本記事は未経験・ゼロスキルから700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
この記事内で紹介している内容を順番に読んでいけば、NFTに対して『無価値だオワコンだ』という考えがいかに的外れかが分かる内容になっています。
結論を先に言えばNFTは日本も関係する世界的イベントで使われる技術だから。
記事前半ではNFTが無価値だと言われる原因を、後半ではNFTを無価値にしないための方法を解説するのでじっくり読み進めてください。
NFTは無価値と言われる理由10選
NFTは無価値と思われている原因は以下の10点が挙げられます。
- 誰でも使える技術だから
- 画像はコピーできてしまうから
- 所有感を得にくい
- 盗難のリスクがある
- ITリテラシーが求められる
- 法整備が完全ではない
- 取引のたびに手数料が発生する
- 需要と供給バランスが崩れている
- 価格が変動する
- 将来性ないと思われている
それぞれ具体的に解説していきます。
誰でも使える技術だから
NFTは簡単に使える技術であり、誰でもNFT技術を用いた作品を生み出せます。
この手軽さが結果として無価値と呼ばれる所以でもあります。
当時日本の小学生がNFTコレクションを発売して大ヒットした例もあります。
NFTはいつでも誰でも使える技術のため、NFTは無価値だと見られています。
画像はコピーできてしまうから
NFTはあくまで本物証明書スタンプ(後述)であり、表面上の画像や文章はコピーできてしまいます。
実際にNFT化された作品をすぐにコピーして偽物を販売する悪質なケースも幾度となく発生。
今まで通り簡単に画像がコピーされるのであれば、NFTは無意味だよねという考えにつながっています。
所有感を得にくい
NFTアートは所有感を得にくいことからNFTは無価値と言われる節があります。
なぜなら買う・支払う・受け渡すがすべてデジタル上で完結するから。
つまり実物購入なら実際に触れるものであっても、NFTアートではデジタル上で完結するため触れることはできません。
要するに買い物した体験が薄いため、NFT購入しても無駄だと思われています。
盗難のリスクがある
ハッキングなどによりNFTや仮想通貨を失うリスクがあることもNFTが無価値と言われる原因になっています。
頑張って手に入れたNFTアートも、ハッキング被害により一瞬にして失ってしまう場面があります。
例えば以下のような事例が発生しています。
偽サイトに接続してしまい、NFTや仮想通貨を盗まれる
フリーWi-Fiに接続したため、ハッキングにあってしまう
ウイルス感染によりハッキング被害にあう
NFT取引はどれだけ苦労したものであっても、一瞬で資産を失ってしまうデメリットがあります。
ITリテラシーが求められる
NFT取引には一定水準のITリテラシーが求められます。
なぜならNFT取引に必須の仮想通貨やウォレットは日常使ってこなかったものだから。
上記の盗難リスク同様に、ITリテラシーが一定水準持ち合わせていないと誤った操作から資産を失いかねません。
NFT取引するには自分で調べながらも対処できるITリテラシーが必要です。
法整備が完全ではない
NFTのジャンルは2021年ごろから一気に拡大した市場のため、日本の法整備が完璧ではありません。
具体的にはNFTが盗難にあった場合やNFT同士を交換した時など細かな点において法整備が整っていません。
前例となる既存製品に置き換えて判断するのも難しく、申告の際には非常に苦労したのを覚えています。
法整備が整っていないことで、NFTが価値ないものとして受け止められています。
取引のたびに手数料が発生する
NFT取引にはガス代と呼ばれる手数料が必ず発生します。
このガス代はブロックチェーンを利用する際のいわば利用料ですが、もうひとつ「いくらかかるかわからない」変動性と言うマイナスポイントがあります。
例えば日本円で5,000円の買い物するのに利用料が500円の時も、3,000円かかる時もあります。
要するに手数料が毎回かかる上に高騰するタイミングもあり実際はいくらかかるか分からないため、NFT取引を毛嫌いする要因にもなっています。
需要と供給バランスが崩れている
NFTアート分野での需要と供給のバランスが崩壊しているのもNFTは無価値と見られている原因のひとつです。
根拠として、国内NFT取引人口と2023年6月のNFT発行数を見てみると一目瞭然。
NFT取引人口が推定で1.7万人に対し、たった1ヶ月で発売されたNFT発行数が86,362点です。
NFTアートのブームは2022年に入ってから加速度的にプロジェクトが増え、NFT発行数も比例して増加していきました。
もちろん一人1点ではなく複数保有できますが、取引人口が増えていない状況でNFTだけが新規発行されている供給過多な状況から価値の低下にも繋がっています。
価格が変動する
NFTアートは毎日価格変動があるアイテムのため価値がないと見られています。
NFTアートは2つの価格変動リスクを持っています。
NFT自体の価格変動リスク
仮想通貨の変動リスク
共に噛み合って価格が上昇していけばいいのですが、そうはなかなかうまくいきません。
大きく価格変動するアイテムのため、NFTアートを価格のみで追いかけているとNFTは無価値と思ってくるでしょう。
将来性ないと思われている
NFTアートをはじめ、NFTは将来性がないから無価値だという意見もあります。
特にNFTアートはSNSアイコン以外の使い道がないと思われています。
SNSアイコンとしてか、または転売としてしかNFTアートは価値がないと思われていることから将来性ないとも。
NFTアートの使い道がないから将来性はない=無価値だと言う見方があります。
NFTは無価値と考える残念な4つの思考法
NFTは無価値と考えている人は以下の項目のどれかに該当しています。
今一度どんな人が批判しているか冷静にチェックしてみませんか?
そもそもNFTに触れたことがない
前提としてNFTに触れたことがない人の発信に、NFTは無価値だからやめとけという意見が多く見られます。
噂や偏った意見の解釈により正しい知見がない
損得のみでNFTを見ている
NFTアートの使い方を知らない
NFTの実例や将来性を知らない
車を運転したことない人が、「車は事故を起こすし人を傷つける、環境にも悪いからやめとけ」と言ってたらどう感じますか?
NFT売買したことがないメディアや人の発信から、NFTは無価値だという批判的な意見が多く見られます。
NFT=アートと勘違いしている
NFT=アートだけのものと勘違いしている人も多く見受けられます。
NFTは価格が下がった
NFTの使い道はない
NFTの需要は飽和している
そもそもアートを普段持っていない
NFTはさまざまなデジタルアイテムに使われる技術でありNFT=アートではありません。
NFT=アートという狭い領域のみで話を進めているのが大きな間違いだと気づいていません。
NFT技術を正しく理解していない
そもそもNFT技術を正しく理解していない人がNFTはやめとけと言う発信していませんか?
NFTはゴミだ
NFTは価値が下がるぞ
NFTアートはオワコンだ
NFT技術を正しく理解しており、将来性を知っていれば上記の考え方がいかに的外れなのか容易にわかるはず。
知識不足を自ら発信している情報からは距離を置いたほうがいいですよ。
NFTアートへの投資で大きな損失を抱えた人
NFTアートの価格が大きく下がったことで、損失を抱えた人が多く見受けられます。
海外市場の冷え込みから日本市場も引っ張られるようにして取引が冷え込み、価格が下がっています。
日本でもっとも多く売買されているCNPというコレクションは、フロア(最安)価格が1点3ETH(約75万前後)まで高騰しましたが、現在0.5ETHまで下落(2023年101月中旬時点)しています。
大きな損失を抱えた人が声高らかに「NFTアートは価値ないからやめとけ」と発信していませんか?
そもそもNFT技術とは
ここでは改めてNFT技術とはどんなものか?簡単におさえておきましょう。
NFTを一言で簡単に説明すると、デジタルアイテムに「本物・1点もの」という偽造できない証明書を紐付ける技術。
やり取りの履歴は「ブロックチェーン」で記録されており、ブロックチェーンはみんなで同じデータを保有しあう特徴があります。
デジタルアイテムに紐づくため、もっとも流行した「デジタルアート」以外のジャンルでも
など幅広く使われており、これからさまざまな使い方や事例が増えていく開発段階の技術です。
日本のNFT活用事例9ジャンル51選まとめ【何点知ってますか?】にて詳しいNFTの活用方法を紹介していますので合わせてぜひ読んでみてください。
NFTは無価値?NFTのメリット8項目
NFTであることのメリットは以下の8項目が挙げられます。
ひとつずつ解説していきます。
いつでも使える
NFTであればネットが使える環境であれば基本的にいつでもアクセス可能です。
従来のデジタルデータの場合、保管場所がメンテナンス中や障害発生しているとアクセス不可。
しかしNFTであればサーバーなどの保管場所がないためメンテナンス中で使えなくなることはありません。
NFTであれば24時間365日NFTであればいつでも使えるメリットがあります。
誰でも使える『技術』
NFTは誰でも使えて作成が可能な技術です。
大きなブームとなったデジタルアートをはじめ、以下のアイテムも流通しています。
これらのデジタルアイテムを誰でもNFT化して出品・販売できるメリットがあります。
これから始めるNFT販売入門書にて無料でNFT化して販売する方法をまとめていますので参考にしてみてください。
付加価値を加えられる
NFTであれば従来のデジタルデータでは難しかった付加価値を追加できます。
偽造できない『今』の保有状況がNFTは確認できるため、以下のようなイベントができます。
従来の商品では難しい付加価値をNFTであれば追加提供できるメリットがあります。
紛失や破損の心配が不要
NFTは従来のデジタルアイテムで悩みの種である紛失や破損の心配が不要です。
パソコンやサーバーに保管されている従来のデータは、何らかの原因で使えなくなった場合データも使用不可に。
しかしブロックチェーン技術を使ったNFTは、基本的にどこか固定された場所にデータはないため使用不可になるケースはほぼありません。
NFTであれば紛失や破損といったリスクが限りなく小さくなるメリットがあります。
希少性を持たせられる
NFTは個別のIDが割り当てられるため、他には存在しない希少性が担保されています。
NFTアートでいえば表面上の『画像』そのものはコピーされてしまいます。
しかし個別のIDや履歴はブロックチェーンに刻まれており理論上コピーは不可能。
NFTはデジタルデータに紐づくことで、希少性を担保する役割もあります。
マネタイズポイントが増える
NFTアートが流行するきっかけのひとつとして『ロイヤリティ』があります。
先述した通りロイヤリティは従来のアイテムではできなかったクリエイターの大事な収入源となります。
従来アイテムは初期(一次)セールスのみしかありませんでしたが、NFTにすることで二次流通(転売)が発生するごとに収益が上がる仕組み。
NFTであればロイヤリティ収益によりマネタイズポイントが一気に増えるメリットがあります。
偽造防止とコスト削減が実現できる
ブロックチェーンの特徴である『履歴』はいつでもチェックできることからコストや偽造防止にも役立ちます。
常に分散保有している公開された『履歴』情報のため、偽造するには半分以上のデータを一度に書き換える必要があり事実上不可能。
従来管理していた国や銀行はこうした履歴は非公開な上、時間もコストも大きなものでした。
ブロックチェーンでは常に偽造できない履歴が公開されていることで、偽造防止に役立つ上に低コストでスムーズなやり取りができるようになっています。
様々な活用方法が期待できる
NFTは『技術』であり、従来のデジタルデータはほぼすべてがNFT化可能です。
先述したようにNFT化することで偽造できない本物履歴書が完成します。
この技術は免許証やパスポート・不動産台帳などコピーや改ざんされると危険なものに組み込まれることが期待されています。
NFTは先行して話題になった『デジタルアート』以外のジャンルへ幅広く活用できます。
NFTアートが値下がりした要因
先述したNFTアートが値下がりした要因についてまとめておきましょう。
単にバブルが弾けたという見方もありますが、上記の要因が市場に大きな爪痕を残しています。
以下で詳しく解説していきます。
NFTプラットフォームの争い
NFTアート市場にもっとも大きなインパクトを残したのがOpenSea VS BlurによるNFTマーケットプレイスの覇権争い。
Blurという新興NFTプラットフォームが
「OpenSeaよりウチが手数料安いよ(OSが2.5%、Blurが0.5%)」
「期間限定だけどウチで取引してくれたらトークン(仮想通貨の一種)をあげるよ」
「さらに手数料0%キャンペーンもやっちゃうよ」
「OpenSeaで販売せずにウチだけで販売(リスト)してくれたら更にトークンあげちゃうよ」
といったキャンペーンを展開。
これによりトークン目当てでNFTをBlurで売り買いするいわゆる「転がし」が流行。
bot(プログラムにより自動制御されたウォレット)が無数に誕生し、多くのNFTアートコレクションが被害に遭っています。
Blurのトークン価値が大きく下落したことでBlurへの「転がし」は落ち着いたものの、botによる転売は今なお続いています。
bot取引の大きなマイナス点
売買されるならロイヤリティ収益上がるから結果OKじゃない?
bot取引はプログラムにて制御されているため、リスト(値段をつけて売りに出す行為)が非常に悪質。
なぜなら一定時間売れなければフロア(最安)価格をどんどん下げていくから。
売れない→値段を下げるを繰り返していくため、一般のリストもフロア価格に釣られて下げるので加速度的に価格が下がりコレクション価値を毀損していきます。
そのためbot取引による転売行為はNFTがひとつの儲け道具として扱われてしまい、NFTとしての希少性すらも壊しているのが大きな問題になっています。
OpenSeaのロイヤリティ問題
さらに今現在問題となっているのが、OpenSeaがロイヤリティ徴収を強制でせずユーザーに委ねると表明したことです。
ん?どう言うこと?
今まではOpenSeaが売買された際のロイヤリティを強制徴収する形でしたが、2024年3月からはリスト(売る)人がロイヤリティ設定できるように変更すると言うもの。
自ら高い手数料を払って売りたい人はまずいないため、事実上のロイヤリティ廃止と同様の手法として多くのNFTプロジェクトから反感を買っています。
世界でもっとも多くNFTが売買されているOpenSeaですが、NFTの特徴であるロイヤリティを事実上廃止する方針が変わらない限り、他のプラットフォームに退避していくものと見られています。
米国の仮想通貨市況およびNFT市況
NFTはアメリカの経済などにも大きく左右される問題点があります。
日々新しい情報や市況変化によってNFT市況が大きく左右されます。
NFTが無価値ではない決定的理由
NFT『技術』はデジタルデータに紐づくことでありとあらゆるサービスに活用されていきます。
今後予定されているNFTの将来性についてみていきましょう。
これをみてもNFTは無価値だと思うなら、逆に何を成し遂げたら価値が認められるのかぜひ教えてください。
日本の国家戦略となっている
NFTや仮想通貨の領域を『Web3』と呼びますが、このWeb3領域は国家戦略となっています。
自民党議員によるWeb3プロジェクトチームが立ち上がっており、現在進行形で検討されています。
国が動いている領域ですが、本当に「NFTは無意味・オワコン」でしょうか?
あなたはイチ個人の意見と自民党議員/国の指針、どちらを信じますか?
2024年世界的イベントに?
2024年に開催されるパリ五輪では、NFTを使ったチケットが導入されます。
従来の発券システムは以下の面から大きな負荷がかかっています。
NFT技術を使うことで、上記の問題が非常にスムーズに解決できると導入を進めています。
世界中が注目するオリンピックにNFTが使われても「NFTは意味ない」のでしょうか?
日本では2025年にブーム?
2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)にNFTが使われることが決定しています。
キャッシュレス決済と共に各種企業サービスやNFTを絡めて実装するとのこと。
ブロックチェーンであれば操作に必須となる「ガス代」と呼ばれる手数料も独自チェーンのため不要。
誰でも簡単に利用可能な上、日本のみならず世界中から注目されるイベントのため一気に認知や需要が拡大するでしょう。
世界的イベントが日本で実施され、NFTが活用されていてもなお「NFTはオワコン」ですか?
多種多様なジャンルに活用されている
現在までに国内だけでNFTは多種多様なジャンル・企業に活用されています。
つまり本当にNFTが無価値なら上記の事例は誕生しませんよね。
繰り返しますが企業も活用していることこそNFTが無価値ではない、なによりの証拠です。
NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介にて他の活用方法も紹介していますので参照してみてください。
NFTを買うために必要な3つの準備
NFT取引をはじめるには、3種の神器を揃える必要があります。
世界中の人と同じ環境下で取引するために必要な3種の神器について解説していきます。
仮想通貨取引所
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
おすすめの取引所はコインチェックとGMOコイン、bitbankですが、中でも初めてのNFT取引におすすめなのがコインチェックです。
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し、4年連続暗号資産アプリダウンロード数No1を誇る国内最大手の取引所です。
同社が提供しているガスや電気契約にて、支払い金額に応じてビットコインがもらえるお得なサービスも展開しています。
またbitbankやビットフライヤーで売買できない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所でもあります。
国内屈指のユーザーをサポートする体制に加え、初心者でも迷わず暗号資産を売買できるシンプルで分かりやすい設計が特徴です。
\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは1円未満の単位で仮想通貨取引できるのが最大の特徴。
相場の動きが見やすい取引板形式での取引ができるため、暗号資産トレーダーでも愛用者の多い取引所です。
60種類にも及ぶテクニカル分析がスマホアプリ/パソコンからできるため、急激な価格変動が起こりやすい暗号資産取引でもしっかり分析しながら取引が可能。
国内取引所ではビットバンクのみ日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークン扱っているため、将来的にNFTゲームも初めてみたい人にとてもおすすめです。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインは出金(送金)手数料が無料となる国内唯一の取引所。
NFT取引に必須のETHだけでなく、各銘柄の送金手数料が一切かからない取引所です。
購入した金額を手数料取られることなくNFT取引に使えるため、必要な分だけ用意してこまめに送金しても丸々使えます。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる素早い対応や、500円からできる手軽な定額積立も魅力的な取引所ですよ!
各取引所は口座開設や維持に費用が一切かからないので、いくつか試してみて自分のスタイルに合う取引所を見つけるのがおすすめですよ!
私は6社使い分けています
仮想通貨:ETH(イーサ)
口座を開設したら、NFT取引に用いる仮想通貨を購入します。
必要な仮想通貨は、基本的にETH(イーサ)のみ。
XRP(リップル)やLTC(ライトコイン)といった他の仮想通貨はNFT取引できません。
ETH(イーサ)は、1ETH未満から購入できるので安心してください。
デジタルウォレット:メタマスク
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入しましょう。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほぼすべての対応が可能。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
注意点は2点。
検索結果の偽サイトに注意!正規リンク→https://metamask.io/
シードフレーズは何があっても絶対人に教えない
手順を踏んでいくだけなので5分もあれば導入できます。
NFT取引に必須のウォレットMetaMask導入方法まとめに詳しい導入方法や注意点をまとめています。
NFTアート購入で失敗しないためにできること
NFTアート購入で失敗しないためには以下の5点を注意しましょう。
買ってから失敗した!とならないためにも事前にチェックしておきましょう。
誰がやっているプロジェクトなのか把握する
重要な要素としてNFTプロジェクトは誰が運営しているのかを把握しておきましょう。
NFTプロジェクトは起業と同様に見られる割に、デジタル上で完結することから誰が動いているのか?分かりづらくなっています。
代表例
Aopanda Party(APP) | Ao Umino氏 | TikTokフォロワー数90万人超 |
Shikibu World(SKB) | BUSON氏 | SNS総フォロワー100万人超 |
Live Like A Cat(LLAC) | しゅうへい氏 | (フリーランスの学校母体) |
URIBO | ないとー氏 | (YouTuber:おるたなChannel登録者数265万人) |
以前『ラグプル』と呼ばれるNFT詐欺はこの分かりづらい状況を悪用しNFTを売り捌いた後プロジェクトを放棄して夜逃げしています。
責任の所在地を明らかにすることでそうした詐欺行為の予防にもなる上、NFTプロジェクトへの本気度も見えてきますよ。
NFTに紐づくコミュニティの活発度をチェックする
NFTアートはコミュニティと紐づいているため、コミュニティの活発度合いも失敗しないための大きな物差しになります。
活発に活動されているコミュニティはNFTアートへのコミット率も高く買い支えている存在。
例えばCNP/CryptoNinjaPartnersはNinja DAOという世界有数のコミュニティ(約90,000人参加)内の一角に所属しており、非常に多くのテキストチャットが行われています。
活発でないコミュニティは人の参加率も下がっていき、NFTへの関心も薄れていくため流動性が下がっていくという負のループに向かっていくのでコミュニティの盛り上がり状態を事前にチェックしておきましょう。
NFTの売買は活発か?
売買が活発なNFTアートコレクションを選ぶのが失敗しないためのコツです。
なぜなら買っても購入したいと思う人がいなければ転売できず、価格面で『無価値』だから。
売買は『流動性』と呼ばれ、流動性があるNFTプロジェクトは毎日動きがありますが、流動性ないプロジェクトは購入希望者が現れません・・・。
上記は取引高の推移をグラフにしたもので、OpenSea上の各コレクションページからチェックできます。
流動性ないコレクションは発売直後盛り上がるものの、あっという間に下火になっていますが、流動性あるコレクションは売買が活発に行われています。
取引データも流動性ないコレクションは数日間〜数ヶ月売れていない状態がザラですが、流動性あるコレクションは連日のように売買されています。
100点以上あるNFTアートコレクションの場合は、流動性があるかチェックするのが失敗しないコツです。
NFTを買って特典が得られるか
国内のNFTには基本的に何らかの特典(ユーティリティ)が付帯しています。
このユーティリティが無いと買っただけで終わってしまいかねません。
下記で解説している通りNFTアートには4種類の使い道があるため使い方に応じたユーティリティがないと最終的に転売しか道が残されていません。
買って終わりなら単なるデジタルファングッズとなり失敗してしまうので避けましょう。
目的にあったNFTアートを購入する
NFTアートで失敗しないためには、目的にあったNFTアートを購入しましょう。
NFTアートには主に4つの使い道があります。
それぞれのNFTアートが持つ目的と買う目的がズレていると失敗してしまう要因になります。
目的にあうNFTアートを購入することで、あなたの中でNFTアートが無価値となるリスクを回避できますよ。
これから無料で始めるNFTコミュニティ4つのメリットとデメリットにて詳しく記載していますので参考にしてみてください。
初めてのNFTアートにおすすめの5作品
NFTを初めて購入するなら何がいい?
ここでは初めてのNFTアート購入におすすめの作品を5つ紹介します。
- APP(Aopanda Party)
- SHINZO
- CNPR(CryptoNinjaPartners Rookies)
- LLAC(Live Like A Cat)
- CNP/CryptoNinja Partners
それぞれ作品の特徴を紹介していきますね。
APP(Aopanda Party)
APPは、「あーちゃん」「おーちゃん」というパンダのキャラクターのNFTコレクションです。
作者はプロアニメーターのAo氏。
元々「あーちゃん」「おーちゃん」はTikTokでフォロワー数100万人(2023年10月段階)を抱える人気キャラクター。
UFOキャッチャーの景品にもなっている実在するコンテンツです。
日本のNFT史上初となる既存大型IPによる参入として大いに盛り上がりました。
専用のdiscordはどのコミュニティよりも親切に触れ合えますよ。
SHINZO
『SHINZO』NFTは西野氏が関わる『CHIMNEY TOWN』が発行するNFTアート。
CHIMNEY TOWN DAOコミュニティへ参加するためのパスポートNFTとなっており、購入者しかコミュニティに参加できません。
CHIMNEY TOWN DAOでは無料でAIアートが楽しめたり、西野氏のコメントが掲載されていたりと参加メリットがあります。
常にCHIMNEY TOWN DAO入り口にて無制限で販売されているので買いやすい設計となっているのもおすすめポイントですよ。
CNPR(CryptoNinja Partners Rookies)
CNPRは「初心者応援」プロジェクトとして誕生したジェネラティブNFTコレクションです。
まだNFTを持ったこと・買ったことがない方を中心に販売しているのが最大の特徴。
買い方から注意事項までをコミュニティで学びながら、最後に購入する流れ。
誰もが初期で購入はできず、事前審査に合格した人のみが活動し続けることで初期の安値で購入できるようになります。
その活動を通じてNFTやSNS運用について学んでいき、自然に同期仲間ができるのがほかにはない大きな魅力です。
LLAC(Live Like A Cat)
LLACは「猫のように生きる」をテーマにしたNFTプロジェクト。
作者はうむ子氏、ファウンダー(代表)はしゅうへい氏。
「生き方のアップデート」を掲げ、しゅうへい氏が運営する「フリーランスの学校」と結びついています。
リアルグッズやセミナーの展開に加え、展示会も行うなど精力的に活動中です。
CNP/CryptoNinja Partners
CNP/CryptoNinja Partnersは日本NFTにおいて最も有名なNFTコレクションです。
ともに日本トップのNFT。
2022年5月15日にリリースされたNFTコレクションですが
といった展開がゴリゴリ進んでいる日本トップのNFTプロジェクトです。
CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にてまとめていますので参考にしてみてください。
NFTアート取引のはじめかた
NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスクに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
OpenSeaでNFTを買う方法
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
Step1:OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
Step2:欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
Step3:欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
Step4:イーサ(ETH)を支払い購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
NFTに関するよくある質問
最後にNFT取引に関するよくある質問をまとめました。
- NFTはなぜ儲かるのでしょうか?
- NFTの今後はどうなりますか?
- NFTアートの欠点は何ですか?
- NFTとは何なのか?
- NFTがダメな理由は何ですか?
- NFTは希少価値ですか?
- NFTはなぜ改ざんできないのでしょうか?
NFTはなぜ儲かるのでしょうか?
NFTが儲かる理由は大きく以下の2つに集約されます。
次々と新しいNFTプロジェクトが発売される一方で購入資金が限られているため、早く売り抜けて次のプロジェクトへ移る動きが一定数あったから。
ただ、現在(2023年9月)はこの流れがほぼないため、NFTアートの転売で稼ぐには難しい状況です。
NFTの今後はどうなりますか?
結論を先に言うと、拡大・成長していきます。
国が旗振りしている上、世界的イベントにNFTが活用されます。
これだけ明確な未来が待っているNFT業界に対して「NFTは無意味だ!ゴミだ」と言う人は、正しい情報を素直に受け取っていないか思考停止していませんか?
NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介にて詳しく解説しています。
NFTアートの欠点は何ですか?
現段階でNFTの欠点は5つ挙げられます。
NFTの活用例やメリットが増えていき、NFTに対して注目がいまよりもっと集まれば取引人口も増え、法整備も一気に進んでいくでしょう。
日本のNFT活用事例9ジャンル51選まとめで活用事例をまとめています。
まだ使われ始めたばかりの技術のため、活用事例を待つ間に触れておくことで乗り遅れずにすみますよ。
NFTとは何なのか?
NFTを一言で説明するなら、「本物・一点もの」という偽造できない証明書をデジタルデータに紐づけたものです。
デジタルデータに使われる技術のため、既存のデジタルデータに紐づけていくことが可能。
そのため気がついたらこんなところにもNFTが使われていた・・・なんてこともあり得ます。
見えない裏側で使われていく便利な技術のため、様々な分野で使われていきますよ、
NFTがダメな理由は何ですか?
先に誤解を解いておくとNFTがダメなのではなく、使う側のモラルが原因です。
NFTに使われている画像の著作権を無視した作品
正規NFTプロジェクトのコピー作品・コレクション
NFTに悪意あるプログラムを仕込む
NFTはあくまで道具であり技術。
自動車などと一緒で使う側のモラルによって便利にも人を壊す道具にもなります。
NFTがダメなのではなく問題点は使う側の人間によるモラルであり、NFTの危険性はありません。
NFTは希少価値ですか?
NFTアートの価値は希少価値だけではありません。
先述した通りNFTアートの使い道(価値)は大きく4つに分類されます。
希少価値(価格)だけではないのがNFTアートです。
NFTはなぜ改ざんできないのでしょうか?
NFTが改ざんできない理由はブロックチェーンの性質によるものが大きく関わっています。
ブロックチェーンはみんなで同じデータ(台帳)を持ち合う特性があります。
改ざんするにはみんなが所有している台帳をいっぺんに書き換える必要があり、物理的に困難だから。
NFTはブロックチェーン上で動いている技術のため、結果としてNFTは改ざんされる可能性は限りなくゼロに近い状態です。
『NFTは無価値』はピントハズレ
本記事の要点をまとめましょう。
NFT技術はオリンピックや大阪万博で使われる他、身近なところででもさまざまなジャンルに使われはじめています。
これ以上ない活用事例となるケースが控えている技術を、無価値だというのは単純に知識不足。
国内ではまだたった1.7万人前後しかNFT取引していないそうです。
ガラケーからスマホに一気に変わったように、最新技術はその時の状況をあっという間にひっくり返します。
気がついたら周りもみんなやっている状況になる前に、NFT取引始めてみませんか?