概念・仕組み・ノウハウ

NFTアートはゴミではない6つの理由-NFTアートの価値はどこ?

※アフィリエイト広告を利用しています

ミタマ

NFTってオコワンじゃないの?
NFTアートの将来性を知りたい
NFTアートの価値を知りたい

こんな悩みを解決する記事を用意しました。

本記事では「NFTアートはゴミだからやめた方がいい」という情報に触れ、心配になった方へ向けて具体例や実体験をもとに解説しています。

700件以上のNFT取引を体験して学んだ内容に加え、各所の最新情報を加えて執筆しています。

本記事の前半ではNFTアートがゴミではない理由について、後半ではNFTアートの注意点について解説していますのでぜひじっくり読み進めてみてください。

自己紹介

NFT?ブロックチェーンとは?

切っても切り離せないのがNFTとブロックチェーンの話。

要約すると以下の3つの特徴があります。

  • NFTによって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
  • 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
  • ブロックチェーン技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える

知識ゼロから学ぶ|NFTアートが生んだ4つの革命的な仕組みを解説にて丁寧に解説していますので参考にしてみてください。

NFTアートはゴミと見られる7つの理由

「NFTアートはゴミ」だからやめとけと言われる要因はいくつか考えられます。

それぞれ以下で深掘りしていきます。

違法なNFTアート作品がある

偽物マリオNFT
引用:OpenSea
著作権法違反

このNFT作品、マリオですよね。

マリオといえばNintendoがライセンスを持っていますが、この作品はNintendoが制作や販売したものではありません

元となるデジタルデータの所有権・著作権はチェックされることがないから。

そのため、従来通り拾ってきたネット画像等でもNFTアートとして販売できてしまいます。

NFTアートは無法地帯ではありません。保有も処罰対象となるため絶対に購入しないでくださいね。

価値が不安定だから

NFTの価格は2つの値動きによって日々変動しています。

値動きとは以下の2点です。

  • NFT自体の価値
  • ETHと日本円の為替

NFT自体の価格が上がったとしても、ETH/日本円価格で見ると下がっていることもあります。

通常のアート作品であれば、日々の価格変動は起こりません

不安定な価格変動リスクを抱えているNFTアートは、コントロールできない部分にもかかわらず不要な心配につながります。

心がかき乱されることから、NFTアートとの距離を置きたくなる人も一定数いるように感じます。

誰でもNFTアートを発行できるから

NFTアートは誰でも作って販売可能です。

当然ですが、アート作品として最低限のクオリティが前提。

ですがNFTアートは誰でも作って販売が可能な上、最近ではAIアートによる作品も台頭しています。

つまり作品クオリティのレベルが一気に向上したため高いレベルでの差別化が難しくなっています。

単にNFTアートを作ったから売れるというフェーズは過ぎているため、NFTアートはゴミだと思われている節があります。

NFTアートは供給過多

NFTを売買している日本人は推定で1.7万人前後と見られています。

そして、2023年6月にリリースされたNFT作品はこちら。

2023年6月NFTリリース販売状況
引用:日本NFT情報局

わずか1ヶ月で取引している人口を大きく上回るNFTアートが発行されています。

もちろん1人1点までの購入や所有ができないわけではありません。

ただ市場原理である需要と供給のバランスが大きく崩れていることから、NFTアートはゴミだと言われる要因のひとつにもなっています。

環境に良くない・SDGsに反する

2023年8月3日のPoWによる電気代とCO2排出量

NFTは環境に良くない・SDGsに反するという懸念もあります。

NFTはブロックチェーン技術によって稼働しています。

ブロックチェーンを動かすために、膨大な消費電力と大量のCo2を排出しています。

実際にイーサリアムでは、1日の消費電力が2.51Gw、Co2排出量が10.35Mtとなっています。

これは75.3万世帯分の消費電力を使い、2019年度の国内線Co2排出量に相当します。

ミタマ

2019年はコロナ前ですよ!

美術品として飾る価値はない

NFTアートは美術品として飾るようなアイテムではありません

個展が開催されるようなクリエイター作品や、美術館に飾られる作品ではありません。

そうした従来の価値観のままNFT「アート」を捉えていると、美術品としての価値がないと気がつくはず。

NFTアートはゴミだと思われる点では、こうした従来のアートとしての価値観を当てはめているように思えます。

販売後のアクションがない

NFTアートを売るだけ売って特に何もせず終わっていくプロジェクトがあります。

いわゆる「ソフトラグ」や「ラグプル」と呼ばれる一種の詐欺です。

通常のNFTアートではいくつか特典が用意されています。

  • 購入者のみが参加できるコミュニティがある
  • 関連コミュニティのNFT優先購入権がもらえる
  • クリエイターや同じNFTホルダー同士でコミュニケーションが取れる
  • ホルダー限定で優待や割引が受けられる

もちろん大掛かりなプロジェクトであればあるほど、こうした特典(ユーティリティ)が求められます。
※コレクション販売前から「ノーロードマップ」「ノーユーティリティ」とうたっているのは別です。

買って失敗したと思わせてしまうことでNFTアートはゴミだと思われる節が考えれらます。

NFTアートはゴミではない理由

ミタマ

結局のところNFTアートはゴミでしょ?

いえいえ実はNFTアート=ゴミだ!とも言えませんよ。

ゴミだと言えない理由は以下の6点あります。

それぞれの理由について解説していきます。

個人でもリスクほぼなく始められる

最大の特徴が「個人でもできる」こと。

従来のアート作品を発表するには、長い下積みやコネ、お金などが必要な上誰でも販売するのは難しいのが現状です。

しかし、NFTアートは長い下積みやコネ・大金や場所が不要ですぐに始められます。

大きなリスクを背負うことなく始められ、世界中の人に届けられるのはNFTアートならではの特徴です。

コミュニティ形成ができる

NFTアート作品を中心としたコミュニティ形成ができるのも大きな利点のひとつです。

実物アートでは距離や時差問題に加えて保有の有無などが証明しづらく、保有者が一同に集まるのは困難。

しかしデジタルで完結するNFTアートコミュニティは、住んでいる距離や時差に関係なく集まれ保有の有無も簡単です。

実物では難しいコミュニティ形成ですが、デジタル上で完結しているNFTアートなら容易にできるのが特徴です。

価値の限定性が生まれる

NFTアートそのものは誰でも作成できるため、限定性はありません。

しかし上記のようにコミュニティ形成に使用されるNFTアートは、最初に発行した枚数のみに限定されます。

後から欲しいと思っても、発行枚数がすでに売り切れていたら追加発行ができず購入もできません。
※同じコレクションには加えられますが、別作品としてシリアルナンバーが割り振られます

特定のNFTを持っていることで、特定のコミュニティ参加や価値が得られるのはNFTアートならではです。

資産性が生まれる

NFTアートは、上記の価値限定性から資産性が生まれます。

需要と供給のバランスで価値が決まるため、欲しい人>NFTの発行数となっていることが前提です。

資産性が誕生することで投資としての価値が生まれ、新たな層へとアプローチできます。

とは言っても全てのNFTアートに資産性が生まれるわけではありません。

一定の資産性を帯びたNFTアートはゴミとしての扱いはされないでしょう。

付加価値で勝負できる

NFTアートはクオリティ以外の付加価値にて、いくらでも勝負できるのが魅力のひとつ。

なぜならデジタル上で所有状況などを誰でもチェックできるため、追加特典をいつでも付与できるから。

実物のアート作品であれば、購入者が誰なのか?ずっと所有しているのか?など確認する術がありません。

しかしNFTアートであれば購入者履歴が追える上に保有状況などもあわせてチェックでき、購入者限定特典を付与して他の作品との差別化を図ることが可能。

NFTアートだからこそ、他にはできない付加価値での勝負ができるメリットがあります。

大きく飛躍する可能性がある

NFTアートは大きく化ける可能性を秘めています。

もちろん上記のような大きなチャレンジや目標をたてなくてもOK。

産業としてまだまだ小さい段階でこれらの前例があれば、産業が大きく成長したらチャンスはもっと多角的に広がっていきそうですよね。

NFTアートはゴミ?将来性◎な理由

NFTアートがゴミではなくても、将来性なければ意味ありません。

NFTアートの将来性について見ていきたいと思います。

5点の観点からNFTアートは将来性豊かなジャンルといえます。

それぞれの将来性について深掘りしていきます。

NFT活用幅が確実に広がる

NFTは技術であり、最初に紐づいて認知拡大した領域が「アート」分野でした。

そもそもNFTはデジタルデータであれば何にでも紐づくことが可能な技術なため、さまざまな箇所で使われていくことが確実。

現在での活用事例は以下のものがあります。

活用事例が増えればNFT全体への注目度が高まり、NFTの一部であるNFTアートにも自然に注目が集まります。

NFTの活用事例が増えていくことで、市場全体・NFTアートへの注目度も高まっていくでしょう。

日本の国家戦略となっている

仮想通貨・NFTのデジタル領域・Web3を自民党政策として盛り込まれています。

個人や企業レベルの話ではなく、国策として仮想通貨やNFTのデジタル領域を進めていくとのこと。

国が舵を切っていてもNFTは「怪しい」や「危険だからやめとけ」とずっと言い続けますか?

漫画やアニメと相性抜群

日本は世界にも類を見ない漫画・アニメ文化が根付く国です。

これらの漫画やアニメ文化は、アート分野が中心で流行し始めたNFT産業との相性も抜群

育ってきた環境も影響していますが、海外のNFT画像はどこか微妙と感じたことはありませんか?

もちろん高クオリティなコンテンツも一部流通しており、それらは高価格で売買されています。

日本のアニメ・漫画文化は現在海外で流行しているNFTに遜色ないクオリティばかりですよ。

有名企業が参入している

海外を中心に有名企業はNFTをすでに発売しています。

一例として以下の企業が既にNFTを発行しています。

  • ルイヴィトン
  • Gucci
  • Dolce&Gabbana
  • マクドナルド
  • コカコーラ
  • adidas
  • NIKE
  • マクラーレン
  • CNN

など誰もが聞いたことがある超有名企業がNFTを発行しています。

国内でも徐々に参入してきていますよ。

有名人も続々NFTを

日本国内では、芸能関係を中心に有名人も続々とNFTに関わってきています。

一例として以下の方々が既にNFTに関わっています。

  • EXELE:メンディー氏(NFT購入)
  • キングコング:西野氏(NFT出品・販売)
  • レイザーラモンHG(NFT出品・販売)
  • 本田圭佑氏:Flower Lolita(NFTプロジェクト)
  • 香取慎吾氏:チャリティーオークション
  • 内村航平氏:引退記念NFT発売
  • フェンシング銀メダリスト:太田氏(NFT購入)
  • 広瀬すず氏(NFT出品・販売)
  • はんにゃ:川島氏(NFT購入)
  • 反町隆史氏:(NFTコレクション応援アンバサダー)

タレントや俳優・大物女優や元メダリストまで様々な方が既にNFT関連に触れています。

一般人への影響力がある方々がNFTについて触れていくことで、認知や知名度が上がり参入者が増えていくと予想されます。

NFTを始める方におすすめコレクション

ここではこれからNFTを始める方におすすめの、日本のNFTアートを紹介していきます。

おすすめのNFTアート作品はこちら。

ミタマ

以降で順番に解説しますね

CNP/CryptoNinja Partners

CNP

CNPは国内向けのジェネラティブとして人気・知名度・売上高トップとなるNFTコレクションです。

メインクリエイターはコメスケ氏。

動物をモチーフにしたデザインは現在7キャラクターから成り立ち、22,222体いる個体全てが配色やパーツなど異なります。

アプリゲームやホルダー限定歩数アプリもリリースしているなど、日本のNFT業界を牽引するNFTアートコレクションですよ。

CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にて情報をまとめていますので参考にしてみてください。

CNPJ(CNP Jobs)CNPJ

CNPJ/CNP Jobs

CNPJ(CryptoNinja Partners Jobs)は、先述のCNPの二次創作により生まれたNFTプロジェクト。

作者はうじゅうな氏。

CNPのキャラクターを「職業」に扮して忍務に就かせるという世界観。

実在する職業が多く登場しており、SNSアイコンで自己表現しやすく非常に人気になったコレクションです。

こちらも「バー忍」システムを導入しており、職業だけ変更する「転職」とキャラクターごと変更する「超転職」の2種類が行われています。

APP(Aopanda Party)

APP

APPは、「あーちゃん」「おーちゃん」というパンダのキャラクターのNFTコレクションです。

作者はプロアニメーターのAo氏。

元々「あーちゃん」「おーちゃん」はTikTokでフォロワー数100万人(執筆時)を抱える人気キャラクター。

UFOキャッチャーの景品にもなっている実在するコンテンツです。

専用のdiscordはどのコミュニティよりも親切に触れ合えるのも人気のひとつとなっています。

XANA:GENESIS

XANA:GENESIS

XANA:GENESISはメタバースを開発するプロジェクトXANAが発売したNFTアート。

世界初となるAI技術を搭載したNFTで、所有するNFTと実際にチャットができます。

今後実装されていくXANAメタバース内でも活用できるように設計されているのが特徴。

XANAは特にメタバース分野で大きくリードしているので、興味があれば選んでみては?

CNPR (CNP Rookies)

CNPR

CNPRは「初心者応援」プロジェクトとして誕生したジェネラティブNFTコレクションです。

まだNFTを持ったこと・買ったことがない方を中心に販売しているのが最大の特徴。

買い方から注意事項までをコミュニティで学びながら、最後に購入する流れ。

誰もが初期で購入はできず、事前審査に合格した人のみが活動し続けることで初期の安値で購入できるようになります。

その活動を通じてNFTやSNS運用について学んでいき、自然に同期仲間ができるのがほかにはない大きな魅力です。

LAG(Love Addicted Girls)

LAG

LAGはSNSのプロフィールに使える可愛い女の子NFTコレクション。

同コレクションはSoudan NFTコミュニティ発となるジェネラティブNFT。

現在はAsterPrinceというかっこいい男子のNFTとかわいいキャラクター「すとっぴ」も展開しています。

コミュニティ内でのつながりからリアルオフ会が行われるので、リアルでも繋がりたい方はおすすめです。

NSM(Neo Samurai Monkeys)

NSM

NSMはBig Hat Monkey氏によるNFTプロジェクト第三弾。

NFT第一弾は「Big Hat Monkeys」、第二弾は「Samurai Monkeys」と猿をモチーフにしているコレクション展開しています。

人間の成長」を大きなテーマとして表現をしたいという思いから猿が進化するストーリーを閃いたそうです。

グッズ展開や音楽NFTなども幅広く手掛けているのが特徴です。

TMAs(TheMafiaAnimalsSoldiers)

TMAsは先述したTMAの構成員という位置付けのジェネラティブアートNFT。

PFP(Profile Picture)としての使い道以外にも、ステーキング(預け入れ)によるゲーム要素が盛り込まれています。

貯まったポイントに応じてパーツ追加や変更といった絵柄のカスタム機能が搭載されているのが特徴です。

コミュニティ内の結束も強く、リアルオフ会も行われています。

CRYPTONINJA WORLD

クリプトニンジャワールド(通称CNW)

CRYPTONINJA WORLD(通称:CNW)はSTARTJPNコミュニティのNFT作品。

CryptoNinjaというNFTコレクションの二次創作となるNFTコレクションです。

運営者(ファウンダー)はフィリピンで複数の会社を経営されているKOUSEI氏。

START JPNからCNW以外にもPanloNEOSTACKEYというNFTコレクションも発売されています。

NFT購入のはじめかた

NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。

やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。

仮想通貨取引所で口座開設する

NFT取引の始め方5ステップその1:仮想通貨取引所を開設する

金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK

その中でもおすすめなのが
コインチェックbitbankGMOコインの3社。

簡単に3社の特徴を解説します。

コインチェックすすめポイント - 2

コインチェックはこんな人におすすめ:暗号資産取引が不安な方

コインチェックは520万DLを突破し、4年連続暗号資産アプリダウンロード数No1を誇る国内屈指の取引所です。

同社が提供している電気やガスを契約すると、利用料金に応じてビットコインがもらえるお得なサービスも。

更にbitbankやビットフライヤーといった大手取引所で扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所でもあります。

国内屈指のユーザー数をサポートする体制に加え、迷わず暗号資産を購入できるシンプルでわかりやすい設計は、取引に不慣れな方や時間をかけたくない人にはとてもおすすめの取引所ですね!

\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/

Coincheckの詳細を見てみる

ビットバンクおすすめポイント

ビットバンクはこんな人におすすめ:暗号資産取引もNFTゲームもガッツリやってみたい人

ビットバンクは、1円未満の単位で暗号資産取引ができる国内屈指の取引所。

トレードしやすいと評判の取引板形式での取引ができるため、初心者からプロまで幅広く活用されています。

60種にも及ぶテクニカル分析がパソコン/スマホアプリにて可能なため、価格変動の激しい暗号資産取引でもしっかり分析して臨めるのが特徴。

国内取引所ではビットバンクのみ日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンを扱っているため、NFTゲームを視野に入れている方には必須の取引所ですね!

GMOおすすめポイント - 3

GMOコインはこんな人におすすめ:とにかくムダを無くしたい人

GMOコインはとにかくムダを排除したい人にとってもおすすめの取引所です。

なぜならNFT取引に使われるETHも含め、暗号資産すべての送金(出金)手数料が無料だから。

そのため必要になる分だけ購入し、都度送金しても目減りすることなく購入金額分まるっとムダなく使えるのが特徴。

24時間いつでも最速10分で取引開始できる素早い対応に加え、500円という気軽な金額から定額積立できるのもおすすめポイントですね!

暗号資産取引所は口座開設や維持に費用がかからないため、複数社使ってみて自分のフィーリングに合うところを選んでいくのがおすすめです。

ミタマ

実際に筆者は6社使い分けていますよ

ETH(イーサ)を購入する

NFT取引の始め方5ステップその2:ETHを購入する

開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。

ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。

メタマスクを導入する

仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。

NFT取引の始め方5ステップその3:メタマスクを導入する

代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。

仮想通貨だけでなくNFTもウォレットで管理します。

Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。

こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。

メタマスクにETHを送金する

国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。

NFT取引の始め方5ステップその4:メタマスクへ送金する

手順は以下の3ステップ。

  • メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
  • 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
  • 登録したアドレス宛にETHを送金

ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。

NFTマーケットプレイスにアクセスする

NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。

NFT取引の始め方5ステップその5:OpenSeaにメタマスクを接続する

OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。

メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。

あとはお好きな個体を探していくだけですね!

OpenSeaでNFTを買う方法

オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。

それぞれ手順を詳しく解説してきますね。

【Step1】OpenSeaにウォレット接続する

メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。

OpenSeaにアクセスします。

初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます

「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。

OpenSeaにウォレット接続する

何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。

OSにウォレット接続する

【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける

OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。

見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。

  • 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
  • 24時間のランキングから探す
  • 検索から好きなコレクションを見つける
  • discordや公式Twitterリンクからアクセスする

注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。

ミタマ

おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです

【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ

コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。

CryptoNinja Partners

OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。

お気に入りの1点を見つけましょう。

【Step4】イーサ(ETH)を支払い、購入する

欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。

ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。

ミタマ

ガス代は自動見積もりされます

購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます

NFTアート購入時の注意点

購入の際に気をつける点は以下の4点。

ミタマ

それぞれ深掘りしていきます

誰が運営しているプロジェクトか把握する

NFTは起業とほぼ似たようなもののため、「誰が運営しているのか」を把握しておきましょう。

2022年度日本でラグプル(NFTを発行し、売り上げを持ち逃げしてトンズラ)するプロジェクトがあり、業界がざわつきました。

匿名性ならではの盲点をついた格好になりましたが、通常の品物であればどんなものなのか?誰が作ったものなのかチェックするはず。

NFT取引でも同様に、誰が運営しているプロジェクトなのか?何を目的としているのか?チェックする癖をつけておきましょう。

知識やリテラシーを取得する

学習

NFT転売には、仮想通貨取引やNFTの仕組みといった知識やリテラシーが必要です。

知識なく安易に踏み込むと、ひとつの失敗で資産を失うことに繋がりかねません。

考えられる失敗

仮想通貨の送金ミス
詐欺・スキャム被害

偽物コレクション購入
転売できないNFT(SBT)の購入

NFTトレードに慣れてくれば自然に身につきますが、不慣れなうちは知識やリテラシーの取得は必須。

失敗すると資産を失うことに直結するので、実際にトレードを始める前に最低限の知識は取得しておきましょう。

余剰資金で購入する

NFTは投資的側面もあることから、生活資金とは別の余剰資金で購入するのがベスト。

生活資金を削ってまでNFTを購入してしまうと、コントロールできない価格変動が精神をかき乱す原因になります。

仮想通貨とNFTの2重に価格の上昇/下落となるチャンス/ピンチがあるのがNFTです。

焦らず余剰資金内でじっくり進めましょう。

常に最新情報をキャッチし続ける

情報

NFTは24時間365日相場変動が起こるため、刻一刻と状況が変化しています。

仮想通貨ニュース
NFTの国内/海外市況
新しいプロジェクトや規格の誕生
トレンドの変化
法律や規制の整備
NFTプロジェクトの進捗状況

などさまざまなニュース・流行を常にキャッチしておく必要があります。

変化の激しい分野なので取り残されないように意識して情報収集しましょう。

NFTアート購入方法|売り方や5つの稼ぎ方・NFTの始め方を解説にて深掘りしていますので参考にしてみてください。

そもそもアートの価値はどこにある?

前提として「アート」の価値は誰が決めているのでしょうか?

3つの作品を例にしましょう。

  • モナリザの絵画
  • 香取慎吾さんのアート
  • 自分の子供が描いた似顔絵

あなたにとって最も価値がある作品はどれですか?

アートの価値は欲しい人が決めている

ほとんどの人が「自分の子供が描いた似顔絵」に価値を見出すかと思います。

しかし他の人は「モナリザの絵画」や「香取慎吾さんのアート」が欲しいと選ぶかと思います。

「アート」の価値は欲しい人が決めています

先ほどの「子供が描いた似顔絵」も、あなたが価値を決めています。

100円で譲って欲しいと言われたらどうしますか?

いくらなら譲ろう(売ろう)となりますか?

NFTアートの価値も同じ

NFTアートも同様でNFTアートが欲しい人たちによって「価値」が決められています。

そのためパッと見てなんでこんな画像が何十万で売買されているんだ?と理解できない世界のように思えてしまいます。

ただ、NFTアートは現実のアート同様に欲しい人たちによって価値が決められています。

そのためフロア(最安値)価格を軸にアートの価値を考えてもOK。

人それぞれの価値観に基づいて行動するのがおすすめです。

NFTアートをゴミと考える思考の特徴

NFTアートをゴミと判断してしまう思考には3つの特徴があります。

ミタマ

あなたは該当していませんか?

価値=フロア(最安値)価格でしか判断しない

価値判断が価格

最も多い例として、NFTアートを価値=フロア(最安値)価格でしか判断しない点が挙げられます。

フロア価格が安いコレクション=価値がない=ゴミとの判断ですが、すべてではありません

NFT(特にアート)は欲しい人たちによって価値が決まっていきます。

NFTプロジェクトにコミットしていない「外野」がゴミだと判断するのは自分自身の判断でしかありません。

NFTの本質に触れていない

NFTアートをゴミだと捉える方は、NFTアートの本質に触れていない可能性があります。

NFTアートにはNFTアートならではの特徴があります。

  • パスポート・チケット型
  • アイコン型
  • 機能型
  • コミュニティ型

表面的な画像や価格のみで判断していると、NFTアートの特徴・良さに気がついていません。

NFTアートの本質的な特徴やメリットに触れていないと、NFTアートは単なるデジタル画像としてしか見られません。

興味の対象が異なる

NFTアートをゴミと捉える人は、本質的な興味の対象が異なります。

突然ですが、あなたが興味あるものや熱中したものは以下にありますか?

  • アイドル
  • 洋服
  • スポーツ
  • ブランド品

これらのあなたが興味あったものや熱中していたものがあったとして、友人や知人・家族も同じように興味関心を持ってくれますか?

答えはNoですよね。あなたが興味あるものは他の人も同じように興味があるものとは限りません

逆もしかりでNFTアートをゴミだと考える人がいてもその人の価値観で興味関心があるポイントが違うだけ。

NFTアートに価値がないのではなく、単なる個人の興味範囲がないだけの可能性もあります。

NFTアートに関するよくある質問

NFTアートに関するよくある質問をまとめました。

事前に疑問点を解消しておきましょう。

NFTを買うとどうなるの?

NFTにはいくつか使い道があります。

代表的なものは以下の使い方です。

  • SNSアイコンに使う
  • デジタルトレカとしてコレクションする
  • 転売して利益を稼ぐ
  • コミュニティに参加する
  • メタバース上で使う
  • リアル会場への参加チケットとなる

まだまだ使える用途は少ないものの、徐々に既存技術の中に組み込まれ活用事例が増えてきています

技術進歩は使い勝手が良くなると一気に市民権を得ます。(ポケベル→ガラケー→スマホの過去)

NFTが一気に普及する前の現段階から触れておくのをおすすめします。

NFTは1枚いくらですか?

NFTアートコレクションによって価値が異なるため、一概に1枚いくらとは答えられません。

例えばPanloというNFTコレクションのフロア価格(最安値)は0.02ETHです。

Panlo
CNP
CNP

一方CNPというNFTコレクションのフロア価格(最安値)は0.57ETHです。
※2023年8月3日の相場です

1ETH=26万で計算すると

Pamlo=5,200円、CNP=148,200円です。

NFTアートはなぜ高いの?

先述の通り、NFT(特にNFTアート)は欲しい人たちによって価値が決められています。

そのためNFTの発行数よりも欲しい人たちがたくさんいればいるほど希少性からNFTアートの価値も高くなります。

一方でNFTコレクションだけでなく、NFTアートそのものに興味がない方から見たら疑問でしかないはず。

分かる人だけが分かる「アート」としての世界。

まだ疑問に思っているうちは欲しい作品に出会っていないだけかもしれませんよ。

NFTアートを売るメリットは?

NFTアートを売るメリットは大きく3点。

  • ボーダレスな取引が可能
  • NFTは差別化して販売が可能
  • マネタイズポイントが増える

仮想通貨ETHを世界共通の取引通貨としているため、24時間365日世界中に販売できます。

先述のようにNFTアートならではの施策により、差別化ができるものメリットです。

こちらの記事で詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。

NFTアートの欠点は何ですか?

NFTアートの現在抱えるデメリットは以下の4つです。

  • NFTを始めるのにハードルがある
  • 手数料が必ず発生する
  • 価格変動リスクがある
  • 売買利益の税金計算が大変

そのほかにも欠点となる箇所はあります。

NFTはデメリットだらけ?ゼロから始めるNFT9つのメリット解説にて深掘りしていますので合わせてチェックしてみてください。

NFTの何がすごいの?

一言で言うと、デジタルデータでも価値の交換ができるようになったことです。

  • NFTによって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
  • 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
  • ブロックチェーン技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える

知識ゼロから学ぶ|NFTアートが生んだ4つの革命的な仕組みを解説にて深掘りしていますので合わせてチェックしてみてください。

NFTアートはゴミ?価格だけで判断してませんか?

本記事の要点をまとめます。

  • 「NFTアートはゴミ」と判断した人は価格しか見ていない可能性が高い
  • NFTアートは多彩な使い方・価値がある
  • そもそも「アート」は欲しい人たちが価値を決めている
  • NFTアートに限らず興味がない人には「価値」はない
  • NFTは国家戦略として盛り込まれている技術
  • 有名大手企業や芸能人・著名人が続々参入してきている
  • 技術は一気に既存技術にとって変わる可能性がある

NFTアートはゴミだと捉える人も一定数いるでしょう。

上記で解説したように、NFTの中でも特にアートジャンルは欲しい人によって価値が決まっています。

その原則を理解せず、価値=価格で判断しているだけです。

価値=価格だけで見ていると、確かに2022年度に比べて2023年度のNFT市況全体は良くありません。

ただしNFTアートには価格以外の価値は存在しない「ゴミ」なのでしょうか?

ぜひ実際にNFTアートに触れてみてから、あなた自身の価値観で判断してみてはいかがでしょうか?

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