ビットコインウォレットって何?
ウォレットと取引所、どっちが安全?
おすすめのビットコインウォレットは?
上記の悩みを解決する記事を用意しました。
仮想通貨・およびNFT取引にて、7桁の収益を達成した経験をもとに記事を執筆しました。
記事の前半では、ビットコインウォレットアドレスについて解説し、後半ではおすすめのウォレットや陥りがちな注意点などをまとめました。
どのビットコインウォレットが良いかだけでなく、ハードウェアウォレットの利用方法や、より安全に使う方法が分かるでしょう。
ぜひじっくりと読み進めてみてください!
ビットコインウォレットとは
ビットコインウォレットとは、インターネット上にビットコインを保管しておく場所と考えてください。
インターネット上に設けることで、以下のようなメリットがあります。
- 個人管理ができる
- ビットコインの貸し出し(レンディングサービス)が利用できる
- NFT(Ordinals)やトークンなどの売買ができる
- 直接ビットコインのやり取りができる
個人管理ができることで、取引所以外の外部サービスが利用できたり、直接的なやり取りができたりしますよ!
ビットコインウォレットが必要な人
ビットコインウォレットが必要な方は、以下の人です。
- 個人でビットコインを管理したい
- レンディングなどの外部サービスを利用したい
- NFT(Ordinals)やトークン売買をしたい
個人でビットコインを保管することで、取引所に依存することなくいつでも自由にビットコインが活用できます。
仮想通貨のメリットを受けるためには必須です
取引所(銀行口座)から直接外部サービスは利用できませんよ!
ビットコインウォレットが不要な人
対して、ビットコインウォレットが不要な人は以下のとおり。
- 外部サービスを一切利用しない方
- 取引所に資金を委ねても安心な方
外部サービスを一切利用しなければ、ビットコインウォレットを使う必要はありません。
その場合は、取引所にビットコインを預けている状態なので、取引所を100%信頼している形。
万が一、その取引所に何かがあっても責任を取ってくれませんのでご注意を。
株式やFXと仮想通貨取引における法制度の違い
種別 | 保護制度 | リスク管理 |
---|---|---|
株式投資 | 投資家保護基金による保護あり | セキュリティリスクは低い |
FX | 分別管理義務有 投資家保護基金の一部対象 | セキュリティリスクは低い |
仮想通貨投資 | 分別管理義務有・基金制度なし | セキュリティリスクが高い |
分別管理義務とは、投資家の資産と取引所などの財産と混同しないことを指します。
万が一証券会社が破綻しても、顧客の資産は影響を受けません。
投資家保護基金とは、証券会社・取引所が破綻した際に、顧客の資産を保護する制度です。
株式や一部のFX投資の場合、保証上限が1人当たり1,000万まで保障されますが、仮想通貨投資はその制度がありません。
つまり取引所が破綻した場合、全額返還される可能性が低く、不確実であると言えるでしょう。
さらに現段階では、ハッキング被害の弁済を保障する直接的法律もありません
ウォレットの種類は大きく2つ
ビットコインをはじめ、仮想通貨を保管する「ウォレット」は、大きく2種類存在します。
- ホットウォレット
- コールドウォレット
この2つの種類だけ、覚えておけばOK。
以下で違いや使い方などを解説しますね。
ホットウォレットとは
ホットウォレットとは、インターネットに常設している保管場所です。
常に接続しているため、すぐに取引できるのが大きな特徴。
反面、常時接続しているためセキュリティリスクがもっとも高く、ハッキングなどの被害に遭いやすいのがデメリットです。
ただし、基本的な対策を講じておけば、リスクを大幅に軽減できるので、過度な心配をせずでOKですよ!
基本的な対策は後述しているのでぜひチェックしてください
コールドウォレットとは
コールドウォレットは、逆にインターネットから物理的に切り離している保管場所のことです。
物理的なアイテムのためハードウェアウォレットとほぼ同義と理解してもらえればOKです
常時インターネットに接続していないため、ハッキングリスクなどを大幅に軽減できるメリットがあります。
ただし端末を購入する費用に加えて、即接続して使えないなどの煩わしさが欠点。
普段使いではなく、金庫代わりとして使うのがおすすめですね。
ウォレットの料金
ホットウォレットの導入・運用は、料金が一切発生しません。
対してコールドウォレットは、機材購入という費用が発生します。
どれくらいの費用がかかるのか?気になるところですよね。
ここでは、代表的なコールドウォレットの料金を紹介します。
コールドウォレット(ハードウェアウォレット)料金一覧
メーカー | ハードウェアウォレット品名 | 価格(執筆時点) | 特徴 |
---|---|---|---|
Ledger | Leder nano S Plus | ¥13,499- | もっとも有名なハードウェアウォレット |
Tangem | Tangemウォレット | ¥12,800- | NFC搭載 |
TREZOR | TREZOR | ¥9,128- | Ledgerの次に有名 |
D'CENT | D'CENT | ¥17,999- | 指紋認証機能搭載 |
ハードウェアウォレット:コールドウォレットは、Ledger(レジャー)社と、TEZOR(トレザー)社が歴史もあり有名です。
ハードウェアウォレット:コールドウォレットの使いづらさの弱点をカバーしたTangemやD'CENTも検討材料となるでしょう。
取引所と個人ウォレットの違い
同じビットコインを保管している取引所と個人ウォレットでは、どのような違いがあるのか気になるところ。
ここでは、取引所と個人ウォレット保管での違いについてまとめました。
項目 | 取引所 | 個人ウォレット |
---|---|---|
ハッキングリスク | 大いにある | ある |
セキュリティ | 高い | 一般的に低い |
資金移動の手間 | 不要 | ガス代など手数料が必要 |
詐欺(スキャム) | ない・低い | ある |
法律による資産保護 | なし | なし |
それぞれのメリット・デメリットがあり、状況により人それぞれタイプが異なるでしょう。
自分に合った保管方法にて、安全に資産を管理してくださいね!
取引所保管のメリット
取引所保管のメリットは以下のとおり。
- 資産を動かす手間がない
- 送金ミスなどがほぼない
- 税計算が比較的容易にできる
取引所内で完結するため、取引所内での売買履歴がすべて記録されています。
そのため、税金計算が非常にスムーズになるのがメリットでしょう。
また送金ミスなども取引所による審査が入るため、自分自身でも改めて送金前にチェックしてリスク軽減できることも大きな特徴です。
※必ずしも誤送金を防げるものではありません
取引所保管のデメリット
取引所保管のデメリットは以下の点が挙げられます。
- ハッキングから資産を失う可能性がある
- 取引所閉鎖・破綻で日本円及び仮想通貨が引き出せなくなる
セキュリティ面で見れば個人よりも高いものの、資産が集まっていることから個人よりもハッキング対象となりやすいことがデメリット。
また万が一ハッキングされ資産が流出しても、資産を保護する直接的な法律はありません。
つまり取引所が資産を補填する義務・法律がないんです
また現在の法律では、投資家保護基金がないこともデメリットのひとつ。
仮に取引所が破綻したとしても、全額引き出すには長い年月がかかったり一部回収不能になる可能性があったりします。
個人ウォレットのメリット
個人管理によるウォレット保管メリットは、以下のとおりです。
- 外部サービスがいつでも利用できる
- 送金及び受け取りがいつでも早い
送金には、マネーロンダリングやテロ資金供与などの犯罪による収益の移転を防止する目的で制定された「トラベルルール」が適用されます。
トラベルルールとは、資金の移動に際して一定期間出金(送金)が行えなくなるもの。
仮想通貨取引所間での情報共有がされるまで、送金ができません。
しかし個人ウォレットに入っていれば、いつでも関係なく送金・受け取りが可能になり、外部サービスの利用もすぐにできます。
個人ウォレットのデメリット
一方個人ウォレットのデメリットは以下のとおりです。
- 送金ミスから資産を失う可能性がある
- 送金時にガス代がかかる
- 税金計算に手間がかかる
- ハッキングよりも詐欺(フィッシング)の危険性
取引所(または第三者)からウォレットへ送金するには、「ウォレットアドレス」が必要です。
このウォレットアドレスは、英数字の30桁前後から成り立っており、1つでも入力ミスが起こると送金に失敗し、資産を失います。
また税金計算が複雑化するため、確定申告などの処理が非常に面倒になります。
ハッキングリスクは取引所同様あるものの、それよりもフィッシング(詐欺)リンクなどに引っかかる確率が高いことから、資産を失う可能性があるでしょう。
ビットコインアドレスの種類
ビットコインのアドレスには、大きく3つの種類があります。
ビットコインアドレスについて頭の片隅に入れておかないと、その時に右往左往してしまうかもしれません。
必ず目を通しておいてくださいね!
1からはじまるアドレス
レガシーアドレスとも呼ばれる、最も古い形式のアドレスです。
ひとりのユーザーが保有する鍵と署名だけで、ビットコインを送金できる手軽さがウリ。
使いやすい反面、トランザクション(取引)手数料がほかの形式よりも高くなりがちなことがデメリット。
また、ほかのアドレスに比べてセキュリティ面で弱いとも言われています。
もちろん秘密鍵さえ流出しなければ問題ありませんよ
国内取引所では、コインチェックがこのアドレスでした。
※執筆時点
3からはじまるアドレス
Segwit(セグウィット)や、P2SHアドレスと呼ばれる形式です。
複数のユーザーによる鍵と署名がないとビットコインを移動できないなど、レガシーアドレスに比べてセキュリティを高めています。
また、1から始まるアドレスよりもトランザクション手数料が安いことも特徴のひとつ。
多くの取引所アドレスは、この3からはじまるアドレスを採用しています。
bitbankやGMOコインがこのアドレスですね
bc1からはじまるアドレス
もっとも新しい技術を使ったSegwit(セグウィット)専用アドレスで、「ネイティブセグウィットアドレス」とも呼ばれます。
3つのアドレスのなかでトランザクション(取引)処理がもっとも早く、かつ手数料も安いという特徴を持っています。
ただし最新技術であるため、一部の取引所やウォレットは対応していない場合も。
同じビットコインとはいえ、アドレスが異なると送金や受取ができないため注意が必要です。
おすすめのビットコインウォレット3選
さまざまな仮想通貨があるように、ウォレットもビットコインに対応する/しないと分かれます。
さらに、デスクトップ/モバイル片方しかないものも存在するなど、どのビットコインウォレットを選べば良いのかわからないもの。
ここでは、数あるビットコインウォレットのなかから、実際に使ってみておすすめのものだけをピックアップしました。
対応機種の違いが出ないよう、本記事ではデスクトップ/モバイルともに使えるものだけを紹介しますね!
Xverseウォレット
- デスクトップ:対応
- モバイルアプリ:対応
- 対応通貨:ビットコイン
Xverseウォレットは、ビットコイン用の個人管理ホットウォレットとして代表格と言える存在です。
ビットコインはもちろん、ビットコイン版NFT「Ordinals」やRuneトークンなどの保管もできます。
また、日本円表記にも対応しており、残高がいくらなのかが一目でわかることもおすすめポイント。
ビットコイン関係以外の管理はできないですが、ビットコイン関係であればこれがおすすめですね。
Phantomウォレット
- デスクトップ:対応
- モバイルアプリ:対応
- 対応通貨:ビットコイン・イーサリアム・ソラナ
Phantomは、ビットコイン以外の仮想通貨もまとめて管理できるマルチウォレットです。
元々はソラナチェーンのみでしたが、ビットコインやイーサリアムといった主要トークンに対応。
時価総額が高いビットコイン・イーサリアム・ソラナすべてに対応しているマルチウォレットのなかではもっとも歴史があります。
ウォレット内でブリッジ(トークンの交換)もできる、便利なウォレットですね。
MagicEden Wallet
- デスクトップ:対応
- モバイルアプリ:対応
- 対応通貨:ビットコイン・イーサリアム・ソラナ・ベース・ポル
MagicEdenウォレットは、NFTプラットフォーム(NFT取引所)が制作したウォレットです。
ビットコインだけでなく、イーサリアムやソラナなどの主要トークンに対応しているマルチウォレットです。
また過去にMagicEdenウォレットユーザーに対して、独自トークン(≒仮想通貨)のエアードロップ(無償プレゼント)も行われています。
今後も利用者に対してエアードロップがあると匂わせていることから、触っておきたいウォレットのひとつですね。
おすすめのコールドウォレット3選
コールドウォレット(ハードウェアウォレット)は、先述したとおり物理的なウォレットです。
購入する費用などがかかるため、普段使いよりは金庫代わりとして使うのが良いでしょう。
数あるコールドウォレットのなかから、おすすめのものを3点紹介しますね。
Ledger nano S Plus
レジャー社は、ハードウェア(コールド)ウォレットで、もっとも有名な企業です。
接続が必要なため、スマホでは利用できないことが難点でしょう。
ただ堅牢なセキュリティを保持しており、適切に運用していればまず安心です。
迷ったら信頼と実績が高いLedger nano Sを選ぶと良いでしょう。
TREZOR
TREZORは、Ledger社と並んで人気のあるハードウェアウォレットのひとつ。
対応している仮想通貨の種類をLedgerよりも絞っているため、やや安く購入できるのがメリットです。
もちろんビットコインやイーサリアムなど、主要仮想通貨に対応しています。
こちらもUSB接続が必要なため、パソコン専用端末です。
Tangemウォレット
Tangemウォレットは、NEC技術にてスマホと接続できるハードウェアウォレットです。
クレジットカード型タイプをしており、専用アプリを通じて管理や取引が可能なことが大きな特徴です。
またアプリ内でスワップ(仮想通貨の交換)やステーキング(定期預金)もできちゃいます。
保管だけでなく、運用も一緒にできるハードウェアウォレットとしておすすめです。
ビットコイン用ホットウォレットの作り方
ビットコイン用のホットウォレットは、Google Chromeのウェブストアから追加できます。
本記事では、ビットコインウォレットとして「Xverse」を推奨しており、以下の手順で作成ができます。
- Google Chromeのウェブストアを開く
- 検索で「Xverse」を調べる
- Chromeに追加➡️拡張機能を追加
もちろん、追加や導入、運用に費用は一切かかりませんので安心してください!
ビットコインウォレットおすすめ3選|作り方や送金方法も一から解説にて詳しく解説していますので参考にどうぞ!
ホットウォレットのリスクを下げる方法4選
ホットウォレットは、常時インターネットに接続しているため、危ないと言われています。
ただ、日常的に触れている筆者から見れば、基本的な立ち回りさえ守っていれば決して危険ではないと感じます。
車の運転同様、基本・基礎を身につけて安全運転していれば事故に遭う確率はグッと減らせます。
事故に遭う前に、リスクを下げる方法を習得しておいてくださいね!
公共WiFiは絶対に使用しない
外出時に公共WiFiを活用する方も多いかもしれませんが、使わないようにしてください。
公共WiFiは誰でも使える便利な反面、セキュリティがゼロに等しく、ハッキングされ放題だから。
スマホが公共WiFiに自動接続してしまい、スクショ保管してあったリカバリーフレーズが流出してハッキングに遭うといった事例も過去発生しています。
モバイルアプリのウォレットを入れた方は、公共WiFiに自動接続しない設定にしておき、外出時は使わないように心がけてください!
リンクは詐欺と疑う
情報収集などを行なっていると、増えてくるのが詐欺(スキャム)です。
スキャムのもっとも恐ろしい点が、詐欺リンクを踏んでしまうと勝手に送金されてしまう場合があること。
デジタル上でのやり取りのため、被害に気がつきにくく、引っかかるとあっという間に盗まれてしまいます。
そうならないためにも、リンク系は信頼できる誰かに確認する・すでに踏んでいる人がいないか?などチェックしましょう。
外国人の話は基本無視する
残念なことに、セキュリティ意識が低い日本人は、諸外国から狙われやすいのが現状です。
X(旧Twitter)をやっていると、必ずと言っていいほど外国人による声がけが発生します。
- コミュニティに入ってほしい
- ゲームのテストプレイをして欲しい
- プロジェクトに参加してほしい
- 日本語を教えてほしい などなど
ただしこれらはほぼ100%詐欺。
何を言われようとも、基本的に無視して構いません!
逆の立場になって考えてみましょう!
ウォレットを分散させる
PhantomウォレットやMagicEdenウォレットは、ひとつのウォレットでビットコイン以外の仮想通貨も管理ができます。
便利な反面資金が一箇所に集中するため、万が一のときに大事故につながる可能性が高いでしょう。
ウォレットを分散させておけば、万が一の事態に遭遇しても、被害はそのウォレットだけで済みます。
そうしたリスクを避けるためにも、仮想通貨ごとに複数のウォレットを使い分けるのがおすすめですよ!
さらに安全に運用する方法は、ビットコインウォレットおすすめ3選|作り方や送金方法も一から解説にまとめているのでぜひ参考にしてくださいね!
保管場所としてもおすすめの取引所4選
日本国内の仮想通貨取引所では、過去に多数のハッキング被害を受けています。
年月 | 取引所 | 流出額(当時レート) |
---|---|---|
2011年7月 | MT.GOX | 約330万円 |
2014年2月 | MT.GOX | 約114億円 |
2018年1月 | コインチェック | ※約580億円 |
2018年9月 | Zaif | ※約70億円 |
2019年7月 | BITPoint | ※約35億円 |
2024年5月 | DMM Bitcoin | 約482億円 |
過去に起きた教訓を活かし、各取引所は万全のセキュリティ対策を講じているでしょう。
本記事では、こうしたハッキング被害が過去一度も起きていない取引所をいくつかおすすめします。
GMOコイン
GMOコインは、ビットコインを購入する各種手数料が安いことで知られています。
売りと買いの価格差である「スプレッド」が国内取引所のなかでは小さいため、ロスを最小限にできるでしょう。
またレバレッジ取引も可能なため、ビットコインの現物購入だけでなく、大きな額面のトレードにもチャレンジできます。
口座内に入金してあれば、自動的に購入してくれる「つみたて暗号資産」機能も便利ですよ!
ビットバンク
ビットバンクは、現物のビットコイントレードに最適と言える取引所です。
売りと買いの「スプレッド」がほぼ常に国内最小であり、取引を繰り返してもロスが少ないでしょう。
充実した無料取引ツールを活用して、取引を頻繁に行う方は非常に相性の良い取引所ですね。
自動つみたて機能はありませんが、頻繁にビットコイントレードを行いたいならビットバンクがおすすめです。
ビットトレード
ビットトレードは、わずか2円から仮想通貨が購入できることが最大の特徴です。
積立機能も金額だけでなく、積立日も詳細に決められるため、手軽にビットコインを積み立てていきたい人に向いています。
オンラインにてやりとりを完結させれば、最短5分で口座開設できるスピード感も魅力のひとつ。
知名度が低いだけで、使い勝手からみればとても優秀な取引所ですよ!
ビットフライヤー
ビットフライヤーは、国内知名度が高い仮想通貨取引所のひとつです。
ビットフライヤーのクレカは、利用価値の低いポイントの代わりにビットコインが直接もらえるため、メチャクチャお得!
付与された金額ベースは小さくともビットコイン価格が上昇すると、当然ながら付与されたビットコイン価格も上がります。
このカード目当てで開設しておくのもアリなくらい、おすすめですね!
取引所からホットウォレットへ送金する方法
取引所からホットウォレットにビットコインを送金する手順は、取引所により細かな点が異なります。
大まかな流れは以下のとおりです。
- 取引所の出金➡️暗号資産➡️ビットコインを選択
- 出金先情報を登録する(Xverseのアドレスなど)
- 審査を待つ(5〜10分程度)
- 審査後に再度出金➡️暗号資産➡️ビットコインを選択
- 登録したアドレス情報を選択し、出金額などを決めて出金
詳しい手順は「ビットコインウォレットアドレスとは|使い方や送金の注意点4選」に画像付きでまとめていますので参考にしてください。
ホットウォレットから取引所へ送金する方法
Xverseなどのホットウォレットから、取引所へビットコインを送金する手順は以下のとおりです。
- Xverseのロックを解除
- 「Send」➡️「BTC」を選択
- 取引所のアドレスを貼り付け
- アドレスタイプを選択
- 送金額を入力して送金
取引所のアドレスタイプ次第では、送金できない場合もありますのでご注意を。
こちらの手順画像も「ビットコインウォレットアドレスとは|使い方や送金の注意点4選」にまとめていますのでぜひ参考にしてください。
ビットコインウォレット使用時の注意点5選
ビットコインをはじめとした、個人管理のウォレットを使う場合、いくつか注意すべき点をまとめました。
目に見えないもののため、いつハッキング被害に遭ってしまい、資産がなくなっているのかが分かりづらいです。
そのため、日頃からの管理が非常に重要。
以下の注意事項に目を通し、普段から危険を回避できるようにしておきましょう。
リカバリーフレーズ管理の徹底
リカバリーフレーズは、「秘密鍵」とも呼ばれる、ウォレットのマスターキーです。
このマスターキーがあれば、どのパソコンやスマホでも、そのウォレットが復元できてしまいます。
リカバリーフレーズ:秘密鍵の流出は、資金の流出に直結する非常に危険な行為。
絶対に誰にも知られないように、厳重な管理が必要です。
リカバリーフレーズを聞いてくる・入力を求められるなどは100%詐欺です
アドレスを間違えない
ビットコインのアドレスは、英数字の30桁前後からなる文字列の組み合わせからできています。
ひとつでも文字列を間違えてしまうと、エラーのまま送金されてしまい、資金消失してしまいます。
そのため資金移動のウォレットアドレスは、コピペ必須のうえ、目視での確認が重要です。
絶対に間違えないようにチェックしてくださいね!
ウォレットの種類に気をつける
上記にて解説したとおり、ビットコインアドレスは主に3種類存在しています。
一部の取引所やウォレットはネイティブセグウィットアドレス(bc1〜)に対応していないため、ビットコインの送金や受取ができません。
知らずにそのまま送金してしまうと、送金できないだけでなく資金消失の可能性もあるため非常に危険!
直接送金できない場合は、対応しているほかのウォレットや取引所を経由するなどしましょう。
コインチェックはネイティブセグウィットアドレス非対応です
※執筆時点
ハードウェアウォレットはガス代が必要なものも
本記事で紹介したLedger nano SやTREZORは、パソコンとUSB接続を行い認識させる必要があります。
ハードウェアウォレットへの出し入れは、ガス代と呼ばれる手数料が発生するため、注意が必要です。
移動のタイミングにおけるネットワークの混雑状況によりガス代は前後しますが、100円未満〜5,000円近くかかる場合もあるなど大きな負担になる可能性も。
ある程度まとめて出し入れを行うなど、注意しましょう。
パソコンのウイルス対策は必須
個人ウォレットにて仮想通貨のやり取りを行う場合は、ウイルス対策が必須です。
ウイルス感染により、パスワードや秘密鍵流出が発生し、資金を失うケースが後をたちません。
またフィッシング詐欺に引っ掛かると、同様に資金を流出する可能性があるため大変危険です。
最低限、ウイルス対策ソフトは導入し、自己防衛に努めましょう。
導入しても100%安全ではないですが資産を失ってからでは遅いですよ!
ビットコインウォレットは安全第一で!
本記事の要点をまとめます。
- ビットコインのウォレットアドレスは複数種類ある
- アドレスの種類が異なると送金できない場合もある
- 取引所保管もハッキングリスクがあり安全ではない
- コールドウォレットは使う環境次第で安全ではなくなる
- ウォレットの種類問わず使う環境が重要
- 公共WiFiの利用やスキャム・フィッシングに十分気をつける
取引所も個人ウォレットも、ハッキングのリスクは十分にあります。
そして現時点では、仮想通貨に対する法整備などが整っておらず、取引所に預けていても十分な保護を受けられていない状況です。
個人保管であれば、対策を十分に施したうえでリスクを最小限に抑えられます。
自分の資産は、自分で守り管理する時代です。
少額の運用から自分のウォレットにて管理してみてはいかがでしょうか?