「CNPPは盗難防止機能が付いてるけど、どうやって設定するの?」
「他のプロジェクトでも似た機能あるけど、いまいちメリットがわからない」
気になる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、盗難防止機能「パラダイスロック」について解説します。
設定操作に少しだけガス代がかかりますが、パラダイスロックをかけることで大部分のNFT盗難・詐欺被害を防げます!
スキャム・盗難被害はいつ発生するかわかりません!
簡単にできるので、ガチホする人はサクッとパ〜〜ラダ〜イスロックしておきましょう!
そもそもCNPPはCNPとどう違う?
まずは簡単におさらい。
CNPPってどんなプロジェクトなの?
まだまだプロジェクトに関する情報が少ないかと思います。
CNPPのプロジェクトが何を目的としているか?をこちらの記事でチェックしてみてください。
パラダイスロックは2つの盗難防止機能の総称
CNPPが組み込んでいるパラダイスロックは、2重の盗難防止が備わっている機能の総称です。
パラダイスロックするには、専用サイトにアクセスし、ロックをかける操作や解除設定する必要があります。
ロックすることでトランスファーの制限をかけられます
2つの盗難防止機能について、ここから解説していきますね。
パラダイスロック1: Set Approval For Allの制限機能:CAL(キャル)
パラダイスロック1つ目の盗難防止機能として、NFTの取引場所をOpenSeaなど信頼できるサイトのみに制限する「CAL」という機能が搭載されています。
CALは、Contract Allow List(コントラクトアローリスト)の略称です。
信用できる特定のサイト(OpenSeaのコントラクトなど)だけに「Set Approval For All」(ウォレットの中身・NFTや仮想通貨を自由に出し入れしてOK!という許可)の利用が制限されます。
そのため、OpneSea以外の場所(スキャムなどの偽サイト)で「Set Approval For All」を万が一承認してしまったとしてもコントラクト側でその許可をはじくことが可能!
CALはロックの有無に関わらず常に組み込まれています
CALにより、スキャムなどの偽リンクを踏んで「Set Approval For All」を許可してしまったとしても、CNPPはウォレットから抜かれることなく守られる仕組みになっています。
パラダイスロック2: Transfer(トランスファー)の制限
パラダイスロック2つ目の盗難防止として、CNPP自体をウォレットから転送(Transfer)できなくする機能があります。
ロック中のNFTであれば、転送しようとしてもNFTを動かせなくなります。
ロックかけることで、売買もトランスファーも一時的に制限されるSBTみたいになるんですね
もちろんロック解除してあれば、売買や転送(トランスファー)可能です。
この2つの盗難防止が実装されていることで、多発する盗難詐欺被害からNFTを守れます。
ロックするとどうなる?パラダイスロックの3大メリット
パラダイスロックするメリットは?
わざわざガス代払ってやる必要あるかな?
いつ・誰が・どのタイミングで引っかかるかわからないからこそ危険なスキャム。
詐欺だと分かっていれば、みんな引っ掛かっていませんよね?
パラダイスロックするメリットは3つ。それぞれ解説しましょう。
盗難詐欺の大部分を防げる
パラダイスロック最大の特徴は「ほとんどの盗難詐欺を防げる」ことです。
パラダイスロックの2つの盗難防止機能 CAL(Set Approval For Allを制限させる)
トランスファーの制限(NFTそのものの移動制限)
により、万が一スキャムリンクに引っかかってもCNPPをロックしていれば詐欺被害のリスクは激減するでしょう。
わずかなガス代を保険として使っておけば、いつ我が身として降り掛かってくるかもしれない盗難被害を防げるかもしれませんね。
ロックの設定・解除はいつでも自由に変更可
パラダイスロックは、自分で24時間365日いつでも設定・解除ができます。
※メンテナンス期間は除きます
しかも、操作方法も簡単!ガチホ(長期保有)するならロックかけて、リストする時にロック解除してからリストしましょう。
操作方法はのちほど解説します。
パラダイスポイントが付与される
CNPPのNFTを盗難防止であるパラダイスロックすることで、パラダイスポイント(仮称)が付与されることが検討されています。
パラダイスポイント?
パラダイスロック期間や枚数によって、付与されるポイントが増減?一定ポイントまで貯まるとランクステージがアップ?
ランクごとにポイントが増えたりするかもしれません・・・(検討中のため不明)
また、貯まったポイントは将来的に有効活用できるような設計を検討しています。
例えば、ゲームギルドに間接的な支援ができたり、バー忍権利獲得に使えたりするかもしれません・・・
タダでもらえたポイントでも、有効活用できたらいいですよね
パラダイスロック4つの注意点
パラダイスロックかけてれば絶対安心なんだね!
残念ながらこの世の中に「絶対」はありません・・・
ここでは、パラダイスロックが絶対安心にならない?ロックする4つの注意点を解説していきますね。
パラダイスロックの設定にはガス代が必要
パラダイスロックの設定・解除操作時にはガス代がかかります。
そのため、パラダイスロックを設定する際には、多少のコストが発生しますので注意が必要です。
ガス代かかるけど、盗まれてしまうくらいなら安いもんですね!
NFTをリストする前に解除が必須
CNPPをリストする時には、パラダイスロック解除が必要です。
パラダイスロックをしたまま、リストに出してしまうとOpenSeaに購入できないNFTが並ぶことになります。
自分で自分の持っているNFTの価値を落としちゃうますね
「リストする前にパラダイスロック解除!」を忘れずにお願いします。
万が一解除忘れなどは運営がロック解除することあり
パラダイスロックを解除せずにリストした場合、運営がパラダイスロックを強制解除することがあります。
NFTプロジェクトは、フロア価格(最低購入価格)によって、価値が左右される側面があります。
仮にCNPPのフロアが1ETHとし、そのタイミングでロックされた状態のCNPPが0.5ETHでリストされたとしましょう。
通常であれば、「0.5ETHのCNPPが購入されると同時にフロア価格が1ETHに戻る」ので問題ありません。
しかし、「パラダイスロックがかけられたままのNFT」は誰も買えないので、フロア価格は0.5ETHのまま残り続けます。
そうすると、今まで1ETHで売買されていても「フロア価格が0.5ETHだから、売れるように価格を下げなきゃ…」とCNPPの価値が下がっていってしまいます。
CNPPの価値が下がれば、ゲームギルドを運営することも、フィリピンを応援する目標も実現できなくなってしまいます。
そうなったら大変・・・
このような事態に対応するため、運営側が「パラダイスロック」を解除できるようになっています。
緊急的な措置が必要な場合のみ実行するので、通常は解除されませんので安心してください。
NFT盗難防止機能は100%安心安全ではない
パラダイスロックしていても、気をつけるべき点としてメタマスクの「シークレットリカバリーフレーズ」・「秘密鍵」の防御は絶対必要です。
「シークレットリカバリーフレーズ」や「秘密鍵」が盗まれてしまったら、パラダイスロックしていてもウォレットごと盗まれてしまうので意味がありません。
そのため、スキャムに引っかからないようにするための基本的な6つの行動を見直しておきましょう。
- 公式アカウントをフォロー・公式discordはブックマークしておく
- 公式サイト発表以外のリンクは踏まない
- Twitter・discordのDMは詐欺!ソースを確認しましょう!
- MetaMaskは保管用とアクセス用に分けて運用する
- ウォレットに知らぬ間に勝手に送られてきたNFTはそのまま放置!
- 公共フリーWiFiは使わない
できる自己防衛は必ず徹底しておきましょう。
パラダイスロックのやり方3ステップ
CNPPのパラダイスロックは3ステップでいつでも簡単に設定できます!※メンテナンス時を除く
パラダイスロックのかけ方3ステップ
- パラダイスロック専用サイトにアクセス
- メタマスクを接続する
- ロックの設定・解除するCNPPを選択する
順番に解説していきますね。
1:パラダイスロック専用サイトにアクセス
パラダイスロック専用サイトは、NinjaDAOのCNPP専用チャンネル部屋からアクセス可能です。
こちらからもアクセス可能です
2:メタマスクを接続する
専用サイトにアクセスしたら、メタマスクを接続してください。
この時点では、接続だけでガス代は発生しません。
3:ロック設定するCNPPを選択しよう
メタマスクと接続完了すると、保有してあるCNPPの一覧が表示されます。
パラダイスロックを設定していきましょう。
個別に操作する方法でパラダイスロックがかけられます。
- ロックかけたいNFTのチェックボックスにチェックを入れる
- 「lock execute!」をクリック
- 見積もりされたガス代を払う(ガス代が高騰している時は、一旦キャンセルしても問題ありません)
複数ロックするときは、1回の操作でまとめてロックかけた方がガス代節約できますよ!
1.ロックかけたいNFTのチェックボックスにチェックを入れる
2.「lock execute!」をクリック
3.見積りされたガス代を支払う
Lock前の画面から消え、Unlockの画面にロックされたNFTが表示されます。
パラダイスロック解除方法3ステップ
パラダイスロック解除は、3ステップです。
- パラダイスロック専用サイトにアクセス
- メタマスクを接続する
- ロック解除するCNPPを選択する
ロックしてあるものを解除する際にはガス代が発生します。
1:専用サイトにアクセス
パラダイスロック専用サイトは、NinjaDAOのCNPP専用チャンネル部屋からアクセスできます。
https://cnpp-paradiselock.web.app/
こちらからアクセスできます
2:MetaMaskを接続する
専用サイトにアクセス後、メタマスクを接続してください。
この時点では、接続だけでガス代は発生しません。
3:ロック解除したいNFTを選択する
MetaMaskと接続が完了すると、保有してあるCNPPの一覧が表示されます。
パラダイスロックしてあるNFTのロック解除していきましょう。
ひとつずつチェックをしれて解除操作します。
- Unlockをクリック
- ロック解除したいNFTの「チェック」を外す
- 見積もりされたガス代を払う(ガス代が高騰している時は、一旦キャンセルしても問題ありません)
複数ロック解除するときは、1回の操作でまとめてロック解除した方がガス代節約できますよ!
1.Unlockをクリックします。ロックされているCNPPが一覧表示されます。
2.ロック解除したいNFTの「lock」を押してチェックを外します。
チェックを外すと「unlock」という表記に変わります。
問題なければ、「unlock execute!」をクリックします。
3.見積りされたガス代を払って解除になります。
パラダイスロックにあるQ&A
パラダイスロックに関するQ&Aをまとめました。
先行導入しているプロジェクトでも、同様の質問が寄せられているので参考にしてみてください.
ロックがかかっているか判別はできる?
MetaMask上で、ロックされているかどうかが判別できます。
NFTの左上部に鍵マークがついているものがロック中、鍵マークがついていなければロックされていない状態と判別できます。
ロックした(解除した)のに反映されません
ロック反映(解除)までのタイムラグは、OpenSeaの表示上の問題です。
OpenSeaの個別NFT画像で、リフレッシュメタデータ更新してみてください。
パラダイスロックのやり方をまとめます
CNPPのロック内容をまとめると、次のようになります。
- パラダイスロックは2つの盗難防止機能が付いている
- 「SetApprovalForAllの制限:CAL」と「Transferの制限」
- 24時間365日いつでも自分でパラダイスロックしたり解除したりできる※メンテナンス時間を除く
- パラダイスロック操作にはガス代が発生する
- パラダイスポイントが貯まる(予定)
パラダイスロックは、100%の安全を保障するものではありません.
今後も自己防衛力を高めて、詐欺被害からNFTを守っていきましょう。
長期保有する方は、ぜひ「パラダイスロック」しておきましょう!
NFT・Web3でわからないワードが出てきたら
NFTやWeb3の世界は、最新技術で日々新しいワードが誕生して追いきれません・・・
その都度調べていたら時間がもったいない・・・!
そこで、こちらの記事でNFTやWeb3に関する用語集としてまとめています。
ブックマークしていつでも確認できるようにしておきましょう。