本記事は筆者である私が700件以上のNFT取引を経験してきた実績をもとに執筆しています。
まったくの未経験・ゼロスキルからNFT取引できた経験を活かし、これからNFTを始めてみたい方にもわかりやすく丁寧に解説していきます。
NFTアートで稼ぐために必要な正しい知識と、NFTアートでどう稼いでいけばいいのかを解説していきます。
NFTはまだ儲かるのか
2022年度は8割くらいのNFTが発売後から価格が上昇していくボーナスタイムでした。
よほど変なプロジェクトでなければほぼ間違いなく価格が上がるため、NFTを買って値上がり後に売るだけ。
ですが現在は2022年度に比べて、正直難易度が格段に上がっています。
ただ難易度が上がったと言っても、正しい知識を元にトレードできれば儲かりやすい環境に間違いありません。
まずはNFTアートで稼ぐための正しい知識をインプットしましょう。
NFTの収益を理解しよう
まずはNFTの収益モデルを正しく理解しましょう。
NFTの収益は3つあります。
- 一次販売
- ロイヤリティ
- 二次販売
NFTにしかない収益モデルが存在するので、正しく理解しておきましょう。
一次販売で稼ぐ
最初にNFTを売り出す価格がそのまま売上となります。
ただ初期販売金額を上げればあげるだけ売りづらくなります。
NFTは応援や一緒に盛り上げていく「参加余白」があるかが大事。
安い価格で参加・購入し、価格が上がることや過程を一緒に楽しめることが重要です。
価格が高ければ「参加余白」が狭く、初期から応援するメリットが薄まるため、売れにくくなります。
二次流通(ロイヤリティ)で稼ぐ
NFTの特徴である二次流通発生時のロイヤリティで稼ぐことも可能です。
ロイヤリティとは転売時にあらかじめ設定してあった割合(0〜10%)がクリエイターや運営者に入る仕組み。
わかりやすく日本円で例えると画像のようなタイミングでクリエイターに売上の一部が還元されます。
CryptoNinja Partners(通称:CNP)は、このロイヤリティ収入だけで13,000ETH以上(約34億円)を稼いでいます。
二次販売で稼ぐ
制作したNFTコレクションを一次販売で全て売らずに、セールスを数回に分けて販売することで収益を上げることもできます。
例えばTMA'sは二次販売として3,000点を0.08〜0.1ETHで販売し約80ETHの売り上げを調達しています。
※1st SALEとありますが、追加販売の最初という意味です。2023年1月に第一弾はリリースされています。
人気のあるコレクションであればこうした施策も十分可能。
もちろん1点ずつリリースしていく形でもオークション販売など工夫次第で収益を上げていけますね。
今からNFTアートで稼ぐのは難しい?
先述してきたコレクションはどこも既に人気のNFT作品ばかりの施策。
これからNFTアートで稼ぐのは無理?
結論を言うとハードルはグッと高くなりましたが、やり方次第によってNFTアートで充分稼げます。
まずは難易度が上がった理由について解説していきます。
NFTの市場規模・取引人口が少ない
ハードルが上がった要因のひとつが、国内NFT人口が少ないまま増えていないこと。
昨年度末あたりから推定1.7万人くらいしかNFTに触れていない様子。
あなたの周りにどれだけNFTについて知っている方・取引している方がいるでしょうか?
事実として、日本人口のわずか1%程度しかNFT売買していない小さな市場です。
NFTアートの供給過多
二つ目の理由として、NFTの供給過多となっている点が挙げられます。
こちらは2023年6月のNFT販売量。
この1ヶ月だけで先述した国内NFT人口を超えるNFTが発行されています。
この状況が続いてきた結果、需要と供給のバランスが崩壊。
他の要因もありますが、結果としてNFT(特にPFP)の価値が上がりにくい傾向が続いています。
NFTの実用性が感じにくい
3つ目の理由として、NFTの実用性やメリットが少ない点が挙げられます。
NFTはデジタル上でやり取りが完結しているため「持っている」実感を得にくい特性があります。
そして持っていることのメリットが少ない点が今のNFTにおける課題。
NFTを持っていることでのメリットが体感しにくいため、あえて購入する行為につながっていません。
今後どうなるNFT?
NFTはオワコン?やめた方がいい?
結論を先に言うと逆で、NFTは今後大きく発展していくことが予想されるので今のうちに触れておくのがおすすめ。
理由は6つ。
それぞれ解説していきます。
国家戦略になっている
まず大きな理由として、NFTや仮想通貨は「国家戦略」となっている点が挙げられます。
自民党が国家戦略という形でWeb3(仮想通貨・NFT)に舵を切っています。
いち個人や企業の意見ではなく、日本国の戦略です。
今後大きく発展していく後押しが国家戦略という点は、これ以上ない強力な後ろ盾ですね。
2024年世界的イベントにNFT?
2024年フランスで開催されるパリオリンピックでは、NFTを使ったチケットが導入されます。
今までの発券システムは以下の面から多大なコストがかかっています。
上記の問題がNFT技術を使うことでコストを抑え非常にスムーズに解決できることから導入を進めています。
世界中が注目するオリンピックにNFTが使われても「NFTは意味ない」のでしょうか?
日本では2025年にNFTブームが来る?
2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)にNFTが使われることが決定しています。
キャッシュレス決済と共に各種企業サービスやNFTを絡めて実装するとのこと。
ブロックチェーンであれば必須の「ガス代」と呼ばれる手数料も独自チェーンのため不要。
誰でも簡単に利用可能な上、日本のみならず世界中から注目されるイベントのため一気に認知や需要が拡大するでしょう。
世界的イベントが日本で実施され、NFTが活用されていてもなお「NFTはオワコン」ですか?
企業も続々NFT参戦している
日本より先行している海外では、大手有名企業がNFTを発行しています。
一例として以下の企業が既にNFTを販売。
- ルイヴィトン
- Gucci
- Dolce&Gabbana
- マクドナルド
- コカコーラ
- スターバックス
- adidas
- NIKE
- マクラーレン
- CNN
NFTは零細企業やいち個人がやっているだけではありません。
日本企業も徐々に参入していくことが予想されます。
有名人も続々NFTを
日本国内では、芸能関係を中心に有名人も続々とNFTに関わってきています。
一例として以下の方々が既にNFTに関わっています。
- EXELE:メンディー氏(NFT購入)
- キングコング:西野氏(NFT出品・販売)
- レイザーラモンHG(NFT出品・販売)
- 本田圭佑氏:Flower Lolita(NFTプロジェクト)
- 香取慎吾氏:チャリティーオークション
- 内村航平氏:引退記念NFT発売
- フェンシング銀メダリスト:太田氏(NFT購入)
- 広瀬すず氏(NFT出品・販売)
- はんにゃ:川島氏(NFT購入)
- 反町隆史氏:(NFTコレクション応援アンバサダー)
タレントや俳優・大物女優や元メダリストまで様々な方が既にNFT関連に触れています。
まだまだ少ない日本のNFT人口が大物芸能人が入ってくるだけで大きく変化するかもしれませんね。
活用ケースも増えてきている
NFTのメリット・ユースケースが徐々に日本でも増えてきました。
日本のNFT活用事例※一部
アイドルサイン会の代わりとしてNFTが使われるケースも。
今後より拡充していくことでNFTが注目を集め、NFT取引人口も増えていくことが考えられます。
ほかの事例もNFTの将来性知ってますか?NFTが今後使われる5大イベント紹介にて解説していますので合わせてチェックしてみてください。
NFTアートで稼ぐ2つの方法
本記事の本題となるNFTアートで稼ぐ方法を解説していきます。
NFTアートで稼ぐ方法は大きく2つ。
- NFTを購入して転売する
- オリジナルNFT作品を売る
まずはNFTを買う準備から解説していきます。
オリジナルNFT作品を売る方法をサクッと知りたい方はこちらからショートカットできます。
NFT購入のはじめかた
NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないようにひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を誇ります。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
国内屈指の会員数をサポートする体制と初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がウリです。
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。
NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用ができるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、これさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもここに収められます。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
NFTアート出品で稼ぐ方法
NFTアート出品で稼ぐ方法は主に3パターンです。
それぞれの施策について詳しく見ていきましょう。
一次販売で稼ぐ
まずは一次販売(ファーストセール)を成功させましょう。
- 1日1点ずつリスト(価格をつけて販売)する
- 大量にまとめてリスト(価格をつけて販売)する
それぞれ販売方法によって戦略は変わってきますが、両方とも「完売」させるのが鉄則。
なぜなら「完売」しないコレクションは注目が集まらず、人気や価格が上がっていくことが見込めないから。
大原則として、一次販売はなんとしてでも完売させましょう。
ロイヤリティで稼ぐ
一次販売したNFTが転売されるごとにロイヤリティ収入が発生します。
先述した通り、CryptoNinja Partners(通称:CNP)は、このロイヤリティ収入だけで13,000ETH以上(約34億円)を稼いでいます。
ここまでの収益を上げるのは高いハードルですが、一次販売で完売していれば一定数の人気とニーズがある証拠。
本当に欲しい人にNFTが転売されていけば行くほどロイヤリティ収益が入ってきます。
二次販売で稼ぐ
一次販売で完売していれば、二次販売も打ち手として有効な手立てになります。
1点ずつリストする販売方式であれば曜日や日程をあらかじめ周知しておきましょう。
オークション形式で販売することで更なる高値を狙えるかもしれません。
また、大量に販売する方式は現在流通しているNFTの価格を押し下げる・抑制する効果があるのでバランス見ながら行いましょう。
NFT作品を売るためのヒント5選
次はNFTで稼ぐための販売テクニックを見ていきましょう。
単体でも効果ありますが、組み合わせて行うとより効果的ですよ。
取引はETHで行おう
NFTの出品や販売はイーサリアムおよびETHで行うようにしましょう。
NFT取引自体はいくつかのブロックチェーンで可能。
<代表的なNFT取引チェーン>
- イーサリアム
- ビットコイン
- ポリゴン
- ソラーナ
最も多いNFT取引がイーサリアム(ETH)となっています。
注目を集めるOrdinals(ビットコインNFT)は、NFT取引においてイーサリアムより下です。
そのほかのチェーンは取引人口も少なく、仮想通貨入手も面倒なためおすすめできません。
NFTの出品は取引人口が最も多いイーサリアムで行いましょう。
市場調査を徹底的に行う
NFTの販売以外でも非常に重要なのが市場調査:マーケティングです。
市場(購入見込み客)が何を求めているかを正確に把握しないと売れる確率の高い作品を発売できません。
- どういったNFTアートが売れてるのか
- どのくらいの価格で売買されているのか
- NFTコレクションの販売数量や取引数は?
- 作品のコンセプトは?
- 宣伝はどこで行なっているのか?
さまざまな観点から多角的に分析する必要があります。
こちらの動画でもマーケティングについて無料で学べるので参考にしてみてください。
プレゼントを企画する
NFTを無料プレゼントしてみるのは最も効果的な施策です。
なぜなら反応数を実数ベースで見れ、市場への認知や反応をダイレクトに見れるからです。
逆に応募者が少なければ、それだけ人気や知名度、作品クオリティに問題がある証拠。
NFTの無料プレゼントは「Giveaway」と呼ばれる手法でTwitter上にて頻繁に行われています。
マーケティングとしても有効な手段なので使わないのは勿体無いですよ。
コレクションコンセプトは絞る
先述の失敗例でも挙げた通り、NFTコレクションのコンセプトはひとつに絞りましょう。
作品コンセプトがバラバラだと、欲しいと思ってもらえる人が減るからです。
洋服を買いに来た人に対して、家電やシャンプーを勧めませんよね。
- PFPとして使えるNFT
- ミームに振り切ったNFT作品
- AIアートなど
NFTコレクションはコンセプトを絞り統一感を出しましょう。
低価格で販売開始する
販売初期は0.001ETH(250円前後)から出品(リスト)しましょう。
気軽に購入でき、持ってもらえる状態を用意しておくのが重要。
知名度と人気が上がってくれば、NFTを欲しい人(需要)が増加して価値も上がっていきます。
また、NFTにはロイヤリティによる転売収益も入ってきます。
NFTは自分たちで価値をつけていける「余白」が残されているのが重要です。
NFTアートが売れないを突破する8つのヒント【NFT初心者OK】にて詳しく解説していますので参考にしてみてください。
NFT転売で儲けるためのコツ4選
NFT転売で儲けたいなら、以下の項目は切っても切り離せません。
ひとつずつ解説していきますね
【必須】AL(アラウリスト)をGETする
NFT転売で儲けたいならAL(アラウリスト)獲得は必須条件です。
なぜなら、AL権利獲得することで
- NFTの初期セールスで優先購入できる
- ALは売り出し価格や購入時間帯などが優遇される
メリットがあり、NFT投資のローリスク化に必須となります。
AL抽選への参加人数によってNFTプロジェクトの成否も占えるので、応募は必須ですよ。
【初心者必見】NFTプロジェクトのALを高確率でGETする3つの方法でALの取得方法について詳しく解説しています。
プロジェクトの目的をチェックする
NFT転売で稼ぐためには、NFTプロジェクトの目的を把握することが必要です。
NFTプロジェクトの目的は様々。
一例として以下のものが挙げらえます。
- 資金調達手段
- 仲間集め
- メタバース進出
- グッズ制作費用調達
- ゲーム・アプリ開発
ゲームやメタバース開発などの資金調達としてのNFT発行だとNFTの価値が向上するには、それらが成功しなければリターンは難しいでしょう。
NFTプロジェクトの目的を正しく理解することは、NFT転売にて成功するためには必要な情報となります。
無料プレゼント企画に応募する
NFTプロジェクトによって設けられている「プレゼント企画」に応募するのもNFT転売を成功させる手段のひとつです。
NFTの無料プレゼント企画はGiveawayと呼び、抽選者が当選者に無料でNFTなどを配布する企画です。
開催される場所はそれぞれのNFTプロジェクトによって様々です。
一例として以下のものが挙げられます。
- Twitter上
- NFTプロジェクトコミュニティ「discord」でのraffle(抽選)企画
- NFTプロジェクトのイベント参加として
- 関連NFTの保有
もちろん抽選がほとんどで当選確率は低いものの、無料で参加・入手できるのでNFT転売をノーリスクで実行できますよ。
活発なコミュニティのNFTを購入する
NFT転売で失敗しないためには、そのNFTを母体とするコミュニティの活性度合いを分析するのがポイント。
NFTコミュニティに参加人数が多くても、実際に活発な意見が飛び交うコミュニティほどNFTは成功確率が高くなります。
逆に書き込みが高頻度であっても会話に乏しいコミュニティは、NFTにコミットしておらず長期に渡り支えてくれません。
活発なNFTコミュニティを持つプロジェクトは、長期に渡りプロジェクトを支えてくれる確率も高いためNFT転売も成功しやすくなります。
NFT転売が儲からない?初心者のためのNFT転売8つの攻略方法にてさらに成功させるためのテクニックを詳しく解説していますので参考にしてみてください。
オリジナルNFTが無料で出品できるマーケットプレイスは?
結論を先に言うとRaribleです。
OpenSeaは独自のNFT発行に費用が必ず発生する仕様に変わってしまい無料で作成できなくなりました。
主要なプラットフォームのうち
上記の条件をクリアしているのはRaribleのみとなっています。
ここからRaribleを使って無料でNFTを発行・発売する方法を解説していきます。
無料でNFTを作る方法5ステップ
Raribleを使って無料でNFTを作る方法を解説していきます。
NFTは5ステップで作成可能です。
ひとつずつ順番に解説していきますね。
デジタルデータを用意する
NFT化して販売したいデジタルデータを用意しましょう。
デジタルデータの作り方はこちらの記事でまとめていますので参考にしてみてください。
Raribleにメタマスクを接続する
Raribleにメタマスクを接続しましょう。
もちろん接続するだけなのでガス代などは一切不要。
初回はプロフィール設定を求められますがボックスのチェックを入れてFinish sign upを押せば入力せずに接続できます。
NFTの作成規格を決めよう
作成するからNFTを押して進むとNFTのタイプ選択を求められます。
目的に合わせて選択してください。
作品情報を入力していこう
作品の名前や説明など項目を埋めていきましょう。
注意点は2点
コレクションはRaribleを選択して作成しない
Free mintingをオンにする(デフォルトはオフ)
この2点が守れていれば無料でNFT発行できますよ。
販売条件を決定しよう
最後に販売方法や金額、販売期間を設定しましょう。
上記の設定ができていれば無料でNFT作成できます。
逆に費用が発生する場合は2点のどちらかが間違っているのでキャンセルしてやり直しましょう。
【完全無料】RaribleでNFT作成して販売する方法3ステップにてより詳しく解説していますので合わせて参考にしてみてください。
NFTアートに関するよくある質問
最後にNFTアートに関するよくある質問をまとめました。
それぞれ解説していきます
NFTの欠点は何?
NFTの欠点は4つ挙げられます。
- 取引人口が少ない
- ガス代が必ず発生する
- 国規制や法整備が遅れている
- NFTの将来価格が不明
NFTの活用例やメリットが増えていき、NFTに対して注目がいまよりもっと集まれば取引人口も増え、法整備も一気に進んでいくでしょう。
まだ使われ始めたばかりの技術のため広がりを待つ間に触れておくことで乗り遅れずにすみますよ。
NFTアート作成は難しいですか?
結論を言うと、無料で誰でも作成できます。
無料で作成できるアプリが多数リリースされています。
これらを駆使してアート作品を作り、OpenSeaでNFT化するだけ。
NFTの出品代行など使わずに無料で誰でもできるのでぜひチャレンジしてみてください。
NFTアートをスキルや経験なくても誰でも制作を始められる方法5選にてNFTアートの作り方を詳しく解説しています。
NFTアートが売れたら納税必要?
結論を言うと必要です。
国税庁のサイトに「NFT売却益は所得税となる」と記載されていることから利益が出た場合課税対象となります。
年間20万円までの雑所得として組み込めますが、超えた場合は納税義務が発生します。
税金計算は24時間365日価格変動が起こる仮想通貨とNFT、ガス代計算など非常に複雑。
NFT売買を繰り返し行う際はしっかりと意識しておきましょう。
NFT取引には大金がいるんでしょ?
結論を先に述べると、不要です。
もちろん購入する作品やタイミングによって価格の変動もあるのでまとまった金額が必要な場合もあります。
購入時期やコレクションによっては安価で購入できるタイミングも。
オリジナル作品を出品するのは無料でできますよ。
手数料を含めて1,000円〜から購入できますので気になる作品があれば検討してみてください。
日本人が携わるNFTアート作品40選【人気クリエイターも紹介】で作品を詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。
安くNFTを入手するタイミングとは?
NFTを安く購入できるタイミングは、ズバリNFTが発売されるタイミング。
特に日本のNFTプロジェクトは「格安」でのスタートが多く、人気によって価格が上昇していきます。
そのため、できるだけ発売直後が最も安い価格でNFTを購入できるチャンス。
ただし、すべてのNFTプロジェクトが価格上昇していくわけでもないので注意が必要です。
さらに「AL:Allow List」を持っていると・・・?
NFTを効率よく学ぶには?
NFTを効率よく学ぶには以下の方法が効果的です。
- 実際にNFTを所有する
- 音声コンテンツ:Voicyを視聴する
- Twitterでの発信を見聞きする
- discordコミュニティ
- 関連書籍を読む
最も効率的なのは実際に体験すること。
Voicy(音声プラットフォーム:ラジオ)では、イケハヤ氏・しゅうへい氏の放送がおすすめ。
聞き流しながら少しずつ学んでいくのがいいでしょう。
日本のNFTプロジェクトの情報を知りたい
日本NFT情報局がおすすめです。
- 日本のNFT情報(発売日や価格)がほぼ全て網羅できる
- AL獲得情報も掲載されている
- 日刊・週間・月間スケジュールが確認できる
など多数のメリットがあります。
日本のNFT情報を1箇所で効率よく収集する方法【Nパス】に詳しく記載しています。
NFTやり方次第!創意工夫してみよう
本記事の要点をまとめます。
- NFTアート(特にPFP)ジャンルは飽和状態。大きく展開は難しそう
- NFTは「応援の余白」によって価値がつきやすい
- NFTアート以外のジャンルは大きなシェアを持っていない
- NFTアートで稼ぐ方法は既存作品を転売するか新規作品を売るか
- 新規作品は初期で設定数量を売り切るのが次の展開につながる
- NFTは国策のひとつ。実例や実益が増えれば一気に取引人口も増えそう
デジタル技術に使われる新しい技術のNFTは、既存技術に取って代わっていくことが予想されます。
時代の波が訪れた際に初めてNFTを触れていくのか、既にNFTを触れているのかでは大きく異なります。
いつ波が来てもいいように今のうちから準備しておきたいですね。