ビットコインは今からでも買うべき?
ビットコインの仕組みを知りたい
そもそもビットコインってなんですか?
こんな悩みが解決できる記事になっています。
なぜなら、ビットコインを含めた仮想通貨投資を行ってきたことで、3桁の収益を上げることができたからです。
記事の前半では、「そもそもビットコインとはどんな仕組みなのか?」を解説しつつ、記事後半では「ビットコインの活用事例や将来性」を具体的に解説していきます。
記事を読み終えることで、ビットコインの目的や仕組みを理解できるだけでなく、投資対象としての魅力も分かるでしょう。
ぜひじっくりと読み進めてみてください!
ビットコイン(BTC)とは
そもそもビットコインという名前は聞いたことがあっても、どんなものなのか?知らない人も多いのではないでしょうか。
ビットコインは「サトシ・ナカモト」という人物によって発表された「ビットコイン白書」にて、初めて世の中に登場します。
その論文に書かれていた内容を開発・再現して生まれたのが現在の「ビットコイン」の始まりです。
ちなみに、現在までこの「サトシ・ナカモト」は、誰なのか?判明していません。
ビットコイン2つの特徴
ビットコイン白書には、大きく以下の2つが書かれていました。
ビットコインの仕組み図解は、ほぼこの1枚の画像で解説されます。
まずはここから解説してきますね。
非中央集権である
まずビットコインは国や銀行という、いわゆる「中央集権」が発行や管理をしていません。
これを「非中央集権」と呼び、ビットコインをはじめとした多くの仮想通貨で採用されています。
また、発行上限が2,100万枚とプログラムにて確定していることも大きな特徴ひとつです。
じゃぁ「誰」が発行しているの?というお話は後ほど。
P2P技術で直接送金できる
Peer to Peer(P2P)は、端末同士で直接やりとりすることを言います。
ビットコインは、相手と直接送金し合えることが大きな特徴です。
国が異なっても、時差があっても、ビットコインなら相手にわずか10分足らずで直接送金できます。
今までにないシステムとして、大きな注目を集めることになります。
ビットコインを活用することのメリット
では、ビットコインを使うと何が起きるのか?気になるところですよね。
ビットコインを活用することで得られるメリットは、大きく5つあります。
順番に解説していきます。
直接送金
先にも触れたとおり、ビットコインはP2Pによる直接送金が可能です。
ものすごく簡単に説明すると、「◯◯Payがいつでもどこでも世界中で使える」ということを考えてみてください。
世界中のどこにいても、「ウォレットアドレス」と呼ばれる、いわゆる口座番号が分かればすぐに送金可能です。
送金だけなら別に大したことはなさそうに聞こえますが、他のメリットも合わせてみてくださいね!
ビットコインと◯◯Payなどとの違い
電子マネーとビットコインの違いを一覧にしてみました。
ビットコイン | 電子マネー(◯◯Pay) |
---|---|
(仮想)通貨である | 通貨ではない |
誰にでも直接送金可能 | 知り合いに送金可能 |
価格変動がある | 価格は変動しない |
発行・管理団体はない(非中央集権) | 特定の発行・管理団体がいる(企業) |
世界中で使える | 日本国内のみ |
手数料は自己負担・数十〜数千円のときも | 手数料はサービス提供者負担・1.6〜1.9% |
もっとも大きな違いは、通貨かその代替手段であることに加え、管理団体がいるかどうか。
極端な例ですが、管理団体が倒産するとそのサービスは使えなくなりますが、ビットコインにそうした心配は不要です。
ビットコインの手数料は大きな波があるものの、平時であれば金額問わず1回100円前後にて送金できますよ。
手数料と時間の軽減・短縮
直接送金ができることは、手数料や時間の削減・短縮につながります。
現在の金融システムで海外送金する場合、金額問わず手数料が2,500円〜、日数は一週間前後かかります。
しかし、ビットコインであれば、世界中の誰にでも手数料はわずか100円前後(※前後します)、たった10分程度で直接送金が完了します。
海外取引が多い企業が取り入れたら、大きな経費節約につながり、よりタイムリーな事業展開が可能になるでしょう。
世界共通
ビットコインは、国や銀行が発行・管理していないものですが、世界共通で使えます。
実際にアメリカを中心に、ビットコインによる決済で宿泊や飲食が可能な店舗などがあります。
旅行でこうした店舗を活用し、日本円を両替することなくビットコインで決済!ということももちろん可能です。
日本国内でも、いくつかビットコイン支払いができる店舗・サービスは少しずつ増えていますよ。
追跡可能なシステム
ビットコインをはじめとした仮想通貨は、「ブロックチェーン」と呼ばれるシステムにて稼働しています。
ブロックチェーンは、その名のとおり一つのブロックに大量の取引データを入れ、それをチェーン上に繋げていったもの。
流通そのものを記録している「台帳」であり、誰でもチェック可能です。
つまりいつ誰がどこへいくら支払ったのか?が常に公開されており、さらにこの台帳は偽造できません。
裏金や誤魔化しの効かない追跡可能なシステムを、ビットコインでは採用していますよ。
強固なセキュリティ
先ほどの「ブロックチェーン」の特徴として、強固なセキュリティがあります。
なぜ偽造や改ざんができないかというと、従来のサーバー型と呼ばれるデータ保管をしていないから。
同じデータをみんなが保有しているため、偽造するにはこれらのデータを一度にまとめて入れ替える必要があり、事実上困難とされているからです。
ハッキングや不正取引などがほぼできないシステムを構築していることが、ビットコインの大きな特徴です。
ビットコインを活用することのデメリット
ビットコインを活用するメリットがある一方、デメリットも存在します。
それぞれ解説していきます。
価格変動が激しい
法定通貨の場合、こうした中央集権がコントロールすることで、為替や景気変動をコントロールしています。
しかしビットコインはこうした発行者がおらず、価格は需要と供給のバランスによってついています。
例えば、1BTC=1,500万のときに決済しようとした次の瞬間、1BTCが1,450万に落ちることもあるなど、非常に不安定です。
そのため、常に価格が変動しやすいビットコインは、日常使いには向いていないのではという声もあるほどですよ。
即時決済が難しい
海外決済では、10分程度で送金できるという速さをメリットとしてあげました。
しかし、普段の支払いで10分待たなければならないと考えるとどうでしょう?無理ですよね。
たとえば、コンビニでコーヒー1杯買うのにビットコイン決済したら、最低10分待つ羽目に。
これでは、日常使い・即時決済は難しく、普段からビットコインを活用するのは困難とされています。
複雑な技術
ビットコインは、今までにない技術が多数盛り込まれており、現在でもなお開発中です。
そして今までにないP2P・ブロックチェーンなどが盛り込まれており、非常に煩雑なシステムです。
導入にあたっては、相応の知識はもちろんのこと、これらの複雑な仕組みを一定レベルまで理解する必要があります。
残念ながら、特にこの日本ではそうした理解が進んでおらず、導入までのハードルが高いままです。
マイニング消費が激しい
マイニングとは、ブロックチェーンの検証を行う行為を指し、これが莫大な電力を消費しています。
具体的には、マイナー(採掘者)と呼ばれる個人や企業が、取引データの検証と新規ブロックを繋ぐ競争を行なっています。
競争は10分単位で行われており、10分の単位で優勝した人のみが報酬を獲得できるため、常に競争が発生。
この競争は日々激しくなっており、現在ではマイニングの消費電力だけで年間162.9TWhを消費しています。
162.9TWhはスウェーデンの年間消費電力に相当します
この競争により莫大な電力を消費することにつながるため、大きな批判を受けています。
マイニング・マイナーとは
上記で出た「マイニング」や「マイナー」について、詳しく解説していきましょう。
マイナー(採掘者)とは、2つの役割を担っています。
以下で簡単に解説していきますね!
取引の検証
ブロックチェーンの取引は、ひとつのブロック(箱)に、何百という取引データがぎゅっと詰まっています。
この取引を不正がないか?二重支払いをしていないか?などをチェックする機関としてマイナーが躍動しているのです。
これはわずか10分の間に検証が行われており、10分後には次のブロックの検証へと遅延することなく進んでいます。
つまり、銀行のチェック機能を果たしているのがマイナーのお仕事のひとつです。
ブロック生成
ひとつのブロック検証を終えると、次のブロックに繋げていく作業をマイナーが担っています。
次のブロックに繋がることで、はじめて取引が承認されてデータ(お金)が相手に渡るのです。
つまり、マイナーがいなければ、取引の検証も行われず不正も見抜けないなど不正の温床へと繋がることに。
マイナーが稼働しなければ取引も承認されないことに繋がるなど、非常に大きな役割を担っています。
なぜマイナーと呼ばれるのか?
「マイナー」という呼び名は、10分のブロック検証作業に由来しています。
取引データが収まってるブロック(箱)は、「ナンス」と呼ばれる特殊な暗号化が施されており、誰でも簡単に開けることができません。
この特殊な暗号化を「よ〜いどん!」で争い、最初に「鍵」を見つけた人がブロックを開けて検証し、次のブロックへと繋げることができます。
この特殊な暗号化を解くには、手当たり次第試す(掘る)作業と似ていることから「マイナー」(採掘者)と呼ばれており、個人から企業まで参戦しています。
採掘をすることを「マイニング」と読んでいますよ!
マイニングは誰でもできる?
結論を先に言えば、マイニングそのものは環境を整えれば誰でもできますが、成功するかどうかは別問題です。
結局のところ、マイニングを成功させなければ「大赤字」となってしまいます。
設備投資や消費電力代などの負担が大きく、さらに成功確率は宝くじの1等を当てるよりも低い確率だそうです。
個人でマイニング成功すると「快挙」として報道されるくらいですから、おすすめはしません。
マイニングはビットコインで学ぶべきマイニングの仕組み3選|初心者でも稼げる?にて詳しく解説していますので、参考にどうぞ!
マイニングの合意形成方法
ビットコインのマイニングは、そのタイミングにおけるNo.1の人だけが選ばれる方式でした。
このマイニングは、早いもの勝ちとなる方法以外にも選び方があります。
PoW?ステーク?はこのあと解説していきます。
PoWとは早い者勝ちが優勝となる仕組み
ビットコインではマイニングの合意形成として、早い者勝ちとなるPoW(プルーフオブワーク)を採用しています。
これは先に解説した通り、10分間の早い者勝ち競争が行われ、そのタイミングにおいてNo.1となった人を勝者とする方法です。
No.1になった人が原則として次のブロックと今までのブロックを接続でき、かつ報酬を獲得できます。
No.1になるための努力が、結果として身を結ぶ行為につながるため、努力次第で誰でもチャンスがあります。
シンプルながらわかりやすい合意方法ですよね
PoSとはネットワークへの貢献度が優先される仕組み
対してPoS(プルーフオブステーク)は、その仮想通貨をどれだけネットワーク上にステーク(預け入れ)したかが問われます。
ステーク(預け入れ)は、銀行の定期預金と考えてください
ステークした期間と量が多い人ほど、バリデータ(ブロック検証と繋げる人)に任命されやすくなります。
競争が起きないため、消費電力もPoWに比べてはるかに安く、環境負荷も少ないというメリットがあります。
ちなみにビットコインに次ぐ市場価値を持っているイーサリアム(ETH)では、このPoSが使われていますよ。
仮想通貨を理解するうえで重要な用語
先にビットコインをはじめとした仮想通貨を理解するために、重要な用語を解説していきます。
ビットコインの仕組みや仮想通貨の成り立ちを理解するうえで、上記の2つは切っても切り離せません。
ぜひここで少しでも理解しておいてくださいね。
半減期
ビットコインは、日々マイニングの難易度調整が行われており、常に10分でブロックが生成できるように調整されています。
そのほかに、「半減期」と呼ばれ、4年に1度のペースで新規発行量を抑制し、報酬が半減します。
パソコンの性能が向上し、10分よりも早く新規発行できてしまう可能性があることから、大きく調整するタイミングとして設けられています。
需要と供給のバランスを維持し、ビットコインの価格が大きく落ちないように調整するタイミングが半減期です。
半減期はいつあるの?
半減期は4年に1度のタイミングにて行われており、直近は2024年4月に実施されています。
半減期のタイミング | 半減期当日の価格 | 半減期後の最高値 | 上昇率 |
---|---|---|---|
2012年 | $12.5 | $1,040 | 約83倍 |
2016年 | $670 | $17,800 | 約26倍 |
2020年 | $8,800 | $66,000 | 約7.5倍 |
2024年 | $64,000 | $100,000 | 約1.5倍 |
2024年を含め、過去4回実施されており、実施後のビットコイン価格は上昇しているのが特徴です。
供給量が絞られることで価格上昇が起こるという因果関係はやや理由に乏しく、今度もどのように推移するのかは誰にも分かりません。
ハードフォークとは
開発を続けていると、途中で意見が合わなくなったりすることがあります。
ビットコインでも同様に、意見の対立から派閥が生まれて分離した過去があります。
この別れることを「ハードフォーク」と呼び、ブロックチェーンがあるときを境に二つに分離します。
分離後は、基本的に異なる仮想通貨として稼働します。
ビットコインからハードフォークした仮想通貨
ビットコインから、過去ハードフォーク(分離)した仮想通貨を下記にまとめました。
最初にハードフォークし、今なお一定の取引があるのはビットコインキャッシュ(BCH)です。
仮想通貨名 | ハードフォークした年 | 特徴 | 現在価格(2024年末時点) |
---|---|---|---|
ビットコインキャッシュ(BCH) | 2017年8月 | ビットコインの8倍の容量 | ¥68,197 |
ビットコインゴールド(BTG) | 2017年10月 | さまざまな人がマイニングできる | ¥1,450 |
ビットコインダイヤモンド(BCD) | 2017年11月 | 取引処理の迅速化・より高い匿名性 | ¥9.35 |
スーパービットコイン(SBTC) | 2017年12月 | スマートコントラクトとライトニングネットワークの実装 | ¥35.47 |
ライトニングビットコイン(LBTC) | 2017年12月 | ビットコインの2倍のブロックサイズ、送金速度3秒 | ¥38.19 |
ビットコインゴッド(GOD) | 2017年12月 | スマートコントラクト、ライトニングネットワーク、ゼロ知識証明の実装 | ¥72.43 |
ビットコインシルバー(BTCS) | 2018年1月 | 誰でもマイニング可能 | ¥22.4 |
ビットコインプライベート(BTCP) | 2018年2月 | 高い匿名性・ゼロ知識証明 | - |
時価総額や取引量など、ハードフォークしてからかなり下火になっています。
ビットコインの使い道・活用事例
ビットコインの仕組みを解説してきましたが、実際に何に使えるのか気になるところ。
使い道がなければ、絵に描いた餅ですよね
ここからは、ビットコインの使い道・活用事例について紹介します。
通貨としての使用・送金手段
ビットコインは、通貨としての使い道があります。
日常使いを想定してビットコインは開発が進められており、世界中のどこにいても誰にでも直接支払いができることが特徴です。
ビットコインが作られた本来の目的が、この通貨として使われることであり、現在でもその開発が進んでいます。
今までにない技術を用いて世界的な金融インフラを構築中ですから、時間がかかるのは当然ですよね。
送金手段
通貨としての使用と重なりますが、送金手段としての活用も期待されています。
実際に世界中のどこにいても、手数料はわずか数百円程度(平時)およそ10分前後にて送金が可能です。
海外との送金やり取りだけでなく、◯Payなどよりも決済手数料が安いので、支払う手数料が下がれば通常の支払いも期待できます。
送金・決済手段として、ビットコインは大きな可能性を秘めていますよ。
価値の保存・Ordinals購入
Ordinalsの売買にもビットコインは使われています。
Ordinals(オーディナルズ)とは、ビットコインを使ったデジタルアート「NFT」のこと。
ブロックチェーンに直接刻まれることから、書き換えができないデジタルアイテムとして人気を博しています。
SNSアイコン活用だけでなく、参加賞や仲間の証としても使われています。
デジタルゴールドとしての価値保管
ビットコインは、発行上限が2,100万枚と限りがあり、発行ペースが決まっています。
国や銀行による為替介入などもできず、人為的な価格コントロールは困難。
そのため、ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれており、実物の金同様、価値の保存先としての役割が期待されています。
供給量が限られているため、現物の金同様に高い価値があることから、ビットコインは価値保管としても優秀です。
ビットコインの取得方法
ビットコインはどうやって取得できるのか、気になりますか?
実は日本円からの購入以外にも、入手できる手段はありますよ!
ビットコインの取得方法を、いくつか紹介しますね。
現物トレード
まずは定番中の定番、現物トレードでビットコインを入手していくやり方が挙げられます。
仮想通貨取引所によりますが、ビットコインは500円前後から小口購入できます。
そのため、価格変動に合わせて売買(トレード)することで、稼いでいくことが可能です。
もちろん、余力資金内でトレードしてくださいね、
ポイ活で稼ぐ
ポイ活でも、ビットコインは稼げますよ。
定番なポイ活としては、BitWalkという、歩いてビットコインをもらう無料アプリがおすすめです。
初期投資なしで、歩くとわずかながらビットコインがもらえるうえ、価格上昇が期待できることから実際に付与されたときから何倍にもなります。
他にもクレカのポイントがビットコインだったり、電気・ガスの支払いに応じたビットコインがもらえるサービスもありますよ!
ポイ活系で稼ぐ方法は、「歩いてお金を稼ぐ無料アプリのおすすめランキング|1年間のデータ付」を参照ください。
NFT(Ordinals)で稼ぐ
ここからは、初めての方には不向きな稼ぎ方となりますが、NFT(Ordinals)でビットコインを稼ぐ方法もあります。
Ordinalsは、ビットコインを使ったデジタルアートであり、これを売買することでビットコインを稼ぐ方法です。
正直かなり下火になってきていますが、盛り上がっている時は、このトレードで◯十万円分稼げました。
ただリスクも高く、これから新規参入はちょっとハードルが高いと思いますが、今でも上手にやれば稼げる方法のひとつです。
マジックエデンでOrdinals(オーディナルズ)を5ステップで購入するも、ぜひ読んでみて下さい。
エアドロで稼ぐ
これもかなり上級編ですが、エアドロでビットコインを稼ぐ方法もあります。
エアードロップ(通称エアドロ)は、プロジェクト運営からの無料プレゼントのこと。
実際にエアドロでもらったOrdinalsが、当時レートで100万円になったことも。
ただこれもいつどんなものがもらえるかもわからないため、狙って稼ぐことは難しいと思いますが、こんな稼ぎ方もあるよと頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
ビットコインの稼ぎ方・稼げる仕組み解説|今から始める初心者ガイドに、ほかの方法で稼ぐ手段もまとめていますので、参考にどうぞ。
ビットコインの購入方法
ビットコインの購入は、通常の銀行では売買できず、仮想通貨取引所から行います。
注意点として、金融庁の許可である「暗号資産交換業者」登録が済んでいるところを選ぶこと。
これに登録されていないところは、違法取引のため、非常に危険!
絶対に使わないようにしましょう!
後半でビットコインの購入におすすめの認可されている業者をいくつか紹介しますね。
仮想通貨取引所の口座を開設する
まずは仮想通貨取引所の口座を開設します。
取引所により手順は若干前後しますが、基本的にはWeb上で申し込みをし、入力を終え、オンラインで免許証データなどを送付します。
早ければ、数時間で口座が開設完了できます。
もちろんこの後紹介するすべての取引所は、口座開設や維持費は一切かかりませんのでご安心を!
開いた口座へ入金する
仮想通貨取引所の口座が開いたら、口座へ振り込みを行います。
振り込みは、銀行振り込みが一般的ですが、業者によってはコンビニでの振込にも対応しています。
振込先は、仮想通貨取引所の指定された口座に振り込みます。
銀行口座から、オンラインによる振り込みが一般的に手数料が安くておすすめですね。
仮想通貨・ビットコインを購入する
口座へ振り込みが完了すると、仮想通貨取引ができるようになっています。
ビットコインをはじめ、仮想通貨取引所にはさまざまな仮想通貨があり、基本的に口座へ入金した分だけ購入ができます。
先にも述べたとおり、ビットコインをはじめとした仮想通貨は、500円前後から気軽に購入できます。
大金をいきなり使わなくてOKなので、ランチ一食分くらいから慣れてみるのがおすすめですよ!
ビットコイン売買におすすめの取引所5選
国内取引所で仮想通貨取引を行う際は、金融庁の許可である「暗号資産交換業者」登録がされている業者からのみ取引しましょう。
とはいえ、通常の取引所であれば100%取得しているため、多数の業者があり違いや良さがわからないもの。
そこで、多数ある仮想通貨取引所から、おすすめの取引所をいくつか紹介します。
それぞれ特徴が異なるので、じっくり読み進めてみてください!
おすすめ度No.1
コインチェック
コインチェックは、ビットコインをはじめとした仮想通貨取引のデビューにもっともおすすめの取引所。
シンプルで分かりやすい設計は、仮想通貨取引を始めてみたい方にも使いやすい設計となっています。
国内でもっともユーザー数が多く、ビットコイン取引量でも国内No.1です!(※執筆時時点)
保有している仮想通貨を貸し出して利益を得ることも可能なので、価格上昇以外でも収益を上げやすいですね!
おすすめ度No.2
GMOコイン
GMOコインは、ほかの取引所に比べて取引にかかる各種手数料が安いことが特徴の取引所です。
売る時と買う時の価格差:スプレッドも、国内取引所内でも狭い部類のため、何かと損をしたくない人におすすめです。
自動つみたてや、大きなトレードができるレバレッジ取引も可能なため、コツコツ派もアグレッシブ派も使いやすいでしょう。
GMOコインからほかの取引所や個人ウォレットに送金する際の手数料が無料なので、仮想通貨を使う可能性がある人はおすすめですね!
おすすめ度No.3
ビットバンク
ビットバンクは、現物のビットコイントレードに最適と言える国内取引所です。
売りと買いの価格差:スプレッドが国内で最小なうえ、豊富な取引ツールがあるため取引での利益が出しやすいでしょう。
口座の資金から自動的に仮想通貨を購入してくれる自動積立機能がない点を除けば、ビットコイントレードにおいてもっとも向いています。
そのため、ビットコイン現物の取引を高頻度で行うなら、ビットバンクがおすすめですよ!
おすすめ度No.4
ビットトレード
ビットトレードは、わずか2円から仮想通貨が購入できることが最大の特徴です。
金額や積立日などの詳細設定ができるなど、コツコツ積み立てていきたい人には最適の取引所でしょう。
最短5分のスピード口座開設に加えて、ハッキング被害が過去一度もない磐石さもおすすめです。
知名度が低いことが難点ですが、使い心地は非常に良い取引所ですね!
おすすめ度No.5
ビットフライヤー
ビットフライヤーは、国内知名度が非常に高い仮想通貨取引所のひとつです。
しかし売りと買いの価格差であるスプレッドは、国内取引所のなかでもやや広いため、トレードを頻繁に行うにはやや不向きでしょう。
ただしビットフライヤーのクレカは、利用価値の低いポイントの代わりにビットコインが直接もらえるため、メチャクチャお得!
専用クレカでポイ活代わりにビットコインをもらう取引所として使うのがおすすめですね!
ビットコインの将来性
ビットコインの仕組みや実用性について解説してきましたが、ここでは将来性にスポットを当てていきます。
ビットコインの将来性は、主に以下の5つあります。
以下で解説していきますね
半減期による価格上昇
ビットコインは、約4年ごとに「半減期」を迎え、新規発行ペースが半分になります。
供給量が減ることで希少性が高まり、価格が上昇するサイクルが続いています。
例えば、2016年の半減期後はおよそ26倍、2020年の半減期後には約7.5倍へと価格が上昇しました。
過去の半減期後は価格が上昇していることから、今後も注目されています。
決済手段としての普及
ビットコイン本来の目的である、支払い手段としての普及もまた進んでいます。
海外では、スターバックスやバーガーキングなどの大手企業で、ビットコインを含めた仮想通貨決済が可能になっています。
ビットコイン決済ができることで実用性が高まり、さらに価格が上昇する可能性があるでしょう。
ビットコインが目指す、日常使いとしての役割が増えていくことが期待されています。
技術革新による普及
技術の進歩も、ビットコインの将来性にとってプラスに作用するでしょう。
ビットコインの課題として挙げられる、決済スピードの向上やマイニングによる膨大な電力消費も、技術革新によって大きく前進することが期待されています。
特に決済スピードの向上は、「レイヤー2」と呼ばれる、いわゆる「脇道」で処理させることで、処理スピードの向上と手数料緩和が見込まれています。
一気に問題解決する技術革新が起こっても、不思議ではありません。
ビットコインETFによる投資マネー流入
ビットコインETFは、アメリカを中心とした諸外国にて投資が始まっています。
ビットコインETFとは、少額から購入でき、プロによる運用が行われる投資信託の一種。
既にアメリカでは、$35.24ビリオン(日本円換算で約5兆5千億:※執筆時換算)を集めるなど、大きな投資対象となっています。
日本ではまだ購入できませんが、投資家マネーが入ることでより価格が上がりやすくなっています。
「ビットコインETFの仕組みを知識ゼロから学ぶ|5つのメリットも」にて、ETFを解説しています。
規制緩和
ビットコインを含めた規制緩和が進むことも、今後大きな期待をされています。
特にここ日本は、仮想通貨に対する税制面での規制が厳しく、個人だけでなく企業参入の高いハードルです。
住民税と合わせて最大55%の課税なども、株式投資などと同レベルまで引き下げることが期待・検討されています。
参入障壁が下がれば入ってくる人が増え、より活発に取引されていくことでしょう。
ビットコイン売買の注意点
ビットコイントレードを行ううえで、いくつか注意すべき点があります。
自分自身でコントロールできる項目もあるので、知識をつけてしっかりと対策をしておきましょう!
ハッキングによる流失
オンライン上ですべてが完結する仮想通貨は、常にハッキングのリスクと隣り合わせです。
個人管理のスマホ・パソコンはもちろんのこと、取引所ですらハッキング等の被害に遭ってしまいます。
直近はDMM Bitcoin(取引所)が被害を受けてしまい、利用者への補填が行われたものの廃業を余儀なくされています。
公衆WiFiなど、セキュリティの低い場所は絶対に使わないなど、常に対策をしておきましょう。
過去国内のハッキング流出事例
年月 | 取引所 | 流出額(当時レート) |
---|---|---|
2011年7月 | MT.GOX | 約330万円 |
2014年2月 | MT.GOX | 約114億円 |
2018年9月 | Zaif | ※約70億円 |
2019年7月 | BITPoint | ※約35億円 |
2024年5月 | DMM Bitcoin | 約482億円 |
価格変動のリスク
ビットコインは、国や銀行が発行していないため、信用の裏付けがありません。
そのため、法定通貨よりも大きな価格変動リスクが常にあります。
大きく変動するときは5〜10分で10%価格が変動することも。
常に価格が大きく変動するリスクがあることを頭に入れておきましょう。
個人管理リスク
ビットコインは、取引所の管理だけでなく、自分で管理することもできます。
デジタルウォレットと呼ばれるものに移すことで、実際に支払いや送金などが自由にできるようになります。
このデジタルウォレットは、個人で管理するため、パスワードなどが必須ですが、これらを紛失すると使えない事態となります。
もちろん、パスワードが流出するとほかの人がアクセスし、盗まれることにつながるため、管理の徹底が重要ですよ!
法律などの規制リスク
残念なことに、ここ日本は仮想通貨に対する厳しい法律があります。
なかでも、仮想通貨取引に対する税率は世界一高く、住民税と合わせると最大なんと55%もの税金が発生!
もちろん「最大で」という条件ですが、平時でも高いことに変わりありません。
今後どのような形になるかは分かりませんが、さらなる規制が起こる可能性もゼロではないため、注視すべきリスクでしょう。
ちなみに世界平均はおよそ17%ですよ
誤送金リスク
仮想通貨の送金は、ウォレットアドレスと呼ばれる「住所」が分かれば、誰でも送金できます。
ただし逆を言えば、このウォレットアドレスを間違えると送金は失敗。
通常だと銀行が先にチェックしていますが、仮想通貨送金ではこのような中央によるチェック期間がないため、そのまま送金され失敗します。
誤送金などで間違えたものは、二度と戻ってこないので注意が必要です。
詐欺リスク
仮想通貨取引だけでなく、常に詐欺被害に会わないように注意しましょう。
詐欺被害に遭うと、ほぼ一瞬ですべてを失ってしまう可能性が高いからです。
典型的な例として、いくつか挙げておきます
- 詐欺リンクを踏ませる
- プロジェクトに参加してほしい
- インタビューをさせてほしいなど勧誘・信頼させてウィルスを仕込む
- 有名インフルエンサーや取引所になりすます
- 詐欺サイトへ誘導する
いつ、どんな手口にて詐欺に遭遇するか分かりませんので、常日頃から注意が必要です。
ビットコインそのものへのリスク
現在のビットコインは、ビットコイン白書から生まれ、世界の金融システムを構築しているものです。
ただ、この前提条件が崩れてしまったら?
ビットコイン以外に優れた仮想通貨が出てきたら?
将来は誰にも分かりません。
最新の情報をキャッチできるように、常にアンテナを立てておきましょう。
ビットコインの仕組みに関するよくある質問
最後に、ビットコインについてのよくある質問をまとめました。
仮想通貨取引では、少しの失敗が、致命傷となりかねません。
大事なお金を溶かすことないように、あらかじめ疑問点は解決しておきましょう。
ビットコインはなぜ儲かると言われるのですか?
最も大きな理由は、世界の新しい金融インフラを構築しているからです。
理想とするビットコインの金融インフラが完成した場合、世の中を大きく変えてしまいます。
そして自動車やスマホなどの間接的アイテムではなく、「金融」すなわちお金や経済と結びついているため、触れていることで価格変動という直接的なメリットがあるからです。
価格変動の大きさや、発行数が限定されていることも大きな要因のひとつでしょう。
ビットコインで100万円稼いだら税金はいくらですか?
税金計算は複雑なうえ、税理士でないとアドバイスができません。
また、サラリーマンなのか?無職なのか?給与所得はどれくらいあるのか?によっても異なります。
そのうえで、分かりやすくお伝えすると、無職かつほかの雑所得がない場合、およそ3.4万円の税金が発生する計算です。
給与所得がある方や、ほかの雑所得などがある人は、間違いない納税をするよう税理士に相談するのがベストです。
ビットコインが危ない理由は何ですか?
ビットコインが危ないと言われる理由は、いくつかあります。
- 国や銀行といった価値を裏付ける中央がいない
- 価格が不安定
- マネーロンダリングに悪用される
- 法整備が追いついていない
- ハッキングなどのリスク
ただし、「危ない」という人のほとんどは、ビットコインの目的や仕組みなどを知らない人ばかり。
自己防衛できる範囲はしっかりと対策を取っていきましょう。
売買すらしたこと無い人の意見では無いですか?
ビットコインは使い道ないですよね?
結論を先に言うと、現時点では価値(価格)による取引以外の使い道はほとんどありません!
現在までのところ、実際にビットコインでの支払いができる店舗やサービスは、国内で200店舗にも満たない数しかありません。
ただし、開発が進んでいる「現在」の話であり、今後もずっと同じとは限りません。
あの時買っておけば・・・と後悔することないように、ランチ一食分くらいから投資してみると良いと思いますよ。
株式投資=イチ企業、ビットコイン=全世界への長期投資だと考えると良いかもしれませんよ
ビットコインの仕組みを正しく理解しよう
本記事をまとめます。
- ビットコインは「サトシ・ナカモト」によって生み出された
- ビットコインはブロックチェーン技術を用いて世界にまったく新しい金融システムを作っている
- ビットコインは国や銀行といった「中央」管理者がいない
- ブロックチェーンは少額でも最小の手数料ですぐに直接送れる
- 仮想通貨のやり取りはブロックチェーンで誰でもいつでも確認できる
- ブロックチェーンの改ざんは実質不可能とされている
- 24時間365日いつでも利用できる
- ただしビットコインの課題も非常に多い
- 現在はまだまだ実用性に乏しい
ビットコインは、日本にiPhoneが初上陸した2008年の翌年2009年生まれ。
世界の金融インフラを構築するにはまだまだ若く、時間がかかるでしょう。
ただ、このスケールの大きさや可能性を今の段階でキャッチできている人は、ここ日本ではほとんどいません。
ビットコインは危険だ!怪しい!などと言われていますからね
iPhoneが日本に上陸したときのように、あざ笑う側に立つのか、いち早く飛び乗るのかは自由です。
株式投資よりも少額でスタートできるビットコイン。
後悔しないように少額から買ってみてはいかがでしょうか?
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