スマホだけでNFTの始め方を教えてほしい
NFTは一部の人だけじゃないの?
NFTってスマホだけで作れるのか知りたい
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
本記事では筆者が700件以上のNFT取引を通じて学んだ内容と、最新データをもとに執筆しています。
本記事の前半ではNFTの基本的な知識を中心に、後半では実際のスマホ画像を元にNFTの始め方(買い方・売り方・作り方)を解説していきます。
パソコン作業と異なりスマホならではの注意点もあるので、じっくり読み進めてみてください!
記事後半にあるスマホだけでNFTを始める方法をサクッと知りたい方は、OpenSeaの活用方法【3パターン】へショートカットできます。
そもそもNFTってなんですか?
最初にNFTとは何?という疑問を解決しておきましょう。
NFTの特徴は大きく2つあります。
それぞれ詳しく解説していきます。
本物を証明する技術
従来写真やイラストはネット公開されたら最後、本物・オリジナルの所有権を証明するのが困難でした。
なぜならネット上の画像は誰もがコピーや改ざんできてしまうため、データそのものに価値がなかったから。
しかしNFTはそうした写真やイラストに本物・オリジナルという証明書をつける技術として誕生。
これによりNFT化された写真やイラストといったデジタルデータは本物・オリジナルと証明されるため、保有価値(資産価値)を帯びることに繋がっていきます。
みんなで持ち合う分散型
上記の本物・オリジナルという証明は、ブロックチェーン技術によりみんなで担保(保証)しあっています。
従来はサーバーという保管場所にデータが置かれていたため、以下の問題点がありました。
サーバーがハッキングされ書き換えられる危険性
サーバーがメンテナンス中は誰も閲覧できない
しかしブロックチェーンはみんなで同じデータを持っているため、上記の問題が一気に解決。
誰かのデータが書き換えられてもすぐに嘘がバレる上、メンテナンスで利用できないといったこともありません。
つまりNFTはデジタルデータに本物・オリジナルの証明書をつけ、ブロックチェーンの分散型という特徴からみんなで保証しあう技術として成り立っています。
【超基本】NFTの二次流通・ロイヤリティの仕組みを10分で解説!にてさらに詳しく解説していますので、気になる方は参考にしてみてください。
スマホだけでNFTを始める準備
スマホだけでNFTをはじめるには、以下の準備が必要です。
ひとつずつ見ていきましょう
仮想通貨取引所の口座を開設する
NFT取引には、仮想通貨が必要です。
金融庁の認可を得ている取引所であれば、どこで仮想通貨を購入してもぶっちゃけOK。
多数ある取引所のうち、筆者が使ってみておすすめな取引所はコインチェック・GMOコイン・bitbankの3社。
以下でそれぞれの特徴を解説していきます。
コインチェック
コインチェックは4年連続アプリDL数No.1を誇る国内最大手の仮想通貨取引所。
多数の利用者をサポートする体制と、シンプルで分かりやすいサイト設計が評判です。
NFTの中でもガス代が安く取引量も一定数あるポリゴン(MATIC)の仮想通貨が直接買える数少ない取引所としても重宝します。
※bitbankやビットフライヤーのポリゴンはチェーンが異なるためNFT取引に一切使えないのでご注意!
スマホアプリからも売買しやすく分かりやすいサイト設計と、NFTのセカンドレイヤーとして使われるポリゴン(MATIC)が買える取引所として初心者から中級者まで幅広く愛用されている取引所です。
\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/
GMOコイン
GMOコインは通常口座から仮想通貨を出金する際に、必要となる手数料がかからない国内唯一の取引所です。
ブロックチェーンを利用する際には、必ず発生するガス代と呼ばれる手数料がGMOコインはなんと無料。
メタマスクへ送金する際の手数料が無料なため、必要な分だけGMOコインで仮想通貨を調達して無駄なく使えるので非常に重宝します。
500円からできる積立や最短10分で取引開始できる手軽さも大きなメリットの取引所です。
bitbank
bitbankは1円未満の単位で仮想通貨取引できるのが最大の特徴となる取引所です。
取引板をみながら仮想通貨売買できるため、仮想通貨取引をメインにやる人からのよい口コミが数多く見受けられます。
30種類にも及ぶテクニカル分析をしながらパソコンおよびスマホアプリから取引できるため、大きな相場変化にも素早く対応できます。
日本初のゲーム特化チェーン【oasys】トークンもbitbankのみ取引できるため、NFTゲームを視野に入れている方は必須となる取引所ですよ!
仮想通貨ETH(イーサ)を準備する
取引所を開設したら次はNFT取引に使われる仮想通貨を準備しましょう。
たくさんの仮想通貨がありますが、NFT取引に使われるのは以下のトークンだけです。
- ビットコイン(Ordinals:どこでもOK)
- イーサリアム(ETH:どこでもOK)
- ポリゴン(MATIC:コインチェックのみ)
ビットコイン(Ordinals)はNFT売買初心者にはハードルが高く、スマホだけで行うのは無理です。
気になるよ〜という方はOrdinalsのはじめ方とNFTと4つの決定的な違いを解説を参照してみてください。
最初はNFT取引のメインとなるトークン(仮想通貨)イーサリアム:ETHのみでOK。
ポリゴン(MATIC)はコインチェック口座を開設しておき、いつでも入手できるようにしておけばOKですよ。
どれくらいのETHが必要ですか?
実際に購入したいNFTの価格や日本円/ETHとの為替レード、ガス代などにより上下してしまいます。
あくまで一つの目安として参考にしてみてください。
ガス代が支払えないと何もできないため、ある程度余裕を持たせて置く必要があるのでご注意を!
デジタルウォレット・メタマスク
3つ目の準備として仮想通貨を管理する個人用デジタルウォレットMetaMask(メタマスク)を準備しましょう。
デジタルウォレットはいくつか種類があります。
- Google Chromeの拡張機能から無料で使える
- スマホアプリとの同期・連動もできる
- マーケットプレイスがほとんどメタマスクに対応
上記理由からMetaMask(メタマスク)が最もおすすめ。
もちろんメタマスクの導入や利用は完全無料なので安心してくださいね
メタマスクの登録方法
メタマスクの導入方法はNFT取引に必須のMetaMask導入3ステップとスマホアプリ同期方法にまとめています。
上記記事内でも解説していますが必ず守らないといけない注意が2点あります。
非常に簡単なことですが上記を守らないと一瞬にして資産を失うことにつながるため、絶対に守ってくださいね!
事前準備における注意点
事前準備段階での注意点は以下の3つ。
それぞれ解説していきます
他の仮想通貨を買わない
上記で解説した通りNFT取引にはETH(もしくはポリゴンMATIC)が必要です。
価格が安いからといってXRP(リップル)やライトコイン(LTC)を購入しても、NFT取引には一切使えません。
仮想通貨は1ETH未満から購入・利用ができるので予算に応じて購入しましょう。
すべての仮想通貨がNFT取引に使えるものではないのでご注意を。
シークレットリカバリーフレーズは死守すべし!
メタマスク作成時にもアラートが表示されていますが、シークレットリカバリーフレーズはあなた専用のマスターキーです。
シークレットリカバリーフレーズを使うときは、パソコンの入れ替えなどメタマスクを違う環境に移すときのみ。
したがってサイトへの入力や誰かに教えることは絶対にあり得ず、入力や誰かに聞かれたらそれは100%詐欺です。
メタマスクのシークレットリカバリーフレーズは、あなただけのマスターキーなので絶対に口外しないようにしましょう。
スクショ保管もハッキング→流出があったのでしないように!
送金するアドレス・チェーンを間違えない
メタマスク導入した直後のデフォルト設定では、イーサリアムの表示のみ対応しています。
そのため、他の仮想通貨(ポリゴンMATICなど)を送金しても表示されません。
さらにウォレットアドレスを間違えて送金すると、送金に失敗して二度と着金せず失われてしまうことに。
ウォレットアドレスは必ずコピペする、送金元と受け取り側のチェーンを間違えないなど必ずチェックして対応しましょう。
NFT取引所はどこがおすすめ?
結論を先に言うと、海外NFTマーケットプレイスのみでOK。
国内ではHEXAというマーケットプレイスがありますが、国内向けに重点を置かれているためユーザーが圧倒的に少ないのが現状。
日本語で設計されているため海外勢が使えません
海外NFTマーケットプレイスでは、OpenSeaとRaribleをおすすめします。
下記でそれぞれの理由を解説していきます。
OpenSeaがおすすめな理由
OpenSeaがNFT取引におすすめなのは以下の理由から。
OpenSeaはサイトが日本語に対応しているほか、売買が活発なため欲しいNFTに巡り会える機会や販売確率も高いのがおすすめポイントです。
取引方法も固定価格やオークションだけでなく、交換できる「Deal機能」というOpenSea独自のサービスもあるため、取引しやすいのもおすすめです。
Raribleがおすすめな理由
Raribleがおすすめな理由は以下の通り。
OpenSeaは2023年10月に、独自のNFT作成・出品時に必ずガス代がかかる仕様に変更されたため、初めての人がいきなりNFT作成するのはハードルが高くなってしまいました。
しかしRaribleではガス代という手数料も掛からずに独自NFTが作成・出品できます。
さらにRaribleではクリエイターのロイヤリティを守っていくと宣言しているため、今後より成長が見込まれるNFT取引所として注目を集めています。
国内NFT取引所は?
結論を先に言うと、国内NFT取引所はNFTという名前の企業サービスにすぎません。
極端な例を挙げれば「楽天NFT」は楽天という企業サービスであり、サービス終了宣言があると一瞬にして無価値になってしまいます。
なぜなら国内NFT取引所は企業独自規格におけるサービスのため、Adam by GMOやCoincheckNFTなどに移行できないからです。
世界共通の規格にて売買できる「NFT」と国内企業内サービスの「なんちゃってNFT」、どちらに魅力を感じますか?
ロイヤリティ問題を理解しておこう
上記で少し触れた「ロイヤリティ問題」の今を把握しておきましょう。
今NFT業界で起こっているロイヤリティ問題は大きく2つあります。
重要な問題のため詳しく解説していきます
NFTは投機目的の材料?
2023年2月に後発NFTマーケットプレイスの「Blur」が、とあるキャンペーンを実施して業界を震撼させました。
手数料2.5%?うちなら0%だしロイヤリティも取らないよ!
売買してくれたらトークンあげるよ!
うちだけにNFTをリストしたら更に上乗せするよ!
つまりBlurはOpenSeaに徹底対抗し、手数料を抑えてトークン(仮想通貨)というインセンティブを付与することで顧客を奪う戦略をとりました。
この事件によりロイヤリティを徴収しないBlurでの売買は、トークン欲しさのいわゆる「転がし」が発生し、ほぼ全てのNFTコレクション価格が下落する結果に。
ロイヤリティ収益がなければNFTコレクション運営は難しいため、多くのNFTコレクション運営は反発しBlurでの取引をブロックするなど対策を進めています。
OpenSeaの仕様変更問題
上記の出来事から顧客を大きく奪われたOpenSeaは、大きな仕様変更を打ち出しました。
それは2024年3月からは今まで強制徴収していたロイヤリティを、NFT売却者の任意に変更するという内容。
実質負担となるロイヤリティをすすんで支払う人はほぼいないため、NFT市場では事実上のロイヤリティ排除宣言と受け止められています。
すでに世界時価総額トップとなるNFT「BAYC」を運営するYugaLabはOpenSeaをブロックして異なるマーケットプレイスでNFT売買を開始しています。
今後NFTは、ロイヤリティを取る(保護する)/取らないというマーケットプレイスに二極化していくものと見られています。
OpenSea利用時の注意点
OpenSea利用時の注意点は以下の4項目です。
それぞれの項目を解説していきます。
触るな危険!偽物NFT
OpenSeaをはじめとした海外NFT取引所を利用する際の注意点として、偽物NFTがあります。
なぜならOpenSeaをはじめとした海外取引所では、本物NFTの画像や文章をコピーした偽物NFTが販売されているから。
更にウォレットアドレスさえわかれば勝手にNFTなど送れるため、悪質なプログラムを仕込んだNFTが送られてくることも。
OpenSeaでは基本的にHiddenと呼ばれる見えない場所に入っています
これらの偽物NFTは操作すると勝手にNFTや仮想通貨が転送される場合もあるため、見つけても触れないように注意しましょう。
著作権侵害NFTに気をつける
NFTとして販売されているものは、すべて著作権をクリアしているものではない点にも注意が必要です。
NFTになる前のデータは、従来のデジタルデータのため所有権や著作権までチェックできないからです。
そのため著作権を明らかに侵害しているNFTも数多く出回っていることがあり、注意が必要。
著作権侵害作品は使う/使わない問わず所有しているだけで罪に問われるため、安易に購入しないように注意しましょう。
販売チェーンを間違えない
NFTを発行する際は、NFTの目的に応じて販売チェーンを選択しましょう。
NFT取引でマイナーなチェーンを選べば、購入チャンスを自ら落とす行為に繋がってしまいます。
NFT取引にて最も主流のチェーンはイーサリアムで、次いでポリゴン(MATIC)です。
OrdinalsやSolanaは取引が難しい上に国内ユーザーが少ないため、基本のイーサリアムにて販売しましょう。
ポリゴンを使うなら売買メインにするのではなく、会員証として持ってもらいましょう
NFT発行は費用がかかる
OpenSeaにてNFTを発行する場合は、ガス代と呼ばれる手数料が必ず発生します。
2023年10月以前の古い情報ではOpenSeaのNFT発行は無料とありますが、現在は必ずガス代が発生します。
NFT初心者がNFTコレクションをいきなり展開すると、費用がかさむ上に必ず失敗するため高いハードルとなってしまいました。
完全無料で出品できるRaribleを使うか、ポリゴン(MATIC)チェーンで試して経験を積んでからチャレンジしてみるのをお勧めします。
ポリゴン(MATIC)なら10円前後でNFT発行できますよ!
OpenSeaの活用方法【3パターン】
スマホにてNFTの始め方は大きく3つあります。
NFT出品(作成・販売)ができないNFTマーケットプレイスもあります。
ここではNFT取引が世界最大規模であるOpenSeaをもとに解説していきます。
スマホでNFTを買いたい(購入)場合
スマホだけでNFTを買う(購入する)場合、以下の手順で行います。
メタマスクに送金が済んでいる前提で進めていきます
OpenSeaにメタマスクを接続する
スマホアプリのメタマスクを起動し、方位磁石マークをタップしましょう。
メタマスクアプリのブラウザ機能でOpenSeaにアクセスしてください。
OpenSeaにたどり着いたらメタマスクアプリを「Login」から接続しましょう。
接続するウォレットを選ぶ欄が表示されるので、「MetaMask」をタップします。
「アカウントの接続」にて接続先が「opensea.io」になっていることを確認して接続をタップします。
「このメッセージに署名しますか?」と表示されるので、ここでもOpenSeaからの署名をチェックして間違いないか確かめたのち署名(タップ)しましょう。
この署名はOpenSeaの利用規約に基づいてくださいね〜というもので、お金は発生しませんので安心してください。
アイコンマークが変わればメタマスク接続完了です。
購入したいコレクションを検索する
続いて購入したいNFTコレクションを探しましょう。
探す方法はいくつかありますがここではすでに欲しいコレクション名が分かる前提で進めています。
探し方はスマホ1つでNFTを始める方法|スマホ特有の買い方や注意点とはにて解説していますのでチェックしてみてください。
OpenSeaの右隣に表示されている虫メガネマークをタップします。
検索窓になっているので、購入したいNFTコレクションの名前を入力しましょう。
ここではCNPで検索していますが、偽物コレクションも同時に引っかかるので間違えないように!
本物コレクションにアクセスしてください。
見分け方はTotal Volume(総売上)・オーナー数などコピーできない実数を見て判断してくださいね!
購入したいNFT作品を選び決済する
欲しいコレクションにたどり着いたら、今度はコレクション内にある欲しい1点を選びましょう。
欲しい個体の絵柄をタップしましょう。
画面表示を下にスクロールすると「Buy now」と表示が出るので間違いなければタップしましょう。
あとはガス代見積もりが表示されるので、「確定」をタップすると購入完了です。
購入したNFTは即送られてきますが、スマホのメタマスクへの表示反映は少し遅れます。
すぐチェックしたい方はプロフィール欄から確認できますよ。
スマホでNFTを売りたい(転売)場合
スマホだけでNFTを売りたい(転売したい)場合、以下の4ステップで行います。
以下手順を実際のスマホ画像付きで解説していきます
OpenSeaにメタマスクをつなげる
NFT購入と同様にメタマスクのブラウザ機能からOpenSeaにアクセスします。
アクセス後「Login」をタップしてください。
OpenSeaに接続するウォレット一覧が表示されますので、「MetaMask」を選んでください。
接続先が「opensea.io」となっていることを確認し、「接続」をタップしましょう。
偽サイトの場合は接続先が変わっているのでその場合は絶対に接続しないでくださいね!
続いてメッセージに署名する項目が表示されるので、ここでも同様に署名先が間違いないことをチェックしてから署名してください。
OpenSeaのサービス規約に基づいてくださいねという署名です。
アイコンマークが変われば接続完了です。
転売するNFT作品を選択する
続いて右上にある三本線をタップしましょう。
表示される「Account」をタップします。
「Profile」をタップします。
すると自分のアカウント(ウォレット)にあるNFT一覧が表示されます。
ここから売りたいNFTのリスト(値段をつけて陳列する行為)をしていきます。
リスト条件を決める
一覧表示から売りたいNFTをタップし、「List for sale」が表示されるのでタップします。
販売条件を決めていきます。
Fixed price:固定価格と呼ばれる最も一般的な販売方法。キャンセルや期限切れしない限り設定価格で売られ続ける。
Sell to highest bidder:オークション形式。期限内の最も高値入札した人へ売る方法。
オークションは注目度高いコレクションでない限り高く売れないため、NFT転売は固定価格でのリストがおすすめです。
ここでは固定価格リストする方法にて解説を進めていきます。
Set α price欄で販売金額を決めていきましょう。
Floor:コレクションの最安値。
Top trait:リストする作品と同じ特性(trait)は最高いくらで売れているかの表示。
Starting price:上記の価格も検討材料としながら固定価格を決めましょう。
Duration:販売(リスト)期間で最長半年間リストできます。
ちなみに一度つけた値段は値下げできますが、値上げするには一旦リストキャンセルとなるためガス代が発生するのでご注意を。
Summary:設定した金額で売れた時の手取りがいくらになるのか自動見積もりされます。
0.001ETHでリストし売れた場合の転売益が、もろもろの手数料引かれて0.0009ETHとなると表示されています。
問題なければComplete Listingをタップしましょう。
リストを完了させる
初めてリストするコレクションの場合、出品するのにガス代が発生します。
Approve collection:購入された場合にOpenSeaが勝手にウォレットから該当NFTを抜いて渡すけどいいよね?という許可を与えます。
詐欺サイトの場合はSet Approval for All(全部許可)となっており、コレクション以外もすべて抜いてOKという許可を与えてしまうのでご注意を!
ネットの開線工事を依頼したのに玄関も窓の鍵も全て開錠していくようなものです
続いてガス代を支払います。
今回は0.000866ETH(1ETH約33万計算で約277円です)見積もり表示でした。
問題なければ確定をタップしましょう。
ガス代が異常に高騰している時は見積もり金額も高くなるため、時間を改めましょう。
先ほどのApprove(アプルーブ)のトランザクションが先に送信されます。
このまま放置しておきます。
トランザクションが完了しましたとのポップアップと画面表示に「Your items has been listed!」と出ればリスト完了です!
スマホでNFTを出品したい(作成)場合
スマホだけでNFTを作って出品したい場合は、以下の6ステップで作成から販売までできます。
以下実際のスマホ画像付きで操作方法を解説していきます
OpneSeaにアクセスする
スマホからNFTを買う場合などと同様に、スマホメタマスクアプリのブラウザ機能を通じてOpenSeaに接続します。
メタマスクアプリの方位磁石マークをタップします。
メタマスクアプリからOpenSeaにアクセスし、「Login」からメタマスクを接続します。
接続するウォレットを選択する欄が表示されるのでMetaMaskをタップします。
接続先に間違いないか?必ずチェックして「接続」をタップしてくださいね。
表示されるメッセージに署名しましょう。
繰り返しですがこの署名は利用規約に基づいてくださいという行為であり、費用は発生しませんのでご安心を!
アイコンマークが変わればOpenSeaへのメタマスク接続完了です。
Create機能にアクセスする
続いてOpenSeaのNFT作成ツール「Create」に移動します。
右上三本線をタップし表示される「Create」をタップしてください。
Create画面に切り替わったら「Mint an NFT」をタップしてください。
もう一方の「Drop α collection」は正直に言ってスマホでやるのは無理。
メタデータや画像準備などスマホ1つでやるのは非効率すぎるためお勧めしません
どうしても気になる方はパソコンでの作業をOpenSeaでNFTの作り方5ステップ【最新Create機能】にて解説していますので参考にどうぞ。
コレクションページを作成する
Mint an NFTのページに移行すると以下の画面に転移します。
流れを解説するとコレクションページを最初に作成し、できたページ内に作品を収めていく形となります。
コレクションページを作成するため、先に画像をアップロードしないでくださいね。
コレクションページを作らないと作品のアップロードなど一切できないのでご注意を。
少し画面を下にスクロールすると「create a new collection」があるのでタップしてください。
コレクションページを作成していきます。
Logo image:コレクションのロゴ画像をアップロードしましょう。ファイル形式はJPG・PNG・SVGかGIF、サイズは350×350です。
表示速度に関わるため、容量は軽量化しておきましょう。
今回はこんな形でアップロードしました。
Contract name:プロジェクト名またはコレクション名です。登録後の変更ができません。
Token symbol:チェーン上で表示される略記で登録後は変更不可。
Blockchain:販売するブロックチェーンです。登録後の変更はできません。
間違いないことを確認後、「Continue」をクリックしましょう。
Deploying your contract:ここまでの情報をブロックチェーン上に書き込む作業になり、ブロックチェーンを利用するためにガス代が発生します。
ここでも支払い先が「opensea.io」になっていることと、ガス代の見積もり金額をチェックした上で確定しましょう。
ちなみに今回は0.005393ETH(1ETH33万計算で約1,779円)かかっています。
データ作品をアップロードする
続いてデジタルデータをアップロードしていきます。
ここまでの手順同様にOpenSeaのトップページにある三本線→Create→「Mint an NFT」に入ります。
Drag and drop media:デジタル作品をアップロードします。
NFT化できるデータ:JPG・PNG・SVG・MP4のファイル形式で最大50MBまでとなっています。
表示速度に関係するため、できるだけ軽量化することが推奨されています。
先ほど作成したコレクションが「Choose α collection」から選択できますので忘れずに選択しましょう。
Name:英語表記で名前を入力します。確定後変更不可。
Supply:NFTの総発行数で後から変更できません。
Description:説明文を記入しましょう。英語と日本語併記が好ましいと言われています。いつでも変更可。
External link:なくてもOKですが作品に関係のある外部リンクがあればここに記入しましょう。いつでも変更可。
Traits:特性を最大5項目付け加えることが可能。いつでも変更・追記可能。
Add trait:上記のtrait(特性)を加える場合は+マークをタップすると入力欄が展開されますよ。
ちなみに今回はこのように入力しました。
ここまでの入力に間違いなければ「Create」をタップしましょう。
変更不可となる箇所も多数あるのでよくチェックして進んでくださいね!
デジタルアートをNFT化する
CreateをタップするとデジタルアートをNFT化する(ミントと言います)作業に入ります。
この作業でもブロックチェーンに書き込むため、ガス代が発生しますよ。
ガス代見積もりが表示されます。いつものとおり支払い先が「opensea.io」となっていることと、適切なガス代になっていることをチェックしてから確定してくださいね!
今回は0.004736ETH(1ETH=33万計算で約1,562円)かかりました。
確定を押すとガス代支払いされデジタルデータをNFT化(ミントと言います)が始まるのでそのまま待ちましょう。
「トランザクションが完了しました」と表示され、チェック項目がMinting your itemまで進めば作成完了です。
ただ筆者が試したタイミングでは15分待っても完了から進まなかったので時間を改めてチェックしたところ、完成していました。
販売条件を設定して販売開始する
できたNFTをチェックして販売条件を設定していきましょう。
OpenSeaトップページ→3本線タップから表示される項目から「Account」をタップします。
アカウント→プロフィールをタップします。
自分の保有しているNFTとともに作成したNFTが表示されます。
作品をタップするか、NT下にある「・・・」から「List for sale」をタップしてください。
販売条件設定画面に転移するので順次決めていきましょう。
#of items:リスト(値段をつけて販売開始)する個数を選択します。製作個数を上限としてまとめて出品できます。
Starting price:販売価格を設定しましょう。設定したブロックチェーンのトークンにて価格設定となります。
Duration:リスト期間設定で最長半年間可能です。期限が切れると自動的にリストから消えて購入できなくなります。
画面を下にスクロールすると設定金額で売れた時の収益が表示されます。
販売期間1ヶ月、販売金額0.001ETHにて設定すると以下のように表示されます。
間違いなければComplete listingをタップしましょう。
Yout item has been listed!と表示されればリスト完了です。
ここまででスマホからNFTの販売・転売・作成が完了です!
もう一度NFT購入のやり方をチェックする場合はこちらから
NFTの転売のやり方をチェックする場合はこちらから
NFT化・出品のやり方をチェックする場合はこちらから各箇所の先頭に戻れます。
【より販売につながる施策】販売ページを整えよう
オリジナルのNFTコレクション・作品が完成したら販売ページを整えていきましょう。
販売ページが整うと作品の見栄えもグッと変わってきますよ!
コレクションの詳細を追記する
作品ページはまるで生まれたての子供のように真っ裸状態で、情報を何も身につけていません。
少しでも販売につながるようにコレクション詳細を追記していきましょう。
販売ページにある「・・・」をタップし「Edit collection」ページに入りましょう。
コレクションページの編集画面に移動したところです。
この画面で詳細をいつでも追記していけます。
画面を下にスクロールしたところです。
Description:コレクションの詳細を1000文字以内で加えられます。
URL:OpenSea上の販売ページで被らなければ早い者勝ちで取得できます。
Category and tags:OpenSea上のカテゴリーに振り分けることが可能。見つけやすさにもつながるので近しいものに分類とタグ付けしましょう。
Blockchain:コレクション作成時に選択済みのため変更できません。
Payment tokens:支払い方法を選んだブロックチェーンのトークン以外も増やせますが特に追加しなくても問題ありません。
Featured image:OpenSea上に掲載される作品紹介画像です。画像サイズは600×400が推奨されています。
Display theme:OpenSea上の表示方法です。これがおすすめ!というのは特にないのでお好みに合わせて適宜変更してください。
Explicit&sensitive content:いわゆる「エロ・グロ」作品の場合はオンにしてください(デフォルトはオフ)
Trait-based collection offers:特定の作品に対してのオファーができるようにするかどうか(デフォルトはオフ)
Show OpenRarity ranking:作品レアリティを加えている場合、OpenSea上でランクを公開するかどうか(デフォルトはオフ)
Collabrators:共同編集者設定すると特定ユーザーに表示の変更権限を付与できます
「Trait-based〜」はたとえば作成時に特性情報で加えた「age:3」のみにオファーがかけられるようにする機能で、細かく特性を入力して多数出品している場合はあるといいですね。
販売ページのバナーをセットする
販売ページからバナーをセットしましょう。
販売ページの右上をタップすると「+Add banner」が表示されるので選びます。
ここでバナーとなる画像をアップロードできます。
Edit banner:100MB、JPG/PNG・GIF・SVG・MP4のフォーマットです。
スマホでNFTの元「デジタルアート」を作れるアプリ
スマホひとつでNFTアートのもとになるデジタルアートを作る場合、以下のアプリがおすすめです。
それぞれ解説していきます
CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)
クリップスタジオはイラストのプロも活用していて評判の高いアプリ。
イラストだけでなく、漫画やアニメーションまで作れてしまう万能なアプリです。
スマホアプリだけでなく、パソコンでも使える機能が秀逸。
デジタル画材ツールも豊富なため、初心者からプロまですぐにアート作成に取り掛かれますよ。
アイビスペイントX
アイビスペイントXはアプリだけでなく、パソコンでも同様に使える無料アプリです。
クラウドストレージ機能を使うことで、スマホアプリで作成したアートの続きをパソコンで作業できます。
制作工程を動画として記録できるため、Wip(Work in Progress:制作過程の作品)としてXなどに活用できる機能が特徴。
上記のクリップスタジオとも連携しているため、クリップスタジオのクラウドに保存して編集を移行できる機能もありますよ。
8Bit Painter
8Bit Painterはドット絵を描くうえで必要な機能を備えている無料アプリです。
直感的に使えるシンプルな設計により、迷うことなくドット絵を描けます。
広告動画を閲覧することで保存できる作品も増やすことが可能。
使い切れない複雑な機能を省き、誰でも簡単に使えるシンプル設計のアプリとなっています。
Pixiv Sketch
Pixiv Sketchは世界最大級の絵描きSNS「Pixiv」の無料ツールです。
手描きのアート作品を取り込み、デジタルにしてから色を塗ることもできます。
ユーザー同士に加え、制作途中をXへ投稿できるシェア機能がこのアプリ最大の特徴。
ペンやブラシといった初心者でも使いやすい機能を搭載していることでも評判が高いアプリです。
NFTを使った稼ぎ方
NFTを使った稼ぎ方は以下の方法があります。
ここではNFTでどうやって稼ぐのか?以下で詳しく解説していきます。
NFT転売で利益を得る
最もポピュラーな稼ぎ方として、NFT転売で利益を得る方法があります。
安いタイミングでNFT購入し、値上がりしたタイミングで売却して利ざやを稼ぐ方法。
日用品などによるリアル物品の転売と異なり、NFT転売は欲しい人たちによる需要と売りたい人たちとの供給バランスで価格がつくためほとんどトラブルになりません。
運営者は転売成立ごとにロイヤリティ収益も入ってくるため、普通に行う分にはまったく問題になりませんよ!
問題になるNFT転売とは?
トラブルになるNFT転売は大きく2つあるので、この行動はしないように心がけましょう。
特にフロア価格を無視し最安値よりさらに安くするリストは、売れても収益が減るだけでなくコレクション全体の価値を傷つける行為となりかねません。
またもらったNFTをすぐ転売する行為も、ブロックチェーンの仕様上すぐ誰でも履歴が分かるため「わざわざあげたのに」と嫌われてしまいます。
プレゼントされた腕時計やバッグをすぐメルカリで転売しますか?
誰も幸せにならない売り方でトラブルとなるため、上記の行動を避けてNFT転売しましょう。
オリジナルNFTを出品して稼ぐ
オリジナルNFTを作成して販売することで稼ぐことが可能です。
OpenSeaやRaribleのプラットフォーム機能を使えば、誰でも気軽にNFTが作成・販売まで可能です。
最小のコストで世界中のユーザーに言語の壁や為替・物流などの問題なく販売できるのはデジタル上で完結するNFTだけ!
もちろん出せば売れるという甘い世界ではないものの、少しチャレンジしてNFTを出品しなければ100%売れることはありませんよ!
新規プロジェクトに関わる
NFTの新規プロジェクトに合流することでも稼ぐことが可能です。
なぜならNFTプロジェクトにはさまざまな分野においてマンパワーが必要だから。
上記のメンバーがNFTプロジェクト運営には必要です。
コアなメンバーになればなるほど責任感も伴いますが、その分報酬は高くなります。
新規プロジェクトに関わることで、NFTを介して報酬を得る方法もあります。
NFTプロジェクトを運営する
上記はプロジェクトに合流する方法ですが、自らプロジェクトを立ち上げることも可能です。
自ら旗振りする必要があるため難易度は桁違いですが、ダイレクトに収益分配できるため大きな収益を稼ぐことも。
国内最大手のNFTプロジェクト「CNP」は、発売から15ヶ月で流通総額13,000ETH(約34億円)を突破しています。
もちろん個人の力でここまで稼ぐのは難しいですが、少しずつ規模を拡大していくなどで稼ぐチャンスも増えていきますよ!
Giveawayでもらう
Giveawayとは無料プレゼントのことで、Xをはじめとした各種SNSを中心に行われています。
X上では簡単なタスク(リポストやいいねだけ)などで抽選応募できるものから、コミュニティ参加が必須なものまで色々とあります。
抽選確率や景品は直接NFTや仮想通貨がもらえるものから、NFTのAL(優先購入権)まで色々とあります。
直接NFTがもらえて転売できればそのまま収益となるため、ほぼリスクゼロで稼げますよ!
特定NFTコレクションを保有する
特定のNFTを所有することで、AL(優先購入権)などがもらえて稼ぐこともできます。
例えばCNPを持っていることで以下のようなメリットがありました。
特に関連プロジェクトとしてLLACというNFTは0.001ETHで一部のCNP保有者のみ購入でき、一時3ETHを超える金額で売買されていたことも。
特定プロジェクトのNFTを所有していることで、さまざまな恩恵に預かれる場合があります。
NFTを始める際の注意点
NFT取引を始める際、注意すべき箇所は以下の3項目です。
上記の注意点と合わせてこの3か所にも注意しましょう。
NFT価値は常に変動している
NFTの価格は一定ではなく、常に変動していることを頭に入れておきましょう。
NFTの価格は2つの要因から常に変動しています。
そのためNFT価格が上がっていても、日本円換算でETHが暴落していれば最終的に赤字となるケースも。
両方のタイミングをうまく見ながら取引できるように準備しておきましょう。
DMは詐欺99%詐欺!
NFT取引しているとXやdiscordのDMが届きますが、ほぼ99%詐欺です。
詐欺リンクを踏ませてハッキングする方法や、ウイルス感染させてNFTや仮想通貨を抜き取る手口が後を立ちません。
事前連絡なしにDMが届いたものは、ほぼ99%詐欺のため開封することなく無視してくださいね!
飛び付いたら負け!偽セール情報
上記のDM詐欺に次いで多いのが偽セール情報による詐欺手口です。
特にX(旧Twitter)上のタイムラインに流れてくる偽NFTセール情報に引っかかるケースが多発しています。
本当に売るなら不特定多数の人に向けて割引セールなどせずに、現NFTホルダーに安く売った方が売りやすいですよね。
Xのタイムラインに流れてくるセール情報やdiscordの突発的に開催されるセール情報は100%詐欺なので気をつけてください!
スマホでNFTを始める時によくある質問
最後にスマホでNFTを始めるときによく出てくるQ&Aをまとめました。
- NFTを始めるには何から始めればいいですか?
- スマホ対応のNFTゲームで稼げるランキングは?
- OpenSeaで出品するにはいくらかかりますか?
- NFTは1枚いくらですか?
- 初心者がNFTを買うには?
- NFTアートを始めるには何が必要ですか?
- NFTアートを作るのにおすすめのアプリは?
- メタマスクとスマホを接続するにはどうすればいいですか?
大きな失敗にならないためにも、事前にチェックしておきましょう。
NFTを始めるには何から始めればいいですか?
スマホでNFTを始めるには以下の準備が必要です。
- 仮想通貨取引所の開設
- 仮想通貨(ETH)の購入
- メタマスクアプリのインストール
- メタマスクへETHを送金
上記でも解説していますので合わせて参考にしてみてください。
スマホ対応のNFTゲームで稼げるランキングは?
スマホ対応のNFTゲームは2024年1月現在のところありませんし、あったとしても稼げるNFTゲームではありません。
なぜならAppleはNFTに否定的な態度をずっと取っており、iOS版のNFT関連アプリのリリースができないから。
iOS版のNFT関連がリリースできない以上、NFTゲームが広がりを見せていくことはありません。
稼げるスマホ対応のNFTゲームがなく、今はハイリスクな理由を以下で補足します。
NFTゲームがまだハイリスクな理由
NFTゲームが稼げない理由としては、AppleがNFT関連のアプリを否認していることに起因します。
なぜなら世界のゲーム市場はPS5などのハード機でもパソコンでもなく、スマホゲームが50%のシェアを獲得しているからです。
モバイルゲームが過半数を占めており今後はより一層シェアを広げていくものとみられていますが、iOSにてNFTゲームアプリが現状リリースできません。
そのためAppleがNFTに対して態度を変更しない限りスマホ対応のNFTゲームがリリースできないため、世界的に流行することがなく稼げるチャンスもありません。
OpenSeaで出品するにはいくらかかりますか?
OpenSeaでNFTを出品する時の費用は以下の通り。
- オリジナルNFT作成・出品時→今回は合計で0.010129ETH(1ETH=33万計算で約3,342円)
- NFTコレクションから初めてリストする時→0.000866ETH(1ETH=33万計算で約277円)
それぞれガス代がかかりますが、ガス代は24時間変動していますので目安としてお考えください。
NFTは1枚いくらですか?
ピンキリです。
NFTコレクションのフロア価格にて比較します。
2024年1月現在(1ETH約33万にて計算しています)
初心者がNFTを買うには?
初心者がNFTを買うには、以下の点に注意しましょう。
- 購入する仮想通貨の種類と送金ミスに気をつける
- メタマスクのシークレットリカバリーフレーズを公開しない
- 偽物コレクションや詐欺に引っかからない
- 最初は買いやすく売りやすいNFTを購入体験する
NFT取引の始め方入門【購入・転売・出品方法と8つの注意点】にてより詳細に解説していますので合わせてチェックしてみてください。
NFTアートを始めるには何が必要ですか?
NFTアートを始めるには以下のアイテムが必要です。
- 仮想通貨取引所
- 仮想通貨(ETHかポリゴンMATIC)
- メタマスク
- デジタルアート
デジタルアートに関してはOpenSeaかRaribleによって形式が異なります。
OpenSeaで販売したいなら本記事の【スマホでNFTを出品したい(作成)場合】を参考にしてみてください。
Raribleで販売したいならNFT出品のやり方は4つ!作り方や販売で失敗しないための基本編を参考にしてみてください。
NFTアートを作るのにおすすめのアプリは?
本記事で紹介したアプリ以外は以下のものがおすすめです。
- dotpict(ドットピクト):無料
- PicsArt Color ペイント:無料
- MediBangPaint:無料
NFTアートの始め方5ステップ|誰でもリスクゼロでNFT出品するにてまとめていますので参考にしてみてください。
メタマスクとスマホを接続するにはどうすればいいですか?
パソコンにて先にメタマスクをインストールしている方は、以下の手順でスマホに接続・同期が可能です。
- アプリのメタマスクをインストールする
- パソコンのメタマスクを開く
- シークレットリカバリーフレーズを表示させる
- パスワードを入力してQRコード表示に切り替える
- スマホアプリのインポート機能からQRコードを読み取る
- QRコードを読み込みパスワード設定する
NFT取引に必須のMetaMask導入3ステップとスマホアプリ同期方法にて画像付きで解説していますので参考にしてみてください。
スマホだけでNFTは始められる!
本記事の要点をまとめます。
- スマホひとつあればNFT取引は始められる!
- NFT取引に大金は必要ない
- NFTは高度な知識や高性能なパソコンは不要
- スマホでNFTを買う時は偽物に気をつける
- NFTを売るときは売り方に気をつける
- スマホでNFTを初めて作るならOpenSea×MATICで試そう
- ロイヤリティ問題も頭に入れておこう
NFT取引はスマホ1台あれば始められる最新の技術。
しかし日本のNFT取引人口は1.7万人前後と見られており、市場規模が小さく参入者も少ない状況です。
世界中のイベントでNFT技術は今後使われていくため、あっという間に世の中に広がっていくでしょう。
ガラケーからスマホへ世の中が切り替わったように、NFT技術も既存技術の裏側で広がりを見せています。
NFT?なにそれ?意味あるの?と思考も行動も停止するか、今すぐ初めて市場拡大の波に乗っかっていくかはあなた次第。
やらずに後悔する日常を抜け出し、大金も必要なくスマホひとつで始められるNFTにいますぐ触れてみませんか?