NFTってなにがすごいの?
NFT?単なる画像でしょ?
NFTアートの仕組みを知りたい
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
本記事ではNFTが誕生したことで生まれた、NFTアートの仕組みについて解説していきます。
700件以上のNFT取引を通じて学んだ知識に加え、最新データを交えて本記事を執筆しました。
記事前半ではNFTとは何かについて、後半ではNFTの仕組みや構造について解説していきますのでぜひ最後まで読み進めてみてください。
本記事で解説している用語を先にチェック
ここでは、以下の用語や仕組みについて詳しく解説しています。
- NFTとは
- ブロックチェーンとは
- 二次流通(転売)
- ロイヤリティの仕組み
NFTアート購入方法|売り方や5つの稼ぎ方・NFTの始め方を解説でも、詳しく解説していますので参考にしてみてください。
NFTアートに対するイメージ
NFTアートに対してこんなイメージを持っていませんか?
「画像やアート・イラストなどのデジタル作品を売買している意味不明な世界」
結論を言うと、これは誤りです。
わたしも実際にNFT取引を始めるまでそう思っていました
ではどう違うのか?具体的に以下で解説していきますね。
従来のデジタルデータが抱える課題点
あなたが所有するスマホやパソコンの中に、画像や写真は何枚か入っているかと思います。
それではこの画像や写真は、なぜ「デジタル」であっても値段をつけて売れない/買い手がいないのでしょうか?
答えは、「価値がないから」ですよね。
画像や写真はひとたびネット上にアップロードされたら、コピーやスクショ、改ざんされ放題となります。
また誰がいつ作ったのか・撮影したものなのか証明する術がないため、自分のオリジナル作品で著作権侵害だと主張するのも困難です。
無料で使える(コピーできる)ならお金を払ってデジタルデータを保有しなくてもいいですよね
NFTは従来の課題を解決する技術
NFTは、従来のデジタルデータが抱えていた課題点をクリアにした技術。
言い換えればNFTは『アートや画像などのデジタルアイテム』に、『改ざんできない本物・オリジナルと認められた証明書』が紐付いたデータです。
でも、それがなぜ高額での売買につながるの?
NFT売買を深掘りする前に、NFTと仮想通貨(FT)の違いについて理解すると分かりやすくなるので以下で解説しますね。
NFTと仮想通貨(FT)の違い
NFTの対義語であるFT(Fungible Token)を解説すると、FTは交換して使う前提の資産を指し、お金・商品券・仮想通貨もFTで交換して使うもので、あなたと私が持っているお金同士に違いはありません。
対してNFTは、Non Fungible Token』の略称で『非代替性トークン(替えの効かないトークン)』と和訳されます。
NFTそのものに価値はありませんが、需要と供給のバランスにより価値がつく『均衡価格』により価値(価格)がつきます。
簡単に言えば、世界中で「あなただけしか持っていない」1点モノのNFTを、日本人全員が欲したら『価値が高いもの』ですよね。
逆に欲しい人が誰もいなければ、「あなただけしか持っていない」1点モノのNFTであっても無価値同然ですね。
NFT+記録台帳=ブロックチェーン技術
先述のように、従来の画像や写真といったデジタルデータは、容易にコピーできてしまい価値や所有権はゼロに近しい状態でした。
しかしNFT技術により、『本物・オリジナルと認められた証明書』がデジタルデータに紐づくことで、資産価値も誕生しました。
このNFT技術を生み出したのが「ブロックチェーン技術」です。
ブロックチェーン技術については以下で解説していきますね。
ブロックチェーンってなに?
ブロックチェーンとは、製造履歴や売買履歴が記載された台帳・帳簿のようなもの。
デジタル上のトレーサビリティだと理解してください。
トレーサビリティとは、製造や育成・加工や流通をすべて記録したもので、デジタルアイテムにもこのトレーサビリティを紐づけたものがブロックチェーンです。
ブロックチェーンは分散型という特徴があります。
ブロックチェーンの特徴【分散型】とは
分散型とは、その名のとおり台帳をみんなで保有しあう形。
従来のデータは「サーバー」に保存され、ダウンすると使えずハッキングによる改ざんも悩みの種でした。
分散型は同じデータをみんなで保有しあうので、改ざんするにはみんなのデータを一斉に改ざんしなければならず実質不可能。
また誰かのデータがダウンして使えなくても、他の人からデータを補えるので使えなくて困る心配もありません。
NFTは結局なんですか?
ここまでの話をまとめましょう。
- NFTによって「本物・オリジナルの1点もの」という証明書がデジタルデータについた
- 替えのないNFTの価値は欲しい人たちによって決められる
- ブロックチェーン技術により改ざんがされないデータをみんなで保有し合える
上記の組み合わせによって、爆発的に流行したのが「NFTアート」の分野です。
そのためパッと見ただけでは、なんでこんなNFTアート(NFTイラスト)に何百万もするのか理解できません。
ですがNFTの価値は、『欲しい人たちによって決まる』ので、従来の作品同様「アート」なのかもしれませんね。
NFTアートの仕組みは何がすごいの?
NFTは以下の2点から成り立っています。
- 『本物・オリジナルの1点もの』という証明書
- 改ざんされないブロックチェーンの組み合わせ
なかでも最初に普及したのがNFTアートのジャンルでした。
このNFTアートの取引誕生により、4つの構造変化が起こりました。
以下で詳しく解説していきます。
「アート」への参入ハードルがなくなった
従来の「アート」は何年もの下積み経験を経て、作品を発表し続けてようやく芽が出るかどうかの世界でした。
しかし、NFTの世界では誰でも「デジタルアート」を発表して販売が可能です。
- スマホの無料アプリで作った作品
- 面白い写真や美しい風景画
- 子供が描いたイラスト
上記の作品などがNFTアートとして販売可能。
最近はAIを活用した作品が販売されるケースも増えており、いつでも誰でも「アート」ジャンルに参入できる世界に変化しました。
ボーダーレスな取引が可能
NFTはインターネット下であれば24時間365日いつでもどこからでも取引が可能。
共通通貨である仮想通貨を用いることで、国をまたぐ取引であってもボーダーレスな取引ができます。
現物でのやり取りに必要な配送や梱包、商品保護などの管理コストも一切不要かつ支払い完了後に商品がすぐに届きます。
NFTはデジタルの世界で売買や流通全てが完結するので、世界中の人に時や場所を選ばずアプローチできるようになりました。
NFTは差別化して販売が可能
従来の写真やイラスト販売は、実物を保有することから作品クオリティが絶対評価でした。
しかし、NFTの価値は「欲しい人たち」によって決められるため、作品クオリティ以外の評価・価値軸を設けることが可能です。
- 動物保護団体へ寄付
- 地方の特産品保護へ活用
- 伝統文化伝播や育成活動に活用
- 絶滅危惧種保護団体へ寄付
更に購入者特典もNFT以外の特典もアレンジ可能ですね。
- 購入者限定のイベント・オフ会
- NFT保有者のみの割引特典
- スマホやパソコンの壁紙配布
NFTは作品のクオリティ以外の箇所で差別化・付加価値をつけて販売が可能ですよ。
マネタイズポイントが増える
NFTは二次流通(転売)されるごとに、クリエイターや運営へ売上の一部が入る仕組みを構築できます。
これをロイヤリティ(またはクリエイターフィー)といい、ロイヤリティにより複数の収益ポイントが発生するようになりました。
従来、初回販売時のみしかマネタイズポイントはありませんでしたが、NFTであれば継続的な収益化が可能。
取引額の数%が作者に還元されるため、クリエイターの長期的な利益につながります。
【超基本】NFTの二次流通・ロイヤリティの仕組みを10分で解説!にて、詳しく解説していますので合わせてチェックしてみてください。
ロイヤリティの仕組みを詳しく解説
NFTの特徴を活かした、「ロイヤリティ」の仕組みと二次流通を詳しく解説していきます。
分かりやすくするために以下の前提条件で解説します。
- 日本円で表記(実際は仮想通貨・ETHなど)
- マーケットプレイス手数料は0%
- ロイヤリティは10%で設定
- 仮想通貨やNFTを売買する手数料(ガス代)は考慮しない
順番に見ていきましょう
初期販売の構造
まずはクリエイターがNFTを1点1,000円で出品し、Bさんが購入しました。
Bさんは1,000円をクリエイターに支払い、NFTを入手します。
ここまでは通常の売買で特に問題ありませんね。
NFT転売(ニ次流通)時の新たな価値付け
1,000円で購入したBさんは、このNFTはもっと価値があると判断し、2,000円で転売・出品しました。
え?購入金額より高くなっている!?
NFTの特徴で解説したとおり、「NFTは欲しい人が価値(価格)を決める」ため、元値より高く転売(二次流通)されるのはよくあります。
その値段でも欲しければ買われ、逆に誰も購入しなければ値下がりしていきますよ。
ロイヤリティと利益の流れ
Bさんが2,000円で転売出品したNFTですが、Cさんが購入に至りました。
この時CさんはBさんに対して2,000円を支払います。
マーケットプレイスが間に入る形でBさんに1,800円を、クリエイターにロイヤリティ10%となる200円を分配します。
ブロックチェーンの特徴である改ざんできない台帳から、いつ誰が製造して販売開始したのかがわかるため、初期販売のクリエイターに利益が入るようになっています。
ロイヤリティで業界構造も変化する
NFTアートを軸に解説しましたが、デジタルデータの一種である「音楽」も同様に可能です。
通常の音楽は再生数に応じた売上が入りますが、ごく僅か。
そのため、「音楽」領域で生活していくには宝くじレベルの幸運と生き残れるだけの実力を持ち合わせていないと難しい構造でした。
- もしNFTを保有している人しか音楽が再生できない技術が確立したら?
- トップアーティストが100点限定の音楽NFTを販売したら?
クリエイターが搾取される構造から、NFTを絡めれば直接的にかつ繰り返し収益が発生する構造に変化します。
NFTは業界構造自体が変化する可能性も秘めています。
NFT取引の始め方
NFT取引を始めるには何を準備するの?
ここではNFT取引に必要な準備を順番に解説していきます。
NFT取引を始めるには以下を準備していきましょう。
順番に解説していきます。
NFTアート取引のはじめかた
ここからは、NFT購入をはじめるやり方を解説していきます。
NFT購入までには事前に5つのステップが必要です。
やり方を間違えないように、ひとつずつ確認しながら進めていきましょう。
仮想通貨取引所で口座開設する
Coincheck
コインチェックはこんな人におすすめ:仮想通貨取引が初めての方
コインチェックは520万DLを突破し、4年連続国内仮想通貨アプリダウンロード数No1を達成した国内最大手の取引所。
更にビットフライヤーやbitbankで扱っていない、手数料が安いポリゴンチェーンのMATICを直接買える取引所です。
ポリゴンチェーンのMATICを使えば、イーサリアムにてかかる費用の1/100以下でNFT作成ができるため試しに作ってみるにはとても重宝します。
国内屈指の会員数をサポートする体制と、初心者でも迷わず仮想通貨を買えるわかりやすい設計がおすすめです。
\無料開設まで簡単3Step/
bitbank
ビットバンクはこんな人におすすめ:仮想通貨取引もガッツリやってみたい人
ビットバンクは、1円未満の単位で仮想通貨取引ができるのが最大の特徴。
取引板形式での取引ができるので、相場の需要と供給が見やすい設計です。
パソコン・スマホアプリ両方に対応しており、60種のテクニカル分析ができるので多様な相場局面にあわせた取引が可能です。
日本初のゲーム特化ブロックチェーン「oasys」トークンも、国内取引所ではビットバンクのみ取り扱っています。
GMOコイン
GMOコインはこんな人におすすめ:とにかく手数料をカットしたい人
GMOコインはとにかく手数料が安いためメイン取引所として重宝します。
NFT取引に必須のETHをウォレットに送金する際の手数料がかかりません。
24時間いつでも最速10分で審査が完了して取引開始できる早さや、定額積立も500円から可能という手軽さも特徴です。
ETH(イーサ)を購入する
開設した口座で、仮想通貨ETH(イーサ)を購入しましょう。
ETHは1ETH未満から購入・利用できるので予算に合わせて準備しましょう。
メタマスクを導入する
仮想通貨ETH(イーサ)を入手したら、個人管理のウォレットを導入します。
代表的なものがMetaMask(メタマスク)で、メタマスクさえあればほとんど困りません。
仮想通貨だけでなく、NFTもメタマスクで管理します。
Google Chromeの拡張機能から、無料で導入できるのも魅力です。
こちらの記事に詳しい導入方法や注意点をまとめています。
メタマスクにETHを送金する
国内取引所にて購入したETH(イーサ)を、導入したメタマスクに送金しておきましょう。
手順は以下の3ステップ。
- メタマスクを開いてウォレットアドレスをコピー
- 取引所のETH送金先にメタマスクのウォレットアドレスをペーストして登録
- 登録したアドレス宛にETHを送金
ウォレットアドレスやチェーン登録が間違っていると二度と戻ってこない点に注意が必要です。
NFTマーケットプレイスにアクセスする
NFTマーケットプレイスにアクセスしましょう。ここではOpenSeaで紹介します。
OpenSeaに初めてアクセスすると下記が表示されるので「Accept and sign」をクリックします。
メタマスクが起動するので署名すると使用可能になります。
あとはお好きな個体を探していくだけですね!
OpenSeaでNFTを買う方法
オープンシーでNFTの買い方(購入方法)について解説してきます。
それぞれ手順を詳しく解説してきますね。
【Step1】OpenSeaにウォレット接続する
メタマスクにETHが入金されている状態で話を進めています。
OpenSeaにアクセスします。
初めてアクセスするとOpenSeaから署名を求められます。
「Accept and sign」を押し、使っているウォレット(メタマスク)を選択するとメタマスクが起動するので署名しましょう。
何度かアクセスしていてウォレットが接続できていない場合は、右上にある財布マークをクリックすると接続できます。
【Step2】欲しいNFTコレクションを見つける
OpenSeaで欲しいNFTコレクションを見つけましょう。
見つけ方はOpenSea内外どちらでもOK。
- 今売買が活発な「トレンド」ランキングから見つける
- 24時間のランキングから探す
- 検索から好きなコレクションを見つける
- discordや公式Twitterリンクからアクセスする
注意点として、OpenSea内には偽物コレクションも出回っているので安易に飛びつかないように。
おすすめはdiscordや公式X(旧Twitter)からのアクセスです
【Step3】欲しい個別のNFTを選ぶ
コレクションを選択後、欲しい個別のNFTを見つけましょう。
OpenSeaのソート機能「Price low to high」にすると金額の安い順に表示されます。
保有しているETH残高に加えてガス代も考慮しながら、お気に入りの1点を見つけましょう。
【Step4】イーサ(ETH)を支払い、購入する
欲しいNFTを見つけたら、アイテムを「Buy now」にてカートに入れて購入画面に進みます。
ガス代と呼ばれる手数料と、購入したいNFTの価格を合わせて支払うと購入完了。
ガス代は自動見積もりされます
購入したNFTはMetaMask(メタマスク)の中に自動的に送られます。
NFTのロイヤリティも大変革が起こる
二次流通を起点として発生する「ロイヤリティ」問題ですが、今後大きく変わる可能性があります。
理由としては世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」が方針転換したから。
どんな出来事があったのか?そして今後どうなっていくのか?順番に解説していきます。
OpenSea VS Blur
NFT業界で、ロイヤリティ問題を中心とした大きな話題になった出来事がOpenSea VS Blurのプラットフォーム覇権争い。
世界最大のNFTプラットフォームOpenSeaに対抗する形で誕生したBlurは、
OpenSeaの手数料2.5%?高い!うちは0%だよ!
うちで売買してくれたらBlurトークンあげちゃうよ!
さらにうちだけでリストしてくれたらBlurトークン上乗せしちゃう!
といったキャンペーンを実施。
手数料安いならBlurがよくない?
さらにもらったBlurトークンを売れば、さらに大きく稼げるとあってBlurでの取引量は一気に拡大。
Blurはロイヤリティを0.5%しか徴収しない(0%にもできる)ため、OpenSeaでロイヤリティ10%に設定していても0〜0.5%しかロイヤリティが入ってきません。
トレーダーには安い手数料はありがたい話ですが、ロイヤリティを排除した取引ならNFTじゃなくて仮想通貨でいいのでは?と見方もあります。
しかしながら人々はお金の魔力には逆らえず、OpenSeaからBlurでの取引に傾斜していっています。
OpenSeaの方針転換
ユーザーがBlurに奪われたOpenSeaは、2023年8月にある投稿により大批判される事態に。
それは2024年3月から、ロイヤリティ強制徴収をやめて売却時の任意設定にするという内容でした。
今まで、クリエイターやプロジェクトが設定していたロイヤリティをOpenSeaが強制徴収してたところ、今後はNFT売却者にロイヤリティを払うかどうするかの選択を委ねるというもの。
ほとんどの人が自ら負担となるロイヤリティを払わなくなると見込まれるため、事実上のロイヤリティ排除と市場はとらえて猛反発。
実際に国内外のNFTプロジェクトは猛反発してOpenSeaを今後使わないようにするなどの対策を進めています。
二極化していくプラットフォーム
上記の出来事から、国内外のNFT運営者は使い慣れているOpenSeaに愛想を尽かして離れていくものと見られています。
事実として、世界でもっとも高いNFTコレクション「BAYC」を運営するYuga LabはOpenSeaやBlurをブロックして他のマーケットプレイスで取引できるようにしています。
一方RaribleやMagicEdenといったプラットフォームはロイヤリティを守っていくと表明しています。
マーケットプレイスは今後二極化していくものと見られています。
現状どうなった?NFT市場の最前線
上記のロイヤリティ問題に事を発した事件ですが、2024年3月下旬の段階では、大きく勢力図が変わってきています。
OpenSeaが世界トップから陥落し、総取引量や金額ではBlurがトップに君臨しています。
ロイヤリティ保護を打ち出したマーケットプレイス「MagicEden」も一気に3番手になり、日によっては世界トップになることも。
OpenSeaのアドバンテージであった、「NFT取引シェアトップ」は有名コレクションが離脱したことからなくなり、今後も厳しい状況が続いていくことでしょう。
NFTアートの仕組みに関するよくある質問
よくあるNFTアートの仕組みに関する質問をまとめました。
- NFTアート作成は難しいですか?
- NFTアートが売れたら納税必要?
- NFT取引になぜガス代がかかる?
- NFTは今始める必要ある?オワコンじゃない?
- NFTアートでの稼ぎ方は?
- NFTアートは何で作るの?
- NFTアートを買うとどうなるの?
それぞれ解説いたします
NFTアート作成は難しいですか?
結論を言うと、無料で誰でも作成できます。
無料で作成できるアプリが多数リリースされています。
これらを駆使してアート作品を作り、OpenSeaやRaribleでNFT化するだけ。
NFTの出品代行など使わずに無料で誰でもできるのでぜひチャレンジしてみてください。
NFTアートをスキルや経験なくても誰でも制作を始められる方法5選にて詳しく解説していますので参考にどうぞ!
NFTアートが売れたら納税必要?
結論を言うと必要です。
国税庁のサイトに「NFT売却益は所得税となる」と記載されていることから、利益が出た場合課税対象となります。
年間20万円までの雑所得として組み込めますが、超えた場合は納税義務が発生します。
税金計算は24時間365日価格変動が起こる仮想通貨とNFT、ガス代計算など非常に複雑。
NFT売買を繰り返し行う際はしっかりと意識しておきましょう。
NFT取引になぜガス代がかかる?
NFT取引に伴う仮想通貨・NFTの移動には、必ずガス代という手数料が発生します。
ガス代はそれぞれの仮想通貨チェーンを保守・稼働している人に支払ういわば利用料。
高速道路の利用料みたいなものです
24時間変動するガス代はガスナウというサイトでその時のガス代をチェックできますよ。
NFTは今始める必要ある?オワコンじゃない?
結論を先に言うと、NFTは今すぐ触って慣れておくべき技術です。
なぜなら2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)にNFTが使われることが決定しているから。
キャッシュレス決済と共に各種企業サービスやNFTを絡めて実装するとのこと。
誰でも簡単に利用可能な上日本のみならず世界中から注目されるイベントのため、一気に認知や需要が拡大していきますよ!
NFTアートでの稼ぎ方は?
NFTアートでの稼ぎ方は大きく2パターンあります。
- オリジナルNFTを作って販売する
- 既存NFTを転売する
どちらもメリット/デメリットあり、環境などにもよってどちらがいいかは人によって異なります。
今からでも遅くない!NFTアートで稼ぐ2パターン攻略と失敗回避法にまとめていますので参考にしてみてください。
NFTアートは何で作るの?
NFTアートの作り方は以下の手順で行います。
- デジタルデータ(アート・イラストなど)を作成する
- マーケットプレイスのNFT作成ツールを使う
- デジタルデータをアップロードする
- デジタルデータをNFT化(ミントといいます)する
OpenSeaやRaribleのNFT作成ツールを使えば、誰でもアート作品をNFT化して販売できます。
NFTアートをスキルや経験なくても誰でも制作を始められる方法5選にて作り方からNFT化までまとめていますので参考にどうぞ!
NFTアートを買うとどうなるの?
NFTアートを購入する前に、NFTアートに何を求めているかの目的をはっきりさせましょう。
- NFTアートで稼ぐ(転売)
- NFTアートを買って遊ぶ(アイコン型)
- コミュニティ参加・仲間集め(コミュニティ型)
- NFTアートを使う(機能型・パスポート/チケット型)
目的が異なるNFTアートを購入しても、効果が得られないばかりかメリットを受けられずに終わってしまいます。
そうならないためにも、NFTアート買ってどうする?4分類の使い方を決めないと失敗しますを一読してみてください。
NFTは開発途上の技術
本記事の要点をまとめます。
- NFTは『デジタルアイテム』に、『本物・オリジナルと認められた証明書』を紐づけた技術
- NFTは需要と供給のバランスにより価値・価格がつく
- デジタルアイテムにトレーサビリティ(製造流通証明)を紐づけたものがブロックチェーン
- ブロックチェーンはみんなで保有しあう分散型という特徴がある
- NFTアートの誕生により4つの構造変化をもたらした
NFTは2020年頃から海外を中心に徐々に広がり、日本では2021〜2022年にかけて流行したまだ新しい技術。
日本国内では17,000人前後しか触れていないと言われています。
NFTアートの仕組みもまだ誕生したばかりですが、すでに多方面でNFT技術は使われており大阪万博でも使われることが決定しています。
さらに日本では国家戦略にNFTが組み込まれています。
今のうちにNFTを理解して乗り遅れないように準備しておきましょう。