NFTって難しいんじゃない?
どうやってNFTは作るの?
NFTはお金かかるんじゃない?
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
本記事では実際に700件以上のNFT売買を通じて学んだ経験に加え、各所の最新情報を加えて執筆しています。
記事前半ではNFTイラストの基礎知識について、後半では作り方や売るコツなど解説していきますのでじっくり読み進めてみてください。
目次
イラストレーターがNFTを始めるべき7つの理由
はじめにイラストレーターはいますぐNFT業界に参入した方がいい理由を解説します。
本格的な成長期に入る前に開始しておくと、産業成長の波に乗っていけますよ。
成長していく市場だから
NFTは誕生まもない技術でこれから発展していく市場のため、大きなチャンスとなる可能性があります。
海外市場を中心に、投資的な意味合いでNFTのイラスト作品への高額な売買が活発に行われました。
現在は投資的な側面から、NFTの実用性を探っている状態へ移行中。
NFTは様々な面で使われる期待が高い技術なため、大きなポテンシャルを秘めています。
リスク最小で始められる
クリエイターにとって魅力的な点のひとつとして、NFTは限りなくリスクを抑えて始められること。
なぜならNFTは在庫管理も不要でデジタル上でにて商品の受け渡しや金銭のやり取りも全て完結するから。
従来のイラストは商品自体の劣化や破損に加え、実物の発送・管理コストに金銭の受け渡しなど多大なコストがかかっていました。
しかしイラストNFTであればそうした問題を一気に突破し、デジタル上ですべてが完結するためリスクほぼゼロで始められます。
最新技術の知識が得られる
クリエイターのメリットとして、NFTの技術に触れることで最新技術の知識を取得できます。
NFT取引には仮想通貨の知識に加え、ブロックチェーン技術やスマートコントラクトへの理解が必要。
事前知識として学習するだけでなく、自ら体験することでこれから普及するタイミングで実践に役立つ知識や経験を得られます。
NFTという最新の技術知識を獲得することで、イラスト制作やビジネスにおいて競争力を高められるでしょう。
世界中の人に販売できる
NFTは国や物理的障害を乗り越え、世界中の人々にイラスト作品を届けることが可能です。
OpenSeaやRaribleといったNFTマーケットプレイスにイラストNFTを作成しておけば、世界中の人々が好きなタイミングで作品を探索し購入可能。
従来作品の場合は展示場所まで足を運ぶ必要があるほか、為替のやり取りを含めた決済や実物発送、本物の証明ハードルなどがありました。
しかしイラストをNFT化した作品であれば、本物と証明されているイラストNFTを共通の仮想通貨で決済後ほぼリアルタイムで作品が購入者に届きます。
NFT作品はクリエイターにとって新たな販売チャネルを生み出し、収益の拡大につながる可能性を秘めています。
ダイレクトに売上が入ってくる
クリエイターがNFTを販売するメリットのひとつとして、直接的に売上が得られることです。
NFT売買にはスマートコントラクト機能により、仮想通貨とNFT受け渡しが自動化されています。
NFTマーケットプレイスの手数料も売上から自動で天引きされるため、持ち出しが不要で余計な中間マージンが発生しません。
NFTのイラストが売れれば、直接的な売上増加が見込めます。
転売時にも売上が入る
NFTには最初の販売となる一次販売だけでなく、転売(二次流通)発生時にも売上が得られます。
日本円で例えるとロイヤリティ10%設定においてイラストNFTが2,000円で転売が成立すると、10%のロイヤリティ200円がクリエイターの元に入ってきます。
このロイヤリティは、1回だけでなく二次販売(転売)時が発生するたびにクリエイターの元に入ってくる仕組み。
したがってイラストNFTが高額になったり多く転売されることでクリエイター収益も増大していくため、継続的な作品作りに取り組めます。
作品の著作権が明確になる
NFTを利用することで、クリエイターの作品に関する著作権が明確になります。
なぜならNFT技術は偽造できない履歴が誰でもチェックでき、正当な著作権が判別できるから。
従来の画像ではネットに公開されたら最後、偽造や改ざんされて本物の特定や所有権の証明が困難でした。
NFTを使ったイラストであれば、上記の問題はクリアになるため著作権を活かして展開が可能です。
そもそもNFTとは?
ここでそもそもNFTとはどんなものかを振り返っておきましょう。
それぞれ解説していきます。
NFTとはそもそも何?
そもそもNFTとはデジタルデータに「本物・1点もの」という証明書を紐付ける技術のこと。
デジタルアイテムに紐づく技術のため様々なアイテムに利用や応用が可能です。
すでに流行したアートやイラスト以外にも
など幅広いデジタルコンテンツが既にNFTとして流通・売買されています。
NFT=アートではないんだ
NFTはブロックチェーン技術で稼働しています。
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンは一言で表すとみんなで同じデータを保有し合う分散型台帳のこと。
従来のデータはサーバーという保管場所にあり、ハッキングから改ざん・偽造されるリスクが常にありました。
しかしブロックチェーンはみんなで同じデータを保有しているため、以下のメリットがあります。
ブロックチェーンの改ざんや偽造できない特徴から、NFT自体も偽造や改ざんできない技術として成り立っています。
イラストをNFT化して販売するデメリット
一方でイラストをNFT化して売るデメリットについても触れておきましょう。
ひとつずつ解説していきます。
市場規模が小さい
現時点ではNFT市場の規模はまだ小さく、成長途上な点がデメリットです。
日本国内でNFTに触れている人は推定17,000人前後と見られており、人口のわずか1%弱しか触っていないと見られています。
一方で国内でもNFT参入している企業も少しずつ増えてきており、国内におけるNFTの活用事例も少しずつ増えてきています。
さらにNFTは日本の国家戦略として取り組むと決定したり、世界的イベントでもNFTは使われることが決定しています。
クリエイターとしてNFTに早期参入しておくことで、市場拡大に伴って大きな成果が期待できますよ。
ハードルが高い
NFTは参入障壁が高く、すぐに取りかかれない高いハードルがデメリットのひとつです。
NFT取引は「仮想通貨取引所・仮想通貨・メタマスク」からなる3つを揃える必要があります。
どれも日常生活に馴染みないアイテムだけに、及び腰となるものばかり。
現段階ではあえて自ら乗り込んでいかないと生活の中に入ってこないため、障害となっています。
収入の税金計算が複雑
イラストNFTを販売した売上から、納税するための計算が複雑な面もデメリットのひとつです。
NFTと仮想通貨、ガス代(経費)が24時間365日価格変動していることにより、複雑な計算に拍車をかけています。
一般的な有料ソフトでは、暗号資産計算に未対応なものも。
個人で納税までやるには仮想通貨購入時から詳細に記録する必要が出てくるため、NFTで稼ごうとする方はしっかりとした知識が必要です。
必ず売れるものではない
NFTは出品したら必ず売れるものではありません。
なぜならNFTアート・イラストは日々新しいプロジェクトが誕生し作品がリリースされているから。
事実として2023年6月には日本のNFT取引人口1.7万人を超えるNFTが発売されています。
各プロジェクトごとに購入できる点数は分かれており、一人1点までしか購入できないわけではありませんが、欲しいと思ってくれなければ購入につながりません。
一般的な品物同様に、NFT化したイラストを売るための努力は必須ですよ。
NFT販売を失敗しないためにすべき6箇条
あれこれ勉強しながら頑張って用意したイラストNFT。
出品しても誰にも見向きされず売れないと悲しいですよね。
ここでは出品したイラストNFTを販売するためのコツを6点お伝えします。
ひとつずつ見ていきましょう。
チェーンはイーサリアムで出品する
イラストNFTはイーサリアムというブロックチェーンで出品しましょう。
NFT=イーサリアムがメインであり、NFT取引額の大多数を占めているから。
イーサリアムチェーンのNFTは取引メインで使われており、ガス代の安いポリゴン(Polygon)は記念品や証明書代わりのNFTとして発行流通しています。
売買をメインにしていくならイーサリアム一択で出品しましょう。
流行を抑える
NFTイラストレーターとして成功するためには、流行を抑える能力が必要です。
ブームとなっているタイミングであれば、似た作品は注目されやすく購入に繋がりやすくなります。
昨年NFTアートで流行したゴブリンは、似たコレクションや作品が一気にブームになり市場を総なめにしたことも。
とはいえ流行は一過性なもののため、長期的な視点で独自のブランドを形成し、コアなファンを獲得していくのが重要です。
注目を集める観点や目先の資金獲得の面から見ても、ブームに乗っかれるだけの力量や柔軟性は必要です。
マーケティングを念入りに
NFTクリエイターとして成功するためには、マーケティングを念入りに行うことが重要です。
マーケティングは市場調査と訳され、商品販売には非常に重要なプロセス。
など、販売前に分析できる箇所は無数にあります。
市場調査の結果を踏まえた上で、期待を上回る作品を販売していきましょう。
コレクションに統一感を出す
NFTコレクションは一つのコンセプトに絞って展開しましょう。
統一されたテーマやビジュアルのイラストNFTをリリースすることで、コレクション全体の魅力を高め、ファンやコレクターの関心を引き付けることが可能。
一貫性のあるNFTコレクションは、他のクリエイターとの差別化となるだけでなく、良いブランドとしてのイメージに繋がります。
統一感のあるNFTコレクションは魅力や価値を高め、転売による収益増加や長期的に応援してくれるファンが根付く要因にもなりますよ!
NFT市況を分析する
NFTのイラストを販売する際、市況判断を分析することは非常に重要。
仮想通貨やNFT市況が悪い時にイラストをNFT化して展開しても売れる確率は低くなります。
市況が悪ければ保有する実メリットが少ないNFTをわざわざ購入する必要がないからです。
企業が手掛けるものでも市況が悪ければ売れ残るのがNFT。
市場の動向や需要の変化を把握し、それに基づいて作品制作や販売戦略を立てることで、成功に近づけます。
コミュニティを形成する
NFTイラストを販売するにあたり、コミュニティ形成しておくと大きく成功に近づきます。
なぜならコミュニティは作品を買い支えてくれるだけでなく、作品のマーケティングやプロモーションにも携わってくれるから。
コミュニティメンバーとの意見交換ができれば作品作りに活かせるだけでなく、メンバーの満足度向上にもつながり更なる関係構築につながっていきます。
NFTを販売するにあたってはコミュニティ形成しておくのが成功への近道となるでしょう。
NFTイラストレーターが成功した事例紹介
ここでは実際にNFTイラストレーターが成功した事例を紹介していきます。
まだ無名のイラストレーターから有名な絵師までNFTに参入していますよ。
小学生が作ったコレクションが2,800万
日本の小学生が夏休みの自由研究で作ったNFTが1点170万円以上で取引されたことが世間から注目を集めました。
Zombie Zoo Keeperという、ゾンビをモチーフに虫や動物をドット絵で作成しNFT化して販売。
1点あたり20ドル前後での販売だったものの、著名人が発見して拡散したことで一気に人気コレクションへ。
1点4ETH(当時レートで約170万)で売買された実績もあり、総売上高が125ETH(約2750万)を達成したNFTコレクションにまで成長しています。
現在では別コレクションや芸能人とのコラボ展開、グッズ展開なども活動の幅を広げています。
さいとうなおき氏
さいとうなおき氏はポケモンカードなどの公認イラストレーターとして活動しているNFTアーティストです。
劣悪なクリエイター環境脱却を図るため、自ら描いたイラストをNFT化し一枚のNFTアート作品として約600万を売り上げたことも。
MEGAMIというNFTプロジェクトへもクリエイターとして参加し、NFTを発行しています。
1晩で4,000万を稼いだイラストレーター
onigiriman氏は、日本のNFTが立ち上がり始めたばかりの2021年9月にコレクションを作成し販売。
2022年4月には総取引高が270ETH(約1億1千万円)を突破。
別コレクションでは1晩で4,000万売りあげるなど日本初期のNFT業界を牽引した方です。
独自コミュニティ形成で成功
イラストレーターのmilk氏は2021年10月に始めたNFTアートコレクション「CITY BOY &CITY GIRL」をリリースしています。
軽いタッチでシンプルに表現されている若者たちのNFTアート作品となっており、アパレルなどグッズ展開も実施。
次の作品オーナーはコミュニティ投票により決定していく選挙制を取るなど、購入者が限定される仕組みです。
販売方法を含めた独自コミュニティ形成は参考になりますよ。
日本ジェネラティブNFT界のトップクリエイター
Rii2氏は日本のNFTを語る上で外せない大人気のNFTアーティストです。
CryptoNinjaという日本を代表するNFTアートコレクションをイケハヤ氏と一緒に手掛ける日本NFT界を代表するクリエイターです。
自らは動物を擬人化し、マフィア組織を表現した「TheMafiaAnimals」や構成員NFT「TMAs」というジェネラティブコレクションもリリースしています。
NFTイラスト販売をはじめる事前準備
NFTイラストをはじめるには、3種の神器を揃える必要があります。
世界中の人と同じ環境下で取引するために必要な3つの神器について解説していきます。
仮想通貨取引所
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
その中でもおすすめなのがコインチェック・GMOコイン・bitbankの3社。
簡単に3社の特徴を解説します。
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が不安な方
コインチェックは520万DLを突破し、国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を4年連続で達成した国内最大手の取引所です。
同社が提供している電気・ガスを契約すると、支払い金額に応じてビットコインがもらえるユニークなサービスも展開しています。
さらに手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買えるのは、国内大手取引所ではコインチェックのみ。
国内屈指のユーザー数をサポートする体制に加えて、迷わず仮想通貨を購入できるシンプルな設計は仮想通貨取引に不安を感じる人におすすめとなる取引所ですね!
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GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料で損したくない人
GMOコインは手数料で損したくない人にとてもおすすめの取引所です。
なぜならNFT取引に使われるETHを含め、仮想通貨銘柄すべてにおいて出金(送金)手数料が無料だから。
そのためNFT取引に必要な分だけ購入し、都度送金しても手数料で目減りすることなく購入金額分丸々使えます。
24時間いつでも最速10分で取引開始できる迅速な対応に加え、定額積立も500円から可能という手軽さも魅力的な取引所ですよ!
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もNFTゲームもガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引できる大手取引所です。
仮想通貨トレーダーにも好評な取引板形式を見ながら取引でき、需要と供給が分かりやすいと評判。
60種にも及ぶテクニカル分析がパソコン/スマホアプリにて可能なため、価格変動が激しい暗号資産でもしっかり分析して取り組めます。
国内取引所ではビットバンクのみ日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンを扱っているため、将来的にNFTゲームを視野に入れている人は必須の取引所ですね!
仮想通貨:ETH(イーサ)
口座を開設したら、NFT取引に用いる仮想通貨を購入します。
必要な仮想通貨は基本的にETH(イーサ)のみでOK(コインチェックのMATICでも可)
XRP(リップル)やLTC(ライトコイン)といった他の仮想通貨はNFT取引できません。
ETH(イーサ)は、1ETH未満から購入できるので安心してください。
デジタルウォレット:メタマスク
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入しましょう。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほぼすべての対応が可能。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
注意点は2点。
検索結果の偽サイトに注意!正規リンク→https://metamask.io/
シードフレーズは何があっても絶対人に教えない
手順を踏んでいくだけなので5分もあれば導入できます。
詳しい導入方法や注意点をNFT取引に必須のウォレットMetaMask導入方法まとめにて解説していますので参考にどうぞ。
オリジナルNFTが無料で出品できるマーケットプレイスは?
結論を先に言うとRaribleです。
OpenSeaは独自のNFT発行に費用が必ず発生する仕様に変わってしまい無料で作成できなくなりました。
主要なプラットフォームのうち
上記の条件をクリアしているのはRaribleのみとなっています。
ここからRaribleを使って無料でNFTを発行・発売する方法を解説していきます。
完全無料でNFTを作る方法5ステップ
Raribleを使って無料でNFTを作る方法を解説していきます。
NFTは5ステップで作成可能です。
ひとつずつ順番に解説していきますね。
デジタルデータを用意する
NFT化して販売したいデジタルデータを用意しましょう。
デジタルデータの作り方はNFTアートをスキルや経験なくても誰でも制作を始められる方法5選でまとめていますので参考にしてみてください。
Raribleにメタマスクを接続する
Raribleにメタマスクを接続しましょう。
もちろん接続するだけなのでガス代などは一切不要。
初回はプロフィール設定を求められますがボックスのチェックを入れてFinish sign upを押せば入力せずに接続できます。
NFTの作成規格を決めよう
作成するからNFTを押して進むとNFTのタイプ選択を求められます。
目的に合わせて選択してください。
作品情報を入力していこう
作品の名前や説明など項目を埋めていきましょう。
注意点は2点
コレクションはRaribleを選択して作成しない
Free mintingをオンにする(デフォルトはオフ)
この2点が守れていれば無料でNFT発行できますよ。
販売条件を決定しよう
最後に販売方法や金額、販売期間を設定しましょう。
上記の設定ができていれば無料でNFT作成できます。
逆に費用が発生する場合は2点のどちらかが間違っているのでキャンセルしてやり直しましょう。
【完全無料】RaribleでNFT作成して販売する方法3ステップにてより詳しく解説していますので合わせて参考にしてみてください。
OpenSeaで独自NFTを作るなら
OpenSeaではオリジナルNFTを作成・販売するにはガス代と呼ばれる手数料が発生する仕組みになっています。
いきなり高いイーサリアムでNFT作成して失敗したら費用が無駄になることも。
そのためOpenSeaで初めてNFT作成に挑むならMATICがおすすめ。
MATICならイーサリアムの1/100以下のコストでNFT作成ができるので失敗しても数十円のコストで済みますよ。
OpenSeaのCreate機能から5ステップでNFTを作る方法にて作成・販売方法を解説していますので参考にしてみてください。
MATICが直接購入できる取引所
結論を先に言うとコインチェックです。
ビットフライヤーやbitbankが扱っているMATIC(ポリゴン)はイーサリアムチェーンのためNFT取引に無関係のトークンです。
国内大手取引所ではコインチェックのみポリゴンチェーンのMATICを直接購入できます。
スマホからも無料で口座開設手続きができるので、サクッと準備しておきましょう。
コインチェック公式サイト→https://coincheck.com/ja/
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高額取引されているNFTの特徴
高額で取引されるNFTの特徴は主に以下の4点。
それぞれ解説していきます。
投機目的として
市況の悪化問題がありますが、その中でも投機目的で購入するやり方も見られます。
過去高い相場を誇っていたNFTアートもいまは冬相場となり軒並み下落。
例えば世界トップとなるBAYCはフロア価格(最低価格)が過去90ETHありましたが、現在は24.5ETH。
もちろんこのまま下落する可能性もありますが、参入者の増加や産業としての成長期待から反転する期待もあり、現在でも活発な売買が行われています。
自己表現のひとつとして
NFTをファッションとしてみなし、一つのステータスシンボルとして購入するケースもあります。
先述したとおり、高額NFTも現在は冬相場で価格が大きく下落しているから。
例えるなら高級車を買って乗っている自分に酔うようなイメージ。
高騰していたNFTも今なら値下がりしているので、保有欲を満たす自己表現のひとつとして使われています。
活発なコミュニティがある
高値で取引されるNFTの特徴として、活発なNFTコミュニティが存在していることが多く見受けられます。
活発なコミュニティは運営のサポートや後押しだけでなく、NFTの買い支えにもつながっています。
事実としてCNP/CryptoNinjaPartnersは、NFT市況が悪い中でもコミュニティや新規購入者が継続して買い支えしている状況。
活発なコミュニティは運営のサポートとなるだけなく、プロジェクトのガーディアン(守護神)としても機能しています。
魅力的なユーティリティがある
NFTプロジェクトの中には、該当NFTを保有していることで特典(ユーティリティ)を受けられるものがあります。
代表例として、CNP/CryptoNinjaPartnersには以下のユーティリティが存在します。
実メリットを体験できれば、保有しているメリットにもつながるため、非常に買いやすくなりますね。
NFT売買によくある質問
最後にNFT取引に関してよくある質問をまとめました。
実際に始める前にチェックしておきましょう
NFTの絵を売る方法を知りたい
基本的な流れは先述したこちらの流れとなります。
- デジタルデータを用意する
- OpenSeaやRaribleで作品をアップロードする
- NFT化する(OpenSeaは手数料必須)
- 販売条件を設定して販売する
Raribleであれば完全無料でNFT化できる一方、OpenSeaはガス代という手数料が必ずかかるため少しだけハードルが高くなっています。
NFTイラストの作り方は?
デジタルデータとなるイラストを用意し、OpenSeaのマイコレクションからNFTイラストを作成できます。
自分のイラストをNFT化して販売する5ステップ【誰でも無料出品】に細かく記載していますので参考にしてみてください。
NFTイラストのサイズは?
OpenSeaでは以下のファイルに対応しています。
イラストの大きさは1枚あたり1000px(ピクセル)となっており、サイズオーバーのイラストは縦横比がそのまま自動縮小されるのでご注意を。
NFTイラストの始め方5ステップ|誰でも失敗せず作成販売するコツではイラスト制作で使えるソフト紹介や出品手順等イラストNFTの始め方を解説していますので参考にしてみてください。
NFT取引になんでガス代がかかる?
NFT取引には必須の手数料となっている「ガス代」。
ガス代はブロックチェーンを動かしている「マイナー」という方への報酬となります。
有料道路の利用料と考えてください
ネットワークが混雑するタイミングはガス代が高騰するので、避ける工夫が必要。
こちらのガスナウというサイトで、24時間365日変動しているガス代が目視できます。
数値が高くなり赤色が濃くなると高いタイミングのため、極力避けて安い時間帯に操作しましょう。
NFTって今からやるべき?オワコンじゃない?
結論を先に言うとNFTはまだ始まってもおらずオコワンでもありません。
なぜなら国家戦略にもなっている領域であり、世界的イベントにNFT技術が使われるから。
NFTアート分野では一部の投機筋が抜けたこともあり一時期のブームは落ち着きましたが、NFTは技術でありさまざまな分野に活用されています。
国の方針でもあり、世界的イベントに使われる将来があるNFTはこれから一気に普及・拡大・成長していく産業ですよ!
NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介にてさらにNFTの活用予定を紹介していますので是非一読してみてください。
ポリゴンのデメリットは?
ポリゴンのデメリットは以下のとおりです。
上記でも解説したとおり、イーサリアムに比較するとボリュームが小さいのが最も大きなネックとなるでしょう。
ただし証明書やチケット、記念品としてポリゴンを使うのは作成/発行側と購入側にも負担がかからないのでポリゴン(MATIC)がおすすめです。
逆に売買目的としたNFTアートなどは成功例もほぼないため、ポリゴンよりもイーサリアムチェーンを活用しましょう。
NFTはなぜ売れる?
結論を先に言うと、ひとつの理由から買われているわけではありません。
上記以外にもさまざまな理由からNFTは連日売買されています。
NFTはなぜ売れる?8つの理由からみた売れない作品との違いは?にてより深く広く解説していますので合わせてチェックしてみてください。
NFTイラストレーターはチャンス
イラストレーターはNFT業界に参入する絶好のチャンスです。
- 参入障壁が高く大手企業や著名人が入ってきていない
- NFTならマネタイズポイントが複数あり収益化が見込める
- 成功している個人クリエイターは一定数いる
- NFTコレクションが失敗しないためにはコミュニティ形成が最重要
- Raribleなら完全無料でNFTを出品できる
- OpenSeaにてNFTを作る場合はガス代が必要
- 国や言語・物流に通貨に左右されず、世界中の人に販売できる
- NFTは国家戦略にもなっている
- 世界的イベントにNFTは使われる
NFTは「技術」であって携帯がスマホに置き換わっていったようにNFT技術の浸透・発展は止められるものではありません。
オリジナリティを発揮したNFTイラストコレクションを作成しつつ、市場動向を学びながらファンを獲得していきましょう。
NFTイラストの始め方5ステップ|誰でも失敗せず作成販売するコツではNFTイラストの始め方を詳しくまとめていますので参考にしてみてください。
OpenSeaで独自NFTを作るなら
ガス代手数料が安く失敗しても数十円のロスで済むMATICで作成してみるのがおすすめ。
国内ではコインチェックだけがポリゴンチェーンのMATICを直接購入できる大手取引所です。
ビットフライヤーやbitbankが扱っているMATIC(ポリゴン)はイーサリアムチェーンのためNFT取引に無関係のトークン。
コインチェックはスマホからも無料で口座開設手続きができるので、サクッと準備しておきましょう。
コインチェック公式サイト→https://coincheck.com/ja/
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