イラストをNFT化してみたい
どうやってNFTにするのか知りたい
NFTを作るには大金が必要なの?
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
本記事では実際に700件以上のNFT売買を通じて体得した内容に、最新情報を加えてまとめています。
記事前半ではNFTイラストの基礎知識について、後半では作り方や売るコツなど解説していきますのでじっくり読み進めてみてください。
目次
NFTってそもそも何?を簡単に解説
NFTは3つの特徴から成り立つ「技術」です。
それぞれ見ていきましょう。
従来のデジタルデータが抱える課題点
まずお手元のパソコンやスマホに入っている画像や写真は、なぜ値段をつけて売れないのでしょうか?
答えはシンプルに「コピーできてしまうから価値がない」からですよね。
ネットに公開されたら最後、画像や写真は容易にコピーや改ざんされてしまい本物・オリジナルの証明が不可能でした。
証明できないため正規所有権の主張も難しく、従来のデジタルデータは「価値がない」ものとなっていました。
NFTは従来の課題を解決する技術
そこに登場したのがNFT技術。
NFT技術が従来のデジタルデータに紐づくことで、このデジタルデータは「本物・オリジナルですよ」という証明になります。
NFTごとコピーされないの?どうやって証明しているの?
NFT技術はブロックチェーンで稼働しており、ブロックチェーンの特徴から「本物・オリジナル」が証明されています。
ブロックチェーンについて以下で解説していきますね。
ブロックチェーンの特徴:分散型
ブロックチェーンは一言で言えばデジタル上にあるトレーサービリティ(台帳)です。
トレーサービリティとは商品の製造から流通のすべてを記録した台帳のこと。
つまりNFTが生まれた時から今誰が持っているかの流れを誰でもデジタル上でわかるようにした技術です。
そしてブロックチェーンはみんなで同じ台帳を保有し合う『分散型』という特徴があります。
偽造できない履歴=ブロックチェーン
分散型とは名前のとおり、みんなで同じデータを保有し合うこと。
従来のデジタル台帳は以下の課題があります。
一方ブロックチェーンはみんなと同じ台帳をみんなで管理し合う『分散型』。
悪意あるユーザーが誰かのデータを改ざんしても、みんなが保有しているデータと異なるのですぐにわかってしまいます。
またひとつのサーバーでデータ管理していないため、サーバーメンテナンスで使えなくなることもありません。
NFTの特徴:プログラムによる拡張性
NFTにはプログラムによる拡張機能を追加することが可能です。
中でもNFTが爆発的に広がった要因のひとつとして「ロイヤリティ」が挙げられます。
ロイヤリティとは二次流通(転売)時に、作者や運営者に売上の一部が渡ること。
従来の作品売買は初期セールス時のみクリエイターが収益ポイントでした。
ロイヤリティがあるNFT売買では、転売が発生するたびに収益が上がるため、クリエイターの収益増加にもつながっています。
NFTにはプログラムによる様々な拡張性があることも特徴のひとつです。
NFTと仮想通貨の違いは?
仮想通貨は価格変動あるものの「デジタルのお金」で等価交換が可能です。
しかしNFTは上記で解説してきたように、替えの効かないオリジナルの1点もの。
さらに現在流通しているNFTには以下の特徴があります。
- 各種SNSアイコンとして活用するアイコン型
- クローズドコミュニティの会員権として用いられるパスポート・チケット型
- 保有者だけが使えるツールや特別な体験ができる機能型
- NFTを中心とした同志や仲間と出会えるコミュニティ型
日本の人気NFTを4ジャンルに分けてランキング形式で紹介にて4つの特徴をより詳しく解説していますので合わせてどうぞ。
NFT仮想通貨の違いについてはこちらの記事でより深く解説しています。
国内NFTアートの販売事例
イラストをNFT化して販売している事例を紹介します。
世界には無数のイラストレーターが活動していますがここでは日本国内の素晴らしいクリエイターを4名紹介いたします。
さいとうなおき氏
さいとうなおき氏はポケモンカードなどの公認イラストレーターとして活動しているNFTアーティストです。
劣悪なクリエイター環境脱却を図るため、自ら描いたイラストをNFT化し一枚のNFTアート作品として約600万を売り上げたことも。
MEGAMIというNFTプロジェクトへもクリエイターとして参加し、NFTを発行しています。
onigiriman氏
onigiriman氏は、日本のNFTが立ち上がり始めたばかりの2021年9月にコレクションを作成し販売。
2022年4月には総取引高が270ETH(約1億1千万円)を突破。
別コレクションでは1晩で4,000万売りあげるなど日本初期のNFT業界を牽引した方です。
milk氏
イラストレーターのmilk氏は2021年10月に始めたNFTアートコレクション「CITY BOY &CITY GIRL」をリリースしています。
軽いタッチでシンプルに表現されている若者たちのNFTアート作品となっており、アパレルなどグッズ展開も実施。
次の作品オーナーはコミュニティ投票により決定していく選挙制を取るなど、購入者が限定される仕組みです。
Rii2氏
Rii2氏は日本のNFTを語る上で外せない大人気のNFTアーティスト。
CryptoNinjaという日本を代表するNFTアートコレクションをイケハヤ氏と一緒に手掛ける日本NFT界を代表するクリエイターです。
自らは動物を擬人化し、マフィア組織を表現した「TheMafiaAnimals」や構成員「TMAs」というジェネラティブコレクションもリリースしています。
NFTアート購入を始めるには
NFT取引を始めるには何を準備するの?
ここでは、NFT取引に必要な準備を順番に解説していきます。
NFT取引を始めるには以下の5ステップにて開始可能です。
独自イラストのNFT化、販売方法を先にチェックしたい方はこちらから該当箇所へジャンプします。
順番に解説していきますね。
NFT購入のはじめかた
NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破した、4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇る国内最大手の取引所。
bitbankやbitflyerが取引していない、ガス代手数料が安いPolygon(MATIC)を直接購入できる数少ない取引所です。
国内屈指の会員数をサポートする体制に加えて、初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がおすすめですよ。
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。
NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介ししていきますね。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
オリジナルNFTが無料で出品できるマーケットプレイスは?
結論を先に言うとRaribleです。
OpenSeaは独自のNFT発行に費用が必ず発生する仕様に変わってしまい無料で作成できなくなりました。
主要なプラットフォームのうち、以下の条件をクリアしているのはRaribleのみとなっています。
ここからRaribleを使って完全無料でNFTを発行・発売する方法を解説していきますね。
完全無料でNFTを作る方法5ステップ
Raribleを使って無料でNFTを作る方法を解説していきます。
NFTは5ステップで作成可能です。
ひとつずつ順番に解説していきますね。
デジタルデータを用意する
NFT化して販売したいデジタルデータを用意しましょう。
デジタルデータの作り方はこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。
Raribleにメタマスクを接続する
Raribleにメタマスクを接続しましょう。
もちろん接続するだけなのでガス代などは一切不要。
初回はプロフィール設定を求められますがボックスのチェックを入れてFinish sign upを押せば入力せずに接続できます。
NFTの作成規格を決めよう
作成するからNFTを押して進むとNFTのタイプ選択を求められます。
目的に合わせて選択してください。
作品情報を入力していこう
作品の名前や説明など項目を埋めていきましょう。
注意点は2点
コレクションはRaribleを選択して作成しない
Free mintingをオンにする(デフォルトはオフ)
この2点が守れていれば無料でNFT発行できますよ。
販売条件を決定しよう
最後に販売方法や金額、販売期間を設定しましょう。
上記の設定ができていれば無料でNFT作成できます。
逆に費用が発生する場合は2点のどちらかが間違っているのでキャンセルしてやり直しましょう。
【完全無料】RaribleでNFT作成して販売する方法3ステップにてより詳しく解説していますので合わせて参考にしてみてください。
OpenSeaでオリジナルNFTを出すなら
OpenSeaではオリジナルNFTを作成・販売するにはガス代と呼ばれる手数料が発生する仕組みになっています。
いきなり高いイーサリアムでNFT作成して失敗したら費用がすべて無駄に・・・
そのためOpenSeaで初めてNFT作成に挑むならMATICがおすすめ。
MATICならイーサリアムの1/100以下のコストでNFT作成ができるので失敗しても数十円のコストで済みますよ。
OpenSeaのCreate機能から5ステップでNFTを作る方法にて作成・販売方法を解説していますので参考にしてみてください。
ガス代が安いMATICが直接購入できる取引所
国内大手取引所ではコインチェックのみポリゴンチェーンのMATICを直接購入できます。
ビットフライヤーやbitbankが扱っているMATIC(ポリゴン)はイーサリアムチェーンのためNFT取引に無関係のトークンです。
コインチェックはスマホからも無料で口座開設手続きができるので、サクッと準備しておきましょう。
コインチェック公式サイト→https://coincheck.com/ja/
\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/
NFTにしたイラストを販売するためのコツ
NFTにしたイラストを出品・販売するには以下のことを注意しておきましょう。
それぞれ解説していきます
NFTはイーサリアムチェーンで出品する
NFTはイーサリアムチェーンで作成し、出品できるように進めましょう。
なぜなら、イーサリアムチェーンがNFT取引で最も取引金額・ユーザー数が多いから。
ポリゴンはイーサリアムチェーンでかかるガス代が1/100以下でできるメリットも。
売買やコレクションに加えるならイーサリアム
証明書・記念品や試しに発行するならポリゴン
で対応するのがおすすめですね。
流行を取り入れる
流行に沿ったNFTを制作して販売することも非常に有効な手段のひとつ。
ブームとなっているタイミングであれば、似た作品は注目されやすく購入に繋がりやすくなるからです。
現状流行しているものは以下のデザインが多く流通しています。
いつでも展開できるように準備を進めておきましょう。
コミュニティを形成する
NFTイラストを販売するにあたり、コミュニティ形成しておくと大きく成功に近づきます。
なぜならコミュニティは作品を買い支えてくれるだけでなく、作品のマーケティングやプロモーションにも携わってくれるから。
コミュニティメンバーとの意見交換ができれば作品作りに活かせるだけでなく、メンバーの満足度向上にもつながり更なる関係構築につながっていきます。
NFTを販売するにあたってはコミュニティ形成しておくのが成功への近道となるでしょう。
マーケティングに時間をかける
絶対的に不足しているのがマーケティングです。
NFTを発行するのが一つの目標となってしまい、発行してある程度満足してしまうから。
マーケティングは市場調査を意味し、NFT市場動向を分析することで対策を講じることが可能になります。
- 現在のNFT市況
- NFT販売しているイラストの似た作品
- どんなイラストのNFTが売れているか
- どの価格帯NFTが売れているか
- 購入見込みはどれくらいいるか
- 作品告知期間をどれくらい設けるか
など、販売前に分析できる箇所は無数にあります。
市場調査の結果を踏まえた上で、期待を上回る作品を販売していきましょう。
NFTコレクションに統一感を出す
テーマやコンセプトを欲張らずにひとつに絞りましょう。
あれこれテイストの異なるイラストを出品するよりも購入希望者に「刺さる」コレクションを作るのが先決。
上記のようなファンを作ることが重要です。
テイストがコロコロ変わってしまっては、作品としての幅は広がってもライトなファンがつくだけでコアなファン作りには繋がりません。
NFTクリエイターとして人気実力をつけるまでは統一感を持たせて展開していくのがおすすめです。
市況判断を見誤らない
仮想通貨やNFT市況が悪い時にイラストをNFT化して展開しても売れる確率は低くなります。
市況が悪ければコレクションとしてNFTを購入するメリットが少ないからです。
市況が悪い中でリリースしても、全く売れません。
企業が手掛けるものでも市況が悪ければ売れ残るのがNFT。
市況を見極めた上でリリースしていきましょう!
NFTを始める方に伝えたい7つの注意点
NFTをこれから始めたい方に向けて、注意すべきポイントを解説していきます。
事前に知っておくことで思わぬトラブル回避にも!
最低限必要な知識を身につけた上で、ぜひNFTを始めてみてください。
NFT分野は法整備がおいついていない
世界中で注目されているNFTの技術ですが、取引においての法整備はまだまだ各国がおいついていないのが現状。
法定通貨を使わず匿名性があるデジタルウォレットでやり取りが完結するため、各国の対応が難しく法整備を難しくしています。
とはいえ、無法地帯ではなく適用される法律も整備されてきていますので安心してください。
NFTは所有権あっても自由に使っていいものではない
よくあるトラブルとして、購入したNFTを意図せずに改ざんして使うことで著作権を侵害してしまうケース。
NFTを購入しても所有権があるだけで元の著作権は作者に存在しています。
日本のプロジェクトでは、CryptoNinjaというNFTコレクションは、誰でも自由に商業利用していいという形です。(ただし、エロ・グロは除く)
一方Live Like A Cat(LLAC)という日本のNFTコレクションは、所有しているNFTであっても、商業利用や改変利用することも禁止されています。
このように、各NFTプロジェクトによって活用できる範囲が異なります。
著作権侵害してしまう前に、運営者やコミュニティに確認して防ぎましょう。
NFTの著作権問題は2次創作範囲!NFTアート活用の注意点まとめにて詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。
税金計算が複雑
NFTが売れた場合、手にした収益は課税対象となっています。
現状の法律では年間20万円まで雑所得として他の所得と合わせて計上できますが、超えた分は納税義務が発生。
また雑所得扱いや金額も今後変更になる可能性もあります。
最新情報をキャッチするとともに、納税のタイミングでは税務署や税理士などに相談する必要がある点には注意しましょう。
NFTは偽物注意
NFTが表示している画像データは、今まで通り簡単にコピーされてしまいます。
そのため、OpenSeaなどのマーケットプレイスでは似た名前等で偽物コレクションが展開され、本物と間違えて購入させる詐欺が横行。
見分けるポイントはTotal Volume(合計出来高)欄やオーナー(所有者)数といった偽造できない実績・数値を見ることで見分けられます。
購入する場合は、安い!と飛びつく前に本物なのかをチェックする癖をつけておきましょう。
ガス代という手数料がかかる
NFT取引には必ずついて回るのがこのガス代と呼ばれる手数料。
このガス代はブロックチェーンを動かしている「マイナー」という方への報酬のため、NFT売買には純粋なコストとなります。
高速道路の利用料金と同じです
ネットワークが混雑するタイミングにガス代が高騰するので、避ける工夫が必要。
こちらのガスナウというサイトで、24時間365日変動しているガス代が目視できます。
数値が高くなり赤色が濃くなると混雑して高いタイミングなので、一目でわかりやすいのでおすすめです。
セキュリティ意識の高さが問われるNFT
さまざまな手段で詐欺師は偽サイトなどへ誘導してきます。
NFT売買に必要な仮想通貨やNFT自体の売買は、常日頃からセキュリティ意識が問われることに。
セキュリティ意識を常に保っていないと、みずからの資産が気づいたら失われていた・・・といったことになりかねません。
不用意な行動をせずに、しっかりと情報ソースをチェックしながら進めてみてください。
NFT売買はその人の人間性が記録されている
デジタル上で完結するNFT取引は、モラルやリテラシーという人間性が問われます。
なぜなら、改ざんできない取引履歴はすべて公開情報として記録されているからです。
発売直後に購入したばかりのNFTを短時間で売ってしまう行為をペーパーハンドと言い、嫌われてしまう行動のひとつ。
仲間になってくれたんじゃないの?
もちろん利益を得るための行動として正当性があり、売買は個人の自由で違法性や拘束するものはありません。
一方で透明性高いブロックチェーンからモラルやリテラシーといった人間性も透けて見えてしまいます。
発売直後の立ち振る舞いは特に注意しましょう。
イラストNFT出品に関するQ&A
OpenSeaにNFTを出品する際によくある質問をまとめました。
事前に疑問点を解消してくださいね
OpenSeaは公式アプリでも使える?
OpenSeaの公式アプリは閲覧専用となっています。
NFTの出品や売買はできません。
出先で気になるプロジェクトをチェックするくらいの使い方ですね。
OpenSeaで売れるNFTの種類は?
OpenSeaの仕様が2023年10月に変更されたため、既存作品とこれから販売できるNFTの種類に差があります。
既に取引されているカテゴリーは以下のアイテムです。
- NFTアート・イラスト
- 写真
- 動画
- 音楽
- 3Dアバター
- ドメインネーム
- メタバース(仮想空間)の土地
一方これから発売できるNFTの種類は、以下に該当するものがNFTとして発売できます。
OpenSeaでオリジナルNFTを出品するにはガス代と呼ばれる手数料が必ずかかるようになっているので注意してください。
OpenSeaのCreate機能から5ステップでNFTを作る方法で詳しく手順を解説していますので参考にどうぞ。
NFTイラストの始め方を知りたい
イラストをNFT化して販売する方法は完全無料でできるRaribleを使うか、ガス代を払ってOpenSeaで作成するかのどちらか。
肝心なのはNFTにする元データとなるイラストの作り方。
無料アプリから有料ソフトまで様々なツールが出回っています。
こちらの記事でNFTイラストの始め方についてまとめていますので参考にしてみてください。
ロイヤリティはどうしたらいい?
ロイヤリティ(クリエイターフィー)とは、作品転売時に売上の一部が受け取れるシステムです。
売買されるたびに受け取れるため、高く設定してればその分高い収益に繋がる反面流動性(売買頻度)は低下します。
OpenSeaであれば0〜10%の間、Raribleは0〜50%まで設定可能です。
一般的に国内NFTトレーダーはほとんど気にしていませんが、海外トレーダーはロイヤリティが高いと嫌う傾向にあります。
個人作品は高頻度で売買されるものでもないので、気にせず設定しましょう。
イラストレーターとしてNFTの始め方を知りたい
イラストレーターがNFTを始めるために特別な資格は不要なので、いつでも誰でも活動開始できます。
はじめに素材となるデジタルデータのイラストを用意する必要があります。
完全無料でNFTを作る方法5ステップを参考にしながらオリジナルイラストをNFT化して販売にチャレンジしましょう。
こちらの記事でイラスト作品の作り方や売り方を解説していますので合わせてチェックしてみてください。
自分のイラストをNFT化して出品しよう
本記事の要点をまとめます。
- NFTなら収益ポイントが無数にある
- Raribleなら無料で独自イラストを出品できる
- OpenSeaで独自NFTを作る場合ガス代が必ず発生する
- 5ステップでイラストをNFT化できる
- NFTを始めるなら7つの注意点を意識しよう
- NFT作成の段階から失敗する確率を減らそう
Raribleなら完全無料で、OpenSeaならガス代のみの負担という小さなリスクのみでNFT作成・出品が可能です。
NFTは国家施策として旗振りされており世界イベントでも活用される技術。
便利な技術は衰退することなく既存技術にとって変わっていきます。
ガラケーからスマホがいい例です
冬の時代とも呼ばれる今からNFT取引を始めておけば、認知度・実用性が一気に膨らんだタイミングで市場拡大の波にのれます。
今のうちに少しでも慣れておきたいですね。
OpenSeaでオリジナルNFTを出すなら
NFT作成手数料(ガス代)がイーサリアムの1/100以下で済むMATICで試してみるのがおすすめ。
国内大手取引所ではコインチェックのみポリゴンチェーンのMATICを直接購入できます。
ビットフライヤーやbitbankが扱っているMATIC(ポリゴン)はイーサリアムチェーンのためNFT取引に無関係のトークンです。
コインチェックはスマホからも無料で口座開設手続きができるので、サクッと準備しておきましょう。
コインチェック公式サイト→https://coincheck.com/ja/
\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/