本記事はクノイチ学園のサマーコレクションが発売されるCardano（カルダノ）チェーンおよびADA（エイダ）についてまとめています。
カルダノチェーンの特徴やADAを入手できる国内取引所や対応ウォレット、ウォレットへの送金まで解説しています。
順番に解説していますが国内取引所を先に知りたい方はこちらからジャンプします。
カルダノ（Cardano）チェーンとは
最初にカルダノチェーンってどんな特徴があるかを簡単に整理しましょう。
カルダノチェーンを簡単に説明すると「第３世代の仮装通貨」と呼ばれます。
BTC：ビットコイン（第１世代）とETH：イーサリアム（第２世代）の次となる仮装通貨という立ち位置。
ビットコインとイーサリアムの問題点を明らかにし、その解決策を学術的に解決できることを証明するプロジェクトです。
次の項目でBTC：ビットコインとETH：イーサリアムの問題点をチェックしましょう
ビットコインの問題点
ビットコインの問題点はこちら。
Ordinalsを売買された方ならわかりますが、UTXOモデルの送金速度が遅いため日常的に使えるようには現在のままでは無理。
またマイニングに必要な膨大な電気量はノルウェーの年間消費電力を超え、CO2排出量はベルギーの年間排出量を超えています。
イーサリアムの問題点
一方イーサリアムの問題点はこちら。
イーサリアムはアカウントモデルの会計処理のため、並行処理に弱いと言う問題点があります。
またPoSを採用しているコンセンサスアルゴリズムはステーク量に応じて承認する割合が増え、報酬を得られやすい特徴があります。
そのためマイニングの競争が発生しづらく一部の運営団体のノードしかブロック生成に関わっていないという指摘もあります。
第三世代の仮想通貨Cardanoチェーン：ADA（エイダ）
BTCの課題だった送金モデルUTXOの拡張版を採用し、送金スピードと安価な手数料を実現。
また、独自言語ブルータスによるスマートコントラクトを実装しているので様々な処理に柔軟に対応できるメリットがあります。
EVM機能によりイーサリアム上のDappsだけでなく、ERC20トークンとの取引ができる特徴があります。
さらにカルダノの独自のコンセンサスアルゴリズム「ウルボロス」というPoSが最大の特徴。
これによりホルダーブロック生成権限を委任することで、年利約4％近くの報酬が得られるメリットが受けられます。
BTCとETHのいいとこ取りをした通貨ってことです
カルダノ学園購入までの事前準備
クノイチ学園SummerCollection購入までに準備は3つ。
順番に解説していきますね。
対応ウォレットを選ぼう
カルダノ（ADA）に対応しているウォレットは複数ありますが、中でもおすすめは3つ。
複雑な操作や理解が不要なFlintWalletがゼロ知識から始めるならベストです。
TyohonやEternlはカルダノチェーンの知識を持っていないと難しそうなため今回割愛しています。
どこがお得？ADAを購入できる国内取引所
国内取引所では3社からADAが購入できます。
それぞれの違いを表にしてみました。
| BITPOINT | OK Coin | GMOコイン | |
| 日本円入金手数料 | 0 | 0 | 0 |
| 日本円出金手数料 | 0 | 〜100万まで400円 | 0 |
| 仮想通貨入金手数料 | 0 | 0 | 0 |
| 仮想通貨出金手数料 | 0 | 1〜2ADA | 0 |
| 取引所手数料（購入時） | 0 | メイカー：0.07％ テイカー：0.14％ | メイカー：-0.03％ テイカー：0.09％ |
| 最小出金額（ADA） | 10ADA以上であれば 小数点第6位まで | 2ADA | 10ADAまたは 全額（1ADA未満は送金不可） |
| 最小購入金額 | 500円 （約10ADA相当） | 1ADA | 1ADA |
同時間の取引価格を比較してみました。
手数料や最小購入金額などでお好きな取引所を利用してみてください。
今回わたしはBITPOINTを使いました
Flintウォレットの作り方【拡張機能追加】
ここではFlint（フリント）ウォレットの導入方法について解説していきます。
メタマスクを導入している方であれば特につまずく箇所はないかと思います。
Flint公式ページにアクセス
Flint公式ページにアクセスしましょう。
公式サイト→https://flint-wallet.com/
今回はブラウザ拡張機能に追加する形でウォレットを作成します。
画面の右上から始めましたが、下に表示されている「Browser」でも同じです。
右上を選択すると選択肢が表示されるので「Browser」をクリックします。
Flint Walletページに転移するので、「Add to Chrome」でウォレットを導入しましょう。
ちなみにBraveブラウザを利用しているのですが、Chrome表示されていますが問題なく使えますよ。
Flintウォレットをセットアップしよう
Flintウォレットがインストールできたら次は初期設定しましょう。
メタマスクとほぼ同じなので問題なく進めるかと思います。
今回は初めてのウォレット作成なので「新しいウォレットを作成」から入ります。
復元フレーズがメタマスクで言う「シークレットリカバリーフレーズ」に値するものなので絶対に漏らさないでくださいね。
復元フレーズを求められます。穴あきの若い番号順に、下から該当する単語を若い順にクリックして埋めていきましょう。
問題なく通ると次はウォレットパスワード設定です。
NFT購入時で使うパスワードですね
アプリパスワードの設定は、ロック解除時に使うパスワードです。
設定しなくても利用できますので利用環境に合わせて設定してください。
4桁のパスワードを設定して「決定」をクリックしてください。
ウォレットが作成できました。
ウォレットを使いやすくピン留めしよう
Googleの拡張機能で追加するとピン留めしないと隠れてしまいます。
右上の黒いマークをクリックし、「Flint Wallet」の画鋲マークをクリックすると常時表示されます。
ADA（エイダ）コインを購入してウォレットに送金する
ここからはADA（エイダ）コインをFlint（フリント）ウォレットに送金する手順を解説していきます。
メタマスクへETHを送金する手順とほぼ同じなので迷わずに送金できるはずですよ。
ADA（エイダ）コインを購入しよう
はじめに、ADA（エイダ）コインを購入しましょう。
ここではBITPOINTにてADA（エイダ）コインを購入しています。
先述の通り、国内取引所であればBITPOINT・GMOコイン・OK Coinの3社で購入可能ですよ。
スマホアプリでも手続きの流れは同じですがここではPCで解説していきます。
BITPOINTログイン後コインを買うをクリックしましょう。
パソコン画面で表示されているチャート一覧の「ADA」にカーソルを合わせて表示される「買う」でも同じですよ。
「ADAを買う」ページに転移します。
購入金額（円ベース）もしくはADAベースで購入枚数を設定できます。
ここでは1,441円分すべてをADAトークン購入に回しています。
問題なければ「確定」をクリックしてください。
無事購入が完了しました。
Flint（フリント）ウォレットのアドレスをコピーしよう
続いて、送金手続きに移動します。
Flintウォレットのロックを解除し、「受け取る」をクリックしてください。
自分の受け取りアドレスが表示されるので、右端にあるコピーマークをクリックしてコピーしておきましょう。
BITPOINTにアドレスを登録しよう
続いてビットポイントに移動し、「入出金」をクリックしましょう。
トークン一覧が表示されるので、ADA欄から「出金」をクリックしましょう。
「暗号資産出金」画面が表示されるのでアドレス欄の「追加」をクリックしてください。
ADA出金先アドレス新規追加を登録しましょう。
ラベルはご自身でわかりやすい名称に、アドレスはFlintアドレスをペーストします。
出金先はウォレット（取引所以外）を選択しましょう。
このような感じです。最後に「追加」をクリックしてください。
「出金先アドレス新規追加」と表示されます。
表示されている通り「同一端末でメール内の承認リンクをクリック」してください。
スマホでやっていたらスマホでアクセスしてください
メール内の承認リンクをクリックすると、メール認証が完了です。
「次へ」で進みましょう。
「認証番号を取得」ボタンを押し、認証番号を入力してOKをクリックしましょう。
ADA出金先アドレスが追加されました。
ADA出金額を入力して送金しよう
では実際にビットポイント口座からフリントアドレスへ出金しましょう。
表示されている通り、ビットポイントの最低出金額は10ADA〜です。
出金数量を選択し、同意事項チェックを入れて右下の確認画面をクリックしてください。
認証番号を取得して入力後、「確認」をクリックしてください。
ビットポイントからの送金処理が完了です。
フリントウォレットへは10分前後で着金しました。
Flintウォレットの表記を円に変えよう
表記がドルだと馴染みがないので、日本円に表記変更したいと思います。
ウォレットのロックを解除しましょう。
通常開いた段階だとドル画面になっています。
右下にある設定をクリックします。
「一般」欄にある「表示」をクリックします。
「単位」欄から日本円を選択しましょう。
これで残高表示が日本円となりました。
Kunoichi Gakuen Summer Collectionとは
CryptoNinjaから生まれた派生BCG（ブロックチェーンゲーム）「クノイチ学園」の夏仕様となる「カルダノ学園」が2023年8月上旬にカルダノチェーンからリリースされます。
| チェーン | CARDANO |
| 発売日 | 2023年8月25日 |
| 価格 | 40ADA |
| 枚数 | 1250枚 |
現在までに発表されている主なユーティリティはこちら。
- Kunoichi Gakuen Summer Collectionホルダーはクノイチ学園BCGにて限定夏イベントに参加可能
- Kunoichi Gakuen Summer Collectionホルダーはクノイチ学園BCGの一部がプレイ可能
- 「JPG.STORE」で「Kunoichi Gakuen Summer Collection」を売買することで1ADAあたり1XPがもらえる
クノイチ学園Summer Collectionのページはこちら
クノイチ学園Summer Collectionの準備しよう
本記事の要点をまとめましょう。
- カルダノチェーンはビットコインやイーサリアムのいいとこ取り
- 対応ウォレットの中でも初めてカルダノを触る人はFlintウォレットが最適解
- ADAが購入できる国内取引所はBITPOINT・OKCoin・GMOコイン
- クノイチ学園Summer Collectionは8月25-27日
クノイチ学園のSummerCollectionは1,250枚、価格は40ADA（1,500円前後）。
それまでにカルダノ・ADAの準備を済ませて続報を楽しみに待ちましょう！
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