本記事は筆者が自ら700件以上のNFT売買を体験した内容をもとに記事にしています。
NFT転売って稼げる?
NFTアート転売って稼げるの?
転売に向いているNFTは?
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
この記事ではNFT転売の始め方やNFTアート転売で損しない方法がわかるようになっています。
実際に700件以上のNFT売買を通じて体験してきた内容に加え、各所のデータをもとに記事化しています。
記事前半ではNFT転売に必要なものについて、後半ではNFT転売で稼げない時に見直す7項目を解説するのでじっくり読み進めてみてください。
NFT転売の方法のみ知りたいこちらからショートカットできます。
NFTとは|簡単にわかりやすく解説
NFTの転売で稼ぐやり方を解説する前に、そもそもNFTって何かを簡単におさえておきましょう。
おさえておく箇所はこちらの3つ。
NFTの本質を正しく理解しておくことでNFT転売に考え方を活かせるヒントがありますよ!
それぞれ以下でわかりやすく丁寧に解説していきます。
そもそもNFTとは
まずNFTとは一言で表すとデジタルデータに「本物・1点もの」という証明書を紐付ける技術のこと。
デジタルデータであれば基本的に何にでも紐付くことが可能なため最も流行っているアートジャンル以外にも
などがNFTとして売買されています。
このNFTはブロックチェーンにて稼働しています。
ブロックチェーン?
ブロックチェーンとは
ブロックチェーンとは、分かりやすく言えばみんなで同じデータを持ち合う分散型台帳のこと。
みんなで同じデータを持ち合う台帳のため、偽造やコピーするためには一斉に書き換える必要があり(厳密には51%以上)、事実上困難。
ブロックチェーンが偽造やコピーできないため、NFT自体もコピーや偽造するのはできません。
つまり
と認識しておきましょう。
NFT・ブロックチェーンが生み出したもの
単なるデジタルデータがNFT化することで新たにデジタルデータを保有するという価値が生まれました。
従来のデジタルデータはネット公開したら最後、偽造やコピーされてしまいオリジナルの証明や所有権が証明できず価値がありませんでした。
しかしNFT・ブロックチェーンにより本物・1点ものという証明がされているためその限定性・希少性から保有価値につながりました。
NFTが最も流行したのがNFTアートのジャンルです
ロイヤリティとは
NFTアート売買により、NFT/ブロックチェーンの特性を活かした革命的な収益モデル「ロイヤリティ」が誕生しました。
ロイヤリティとは、NFT売買されるたびに作者(クリエイター)に売買益の一部が渡る仕組みのこと。
このロイヤリティにより作者は初期販売時以降でも収益が挙げられるため、収益増加につながる好循環を生み出しています。
ロイヤリティ問題で二極化する可能性
二次流通を起点として発生する「ロイヤリティ」問題ですが、今後二極化していく可能性があります。
理由としては世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」が方針転換したから。
どんな出来事があったのか?そして今後どうなっていくのか?
順番に解説していきます。
OpenSea VS Blur
ことの発端となった出来事はOpenSea VS Blurのプラットフォーム覇権争い。
世界最大のNFTプラットフォームOpenSeaに対抗する形で誕生したBlurは、
OpenSeaの手数料2.5%?高い!うちは0%だよ!
うちで売買してくれたらBlurトークンあげちゃうよ!
さらにうちだけでリストしてくれたらBlurトークン上乗せしちゃう!
といったキャンペーンを実施。
手数料安いならBlurがよくない?
加えてもらったBlurトークンを売ればさらに大きく稼げるとあってBlurでの取引量は一気に拡大。
Blurはロイヤリティを0.5%しか徴収しない(0%にもできる)ため、OpenSeaでロイヤリティ10%に設定していても0〜0.5%しかロイヤリティが入ってきません。
安い手数料はトレーダーにはありがたいですが、ロイヤリティを排除した取引ならNFTじゃなくて仮想通貨でいいのでは?
ロイヤリティ問題を浮き彫りにした出来事として記憶されています。
OpenSeaの方針転換
2023年8月に発表したOpenSeaの内容によると、2024年3月からはロイヤリティ強制徴収をやめて売却時の任意設定にすると発表しました。
今まではOpenSeaが設定されたロイヤリティを強制徴収していましたが、NFT売却者にロイヤリティを設定する方針に切り替えていくとのこと。
ほとんどの人が自ら割高となるロイヤリティを払わなくなると見込まれるため、事実上のロイヤリティ排除。
国内外のNFTプロジェクトは猛反発してOpenSeaを今後使わないようにするなどの対策を進めています。
脱OpenSeaとなる未来?
あくまで私の予想です。
国内のNFTプロジェクトはOpenSeaを脱却・ブロックしてRaribleに主軸が移っていくと思われます。
なぜならRaribleは「ロイヤリティ」については必ず守っていくと明言しているから。
NFTをお金獲得ツールとして捉える人はOpenSeaやBlurを、NFTをそれ以外の材料として捉える人はRaribleなどのマーケットプレイスに分かれていくと感じます。
あなたはどちらのマーケットプレイスをメインに使っていきたいですか?
OpenSeaの受け皿はどこ?
結論を先に言うと、MagicEdenです。
ロイヤリティを保護するとし、海外の大手NFT事業者と手を組んでイーサリアムチェーンを2024年2月末にオープンしました。
取引に応じてダイヤモンドがもらえ、今後ダイヤモンドの獲得料に応じて手数料の割引やトークン配布につながると噂されています。
CNPなど国内主要NFTも次々と移行しているため、NFT売買の中心はMagicEdenへ、NFTの出品はRaribleがいいでしょう。
NFTアート転売が儲かる理由
NFTアート転売が儲かる理由は7点あります。
それぞれ解説します
新興の拡大市場
NFTは新興市場のど真ん中。
これから本格的な拡大が見込まれています。
2022年度はロシアとウクライナの戦争と仮想通貨Terraの崩壊、海外取引所FTXの破綻という非常に大きな波がありました。
その中でも前年とほぼ同水準で推移しており、まだNFT技術は本格普及する前の段階。
NFT技術の社会実装が進んでいくと、規模の拡大が一気に進んでいくでしょう。
オリジナル性が担保されている
ブロックチェーンというコピーや改ざんが不可能な技術を使って、NFTは成り立っています。
従来のデジタルデータは、コピーや改ざんが行われてしまい、原本の証明・保有価値はほぼゼロに近い状況。
しかしブロックチェーン・NFT技術はそれらの問題をクリアにし、デジタルデータの保有価値を生み出しました。
NFTはデジタルデータの履歴を記録するブロックチェーン技術を利用しているため、コピーや改ざんされない独自性の高い価値を生み出せます。
自由に購入・転売ができる
NFTは誰でも好きなタイミングで購入や転売が可能です。
株式や債券、FXでは土日祝日のトレードができないなど休業日がありますが、NFTは24時間365日取引できます。
また、仮想通貨と異なりそれぞれオリジナリティが存在しているため、特定のレアリティや絵柄だと人気があり高値で売買されることも。
曜日や時間、取引所に左右されることなく自由に購入や転売が可能です。
鑑定証明が不要
NFTはブランド品と異なり、鑑定証明が一切不要です。
ブランド品売買では、真贋鑑定は研修を終えたバイヤーや質屋など専門知識がある方が行なっていました。
NFTでは、ブロックチェーン上に全てが記録されているので、鑑定証明が不要で売買可能。
専門知識なくいつでも誰でもチェックできるので、偽物を疑う心配がなく売買できます。
将来有望な技術
NFTという技術は、まだ誕生して数年しか経過していません。
そのため現在は価格面の「投機」的側面のみで判断されていますが、NFT技術が生み出した一部分でしかありません。
実社会に結びつき活用されていけば、認知拡大に伴う注目度・実用性が高まること必死。
投資・投機的な側面以外の実用性が期待されているNFT技術は、大きな成長・将来性が期待されています。
日本のNFT活用事例9ジャンル51選まとめ【何点知ってますか?】では現在までの国内NFT利用例をまとめていますので参考にどうぞ。
NFTアート転売は毎日行われている
NFT売買は、先述の通り24時間365日取引可能なため、毎日活発に売買されています。
ほんどのNFTアートは、転売されるごとにロイヤリティー収益が作者(運営者)に還元されています。
転売される頻度が多ければ多いほど、作者(運営者)の収入増につながるため売買を活発に行わせる施策を打つプロジェクトもあるほどです。
もちろん転売する/しないは個人の自由ですが、NFTアート転売は毎日活発に行われています。
デジタルのメタバースと相性がいい
メタバースという仮想空間とNFTの相性がいい点も、転売の追い風となります。
同じデジタル上で完結するもの同士の、メタバースとNFTは相性が抜群。
一例として
保有しているNFTと同じアバター(メタバース上のキャラクター)がもらえる
メタバース上で使えるアパレルやグッズがもらえる
メタバース上で使えるアイテムはNFTとして売買できる
双方向で使えたり売買ができる相性の良さは、同じデジタル上で完結できるNFTとメタバースならでは。
メタバースも今後様々な分野での発展が見込めるため、相乗効果でNFT業界も成長していくと考えられます。
NFTの転売に必要な3種の神器
NFTの転売には、必須となる3種の神器が必要です。
それぞれ詳しく解説します
仮想通貨取引所の口座
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
その中でもおすすめなのがコインチェック・ビットバンク・GMOコインの3社。
簡単に3社の特徴を解説します。
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。
仮想通貨取引初心者でもわかりやすいシンプルなサイト設計と国内最大規模のユーザー数をサポートする充実した体制がウリ。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
国内屈指の会員数をサポートする体制と初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がウリです。
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。
NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
仮想通貨:ETH(イーサ)
口座を開設したら、NFT取引に用いる仮想通貨を購入します。
必要な仮想通貨は、ETH(イーサ)のみ。
XRP:リップルやLTC:ライトコインといった他の仮想通貨はNFT取引できません。
ETH(イーサ)は、1ETH未満から購入できるので安心してください。
デジタルウォレット
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあれば9割以上のNFT売買に対応できます。
仮想通貨だけでなく、NFTもデジタルウォレットに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
NFTアート転売のメリット
NFTアート転売が儲かる理由・メリットは4点。
それぞれ解説していきますね。
発売初期は破格で購入できる
NFT発売は事業開始と同様なため、非常に安い価格で購入チャンスがあります。
AL(Allow List:優先購入権)を所持していると、売り出し時の安い価格で購入できたり無料でGETできたりします。
ALを保有していなくても、発売当日は直後に転売する人も多いため比較的安い価格で参入できるチャンスも。
必ずしも全てが値上がりしていくものではありませんが、初期投資額が小さく数時間で数十倍以上にもリターンが生まれやすいのがNFTです。
日本市場をターゲットにしたNFTがある
NFTは国境も関係なく世界中繋がっているため、世界中の人が売買しています。
グローバルな世界であっても、ターゲットを日本にしたNFTも数多く発売されています。
日本のプロジェクトは、英語圏では難しい情報も豊富に入手しやすいのが大きなメリット。
加えて日本時間で動くのでプロジェクトを追いかけやすいのも大きなアドバンテージです。
これから市場拡大が見込める
NFTは、市場規模が拡大していく成長産業です。
現在注目されているのは、NFTアートの転売で投資・投機的側面が注目されています。
しかし、NFT技術は
特徴があるため、様々な分野で活用されると見られています。
NFT市場は年間35.02%にて成長し2027年には1139.3億ドルに達するとtechnavioのレポートで発表しています。
成長産業であることから
保有していると追加のチャンスがある
NFT独自の文化として、特定のNFTを所有しているとチャンスが巡って来やすくなります。
わかりやすい例として、CNP(CryptoNinja Partners)。
NFT保有者に対して別プロジェクトが発売するNFTの優先購入権が付与されたり、新規でNFTがもらえたりします。
株式市場ではあり得ませんが、NFT市場では非常に多くのチャンスが巡ってきます。
特定NFTを保有していると、追加でチャンスが巡ってくるのがNFTならではのメリットです。
NFTアート転売のデメリット
一方、NFTならではのデメリットも存在します。
需要と供給のアンバランス
NFTアート転売は、購入者がいることで成り立ちますが、流動性が低い銘(売買頻度が低い)柄も存在しています。
なぜなら今日本でNFTを購入している人は17,000人前後と見られており、その人口を超えるNFTが発行されているからです。
購入者が多い市場であればまだしも、市場規模に対してNFT供給量が多い状態。
さらに人気・知名度がある一部のNFT売買にユーザーが集中していることから、中小規模のNFTは軒並み苦戦していることからNFT選びは慎重にする必要があります。
購入・転売までのハードルが高い
株式投資と異なり、NFT購入や転売は大きな参入ハードルがあります。
- 仮想通貨取引所で口座を開設
- 仮想通貨を購入する
- デジタルウォレットを導入する
- ウォレットに仮想通貨を移動する
- NFTマーケットプレイスに接続する
NFT売買に必須の工程は、現時点では現実社会に組み込まれていない特殊なものばかり。
株式やFXと異なり不慣れな点が多いため、参入ハードルが高いのが難点です。
市況に左右される
NFTは株式と同様に、世界情勢や市況感に影響を受けやすい市場です。
ここ数年では
ウクライナとロシアの戦争
仮想通貨Terraの崩壊
海外取引所FTXの破綻
SECによるNFT訴訟問題
と大きな波があり、拡大期にあるNFT市場でも大きな成長はできませんでした。
現在では大手のプラットフォームによる覇権争いに巻き込まれてしまい、市場は大混乱。
プラットフォーム問題には対策を講じていくNFTプロジェクトが増えていくものの、世界情勢には抗えません。
次のAL対象から外れる可能性
先述のメリットにある裏返しで、特定NFTを転売することでAL対象者から外れる可能性もあります。
経済圏・思想が近いプロジェクトであればあるほど、関連AL対象者から外れてしまう可能性が高くなります。
もちろん、AL対象から外れるだけで個人の自由で売買して問題ありませんし、禁止する法律はありません。
売るタイミングや売り方・価格など適切に判断しましょう。
必ずしも価値が上がるとは限らない
NFTは必ず価値が上がるといった魔法のアイテムではありません。
事実として昨年度発売された日本のNFTアートでは1割程度しか価格が上昇していません。
黄色マーカーが値上がりしているNFTです
上記でもあるように単なる需要と供給のバランスが崩れていることや取引人口が少ないことも挙げられます。
冷静に購入するNFTを見極めないと、NFTアート転売で稼ぐのは難しいでしょう。
NFTアート転売のデメリット対処法
デメリットを回避する対処法は以下の6項目。
知識やリテラシーを取得する
NFTアート転売には、仮想通貨取引やNFTの仕組みといった知識やリテラシーが必要です。
知識なく安易に踏み込むと、ひとつの失敗で資産を失うことに繋がりかねません。
考えられる失敗
仮想通貨の送金ミス
詐欺・スキャム被害
転売できないNFT(SBT)の購入
NFTトレードに慣れてくれば自然に身につきますが、不慣れなうちは知識やリテラシーの取得は必須。
失敗すると資産を失うことに直結するので、事前に最低限の知識は取得しておきましょう。
プロジェクトの目的を把握する
NFT発行は起業と同じで「何をするか」目的があります。
クラウドファンディング的な目的のプロジェクトは、価格上昇が見込めないため転売益が見込めません。
またNFT発行・売ってその後の展開がないプロジェクトもあります。
株式購入と同様、NFTを発行する「目的は何か」をチェックしないと転売益を得られにくくなってしまいます。
日本の人気NFTを4ジャンルに分けてランキング形式で紹介ではより深く解説していますので参考にしてみてください。
誰が運営しているプロジェクトか把握する
先述した通りNFTは起業とほぼ同じため、「誰が運営するのか」を把握しておきましょう。
2022年度日本でラグプル(NFTを発行し、売り上げを持ち逃げしてトンズラ)するプロジェクトがあり、業界がざわつきました。
匿名性ならではの盲点をついた格好になりましたが、通常の品物であればどんなものなのか?誰が作ったものなのかチェックするはず。
NFTでも同様に、誰が運営しているプロジェクトなのか?把握しておく癖をつけておきましょう。
安い価格帯で購入する
投資全てに言えることですが、安い価格帯で購入するのが転売を成功させる秘訣です。
今のところNFTが安く買えるタイミングは下記のようにいくつかあります。
右肩あがりでフロア価格(最安値)が高くなっていく(ATH:All Time High)NFTプロジェクトはほとんどありません。
初期で購入できなくても、注目度が落ち着いてきたタイミングで購入できれば十分チャンスはあります。
ローンチから1週間前後は値動きが激しくなります
余剰資金で購入する
NFTは投資的側面もあることから、生活資金とは別の余剰資金で購入するのがベスト。
生活資金を削ってまで購入してしまうと、コントロールできない価格変動が精神的不安を冗長して非常に危険。
仮想通貨とNFTの二重に価格の上昇/下落となるチャンス/ピンチがあるので焦らずじっくり進めましょう。
常に最新情報をキャッチし続ける
NFTは24時間365日相場が動いているので、毎日状況が変化しています。
仮想通貨ニュース
NFTの国内/海外市況
新しいプロジェクトや規格の誕生
トレンドの変化
法律や規制の整備
NFTプロジェクトの進捗状況
などさまざまなニュース・流行を常にキャッチしておく必要があります。
変化の激しい分野なので取り残されないように意識して情報収集しましょう。
転売におすすめのNFTコレクション8選
NFTアート転売で稼ぎやすい銘柄を紹介します。
もちろんここで紹介する銘柄以外でも十分稼げるNFTも多数あります。
上記のリスクを考慮しながらNFT転売の参考にしてみてください。
※投資アドバイスではありません。投資は自己判断でしましょう。
KURENAI
コレクション名 | KURENAI |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 9,071枚 |
販売開始日 | 2022年12月17日 |
Discord | Discord モンキーズ |
KURENAIは一定枚数保有していると、次回のフリーミント(無料でGET)となるユーティリティが付与されます。
次の作品狙いで購入しておくもひとつの打ち手でしょう。
CryptoNinja Partners(CNP)
コレクション名 | CryptoNinja Partners(CNP) |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 22,222枚 |
販売開始日 | 2022年5月15日 |
Discord | Ninja DAO |
CNPは日本でMurakami.Flowersに次ぐ売上高を誇る日本を代表するプロジェクト。
国内をターゲットにさまざまな展開しているので、参加もしやすく恩恵も得られやすいのが特徴です。
熱烈なファンが多くいるプロジェクトで、活発な取引されているのも特徴です。
CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にて情報をまとめていますので参考にしてみてください。
TheMafiaAnimalsSoldiers(TMAs)
コレクション名 | TheMafiaAnimalsSoldiers(TMAs) |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 7,000枚 |
販売開始日 | 2023年3月30日 |
Discord | The Mafia Animals |
TheMafiaAnimalsSoldiers(TMAs)はCryptoNinjaのクリエイターRii2氏が手掛けるプロジェクト。
NFT自体をステーキング(定期預金のようなもの)することで、ポイント獲得していき絵柄交換機能など遊べる要素が組み込まれています。
CNP Jobs(CNPJ)
コレクション名 | CNP Jpbs |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 11,111枚 |
販売開始日 | 2022年7月17日 |
Discord | Abyss Guild |
CNP Jobs(CNPJ)は、CNPの二次創作となる職業に扮したNFT。
職業やキャラクターが変わる転職システムで絵柄を変えられるのが特徴です。
Kamiyo
コレクション名 | Kamiyo |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 13,888枚 |
販売開始日 | 2022年10月29日 |
Discord | 古事記project くりぷと! |
Kamiyoは日本神話を元にしエンタメ作品を「創造」し世界に発信していくプロジェクト。
二次創作ガイドラインを守れば、自由に創作して販売可能な作品です。
Aopanda Party
コレクション名 | Aopanda Party |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 10,000枚 |
販売開始日 | 2022年10月30日 |
Discord | PANDAO |
TikTokフォロワー65万人を誇る「あーちゃん」「おーちゃん」のキャラクターNFT。
UFOキャッチャーのぬいぐるみとして流通しているキャラクターで定評があります。
わふくジェネ
コレクション名 | Wafuku GEN |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 11,111枚 |
販売開始日 | 2022年8月28日 |
Discord | WAFUKU LOVE |
WAFUKUは可愛らしい女の子の画像に音楽を加えたNFT。
夏と冬に行う「衣替え」で絵柄が変わる仕組みも飽きさせません。
VeryLongCNP
コレクション名 | Very long CNP |
チェーン | イーサリアム |
発行総数 | 11,111枚 |
販売開始日 | 2022年7月31日 |
Discord | VLCNP |
CNPキャラクターと一部コラボしながら縦にベリーロングさせた動物NFT。
NFTを保有しているとカジュアルゲームが遊べて、種をGETしていくと画像変更などのエフェクトも可能です。
NFTアート転売で稼ぐコツ
実物や株式とは異なるNFTアート転売ならではとなる稼ぐコツは以下の点を意識しましょう。
それぞれ解説していきます。
イーサと日本円の転換タイミングを考える
NFT売買で必要な仮想通貨ETHは、最終的に日本円に転換する必要があります。
日本円からETHに両替するタイミング
ETHで売買する額面
ETHから円転換するタイミング
それぞれのタイミングがハマると非常に大きなリターンが得られます。
NFTを転売したタイミングで日本円に転換する必要はありません。
ETHをNFT売買で増やしつつ、日本円に転換するタイミングを見極めておきましょう。
流動性があるNFTを転売する
NFTは流動性が高い銘柄を選びましょう。
流動性が高くなるタイミング
- ローンチ(発売)直後
- NFT銘柄のニュースが出たタイミング
- リビール(絵柄が変化する・中身が見える)タイミング
基本的に新規プロジェクトがNFTを発売したタイミングが流動性高いので、売買される回数も多くなります。
また、時間が経過しても活発に売買されるNFTプロジェクトも存在しているので、そうしたプロジェクトであれば売買しやすくなりますよ。
プロジェクト目的を見極める
NFT発行は企業と同義と先述しました。
よくあるNFTプロジェクトの例として
メタバース進出目指します
ゲーム開発にチャレンジします
グッズ展開します
と打ち出すプロジェクトがありますが、それNFT発行する必要ある?という疑念が。
NFT発行せず直接開発すれば済む話ですよね
NFT発行がクラウドファンディングとして使われるのはまだしも、そのNFTが今後使われない可能性ありませんか?
開発資金がショートして終わるのが目に見えませんか?
NFTプロジェクトの発行目的や目指す先をしっかり見極めていく必要があります。
AL(Allow List)で購入する
一次販売となるAL(Allow List)で購入できれば転売での儲けが発生しやすくなります。
なぜなら、一次販売(AL)で販売される際は安価で発売される場合が多いから。
NFTプロジェクトによっては、フリーミント(無料)で入手できるものもあります。
もちろん、すべてのNFTプロジェクトが一次販売で購入しても価格が上がらずに落ちていくリスクも。
ただALなどで安く購入できていれば、大損してしまうリスクを最小限に抑えられるため転売での利益を出しやすくなります。
供給量を把握する
NFTは供給量となる発行数を制限することで、需要と供給量を調整しています。
株式と異なり一度発行したNFTの総量は、追加発行できません。
そのため、市場規模や状況によって供給過多になる場合もあります。
需要が過多であればフロア(最安)価格も上がりにくく大きな転売益を得るのは難しくなります。
その時の市場状況にもよって大きく変化するので、経験を積んで肌で感じていくのが最短ルートです。
ただでNFTをもらう
X(旧Twitter)で「#Giveaway」検索すると、多くのNFT GiveAwayキャンペーンが開催されています。
この「Giveaway」は、簡単に言えば無料プレゼント。
内容は、プレゼント企画者やクリエイター(運営者)のフォローや、ツイート内容へのいいねやリポスト(リツイート)など簡単なタスクばかり。
ただし以下の点には注意してください。
Giveaway詐欺もある(実際にはプレゼントしない・保有していないなど)
詐欺サイトに繋がるリンクが貼られている場合がある
NFTではなく、AL権利がもらえるタスクもある
フォローや拡散という簡単なタスクをこなして当選すると、NFTが無料で入手できるので費用かけずにNFTがもらえるので大チャンスです。
手数料の安いプラットフォームを使う
手数料の安いプラットフォームを使うのも大事な要素です。
例えばNFT売却時にかかるOpenSeaの手数料は2.5%ですが、競合のBlurで売却できれば0.5%の手数料で済みます。
注意点は2つ。
Blurなどに出品できないNFTもある
Blurなどに出品すると発見・購入率が下がる
どこで売買するかによって手元に残るお金が変わるため、どのプラットフォームを使うかは非常に重要です。
NFTの転売でよくある7つの失敗ポイント
時々誤った転売方法で利益を出せないやり方を見かけます。
- わずかな期間でNFTをみている
- フロアで売りたがる
- ガス代を考えていない
- どのNFTプロジェクトでも発売時に飛びつく
- 最新情報を取得していない
- 日本円に転換するタイミングを考慮していない
- プラットフォーム選びで失敗している
それぞれ解説していきます。ひとつずつチェックしていきましょう。
短時間で判断している
起業と同様に、NFTプロジェクトは価値上昇していくまでに時間がかかります。
なぜならNFTを販売し資本を集めてからスタートとなるプロジェクトがほとんどだから。
計画はあっても、実際に実行して事業が軌道にのるまで時間はかかりますよね。
数日・数時間で転売するならNFTよりハードルが低い仮想通貨売買やFXの方が儲けやすいはず。
より大きな利益を得たいなら、半年〜は推移を見ていくのが好ましいでしょう。
フロアで売りたがる
NFTはほとんどが1点モノのため、どの個体が最安値で売られているのかが目に入ります。
フロア(最安)価格を見てその金額よりも下回る安い価格でリストする光景を目にしますが、非常に勿体ない売り方。
フロアに置く→売れない=高い?→フロアの下の価格でリスト→それを見て「高いから売れない?」という負の循環につながるから。
オリジナルの1点ものなのに、自らフロアの下へ次々と並べてコレクション価値を落とす行為でプロジェクトそのものの首を絞める行為。
売り抜けようと必死になればなるほど、コレクション価値を毀損し周りまわって自らの利益を圧迫していくので避けたほうがいいでしょう。
ガス代を考慮していない
NFT転売で儲からない失敗例として、ガス代などの手数料を考慮していない売買が挙げられます。
考慮すべき手数料
NFT売買時のガス代
メタマスクと取引所との送金手数料
クリエイターフィー
円とETHのレート
ガス代はウォレットへの送金手数料に加えてNFT売買時にもかかります。
数百円で収まる場合や高騰するタイミングだと数千円〜かかる場合も。
これら手数料を計算した上でNFT転売しないと、NFTが売れたとしても手元に残ったETHは赤字だったというケースも。
最後にETHから日本円に戻すレートにも十分注意が必要です。
どのNFTプロジェクトでも発売時に飛びつく
NFTは初期で掴んで、すぐに転売するのがベストではありません。
NFTプロジェクトによっては、価値が上がらないものや、売れ残ってしまうものもあるからです。
毎日のように新しいNFTプロジェクトは誕生しており、供給量は増え続ける一方で購入者はそこまで増えていません。
どんなプロジェクトなのか?
なんのためにNFTを発行している?
何に使えるのか?
をチェックせずになんでも初期発売時に飛びつくのはおすすめできません。
初売りですー!で何を売っているのか知らずに買いませんよね
冷静な視点でNFTプロジェクトを分析しましょう。
最新情報を取得していない
「Web3」と呼ばれるNFT・仮想通貨の世界は、最新情報をどれだけ持っているかで戦い方が変わってきます。
最新技術が豊富に盛り込まれている世界のため、日々大きな地殻変動が起こる可能性もあります。
直近では
NFTマーケットプレイスの争い(OpenSea VS Blur)
仮想通貨取引所FTXの破綻
SECのNFTに対する姿勢や訴訟問題
ビットコインのETF承認問題
などで大きな転換点となりそうなニュースも多々あります。
こうした情報を知らずして投資していると非常に危険!
できる範囲で情報収集に努めてください。
日本円に両替するタイミング
NFTを売買するには仮想通貨ETHが必須ですが、最終的には日本円に転換する必要があります。
円/ETHの為替相場によって、大きく利益が出るか損をしてしまうのか分かれてきます。
たとえNFT転売でETHは増えたとしても、円転換するタイミングでETH価格が安ければ大きな損失につながりかねません。
逆にETH価格が上昇しているタイミングであれば、大きく儲けを出せる可能性もあります。
すぐに日本円に変えてしまうのではなく、ETHを日本円に転換するタイミングは注意しておきましょう。
プラットフォーム選びで失敗している
マーケットプレイスの手数料で失敗している事例も見受けられます。
世界最大かつ日本人も多く利用しているOpenSeaのマーケットプレイス手数料は2.5%です。
仮にBlurでNFTを出品し売却できた場合、0.5%しか手数料を支払わずに済みます。
OpenSeaで購入したからそのままOpenSeaで売却していると、稼げる利益が目減りしてしまいますよ。
NFT転売を始める7ステップ
ここからは実際にNFTアート転売を始める手順を解説していきます。
NFTせどりを始める手順は7ステップ。
順番に解説していきます
仮想通貨取引所を開設
はじめに、仮想通貨取引所を開設します。
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
その中でもおすすめなのがコインチェック・bitbank・GMOコインの3社。
詳しくは先述した内容を参考にしてみてください。
ETH(イーサ)を購入する
解説した取引所で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
取引所によっては500円〜ETH購入できるので予算に合わせて購入しましょう。
なお、レートは24時間365日変動しますよ〜。
ウォレットを導入する
仮想通貨とNFTを保管する個人用デジタルウォレットを準備しましょう。
Google Chromeの拡張機能から無料で導入できるメタマスクが最もおすすめ。
導入に際しての注意点や導入方法を詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してみてください。
ウォレットにETHを送金する
取引所で購入したETHは、個人用ウォレットに移さないと使えません。
流れを解説すると
- (メタマスクなど)個人用ウォレットアドレスをコピー
- 仮想通貨取引所のETH送金先に貼り付けて送金先登録
- 送金
メタマスクに送金する際の注意点は2点。
イーサリアムチェーンになっているか確認する
個人用ウォレットのアドレスを間違えない
間違えると二度と戻ってきませんのでご注意を。
NFT売買サイトにアクセスする
NFT売買プラットフォームで実際にNFTを購入・仕入れましょう。
おすすめはOpenSeaという世界最大規模のNFT売買サイト。
国内外さまざまなNFTプラットフォームがありますので詳細はこちらの記事を参照してみてください。
NFT売買サイトで購入する
プラットフォームにアクセスしたら、ウォレット接続して転売するNFTを購入しましょう。
検索窓から検索するか、公式Twitterやdiscordにリンクが用意されているものがほとんど。
注意点として、偽物コレクションも陳列されていること。
見分け方はトータルボリューム(総取引量)やオーナー(保有者)数など、コピーできない実績部分で判断しましょう。
購入したNFTをリスト(出品)して転売する
購入したNFTはいつでもリスト(出品)して転売可能。
NFTはGETしたら自分の手元(ウォレット)にあるのでいつでもリストできます。
相場状況やコレクションの発売時期、流動性にフロア価格の推移など分析しながらリストしましょう。
NFT転売するならここがおすすめ
結論を先に言うと現状OpenSea ProがもっともNFT転売に向いています。
それぞれ具体的に解説していきます。
プラットフォーム手数料が安い
通常OpenSeaのプラットフォーム手数料は2.5%発生しますが、OpenSea Proは0.5%と破格。
仮に1ETH25万円の時に0.2ETHでNFTを売却した場合(ロイヤリティは計算していません)
その差は1,000円発生してしまいます。
同じNFTを売る行為でも大きな差につながります
もちろん今後変更される可能性もありますが、現段階ではOpenSea Proがおすすめです。
OpenSeaを使っていれば使える
OpenSea ProはOpenSea内からアクセスできるプラットフォームです。
そのため別サイトにアクセスし直す必要もなく、OpenSeaを利用していれば誰でも使うことが可能。
普段使い慣れているサイトからスムーズにアクセスできるのはいいメリットですね
OpenSea同様、OpenSea Proは誰でも使えるのが魅力です。
OpenSeaにもリストが反映される
OpenSea Proでリスト(値段をつけて売り場に並べる行為)したNFTはOpenSea上にも反映されます。
仮にBlurにリストするとOpenSea上では反映されないため、Blurのリストから購入しないと入手できません。
購入希望者からするとあちこち探しにいくのは非常に面倒で利用頻度の低いプラットフォームまでチェックしないため、必然的に購入頻度も下がってしまいます。
OpenSea Proであれば、リストしたNFTがOpenSeaにも反映されるため、購入頻度を下げることなく転売が可能です。
プロジェクト側のブロックも少ない
日本のNFTプロジェクトでは現段階でOpenSeaやOpenSea Proをブロックしていません。
ブロックとはコントラクト上で取引ができないように制限をかけること。
例えばCNPはロイヤリティが0.5%となっているBlurをブロックしています。
日本人がもっとも利用しているNFTプラットフォームがOpenSeaのため、OpenSeaでの取引をブロックせずに利用できるようにしています。
ただし日本のNFTプロジェクトが今後はロイヤリティ問題からOpenSeaをブロックする可能性もあるため、最新情報は逐一追っておく必要があります。
OpenSea ProでNFTを売る方法
基本的な流れはOpenSeaを利用している方であれば問題なく利用できます。
OpenSea Proにアクセスする
OpenSea Proにアクセスしましょう。
OpenSeaにアクセスし、アイコンマークにカーソルを持っていきましょう。
表示される項目から「OpenSea Pro」をクリックするだけです。
OpenSea Proに接続しました。
右上にあるアイコンをクリックして表示される項目から「Language Selector」より日本語設定に切り替えておくと便利ですよ。
リストするコレクションを選択する
接続画面上から「所有」をクリックすると接続しているウォレットのNFTが表示されますので、売りたいNFTをクリックしましょう。
今回はこちらのコレクションからリストしてみます。
画面の右側には販売状況やリスティング状況が表示されているので参考にしながら金額設定しましょう。
今回はこちらのNFTを出品します。
「即時販売」はコレクションオファーに売る方法です。
固定価格リストは「出品」をクリックしてください。
リスト条件を設定する
画面が切り替わります。
この画面で直接入力等してリストすることも可能ですが、画面右側に出ている概要から詳細設定してのリストがおすすめです。
画面右側に詳細設定できる概要が表示されます。
リストするマーケットプレイスを選択出来ます。
おすすめはOpenSeaですが並行して3つとも選ぶこともできます。
注意点はコレクションから初リスト時にかかるガス代は、LooksRareとX2Y2それぞれ発生する点。
そのため国内NFTであれば取引ユーザーが少ないと思われるLooksRareやX2Y2に出品しない方が安上がりです。
グローバル価格:販売価格設定画面です。
グローバル価格のProceedsは手数料を除いた最終利益になります。
つまりProceedsの金額を0.1ETHに設定すると、実際は手数料を加えた0.115ETH以上でリストされます。
(ガス代及びロイヤリティによりリスト金額は前後します)
ラダーはオークション設定販売を指し増分でカウントアップオークション、減分でダッチオークションです。
Customを選べば自由にリスト価格入力できます。
最低価格はフロア価格からいくら上下させてリストするか、上位の特性は最高金額からいくら上下させてリストするか調整する機能です。
グローバルクリエイター手数料:グローバルクリエイター手数料は変更できるプロジェクトとできないプロジェクトが存在します。
グローバル有効期限:出品(リスト)期間で最長180日まで可能です。
推定手数料:推定手数料でグローバル価格をPrice設定した場合、推定売上収益がガス代などを差し引いた実際の最終利益となるので必ずチェックしておきましょう。
OpenSea Proの簡易設定表示も自動反映されました。
今回この設定でリストします。「出品を開始」を押しましょう。
メタマスクが起動してガス代を求められます。
初めてのリストの場合、移動許可を求められます。
承認すると出品中に切り替わります。
再度書名を求められます。
リストが無事完了すると表示が出てきます。
無事にリスト完了です。
OpenSea Proの注意点
OpenSea Proの注意点は以下の通りです。
簡単に解説していきますね。
マーケットプレイス手数料は暫定的
OpenSea Proのマーケットプレイス手数料は今後変わる可能性もあります。
OpenSea Proが誕生したのはBlurなどのNFTトレーダー向けマーケットプレイスに対抗するため。
実際にOpenSea Proリリース後は期間限定で0%でしたが、現在はBlurと並んで0.5%になっています。
取り扱いはETHのみ
OpenSea Proで取り扱いしているチェーンはイーサリアムのみです。
ポリゴン(MATIC)やSolanaチェーンは売買できません。
あくまでNFTトレーダー向けのマーケットプレイスとしてリリースされています。
プラットフォームごとにガス代がかかる
上記で触れた通り、OpenSea ProではOpenSea・LooksRare・X2Y2とまとめて3つのプラットフォームにリスト可能です。
ただし各プラットフォームへリストする作品が初めてのコレクションだった場合、プラットっフォームごとに出品の際ガス代が発生します。
またNFTコレクションがリストをブロックしている場合はガス代見積もりが1ETHを超える金額請求されます。
国内むけNFTであれば、利用者が極端に少ないLooksRareやX2Y2への並行リストしない方がガス代節約になりますよ。
NFTアート転売でよくあるQ&A
最後にNFTアート転売でよくある質問をまとめました。
疑問点を解決しておきましょう。
NFTアート転売にかかる初期費用はどれくらい?
転売するNFTアート作品によって大きく左右します。
ひとつの目安として5万〜10万分のETHがあれば開始できます。
もちろん購入できるNFTアート作品の種類や点数が限られてしまいますので儲かる額も小さくなります。
まずはNFTに触れて転売を慣れてから稼げるようになりましょう。
NFTアート転売にかかる手数料は?
結論から言うと、明確には回答できません。
手数料はそれぞれのタイミングで発生するコストが変わるからです。
手数料がかかるのは、以下のタイミングです。
日本円でETHを購入する(取引所手数料)
EHTをウォレットに送金する(送金手数料)
NFTアートを購入する(ガス代)
NFTアートの1コレクションを初めてリストする(ガス代)
プラットフォーム手数料
NFTコレクションのロイヤリティ
他にもオファーで売却すると、NFTを転送するガス代は転売益から負担することになる(1ETH未満時)ので注意。
日本円換算の目安ですが3〜6千円くらい見ておきましょう。
NFT転売で儲かった税金計算は?
結論から言うと、20万円を超える転売益が発生したら納税が必要です。
国税庁のサイトに「NFT売却益は所得税となる」と記載されています。
仮想通貨の売買と同様、NFT転売で取得した利益は「雑所得」に分類されます。
そのため雑所得が年間20万円を超える場合、確定申告と納税義務が発生します。
詳しくは税理士に相談するなどして対応してください。
税理士でないと税アドバイスできません
NFTアート転売以外の儲け方は?
NFTアート転売は先述の通り、短時間でのリターンよりの長期間で見た方が大きなリターンを得られるのが魅力のひとつ。
短期で稼ぎたい場合にはごく少額しか稼げないのであまり向いていません。
NFT転売よりも仮想通貨取引の方がNFTを仕入れる必要もないため、各種手数料もなく短時間でサクッと稼げます。
デメリットとして、仮想通貨は価格変動が大きいので相場とにらめっこが必要な点。
7つの観点で見るNFTと仮想通貨の違い|どちらが投資で稼げる?を参考にどちらが向いているか決めてやってみましょう。
NFTは一部の人だけじゃないの?
NFTは一部の人たちだけで盛り上がっているものではありません。
実は「仮想通貨・NFTのデジタル領域」のWeb3は自民党政策として盛り込まれています。
さらにNFTは世界イベントでも使われることが決定しています。
個人や企業レベルの話ではなく、国策として仮想通貨やNFTのデジタル領域を進めていくとのこと。
時代に取り残されないように今のうちから経験しておきましょう。
NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介を是非チェックしてみてください!
NFTせどりは知識とやり方次第
本記事の要点をまとめます。
NFT転売は国内NFT取引人口が少ない今でも充分に稼げる状況です。
今後世界イベントにNFTが使われて注目度が高まると参入者も増えて取引金額・人口も増えていくことは明白。
今参入しておいて取引に慣れておけば市場規模の成長の大波に乗っていけますよ!
少額からNFT取引をぜひ始めてみてください!