益も期待できるため、まずは低価格(0.001ETH:250円前後)での販売を心がけましょう。
SNSで告知する
NFTを売るためにも、SNSでの告知を必ず行いましょう。
SNSの中でもX(旧Twitter)はNFTとの相性もよく拡散力も期待できます。
特にハッシュタグ『#NFT宣伝枠』を使ったマーケティングは効果的。
セールスマーケティングとなる告知はNFTだけでなく商品販売の鉄則ですよ。
Giveaway企画を開催する
作成した写真NFTを無料プレゼントするGiveaway企画も開催してみましょう。
え?あげちゃうの?
あげちゃいます、むしろガス代を支払ってお渡しするので出血大サービスです。
条件は簡単ながらもしっかりと効果ある施策を打ちましょう。
参加者の拡散力を使いながらフォロワーを増やしていける一石二鳥になるのがGiveaway企画。
うまく活用しながら是非チャレンジしてみましょう!
NFTのGiveawayを3つの要点でハックする|企画者はここを見るにて実際にGiveawayをする意味も解説していますので合わせて参考にしてみてください。
流行しているものに乗っかるのも手
NFTの流行に乗っかるのも上手な販売手法です。
先述したゴザリ氏が流行したわずか2日後に発売した、いただきますマン氏のようにブームに乗っかる手法です。
ブームに乗っかれれば勢いそのまま恩恵を受けられる反面、一瞬でも乗り遅れればまったく相手にされません。
似たコンセプトの作品が流行した場合には、近しいコンセプトで販売できないか?チェックするのも売るための手段です。
あえてポリゴンチェーンで出す
NFT取引ではイーサリアムチェーンが最適ですが、写真NFTではあえてポリゴン(MATIC)チェーンを攻めてみるのもいい手段です。
なぜなら先述した「ミーム」であるゴザリ氏やいただきますマン氏の作品は、ポリゴン(MATIC)チェーンで発売されているから。
プロの写真家やインフルエンサーによるコレクションタイプの写真NFTはイーサリアムチェーンがベストですが、そうでないならより値頃感があるポリゴン(MATIC)もひとつの打ち手です。
制作コストも安くあがる上に購入者の負担も減るため、お試しやミーム寄りで作成するならポリゴン(MATIC)チェーンで展開し、販売実績をもとにイーサリアムチェーンで展開するのもありですね!
NFT写真販売で失敗しないために少コストでできる8つの解決策では写真NFTの売るコツをより深掘りしていますのでぜひ参考にしてみてください。
写真NFTの売買時における注意点
写真のNFT売買では以下の6項目に気をつけましょう。
トラブルが発生してからでは手遅れ!事前にチェックしておきましょう。
仮想通貨やNFTの送り先に注意する
仮想通貨やNFTの送り先には注意しましょう。
送り先を間違えてしまうと手元から出たら最後、届くことなく消失してしまいます。
ウォレットアドレスは手入力せず必ずコピー&ペーストして使ってください。
辞書登録しておくのも有効な手段です。
フリーWi-Fiは絶対に使わない
NFTはインターネット環境下にあれば誰でも取引できますが、フリーWi-Fiは絶対に使わないようにしましょう。
フリーWi-Fiは誰でも使えるようにセキュリティーを無くしている状態。
悪意あるユーザーが通信を除いており、過去にはフリーWi-Fi経由でNFTや仮想通貨が盗まれた被害者もいます。
外出先ではフリーWiFiを使わない・VPN接続するなど対策しましょう。
3つの権利に気をつけよう
写真NFTにする場合には3つの権利に十分気をつけてください。
3つの権利とは以下の項目です。
✅著作権
著作権は著作物を保護するための権利です。
日本弁理士会
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
✅肖像権
肖像権は、「人は誰もが無断で撮影されたり、それを公表されたりされないように主張できる権利」のこと。著作権と同じように個人の人格を守る権利であり、誰にでも認められています。その肖像権には、プライバシーを保護するための「プライバシー権」と、有名人の写真などを勝手に商売に利用されないための「パブリシティ権」の2つに大別することができます。
ホームメイト・リサーチ
✅商標権
商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他権で、その効力は同一の商標・指定商品等だけでなく、類似する範囲にも及びます。
日本弁理士会
商標として保護されるのは、文字、図形、記号の他、立体的形状や音等も含まれます。
権利の存続期間は10年ですが、存続期間は申請により更新することができます。
それぞれクリアした条件であることを確認した上でNFTの写真にして販売しましょう。
DMは100%詐欺
XでのNFT関連ポストが増えるとDMが届きますが、ほぼスルー(無視)してください。
なぜなら知り合いでない人や絡みがなかった人からのDMは100%詐欺だから。
作品を直接譲って欲しい
コミュニティーに参加してみないか?
このサイトで販売して欲しい
NFTコミュニティを宣伝してほしい
NFT販売に協力してほしい
などあらゆる手段・方法で連絡を取り付け、DMでの詐欺リンクにアクセスさせようと試みてきます。
詐欺リンクにアクセスしてしまうと、メタマスクから仮想通貨やNFTが全て盗まれてしまうため絶対アクセスしないこと。
詐欺に引っかからないためにもXでのDMは開かないようにしましょう。
リプライやメンションに注意する
XでのNFT関連ポストが増えると、DM以外にも詐欺師が寄ってきます。
DM以外ではリプライ欄にフィッシング詐欺を書き込まれたり勝手にメンションされる行為が多く発生します。
どちらもフィッシング詐欺へとつながるリンクが設置されているなど悪質な行為。
書き込み制限してしまうと困る場面も出てくるため、ブロックする・メンションから抜けるなど対策を随時行なっていきましょう。
シークレットリカバリーフレーズは絶対口外しない
シークレットリカバリーフレーズは絶対に誰にも教えない・入力しないでください。
なぜならシークレットリカバリーフレーズは自分専用のマスターキーだから。
シークレットリカバリーフレーズを入力すると、どこのパソコンでも紐づいているメタマスクが作成できるためすべて盗まれます。
一方ウォレットアドレスは住所のため教えて問題ないので、シークレットリカバリーフレーズと混同しないようにしてください。
NFTの写真販売に関するよくある質問
最後にNFTの写真販売に関するよくある質問をまとめました。
- NFTアートを売るならどこで売ればいいですか?
- NFTの写真取引に手数料はかかりますか?
- 画像をNFT化するにはどうすればいいですか?
- オープンシーのバナーサイズは?
- NFTは現金化できますか?
- NFTの写真が売れたら納税必要ですか?
- NFTはオワコンじゃない?今やる必要ないよね?
- 写真NFTの適正価格は?
- 出品したNFTの写真が売れない時は?
- 写真をデジタル化したら著作権はどうなりますか?
- NFTに所有権はないのですか?
- NFTは著作権違反になる?
あらかじめ疑問点を解決しておきましょう。
NFTアートを売るならどこで売ればいいですか?
今のところ、OpenSeaが最も売るには最適です。
なぜならOpenSeaの利用者・売買金額とともに世界トップクラスだから。
OpenSeaでNFTアートや画像を作る場合にはガス代が必要となるため、注意が必要です。
まずはNFT作成や売買に慣れるのを優先してみてください。
NFT写真取引に手数料はかかりますか?
はい、かかります。
NFTの写真を作って売る(出品する)場合
NFTの写真を買う場合
NFTの写真を売る(転売する)場合
手数料の多くはガス代のため、高騰していない時が狙い目です。
ガスナウでは数値が低く赤色が薄いタイミングが安いので、高騰している時を避けて手続きしましょう。
画像をNFT化するにはどうすればいいですか?
画像をNFT化するには以下の工程が必要です。
事前準備
- 国内仮想通貨取引所の開設
- 仮想通貨の入手(イーサリアムかポリゴン)
- メタマスクの導入
- 画像をNFT化できる状態に変更する(形式や容量)
- OpenSeaに接続する
画像をNFT化する作業
- コレクションページを作成する
- 画像をNFT化する
最新版NFT写真の作り方始め方3ステップ解説書|OpenSea編にて詳しいやり方を実際の画像付きで解説していますので参考にしてみてください。
オープンシーのバナーサイズは?
OpenSeaのバナーサイズは1400×350です。
そのほかに必要なものは以下のとおりです。
ロゴ:350×350:ファイル形式はJPG・PNG・SVG・GIF
ディスクリプション:1000文字まで
Featured image:600×400
を合わせて用意しておくとスムーズですよ。
NFTは現金化できますか?
NFTを現金化するには以下の手順が必要です。
- 所有しているNFTをOpenSeaなどのマーケットプレイスでリスト(値段をつけて売り場に並べる行為)する
- 誰かに購入してもらう
- 購入されると自動的に売り上げがメタマスクに入金される
- メタマスクに入金された仮想通貨を国内取引所に送金する
- 国内取引所で仮想通貨を売却して現金化する
取引の途中でガス代などの手数料が発生するため、できるだけガス代が安いタイミングやまとめて取引するなどしましょう。
NFTの写真が売れたら納税必要ですか?
結論を先に言うと必要です。
国税庁のサイトに「NFT売却益は所得税となる」と記載されています。
年間20万円までの雑所得として組み込めますが、超えた場合は納税義務が発生します。
税金計算は24時間365日価格変動が起こる仮想通貨とNFT、ガス代計算など非常に複雑なため、早めに準備しておきましょう。
NFTはオワコンじゃない?今やる必要ないよね?
結論を先に言うとNFTはまだ始まってもおらずオコワンでもありません。
なぜなら国家戦略にもなっている領域であり、世界的イベントにNFT技術が使われるから。
NFTアート分野では一部の投機筋が抜けて一時期のブームは落ち着きましたが、NFTは技術でありさまざまな分野に活用されています。
国の方針でもあり、世界的イベントに使われる将来があるNFTはこれから一気に普及・拡大・成長していく産業ですよ!
NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介にてさらにNFTの活用予定を紹介していますので是非一読してみてください。
写真NFTの適正価格は?
結論を先に言うと、最初のうちは激安・格安と呼ばれる0.001ETH(約250円前後)で出品しましょう。
なぜならNFTの世界では、実績や経験がまだない無名の新人だから。
まずは作者として作品の認知度を上げるのが先決。
1年〜長期で見据えて認知獲得してから売り上げを獲得していきましょう。
出品したNFTの写真が売れない時は?
正しく認知していただきたいのは、写真をNFT化しただけでなんでも売れるわけではないことを意識してください。
気軽にNFTを作れる写真はその分だけハードルが低く、参入者も数多くいるからです。
実際のものを販売するのと同様に、NFTの写真販売もセールス活動は重要です。
さらに売れたNFTの写真にはある特徴を持っているため、要点を踏まえるとNFTの写真販売も確率がグッとあがるでしょう。
セールス活動や売れたNFTの写真の特徴を知りたい方は、NFT写真が売れない理由ご存知ですか?売れたNFT写真4つの特徴を参考にしてみてください。
写真をデジタル化したら著作権はどうなりますか?
結論を先に言うとデジタル化してもしなくても、著作権は元のデータに発生しています。
著作権は著作物を保護するための権利です。
日本弁理士会
著作物とは、思想又は感情を創作的に表現したものであって、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいいます。
NFT化する前の写真が著作権を含んでいる場合、勝手に使うと著作権侵害となり違法です。
そのほかにも写真では肖像権や商標権にも注意する必要があります。
上記のNFT写真でつまずきそうな3つの権利はNFT写真販売で失敗しないために少コストでできる8つの解決策にまとめていますので参考にしてみてください。
NFTに所有権はないのですか?
こちらも誤解されやすいのですが、購入したNFTであれば所有権も取得しています。
NFTでよく発生する勘違いとして、購入したNFTを使った創作(二次創作)と話が混同してしまうことです。
コレクションによってNFTアートの二次創作はどこまで使用許諾されているか?に違いがあります。
詳しくはNFTの著作権問題は2次創作範囲!NFTアート活用の注意点まとめに記載していますので参考にしてみてください!
NFTは著作権違反になる?
誤解されやすいのですが、NFTが著作権違反ではありません。
NFTそのものは技術であり、端的に言えば使う人次第で悪用もできてしまう「道具・技術」です。
NFTは車や包丁と同じ道具で使う人次第です
NFTにする前の画像や写真が著作権違反していれば、NFTにしても同様に著作権違反のままです。
つまりNFTにする/しないに関わらず、元の画像や写真が著作権違反していないか?という話になります。
NFTの写真は簡単だけど売るのは難しい!
本記事の要点をまとめます。
- NFT✖️写真は素材がありふれていることから相性がいい
- ただしスマホやデジカメの画像や写真は容量や形式を変更する必要がある
- 画像や写真をNFT化するには事前準備5ステップ、その後3ステップでできる
- 世界トップ級のOpenSeaではNFTの写真作成にガス代という手数料がかかる
- OpenSeaでNFTの写真を作るなら失敗しても損失が少ないポリゴン(MATIC)がおすすめ
- NFT作成や販売・購入に慣れてきたらイーサリアムチェーンで作るのがおすすめ
- NFTの写真で爆発的に売れているのはプロ写真家や抜きん出た作品、またはミーム
- ミームを狙うか少しずつでもコツコツ売っていくのがおすすめ
NFT全体を見てみるとまだまだ市場規模が小さい上に、次々と新しいNFTが誕生することから発売しても必ず売れるものではありません。
一方で国家施策となっている上に世界的イベントでも使われる最新技術でもあるため、今後参入者が爆発的に増えることが予想されます。
参入者が少ない今のうちに進めておけば市場成長という大きな波に乗っていけますよ。
まずは少額で試せるポリゴン(MATIC)からNFT写真、始めてみませんか?
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