本記事は筆者である私が未経験・ゼロスキルから700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに、これからNFT取引を始める方に向けて執筆しています。
NFTはネズミ講じゃない?
NFTがマルチ商法?
NFT取引って違法性ないの?
こんな悩みを解決できる記事を用意しました。
本記事で紹介する内容を順番に読んでいただければ上記の悩みはすべて解決できます。
結論を先にお伝えするとNFTはネズミ講やマルチ商法ではなく、違法性や危険性は一切ありません。
記事前半ではネズミ講やマルチ商法の構造を、記事後半ではNFTとの違いや活用事例・将来性について解説しているのでじっくり読み進めてみてください。
NFTを始めてみたい方はNFTアートの始め方を参考にしてみてください。
そもそもネズミ講とは
ネズミ講とは以下のように定義されています。
ねずみ講とは、加入者が下位の会員をねずみ算的に増やしていくことによって、加入金以上の利益を得ることを内容とするシステムのことです。
ねずみ講は、無限連鎖講の防止に関する法律(以下「無限連鎖防止法」といいます。)で「無限連鎖講」にあたるとして禁止されています。
<引用元:ベリーベスト法律事務所広島オフィス>
最初に始めた人を頂点とし、2人以上を勧誘して加入された人が同様に勧誘して・・・と言ったサイクルで無制限に増えていく方法。
加入者を無制限に増やしていくことから「ねずみ算」と呼ばれ、ネズミ算的に増えた加入者らから入会金の一部を受け取ります。
加入者が複数いれば自分が支払った入会金以上のお金を取得できる仕組みで、ネズミ講そのものが違法行為です。
簡単に言えば早く始めた人が多く稼げる構造となっている上、無制限に会員が増えていくことはありえないため行き詰まった段階で破綻する構造となっています。
マルチ商法とは?
マルチ商法は以下のように定義されています。
マルチ商法とは、商品等の販売組織が拡大することによって利益が得られることを誘い文句にして、会員を増やし、商品等を販売するシステムをいいます。
ネットワークビジネスやマルチレベルマーケティング(MLM)とも呼ばれます。
<引用元:ベリーベスト法律事務所広島オフィス>
構造はネズミ講と同じですが、商品などの販売利益を上げることを目的としている点で違いがあります。
簡単に言えば、商品などを売っている場合=マルチ商法、商品など売り物がない勧誘=ネズミ講ですね。
そもそもNFTとは何?
NFTについて簡単に解説すると、「本物・1点もの」という証明書をデジタルデータに紐付ける技術です。
証明書(=NFT)自体に価値はなく、あくまで価値があるのは紐づいた先にある画像やゲームアイテム。
NFTはブロックチェーンという台帳にて稼働する技術で、ブロックチェーンはみんなで同じデータを保有し合う「分散型台帳」という特徴があります。
ブロックチェーンはみんなで保有し合うため、データのコピーや改ざんするにはすべてのデータ(厳密には51%強)を一度に書き換えなければならず、事実上不可能。
そのためブロックチェーン=NFTは偽造できない技術として成り立っています。
NFT革命「ロイヤリティ」とは
NFT/ブロックチェーン技術は偽造できない台帳によってロイヤリティという仕組みを誕生させました。
ロイヤリティとは二次流通(転売)された時に、クリエイター(作者)に売上の一部が渡る仕組みのこと。
転売がされるたびに売上の一部がクリエイター(作者)に渡るため、ロイヤリティは継続的な作品作りに取り組める革命的な仕組みを生み出しました。
この仕組みによってNFTアートのジャンルが大流行し、現在でもロイヤリティがあるNFT売買がされています。
【結論】NFTはネズミ講ではない
ここまでですでにNFTはネズミ講ではないことがわかりますね。
なぜならNFTに実物はないものの、デジタルの「アート」や「音楽」「ゲームアイテム」は「商品」だから。
商品を販売しているなら、NFTはマルチ商法?
順を追って以下で解説してきます。
NFTはマルチ商法と言われる8つの理由
NFTがネズミ講やマルチ商法だと思われる理由は以下の8つが挙げられます。
それぞれ言われている理由を分析していきます。
メリットない=マルチ商法じゃない?
NFTを購入してもメリットがないからマルチ商法じゃない?という見方がありますが、これは買う側の選択ミスであり、マルチ商法とは関係ありません。
NFTアートには主に4つの使い方がありそれぞれメリットが異なります。
つまりNFTアートの目的を理解せずに購入したことで発生した問題であり、NFTがマルチ商法という話には繋がりません。
NFTアートの使い方はNFTアート買ってどうする?4分類の使い方を決めないと失敗しますにまとめているのでミスマッチをぜひ減らしてください。
NFTアート取引がオワコンだから
NFTアート取引がオワコン=先行者のみ稼げてる=マルチ商法だと思われています。
実際にNFTアート取引はピーク時から比べて大きく下落しており、2022年1月の$4,941,917,363.35をピークに2023年8月には$226,005,347.06まで落ち込んでいます。
ただし減ったからといって完全に消滅したわけではなく、取引は続いており一部の海外NFTアートでは回復の兆しも見えてきています。
NFT販売は会員数や商品販売数に頼らないため、会員数とともに商品販売を増やしていかないといけないマルチ商法とはまったく別物です。
法整備が不完全だから怪しくない?
国内を中心とした法整備が不完全なため、NFTはマルチ商法ではないかと思われている節がありますがこれは誤解です。
なぜならNFT取引は2021年から急速に拡大していった新しい領域・市場だから。
大まかなガイドラインは設けられましたが、細かな部分まで完全に網羅されたかというとまだまだ不十分な状況。
法整備がおいついていない不安から、マルチ商法の一種ではないかと思われていますが、徐々に解消されていっていますよ。
保有感ないのに価格がつくから怪しい
NFTは購入しても保有感が得られないものなのに価格がついて売買されるから怪しいと思われてしまいます。
ただ実態が存在せずに価格がついているものはすでにあり、音楽や映画とNFTはどう違うのでしょうか?
違いはNFT/ブロックチェーン技術のみです。
極端な話ですが既存音楽にNFT技術をつけたら「怪しい」ものになりますか?
価格が常に変動するから怪しい
NFTの価格は常に変動しているため、不安定さから怪しいと感じる風潮がありますがこれも単なる思い込みです。
NFTは2つの価格変動要因があります。
仮想通貨・およびNFTともに24時間365日取引できることから常に価格変動が発生。
理由なく価格が変動するのは危険ですが、NFTは2つの価格変動リスクを含んだ商品であり怪しい要素はありません。
ロイヤリティの仕組みはマルチ商法?
NFTのロイヤリティ構造がねずみ講やマルチ商法ではないかという見方がありますが間違いです。
なぜならロイヤリティはNFT(アートやゲームなどの)商品を販売した際の正当な報酬だから。
ロイヤリティは一次セールス(初期販売)と二次流通(転売)の違いであり収益タイミングが異なるだけ。
NFT販売によるロイヤリティ収益は正当な報酬の一部のため、NFTはネズミ講やマルチ商法に該当しません。
偽物がある無法地帯だから怪しくない?
偽物NFT作品に出会う機会が高頻度にあることから、怪しい世界=マルチ商法ではないかと思われますが、これは半分否定できません。
『国』や『企業』といったいわゆる『中央』が介入(チェック)していない領域だからです。
具体的には以下のような作品が現在でも出品・販売されています。
無法地帯ともみられてしまう状況から、NFTはネズミ講やマルチ商法ではないかと疑いを持たれています。
ただNFTは技術であり使う人のさじ加減で便利にも人に迷惑をかける道具にもなります。
どこの業界にも悪用する人がいるだけでNFTに限った話ではありませんよ。
実際に詐欺が発生しているから
NFTプロジェクトでは実際に詐欺が発生していることからネズミ講やマルチ商法と疑われています。
海外NFTだけでなく、残念なことに日本発のNFTプロジェクトでも詐欺は発生。
NFTアートを売るだけ売って売上金を回収し、メンバーはプロジェクトを放棄して夜逃げしています。
こうした詐欺事案やニュースがあることでNFTは怪しい・マルチ商法と同じではないかと見られてしまいます。
単純に否定したい
NFTが新しい技術であり、触れたことがない人には異質で危険なものと思われています。
事実として国内認知度は2022年6月の段階で30.8%しかNFTの認知は進んでいません。
人は知らないもの・理解できないものを遠ざけたり否定するため、自らNFTを理解して認知が進まないとこうした声は払拭できません。
今までにない新しい技術はどの時代に出てきても叩かれるものです。
【結論】NFTはマルチ商法ではない
NFTはマルチ商法ではないとお分かりいただけたかと思います。
繰り返しますがNFTはデジタルデータに「本物・1点もの」に証明書を紐付けた技術。
代表的なNFTアートでは1つの作品が繰り返し売買されており収益モデルが違うだけで違法性はどこにもありません。
マルチ商法は「商品」販売していますが、収益構造はねずみ講方式のため会員数増加が生命線。
拡大できなければ先駆者が恩恵を得られないため、NFTとはまったくの別物です。
ねずみ講やマルチ商法にはないNFTの7メリット
繰り返しますが、NFTはネズミ講やマルチ商法ではありません。
ねずみ講やマルチ商法では決して実現できないNFTならではのメリット・特徴を解説していきます。
正確な保有情報が追える
NFTは正確な保有情報がチェックできる点でもマルチ商法と異なります。
NFTが稼働するブロックチェーンはいつでも誰でもチェックでき、偽造できない性質を持っているから。
既存アイテムの購入データは、最悪の場合裏でコッソリ書き換えられてしまうリスクがありますがNFTでは不可能です。
NFTであれば現在保有しているかどうかもチェックでき、既存商品販売では初期セールスでしか確認できない点と大きく異なります。
希少性により価値が生まれている
NFTはデジタル作品に本物・オリジナルという証明書をつける技術です。
デジタル作品が本物・オリジナルと証明されることで、デジタル作品が唯一のものと認定されます。
結果として希少性が生まれ、デジタル作品を保有するという価値を生み出しています。
会員数や商品売り上げといった数に頼るマルチ商法とはまったく異なるビジネスモデルです。
いつでも誰でも使えて販売できる
NFTはいつでも誰でも使える技術です。
NFTは高度な知識やハイスペックなパソコンなど不要でいつでも誰でも利用できます。
実際に日本では小学生がNFTアートを販売した事例もありますよ。
NFTはブロックチェーン技術により公開された情報のもと誰でも使え、会員でないと商品が販売できないクローズドなマルチ商法とは真逆の販売方法が可能です。
マネタイズチャンスが多い
NFTは既存商品よりもマネタイズチャンスが多いのが特徴でマルチ商法とまったく異なります。
NFTは初期セールス(一時販売)以外にも、二次流通(転売)時におけるロイヤリティ収益も期待できます。
一方マルチ商法は会員へ次々と商品を一時販売していかないと収益が上げられず、収益のリターンも先行者のみ有利に働きます。
初期販売以外でも収益チャンスがあり、収益が返ってくる方向もクリエイターに向いているのはNFT販売だけです。
偽造防止とコスト削減が実現できる
NFTとブロックチェーンは偽造防止とコスト削減に貢献する技術です。
従来では以下のような課題がありました。
特にチケットでNFTが活用されれば、上記の課題は一気に解決。
マルチ商法では参加者(特に先駆者)のみが恩恵(利益)を受けられますが、NFTは社会的課題を解決する技術で方向がまったく異なります。
著名人や企業も参入している
企業や著名人がNFTに参入しているのもマルチ商法ではない決定的な証です。
マルチ商法では大々的に企業や著名人が参加していません。
イメージ良くないですもんね
一方NFTへはさまざまな企業や著名人が参入してきています。
著名人(一例)
NFT参入企業(一例)
さらには国も成長産業として推進事業を立ち上げて連日検討会が行われています。
イチ著名人や企業だけでなく、国すら参入している業界がNFTであり、マルチ商法やねずみ講ではない決定的な証でしょう。
様々な活用方法が期待できる
NFTはデジタルデータに紐づく技術のため、基本的にデジタルアイテムであれば何にでも応用・活用できます。
すでにNFTとして流通・取引されているものとして以下のものが挙げられます。
マルチ商法は販売アイテムや販売先が決まっており好きな商品で販売できませんが、NFTは何にでも使えて自由に販売可能です。
実際のNFT活用事例紹介
実際にNFTはあらゆるジャンルで活用が進んでいます。
すでに活用されているジャンルから一部を紹介します。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
解散ライブ観覧チケット×NFT
BiSHの東京ドーム解散ライブにNFTチケットが活用され、オークションにて発売されました。
NFTチケットは最前列の座席/観覧できる権利だけでなく以下の付加価値もつけて販売されました。
発売限定数は6点、0.6ETHからのオークション発売ながら合計60ETH(約1,500万)の売り上げを記録しています。
また、解散後に閲覧可能となるNFTタイムカプセルも発売しています。
御朱印×NFT
三浦半島の寺院を中心とした文化観光が推進するBUSHIDO文化協会は、ご朱印NFTを授与しています。
授与いただいたご朱印をSNS等に写真投稿する行為が盛んに行われた結果、御朱印がだれでもダウンロードできる「画像」になってしまっていることに危機感を感じたんだとか。
NFTを使うことで、デジタル御朱印に誰のものであるのかという証明が可能になり神様とのつながりを享受できるとしています。
遠方でお参りできなくとも、NFTなら本尊への敬意を込めてつながりを授与していただけます。
楽曲×NFT販売
坂本龍一氏は生前に全595個からなる音のコレクタブルNFTを発売しています。
坂本龍一氏を代表する作品の1つである「Merry Christmas Mr. Lawrence」の右手音源となるメロディー595音を1音ずつデジタル上にて分割し、NFT化。
それぞれの音が位置する小節の楽譜画像も紐づけられています。
このプロジェクトのために坂本龍一氏は「Merry Christmas Mr. Lawrence」26小節目までの直筆楽譜を作成したとのこと。
NFTの初回購入者限定の特典として以下の2点がありました。
1音1万円で発売開始したところ特に海外からのアクセスが集中し、サーバーがダウンする熱狂ぶり。
結果1曲で5000万の売り上げとなり業界に激震が走りました。
現在ではニ次流通でNFTのみが購入できます。
ウイスキー×NFT
蒸留酒の樽管理サービス「UniCask」は、2021年からウイスキー樽をNFT化し販売しています。
ウイスキーは熟成させるほど価値が上がる特徴があるものの、樽の所有や管理手続きが複雑なため一般人は参加困難。
しかし熟成中の樽を小口分割してNFT販売することで、一般人も参加可能になり熟成が終わってボトリングするときにNFTを実際のウイスキーと交換することで実物入手も可能になりました。
ボトリングを待つ間「CASK NFT」購入者は、サンプル進呈などの特典が受け取れるトランプゲームに参加できる遊びも用意されています。
ふるさと納税×NFT
ふるさと納税の返礼品としてNFTコレクションCNPが使われています。
CNPは『CryptoNinja Partners』という日本トップのNFTコレクション。
過去11回の寄付枠222点がすべて完売する盛況ぶり。
本家のイーサリアムチェーンのCNPホルダーも、ふるさと納税のCNPと同じ返礼メリットを享受できるのが最大の特徴です。
卒業証書×NFT
千葉工業大学では、令和4年卒業の希望者に対し、NFT学位証明書を発行しています。
今回のNFT学位証明書は、オンチェーン情報で一般公開されるNFTと、学生側で公開/非公開の設定が可能なVC(Verifiable Credentials)を掛け合わせたもの。
特徴として学生側による公開設定が可能でプライバシーを守りながらも卒業生としての証明ができます。
証明書は学生3名によりデザインされています。
日本のNFT活用事例9ジャンル51選まとめ【何点知ってますか?】ではより多くのNFT活用事例について紹介していますので参考にしてみてください。
NFTの将来性
上記実用例に加え、今後NFTは世界的イベントでも活用が進められています。
正直これを知ったらNFTはネズミ講だとかマルチ商法などと言っている暇はありません。
まだやったことがなければ今すぐNFT取引を始めて慣れておきましょう。
NFT取引の始め方は『NFT購入の始め方ガイド・手数料や初期費用、5つのメリットも解説』にてまとめていますので参考にしてみてください。
日本の国家戦略となっている
NFTや仮想通貨の領域を『Web3』と呼びますが、このWeb3領域は国家戦略となっています。
自民党議員によるWeb3プロジェクトチームが立ち上がっており、現在進行形で検討されています。
国が動いている領域であってもNFTは『ねずみ講・マルチ商法』ですか?
あなたはイチ個人の意見と自民党議員/国の指針、どちらを信じますか?
2024年世界的イベントに?
2024年に開催されるパリ五輪では、NFTを使ったチケットが導入されます。
従来の発券システムは以下の面から大きな負荷がかかっています。
NFT技術を使うことで、上記の問題が非常にスムーズに解決できると導入を進めています。
世界中が注目するオリンピックにNFTが使われても「NFTは意味ないマルチ商法」でしょうか?
日本では2025年にブーム?
2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)にNFTが使われることが決定しています。
キャッシュレス決済と共に各種企業サービスやNFTを絡めて実装するとのこと。
ブロックチェーンであれば操作に必須となる「ガス代」と呼ばれる手数料も独自チェーンのため不要。
誰でも簡単に利用可能な上、日本のみならず世界中から注目されるイベントのため一気に認知や需要が拡大するでしょう。
世界的イベントが日本で実施され、NFTが活用されていてもなお「NFTはオワコンでねずみ講」ですか?
NFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介にてより多くの将来性について紹介していますので参考にしてみてください。
NFTを買うために必要な3つの準備
NFT取引をはじめるには、3種の神器を揃える必要があります。
世界中の人と同じ環境下で取引するために必要な3種の神器について解説していきます。
仮想通貨取引所
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
おすすめの取引所はコインチェックとGMOコイン・bitbankですが、中でも初めてのNFT取引におすすめなのがコインチェックです。
以下で簡単に特徴を解説していきますね。
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が不安な方
コインチェックは520万DLを突破し、国内暗号資産アプリダウンロード数を4年連続No1という実績のある取引所。
提携しているガスや電気を契約すると、支払い金額に応じてビットコインがもらえるお得なサービスも展開しています。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
初心者でも迷わず仮想通貨を買えるシンプル設計に加え、国内屈指の会員数をサポートする優しい取引所ですよ!
\スマホでもサクッとできる!無料開設まで簡単3Step/
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料を安く抑えたい人
GMOコインは手数料をカットできる国内唯一の取引所です。
NFT取引に必須のETHだけでなく、仮想通貨の銘柄問わず移動(出金)手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる迅速な対応に加え、定額積立も500円から可能という手軽さも魅力の取引所です。
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式にて取引できるとあって、相場の需要と供給が見やすいと暗号資産トレーダーでも評判のいい取引所です。
また60種に及ぶテクニカル分析をパソコン・スマホアプリからできるため、値動きの激しい仮想通貨取引でもしっかり分析できます。
国内取引所ではビットバンクのみ日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも扱っているため、NFTゲームを検討している人には必須の取引所でしょう。
ちなみに仮想通貨取引所は銀行同様に複数口座を持っていても開設費用や維持費はかからず無料なので、実際に開設して使ってみてメインを決めていくやり方がおすすめですよ!
実際に私は6社開設して用途別に使い分けています
仮想通貨:ETH(イーサ)
口座を開設したら、NFT取引に用いる仮想通貨を購入します。
必要な仮想通貨は、基本的にETH(イーサ)のみ。
XRP(リップル)やLTC(ライトコイン)といった他の仮想通貨はNFT取引できません。
ETH(イーサ)は、1ETH未満から購入できるので安心してください。
デジタルウォレット:メタマスク
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入しましょう。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほぼすべての対応が可能。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
注意点は2点。
検索結果の偽サイトに注意!正規リンク→https://metamask.io/
シードフレーズは何があっても絶対人に教えない
手順を踏んでいくだけなので5分もあれば導入できます。
詳しい導入方法や注意点はNFT取引に必須のウォレットMetaMask導入方法まとめにまとめています。
初心者におすすめのNFTコレクション
NFTを始めてみたいけど何がおすすめ?
結論を先に言うと、NFTアートがもっともおすすめです。
その中でも初心者におすすめのNFTコレクションを紹介します。
そのほか日本のNFTアートについては日本人が携わるNFTアート作品40選【人気クリエイターも紹介】にてまとめていますので参考にしてみてください。
APP(Aopanda Party)
APPは、「あーちゃん」「おーちゃん」というパンダのキャラクターのNFTコレクションです。
作者はプロアニメーターのAo氏で、元々「あーちゃん」「おーちゃん」はTikTokでフォロワー数100万人(2023年10月段階)を抱える人気キャラクター。
UFOキャッチャーの景品にもなっている実在するキャラクターコンテンツです。
日本のNFT史上初となる既存大型IPによる参入として大いに盛り上がりました。
専用のdiscordはどのコミュニティよりもメンバーが親切で優しく交流できると評判ですよ。
SHINZO
『SHINZO』NFTはキングコング西野氏が関わる『CHIMNEY TOWN』が発行するNFTアート。
CHIMNEY TOWN DAOコミュニティへ参加するためのパスポートNFTとなっており、購入者しかコミュニティに参加できません。
CHIMNEY TOWN DAOでは無料でAIアートが楽しめたり、キングコング西野氏のコメントが掲載されていたりと参加メリットがあります。
常にCHIMNEY TOWN DAO入り口にて販売されていることでいつでも買える親切な設計となっているのもおすすめポイントですよ。
CNPR(CryptoNinja Partners Rookies)
CNPRは「初心者応援」プロジェクトとして誕生したジェネラティブNFTコレクションです。
まだNFTを持ったこと・買ったことがない方を中心に販売しているのが最大の特徴。
NFTの買い方や注意事項など幅広い知識をコミュニティで学びながら、最後にCNPRを購入する流れ。
誰もが初期価格でNFT購入できず、事前審査に合格した人のみが活動し続けることで初期の安値で購入できるようになります。
CNPRの活動を通じてNFTやSNS運用について学んでいき、自然に同期仲間ができるのがほかにはない大きな魅力です。
LLAC(Live Like A Cat)
LLACは「猫のように生きる」をテーマにしたNFTプロジェクト。
作者はうむ子氏、ファウンダー(代表)はしゅうへい氏。
「生き方のアップデート」を掲げ、しゅうへい氏が運営する「フリーランスの学校」と結びついています。
リアルグッズやセミナーの展開に加え、展示会も行うなど精力的に活動中です。
CNP/CryptoNinja Partners
CNP/CryptoNinja Partnersは日本NFTにおいて最も有名なNFTコレクションです。
ともに日本トップのNFT。
2022年5月15日にリリースされたNFTコレクションですが
といった展開がゴリゴリ進んでいる日本トップのNFTプロジェクトです。
CNPは単なるNFTではない理由|買い方や稼げる保有メリット解説にてまとめていますので参考にしてみてください。
危険性高いNFTジャンルはこの2箇所
さまざまなNFTが発売・流通していますが、その中でも今はまだ参入すべきではないハイリスクジャンルが2つあります。
もちろん一定の成功しているプロジェクトもありますが、全体的にみて今触れるにはハイリスクです。
以下で理由を説明していきます。
メタバースジャンル
NFTを使ったメタバース領域はハイリスクなため、まだ触れるべきタイミングではありません。
毎日のように気軽に遊べる一方で、メタバースならではの使いたくなるような仕掛けやコンテンツが必要です。
箱物を作っても使うメリットやコンテンツ(イベント)がなければメタバース(仮想空間)や現実でも使われませんよね。
今この段階で触れるにはリスクが高いためオススメできません。
NFTゲーム
NFTゲーム(Web3ゲーミング・ブロックチェーンゲーム)もメタバース同様、今触れるにはハイリスクのためオススメしません。
Web3ゲームはNFTを絡めることで幅広い遊び方ができるように拡張されるため、既存市場をひっくり返す力があります。
一方先行してリリースされたゲームがNFTを使うことで『稼げる』を強調しすぎてユーザーを集めたため、多くのゲームタイトルが『稼げる』方向に流れてしまいました。
結果としてゲームクオリティが低く本来の目的である楽しめるゲームから大きく外れてしまい、本命となるようなゲームは出てきていません。
危険性低いプロジェクトはここ
上記のメタバース・ゲーム領域であっても開発が進んでおりリスクが低くなっているのもあります。
ひとつずつ解説していきます。
メタバース:XANA
XANAは日本人ファウンダーRio氏がドバイで手掛けるメタバースに特化したプロジェクト。
メタバース×AIを軸にすでにさまざまなコンテンツがリリースされています。
XANA Landでは、保有者は土地の上にXANAが用意した道具を使うことで簡単にメタバース開発ができること。
メタバースゲームを作成してマネタイズなどもできる自由度の高さがあるのが特徴です。
日本のコミュニティも活発に活動されているので、プロジェクトが突然止まったりなくなるリスクは低いでしょう。
XANA仮想通貨XETAトークンの買い方とステーキングの始め方でも詳しく紹介していますので参考にしてみてください。
メタバース:サンドボックス
サンドボックスは現在αバージョンの一部リリースが開始されています。
先日CNP Landも先行オープンしており、さまざまなメタバース上での遊びができます。
メタバースといえばサンドボックスかディセントラランドのどちらかという状況でしたが今のところサンドボックスが先行しているように感じます。
とはいえまだα版ということで正式リリースではないため全振りはリスク高いので注意が必要です。
ゲーム:資産性ミリオンアーサー
NFTゲームは先述の通り、開発に時間とコストがかかるため容易に参入できないためまだこれといったゲームが出てきていないのが現状です。
その中でも唯一と言っていいほどゲーム性とNFTを使ったバランスがいいゲームが『資産性ミリオンアーサー』です。
LINEアカウントがあれば誰でも無料でできるゲームな上、ゲーム内で作成したNFTを売却することで収益が挙げられるのは他のNFTゲームにはない魅力。
『Free to Play』と呼ばれるゲーム設計ながら現金化まででき、スクエア・エニクスが手掛けるゲームのためリスクはありませんね。
資産性ミリオンアーサーのリンク→https://shisansei.million-arthurs.com/
招待コード入力で有利にスタートできますのでよければどうぞ:j04pTqeG0s
NFTアート取引のはじめかた
購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
金融庁の認可を得ている国内仮想通貨取引所であれば基本的にどこで仮想通貨(ETH:イーサ)を購入してもOK。
その中でもおすすめなのが
コインチェック・bitbank・GMOコインの3社。
NFTを買うために必要な3つの準備をチェックしてみてください。
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
OpenSeaでNFTを買う方法
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
Step1:OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
Step2:欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点としては偽物コレクションもOpenSea内に出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式Twitterからのアクセスです
Step3:欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
お気に入りの1点を見つけましょう。
Step4:イーサ(ETH)を支払い購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
NFT購入時の注意点
どのNFTジャンルを購入する場合でも気を付ける点は以下の6箇所です。
大事な資産を失うことないように危険箇所をチェックしておきましょう。
必ず値上がりするわけではない
NFTは買ったらほったらかしで値段が上がる魔法のアイテムではありません。
特にNFTアートで言えば欲しいと思ってくれる人がいなければ無価値そのもの。
また仮想通貨やアメリカを軸とした市況にも大きく影響を受けるため、常にNFT価格は変動します。
常にどちらに動くことも想定されるので、リスクを織り込んでおくなど対策が必要です。
シードフレーズは絶対に口外しない
ウォレットのシードフレーズ(秘密鍵)は絶対に口外しないでください。
シードーフレーズがあれば、どこからでもあなたのウォレットが復元されてしまい中身を盗まれてしまうから。
シードフレーズはあなただけのマスターキー。
シードフレーズを聞き出そうとするのは100%詐欺のため、普段から気をつけておきましょう。
フリーWiFiに接続しない
NFTはスマホで気軽に取引できるメリットがありますが、中でも公衆Wi-Fi(フリーWi-Fi)は使わないように設定しておきましょう。
フリーWi-Fiは誰でも使える便利さの反面、セキュリティはザルそのもの。
スマホにメタマスクが入っていてフリーWi-Fiに接続したら盗まれた
シードフレーズをスクショ保存しておいたがハッキングされ流出・全て盗まれる
などの被害が過去に発生しています。
自動設定でフリーWi-Fiに接続しない設定にしておくなどの防御策を必ず取っておきましょう。
海外を中心に最初はDMを排除する
X(旧Twitter)やdiscordのDMは絶対に開かないにしましょう。
なぜならAL(優先購入)権やNFT Giveaway(プレゼント)当選を装った詐欺メールがほとんどだから。
詐欺メールには
偽サイトへのURLがついていて「アクセスしてウォレット署名すると送られてくるよ」といったもの
ウィルスが仕込まれていて開くと感染し、自動的にウォレットの中身を転送されてしまうもの
など非常に危険。
海外NFT情報は取得するのが難しいため、まずは国内NFTプロジェクトに絞っておくのがおすすめです。
X上で詐欺があるので注意
X(旧Twitter)にはNFTや仮想通貨の詐欺が非常に多く出回っているので注意が必要です。
X(旧Twitter)で多くみられる詐欺(詐欺リンクへの誘導)
フリーミント(タダ)が期間限定でできます
◯◯が当たる抽選はこちらから
これをみた人だけ格安でNFTが買えます
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上記のような投稿が流れてくることがありますが、詐欺URLへあの手この手で誘導してきます。
どうしても気になる場合は公式サイトやdiscord、またはNinja DAOの質問・相談・要望チャンネルで誰かに聞いてみてください。
詐欺手口や予防は実例から学ぶNFT詐欺手口9選と対策|詐欺手口を学べば99%防げるにまとめていますので一読していただきぜひ予防に努めてください。
公式サイトのチェックを忘れない
NFT取引でもっとも怖いのが、NFTや仮想通貨を盗まれてしまうこと。
中でも多いのが公式サイトにそっくりな偽サイトへウォレット接続することで、中身を全て盗まれてしまうこと。
をアクセスする際には意識しておきましょう。
NFTに関するよくある質問
最後にNFT取引に関するよくある質問をまとめました。
始めてみる前に疑問点を解消しておきましょう。
NFTは買ってどうするの?
NFTアートは主に4つの使い方があります。
NFTに何を求めているのか?に加えNFTプロジェクトの目的がズレていると効果を発揮できません。
NFTアート買ってどうする?4分類の使い方を決めないと失敗しますで詳しく解説していますので参考にしてみてください。
NFTは安全ですか?
結論を先に言うと、NFT自体は安全で便利な道具です。
様々な企業や国がNFTを活用するために研究を進めています。
NFTは自動車や包丁といった道具と同様に、使い方次第で便利にも人を傷つけるものにも変化します。
使い方ひとつで変化しますが、NFT自体は安全で便利な技術ですよ。
NFTは何が問題?
NFTの問題点・弱点は以下の項目です。
実メリットを得にくく取引開始までのハードルが高いためNFT人口増加への足枷となっています。
上記のオリンピックなどが開催されれば風向きが大きく変わるので、それまでにNFT取引に慣れておくのがおすすめですよ。
NFTはコピーできる?
NFT自体はコピーできず、NFTが紐付いた先にあるデジタルデータ(画像やイラスト)はコピー可能です。
SNS等のアイコンで使う場合もNFTアートを表示させて右クリック等で画像保存してから使います。
保存した画像を加工すると著作権違反となる場合もあるので加工したい場合は事前にNFTプロジェクト運営者へ確認してください。
NFTの著作権問題は2次創作範囲!NFTアート活用の注意点まとめで詳しく解説していますので参考にしてみてください。
NFTとはポンジスキーム?
結論を言うと、NFTはポンジスキームではありません。
ポンジスキームとは、最初に出資してもらった人に後から出資した人のお金を事業配当と見せかけて渡していく金融詐欺。
NFTは先に購入してもメリットはなく、かつ金融商品ではないため保有していても配当が配られる・もらえることはありません。
NFTは金融商品ではないため配当が入ることはなく、ポンジスキームなどの違法性はありませんよ。
NFTで儲かる方法はある?
NFTで稼ぐ方法は主に3パターンあります。
2022年度はNFT転売で儲かる確率が非常に高かったのですが、2023年度に入ってからNFT市況が悪化。
NFT転売で稼ぐのは一気にハードルが上がりましたが、しっかり分析しながら行えば稼げますよ。
NFTは使う人次第だが未来ある技術
本記事の要点をまとめます。
かつて日本がガラケー全盛期だった頃、スマホが海外から持ち込まれました。
スマホを初めて見た日本人は
それぞれのタイプに分かれたことでしょう。
月日は経ち、いまNFTやブロックチェーンといった新しい技術が日本に入ってきています。
NFTはすでに国内でも使われており、来年からは爆発的な普及が見込まれる世界的イベントへの導入も決まっています。
大波が事前に来ると分かる状態、さらに先行者優位を取れるフェーズは今回のNFTしかありません。
NFTを始めるのに大金は不要。いますぐ始めてみませんか?