ビットコインの買い方を知りたい
どこの取引所が良いのか知りたい
ビットコインはいつ買うのが良いか知りたい
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
実際に700件以上のNFT売買を通じて体験してきた内容に加え、各所のデータをもとに記事作成しました。
本記事を読み終えることで、ビットコインの買い方から実際の取引方法、管理方法やいつ売るかまで分かるようになるでしょう。
記事前半では取引に必要な前提知識を中心に、後半では取引所の選び方やビットコインの買い方を解説しているので、ぜひじっくり読み進めてみてください!
ビットコインとは
ビットコインは、現物としてのコインや紙幣は存在せず、デジタルデータ上にてやり取りされるデジタル通貨です。
と言っても、ビットコインについて何もわからなければ、買い方を学んでも意味ありませんよね。
はじめに、ビットコインの特徴を簡単に解説していきますね。
非中央集権
現在の貨幣制度は、国や銀行の「中央」が信用を担保に発行・管理を行っています。
しかし、ビットコインはこうした「中央」と呼ばれる存在や、特定の発行者・管理団体がいません。
ビットコインは、世界共通認識における「価値」があるため、現在の価格にて取引されています。
つまり、国や銀行の「信用」による従来の価値から脱した世界共通のもの、それがビットコインです。
P2P取引
ビットコインは世界共通のため、両替をすることなく直接相手に送金が可能です(Peer to Peer:P2P)。
通常国際送金は、国や銀行の中央が介入するため、時間と費用がかかることが難点でした。
しかし、ビットコインであれば、世界中どこにいても、24時間365日わずか10分ほどで送金が完了します。
手数料も通常であれば数十〜数百円で済むため、ロスが少なく、手元の現金が残りやすいことが特徴です。
ブロックチェーン
ビットコインは、ブロックチェーンというシステムを導入しています。
取引データは「ブロック」にまとめられ、それらがチェーン上に続いていることからこの名前がついています。
ブロックチェーンは、いつ誰がどこへ・いくら送金したのかがすべて記録されており、最初のブロックから連なっていることが特徴です。
いつでも誰でもブロックチェーンは確認できるため、陰で悪さができないという特徴があります。
さらにビットコインは他にも以下の特徴を持っていますよ
- 分散型台帳
- 改ざんができない
- 高い透明性
- 限定供給数
一言で説明すると、ビットコインは世界共通の金融システムを構築している技術であり、その通貨であるといえます。
ビットコインの仕組み・目的を徹底解説にて解説していますので、参考にどうぞ!
ビットコインの始め方
ビットコイン取引を始めるためには、2つ準備が必要です。
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 日本円入金
仮想通貨取引所は、金融庁の許可を得ている29の取引所から選びましょう。
口座開設後、日本円を入金したらビットコインを含めた仮想通貨取引ができますよ!
おすすめ取引所もぜひ参考にしてくださいね
取引前に抑えるべき仮想通貨用語
ビットコイン取引を始める前に、ぜひ頭に入れておいてほしい用語があります。
これらの用語を理解しておかないと、直面したタイミングで戸惑ってしまうでしょう。
ビットコイン取引で失敗しないよう、事前に目を通しておいてくださいね!
取引所/販売所の違い
仮想通貨取引所には、「販売所」と「取引所」という、売買できる場所が混在しています。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
取引所 | 手数料が安い | 即時決済されない場合がある |
販売所 | 即時取引できる | 手数料が割高 |
取引所はユーザー同士が直接取引しあうため、手数料が割安な反面、相手がいないと決済できません。
対して販売所は仮想通貨取引所を相手に取引するため、即取引できるものの手数料が割高設定です。
そのため普段の取引では「取引所」を、急を要する場合は「販売所」を利用するなど、使い分けられると良いですね。
詳しくはビットコイン買い方とおすすめ取引所5選でも解説してます
Maker/Taker取引
上記の取引所にて売買するときは、MakerとTaker取引に自動分類されます。
取引方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Maker取引 | 手数料が優遇されている | 即時取引とはならない可能性大 |
Taker取引 | 即時取引ができる | 手数料が取られる |
Maker取引は、取引板(注文履歴)がない価格帯にて注文する行為のこと。
新規の注文を作る(Makeする)ため、取引所が活発となることから一般的に手数料が優遇されています。
対してTaker取引は、既にある注文履歴(取引板)から、注文を取る(Take)行為のこと。
既にある注文のため、即取引が成立する一方、Maker取引と比べてやや割高な手数料設定ですよ。
現物とレバレッジ取引
現物取引は購入して手元にある分だけを売買できる取引ですが、レバレッジ取引は、少額の資金で大きな取引ができる仕組みのことを指します。
預けた資金の何倍もの取引が可能なため、少額でも大きな利益を得られます。
また相場が下がる時も、利益を得られる空売りという取引も可能であり、株式投資などでもポピュラーな取引方法です。
ただし想定の反対にレートが動けば、預けた資金以上の損失が発生するため、初心者は絶対にやらないようにしましょう。
ビットコインは博打ではなく投資ですよ!
スプレッド
スプレッドとは、上記の販売所にて取引する際に発生する価格差のことを指します。
販売所のビットコイン価格が、買うときは1BTC=1,000万、売るときは995万などと差を設けています。
この差のことを「スプレッド」と呼び、スプレッドが小さい(狭い)ほど利益が出やすくなります。
またこのスプレッドは、通常固定ではなく、日々変動しているので注意が必要です。
取引所により傾向は出ていますので、後述しますね
ウォレット
ウォレットとは、ビットコインを含めた仮想通貨をネット上にて保管しておく場所のことを指します。
簡単にいえば、ネット上の個人ウォレット(財布)であり、外部サービスや取引の際に活用するものです。
ウォレットの種類は大きく2種類ありますが、一般的に「ウォレット」は「ホットウォレット」を指します。
詳しくはビットコインウォレットの注意点5選|株式との違いや安全に使う方法にて解説していますので、参考にどうぞ!
ビットコイン取引所の選び方6選
ビットコインを買える取引所は29箇所もあるため、何を基準に選べば良いかわからないものですよね。
ここでは、ビットコイン売買をするうえで、失敗しない取引所の選び方を解説します。
- セキュリティ・安全面
- 取引の種類
- スプレッド
- 各種手数料
- ビットコインの出来高
- アプリや取引ツールの使いやすさ
ひとつずつ解説していきますね!
セキュリティ・安全面
自分の資産を預けるうえで、もっとも重要視すべき観点のひとつでしょう。
残念なことに、ビットコインを含めた仮想通貨が、過去ハッキングなどの被害に遭い流出しています。
年月 | 取引所 | 流出額(当時レート) |
---|---|---|
2011年7月 | MT.GOX | 約330万円 |
2014年2月 | MT.GOX | 約114億円 |
2018年1月 | コインチェック | ※約580億円 |
2018年9月 | Zaif | ※約70億円 |
2019年7月 | BITPoint | ※約35億円 |
2024年5月 | DMM Bitcoin | 約482億円 |
各社これらの事件を踏まえたう絵で、しっかりとした対策を講じているでしょう。
過去にハッキング被害がない取引所が必ずしも優れているわけではありませんが、留意すべきポイントのひとつですね。
取引の種類
ビットコインを取引する種類は、豊富にあると入手しやすいです。
現物取引はもちろんのこと、レバレッジ取引や積立などの取引の幅があれば購入しやすくなるでしょう。
売買だけでなく、コインチェックの電気契約やbitFlyerのクレカ決済といったサービスでもビットコインがもらえます。
直接売買だけでなく、ビットコインが入手できる手段が豊富にあると売買もしやすくなるでしょう。
スプレッド
スプレッドは、取引前に抑えるべき仮想通貨用語で解説したとおり。
基本的に、スプレッドは固定ではなく常に変動しています。
スプレッドが小さい(狭い)ほど、販売所売買で利益が出しやすくなります。
販売所取引を想定しているなら、必ずチェックしておくべき項目ですね。
各種手数料
取引にかかる売買手数料のほかにも、気にすべき手数料はあります。
例えばビットコイン売買で1万円の利益が出ても、日本円出金手数料が1万円だったら意味ありませんよね。
そのほかにも、ウォレットへ移動する際に発生するビットコインの出金手数料も高ければ損するだけです。
これらの隠れた手数料も考慮しておくと、損益分岐点も立てやすいですよ!
ビットコインの出来高
ビットコインの売買出来高は、それだけ活発に取引がされている証。
ユーザー数が多く、取引が活発であれば、Maker取引であっても注文が比較的容易に通りやすいでしょう。
逆に売買出来高が少なければ、アクティブユーザー数が少ない証でもあります。
Maker取引がまったく通らないことや、Taker取引しかできないことも想定されるので注意しましょう。
アプリや取引ツールの使いやすさ
アプリを含め、取引ツールの使いやすさもチェックしてみましょう。
触ってみなければ分かりませんが、最終的にビットコインを買う/買わないの判断は自分です。
いくら手数料が安くても、操作性が悪かったり反応が悪かったりしたら意味がありませんよね。
実際に触れてみる必要がありますが、合う/合わないの意識も検討材料としておきましょう。
ビットコイン購入方法解説でも解説しているので、参考にどうぞ!
仮想通貨取引所の開設手順
仮想通貨取引所の開設方法は、大きく3ステップで開設可能です。
- アカウント登録
- 個人情報入力・アップロード
- 取引口座開設
アカウント登録は、パソコン・スマホどちらでもOK。
アップロードは、スマホなどのカメラ機能を用いたオンラインで済ませると書類やりとりがスキップでき、すぐに取引できるのでおすすめですよ。
ビットコイン購入におすすめの取引所
ここからは、ビットコインを買う際におすすめの取引所を紹介します。
おすすめ取引所の一覧はこちら。
実際に使ってみて感じたメリットや特徴、気になる手数料などを解説しますね。
コインチェック
スプレッド | 取引手数料 | 最小取引額 | 日本円出金手数料 |
---|---|---|---|
2833 | 無料 | 取引所:0.005BTC 販売所:0.001BTC | 407円 |
コインチェックは、どの仮想通貨取引所よりも分かりやすい設計をしていることが特徴です。
そのため、仮想通貨取引に不慣れな方でも、スムーズにビットコイン購入まで辿り着けるでしょう。
また、電気やガスの契約でビットコインがもらえるプランもあることも魅力のひとつ。
まず最初に開設・取引に慣れていくなら、コインチェックは最適と言えるでしょう。
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GMOコイン
スプレッド | 取引手数料 | 最小取引額 | 日本円出金手数料 |
---|---|---|---|
1525 | 販売所:無料 Maker:-0.01% Taker:0.05% | 取引所:0.0001BTC 販売所:0.000001BTC | 金額に応じて 400円or無料 |
GMOコインは、取引などにかかる手数料が安いことが最大の特徴。
ビットコインをはじめ、仮想通貨の出金(送金)に通常手数料がかかるところ、GMOコインは無料です。
また、最速10分で取引開始できる対応の早さや、ビットコインが100円から買えることもGMOコインならでは。
ビットコインを個人保管する方や、外部取引を頻繁に行いたい方は、GMOコインがおすすめですよ!
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bitbank
スプレッド | 取引手数料 | 最小取引額 | 日本円出金手数料 |
---|---|---|---|
1 | 販売所:無料 Maker:-0.02% Taker:0.12% | 取引所:0.0001BTC 販売所:0.00000001BTC | 金額に応じて 550 or 7,700円 |
bitbankは、ビットコインの現物取引を頻繁に行いたい方に最適です。
販売所のスプレッドがほぼ1円に設定されているので、販売所よりも利益を出しにくい販売所でもすぐ利益が出やすいでしょう。
また、Maker取引では手数料が逆にもらえ、Taker取引でも国内取引最安のため、各種取引にかかる手数料でも国内トップクラスに安いです。
販売所・取引所問わず、ビットコイン取引を頻繁に行うなら、bitbankがおすすめですね!
BitTrade
スプレッド | 取引手数料 | 最小取引額 | 日本円出金手数料 |
---|---|---|---|
636 | 販売所:無料 取引所:無料 | 取引所:0.00001 or 2円 販売所:0.0001BTC | 330円 |
BitTradeは、国内最安となる2円相当から仮想通貨取引ができます。
積立は金額だけでなく、積み立て日なども細かく設定できるので、ズボラな人でも安定的にビットコインを購入していけるでしょう。
また、最短5分で口座開設が完了する素早さだったり、過去のハッキング被害がゼロだったりも魅力です。
リブランディングにより知名度が低いのですが、BitTradeは非常に優秀でおすすめの取引所ですよ!
bitFlyer
スプレッド | 取引手数料 | 最小取引額 | 日本円出金手数料 |
---|---|---|---|
7143 | 販売所:無料 取引所:0.01〜0.15% | 取引所:0.001BTC 販売所:0.00000001BTC | 金額・出金先銀行 に応じて220円〜 |
bitFlyerは絶大な知名度がありますが、正直ちょっと残念な取引所です。
パソコンでは動作が重たいうえ、ほかの取引所と比べてスプレッドが広く、Maker/Taker手数料も割高だから。
ただし、bitFlyerクレカで買い物すると、ポイントの代わりにビットコインがもらえるので非常にお得!
bitFlyerのサイトの買い物などでももらえるので、ポイ活代わりでビットコインを貯める取引所としておすすめですね!
【取引所別】ビットコインの買い方
仮想通貨取引所別に、ビットコインの購入方法を解説していきます。
前提条件
- 各取引所の口座に日本円が入金されている
- パソコン操作で解説(bitFlyerのみスマホアプリ)
- 取引所で購入する(コインチェックのみ販売所)
- 注文は「指値」に統一、「成行」でももちろんOK
入金がまだであれば、先に口座へ入金を済ませてください。
口座開設がまだであれば、おすすめ取引所からぜひ開設しておきましょう。
コインチェックでの買い方
- ログイン後、画面左手にある販売所(購入)をクリック
- 一覧からBTCを選択し、購入したい数量を入力
- 購入するを押し、次の画面で見積もりに間違いがなければOKを押す
GMOコイン
- ログイン後、画面左手にある取引所➡️現物取引をクリック
- 買い方(成行/指値・売/買)洗濯後、取引数量を入力
- ここでは指値/買い/0.00001に設定し、注文レートを指定
- 確認画面へをクリックし、間違いがなければ確定
bitbank
- ログイン後画面左の取引所を選択
- BTC/JPYを選択
- 現物から買いを選択し、注文方法を選ぶ
- ここでの注文方法は指値にし、数量を入力すると予想金額が表示される
- 注文をクリックし、次の画面で表示される項目に間違いがなければ実行
BitTrade
パソコンからの買い方を解説します。
- ログイン後、「取引所」を選択
- BTC/JPYになっていることを確認
- なっていなければ、チャート欄から選択する
- BTCを買う➡️指値を選択
- 価格と注文数量を入力し、「BTCを買う」をクリックする
bitFlyer
bitFlyerはアプリからの買い方を解説します。
- 取引所を選択し、BTC/JPYをタップ➡️「買い」をタップ
- 注文方法(成行/指値)を選択する
- 価格と数量を入力し、買い注文へ進むをタップ
- 次の画面で確認し、買い注文を出すをタップ
失敗しないビットコインの買い方8選
価格変動が激しいビットコインは、いつどうやって買うのが良いのかわからないですよね。
実際1日で100万円価格が上下することもあります
そんなビットコインの失敗しない買い方を解説していきます。
タイミングや購入できる資金の余力など、人それぞれ異なるため、できる/できないあるかと思います。
それぞれやり方を学んで、無理なく取り組める範囲を見極めてくださいね!
余剰資金内でビットコインは購入する
投資の大前提として、ビットコインは余剰資金内で買いましょう。
生活が不安定なタイミングで投資しても、成果が上げにくいだけでなく、余計首を絞めるだけ。
不安定な価格変動に振り回されてしまい、きちんとした生活すら脅かされることにつながりかねません。
まずは余剰資金を確保し、生活に使う費用と分けたうえで投資してくださいね!
少額の取引からはじめる
ビットコインは現在の価格に関係なく、ほとんどの取引所にて500円前後から購入できます。
株式投資は、単位未満やミニ株などでも少額投資が可能ですが、それでも数千円は必要なうえ、売買に制限があることが難点。
ビットコインの売買は、24時間365日制限なくできるので、無理のない範囲で少額から投資できます。
ランチ代よりも少ない金額から始められるので、まずは購入体験して、徐々に取引へ慣れていきましょう。
レバレッジ取引はしない
レバレッジ取引とは、少ない資金を元手に大きな取引ができる方法です。
実際にビットコインを持っていなくても「売り」注文から入ることもでき、値上がり・値下がりどちらでも利益が取れるため、株やFX取引では割とよく行われます。
大きく稼げる一方、想定外の動きをすればたちまち大きな損失へとつながるため、取引初心者は絶対に手を出してはいけません。
レバレッジ取引をせず、現物をコツコツ積み立てていく取引がもっとも効率よくビットコインの価格上昇という恩恵を受けられるでしょう。
積立購入も取り入れる
日々何かと忙しく、取引所にアクセスすることも面倒に感じるときは大いにありますよね。
そんな方は、積立購入も取り入れることがおすすめです。
日付や金額を指定しておけば、指定どおりに自動でビットコインを購入してくれるため、非常に便利。
上記のドルコスト平均法と合わせ、コツコツと買い増ししていくことで、よりリスクを下げられますよ!
ドルコスト平均法で購入していく
ドルコスト平均法は、一定の金額を定期的に投資する方法として有名です。
たとえば、毎月一日に1万円分のビットコインを購入していくなどが挙げられます。
購入時きや金額を先に決めてしまい、定期的に買い続けていくことで、相対的に取得単価が下がり利益がだしやすくなる手法です。
ある程度まとまった金額分を一度に購入するよりも、コツコツ買い続けていくほうが、価格変動のリスクも抑えられますよ!
1〜2年の短期で見ない
ビットコインは、価格変動(ボラティリティ)が激しいため、ついつい目先の損益に一喜一憂しがちです。
しかし、ビットコインは過去5年以上の長いスパンで見れば、ほぼ確実に値段が上がっています。
1〜2年の短期で見れば数〜10%でも、5年以上で見れば実に1,410%の上昇率!
もちろん、今後も同様に価格が上がるか?は誰にも分かりませんが、少なくとも5年〜単位で投資すると良い結果を得られそうですよ!
取引所×Maker取引で購入する
手数料を考えれば、取引所取引とMaker取引の組み合わせで売買するともっとも安上がりです。
販売所ではスプレッドがあることに加え、手数料が割高のため、急を要する取引でない限り避けたほうが良いでしょう。
また、取引経験を重ねていけば、Maker取引も発生させやすくなり、より手数料が軽減出来ます。
最初はむずかしいかもしれませんが、少額投資で慣れていくと失敗が減っていきますよ!
税金を理解しておく
ビットコインを含めた仮想通貨取引にて利益が出た場合、納税が必要かどうかも確認しておきましょう。
一般的には、ほかの雑所得と合わせて20万円を超える収益があれば、納税義務が発生します。
また、他の仮想通貨に両替(スワップにブリッジ)や、貸出サービス(レンディングなど)でも損益計算が必要なため、非常に厄介。
申告に不安な場合は、早めに税理士などに相談しておく必要がありますよ!
ビットコインの保管方法「ウォレット」
ビットコインは、売買した取引所にて保管可能ですが、個人で管理することもできます。
自分自身で管理することで、外部サービスが利用できたり、よりタイムリーな送金が可能になったりします。
この個人保管場所を「ウォレット」と呼び、大きく2種類に分類されます。
ここでは、2種類のウォレットについて解説しますね。
ホットウォレット
ホットウォレットとは、オンライン上に常に繋がっているウォレットを指します。
仮想通貨の世界では、ウォレットというとこの「ホットウォレット」を一般的に指しています。
常に接続されているため、すぐに取引できるメリットがある満面、ハッキングなどの被害に会いやすいのがデメリット。
とはいえ車の運転と同じように、基本的な使い方や対策を身につけておけばリスクを抑えられるので、過度な心配は不要ですよ!
ビットコインウォレットの注意点5選で解説しているのでぜひ参考にしてください
コールドウォレット
対してコールドウォレットは、物理的にオンラインから切り離した状態にあるウォレットを指しています。
ハードウェアウォレットとも言われ、USBメモリーのようにネットから遮断しているため、安全性が高いことが特徴です。
その満面、利用するには何十ものパスワード解除などが必要なため、即時利用は不向き。
そのため、コールド(ハードウェア)ウォレットは普段使いではなく、金庫的な役割をさせるのが良いでしょう。
ビットコインの保管はどちらが良い?
保管場所として、取引所と個人保管のウォレットが選べますが、結論を先に言うと「人による」となります。
外部サービスを利用するなら「ウォレット」は必須ですが、一切利用しないのであれば無理してウォレットを利用しなくても保管そのものは可能です。
ただし、取引所保管によるリスクもあるため、完全に取引所任せも危険。
以下で取引所保管のリスクを解説するので、十分に検討して判断しましょう。
【ビットコイン】取引所保管のリスクとは
取引所によるビットコインの保管リスクは、大きく2点です。
- ハッキングリスクは十分にある
- 万が一の補償制度は法律の規定にない
個人ウォレットよりも堅牢なセキュリティを誇る取引所ですが、資金が集中するため、ハッカーの標的となる確率は個人ウォレットよりも高いでしょう。
また、万が一ハッキングによる資産が流出しても、取引所に100%補てんを命ずる直接的な法律はありません。(※執筆時点)
つまり、取引所は個人ウォレットよりもハッキングの標的となりやすく、かつ万が一流出しても補填されない可能性があるため、個人保管と大差ないと言えるでしょう。
自己責任でしっかりガードしたほうが、万が一のときも納得できそうです
ビットコインの購入タイミングはいつが良い?
ボラティリティが激しいビットコインとはいえ、少しでも安く買いたいですよね。
ここでは、ビットコインはいつ買うのが良いのかを客観的データを元に解説します。
ぜひ購入タイミングの参考にしてみてください。
価格面から考える
ビットコインは発行上限が2,100万枚と決まっており、変更が一切できません。
そのうちすでに約1,981万枚が発行済みとされており、残りは200万枚程度と見られています。
その少ない数を求め、世界中から購入争いが勃発してもおかしくはありません。
よって一般的に、ビットコインは早めに買うのが良いとされています。
発行上限から考える
ビットコインの価格は、単年で見れば上下しているものの、5〜10年単位で見ればほぼ上昇を続けています。
直近5年間では1,410%、ビットコインが初めて観測されてからは30,383%価格が上昇中です。
今後も同じように価格上昇が続くかは、誰もが分かりませんが、発行上限枚数の関係もあり上昇圧力は高まっていくでしょう。
価格面から見ても、ビットコインは「少しでも早めに買う」ほうが良さそうですね。
ビットコインの売却タイミングはいつ?
購入タイミングは、「できるだけ早め」が良いと言う結論でした。
では、ビットコインを売却するタイミングはいつが良いのか気になるところ。
ここでは、ビットコインの売却時期について解説します。
結論|ビットコイン神話が崩れない限り
ビットコインは、「ビットコインとしての価値」があることを前提としています。
この「ビットコイン神話」が、崩れる「何か」が発生しない限り、ビットコインは高い価値を維持すると思われます。
- ビットコインの理想を叶える仮想通貨が登場する
- ブロックチェーンが止まる(マイニングされない)
- ビットコインの開発が止まる
技術の進歩・発展は目覚ましく、今度どのように転がるかは誰も予想できません。
最新の仮想通貨ニュースも取得しておくと良いでしょう。
ビットコイン取引の注意すべき危険ポイント
ビットコインを買う場合、下記の項目に注意しましょう。
- セキュリティリスク
- ボラティリティ
- 詐欺や偽情報
それぞれ価格や取引に直結する項目です。
取引開始前までに、しっかり認識しておきましょう。
セキュリティリスク
ビットコインは、常にセキュリティリスクにさらされていると言っても過言ではありません。
ちょっとした操作ミスやフィッシング詐欺に引っ掛かれば、たちまち資産を失ってしまう可能性があるからです。
日々できることとして、セキュリティ対策をしていない公共フリーWi-Fiは最低限利用しないなどの対策をしましょう。
セキュリティを上げる対策は「ビットコインウォレットおすすめ3選|作り方や送金方法も一から解説」にまとめているので、ぜひ参考にしてください!
ボラティリティ
価格変動が大きいことも、ビットコインの魅力でもあり危険なポイントでもあります。
実際に、1日の値動きが100万円を超える場面もあるなど、ビットコインは1日の価格変動が激しいからです。
そのため、短期売買も損益が出やすいですが、より確実に大きく稼ぐのであれば長期投資を行いましょう。
5〜10年後の売却する際に価格が上がっていればOKですから、目先の価格変動に振り回されないようにしてくださいね!
詐欺や偽情報
仮想通貨取引を始めると、気になるのが情報の正確さ。
偽の情報に惑わされ、ビットコインを売り払ってしまったり、フィッシング詐欺に引っかかったりしてしまうケースが挙げられます。
また目に見えない取引だからこそ、インフルエンサーになりすますようなある種の「オレオレ詐欺」も発生。
あの手この手で詐欺や偽情報が入ってくるため、決してすぐに飛びつかないようにしましょう。
万が一に備える方法は「ビットコインウォレットおすすめ3選|作り方や送金方法も一から解説」にて解説しています。
ビットコインの買い方に関するよくある質問
最後に、ビットコインの買い方に関するよくある質問をまとめました。
事前に確認しておき、いざ自分が遭遇しても困らないように学習しておいてくださいね!
ビットコインはどうやって購入するの?
ビットコインは、コンビニや銀行では買えません。
購入するには、以下の手順を踏む必要があります。
- 仮想通貨取引所を開設する
- 口座に日本円を入金する
- 入金した口座からビットコインを購入する
細かな手順は取引所により異なるので、開設したい取引所のFAQを参考にしてください。
ビットコインはどこで買うべきですか?
結論を先に言えば、国内仮想通貨取引所にて買うべきです。
海外取引所は、日本の法律が適用されないため、トラブルがあっても一切保護されません。
また、口座への入金手段がそもそも仮想通貨であり、結局のところ国内仮想通貨取引所を使う必要があるためメリットが少ないのです。
上記で解説したおすすめの取引所を参考に、自分に合う取引所を探してみてください。
ビットコインは現金化できますか?
はい、もちろん可能です。
仮想通貨取引所にてビットコインを売却し、現金化(日本円に交換)することができます。
ビットコインで買い物の支払いは、大手ではビックカメラくらいしかありませんが、現金化は24時間いつでもにできますよ!
1ビットは日本円でいくらですか?
1ビットコインは、執筆時の価格は16,114,293円です。
ただし仮想通貨取引所により販売価格が異なることや、刻一刻と価格が変動しているため、常にこの金額ではありませんよ!
ビットコインは最低いくらから購入できますか?
多くの取引所では、500円前後から購入できます。
執筆時点でビットコイン価格は16,114,293円ですが、金額に関わらず500円前後から購入できます。
ランチ代よりも安く購入できますよ!
ビットコインのデメリットは?
ビットコインのデメリットは、いくつか挙げられます。
- 使えるお店が少ない・実用性が低い
- ボラティリティが激しい・大きい
- セキュリティリスクが常に発生する
- 日本の税制面が世界一厳しい・高い
ただし、どれも「現時点」におけるデメリットであり、未来永劫続くものではありません。
ビットコイン買い方とおすすめ取引所5選|損しない方法や注意点もにて、詳しく解説しています
ビットコイン超初心者のやり方は?
超初心者ほど、ビットコイン購入は向いているかもしれません。
なぜなら超初心者ほど売買に慎重な姿勢で臨んだり、間違いがないか何回も確認したりするから。
動き方としては失敗しない買い方で解説したとおり、少額投資からスタートして取引そのものへ慣れていくと良いでしょう。
経験に勝る学習はありませんよ!
仮想通貨はギャンブルですか?
「仮想通貨」という、大きなくくりで言えば、「No」です。
それぞれの仮想通貨は、作られた目的があり、それらを実現させるための道具でしかありません。
ただし、仮想通貨のなかには「ミーム(meme)」と呼ばれる「目的」を持たないものも存在しています。
「DOGE」「SHIBA」は、ミームとして有名なため、これらの仮想通貨は「ギャンブル」とみても良いでしょう。
ビットコインETFはどこで買えますか?
執筆時点において、日本国内でビットコインEFTは認可されておらず買えません。
なぜなら、日本では仮想通貨(暗号資産)そのものが投資信託法施行令3条の「特定資産」に含まれていないから。
特定資産として含まれていない仮想通貨は、ETFとして組み込むことができないため、現行法ではビットコインETFはあり得ません。
また、海外で販売されているビットコインETFを国内で買えるように認定されることも、「特定資産」でない限りないでしょう。
ビットコインETFの仕組みを知識ゼロから学ぶ|5つのメリットもにて、より詳しく解説しています
ビットコインはやめたほうがいい?
ビットコインの目的をしっかりと理解していれば、少なくても「やめたほうがいい」とは言えないでしょう。
こうした意見を持っている人は、ビットコインを触ったことがない方や、本来の目的を知らずギャンブルだと思っているから。
また実用性がないことは、開発中につき当然であり、未来永劫使えないわけではありません。
それとも、トランプ大統領をはじめとした人々が嘘をついているのでしょうか?
あなたはトランプ大統領と見知らぬ誰かの意見、どちらが信頼できますか?
ビットコインの買い方は少額からスタートしよう!
本記事の要点をまとめます。
- ビットコインは世界に新しい金融システムを作っている
- ビットコインは額面に関係なく500円前後から購入できる
- 自分に合う取引所選びをしよう
- 買い方は取引所×Maker取引が手数料がもっとも抑えられる
- コツコツ買い増しできなければ積立購入を利用すると楽
- 発行数の上限や価格面から早めに購入するのが良さそう
- 目先の数万円の利益よりも5〜10年先を見据えて投資しよう
ビットコインは目に見えないことに加え、現在までに実用性も乏しいことから多くの批判や否定もあるものです。
批判的な意見の持ち主は、ビットコインを単なるお金儲け道具としてみているか、真の目的を理解していない人ばかり。
世界にまったく新しい金融システムを構築中のビットコインは、そんなすぐに完成して普及するものではありません。
5〜10年スパンという、長い期間を見据えて投資を始めてみませんか?
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